脱毛と漢方薬【漢方芍薬堂】上郡町

抜け毛、毛が薄い・・・・・知らず知らずのうちに抜け出し、気が付けば円形脱毛症になっている場合や、更に複数の箇所に円形脱毛が現れたり、抜け毛が全体的に広がり、毛が薄くなった状態。
高齢者の場合は老化現象の一つととらえられますが,年齢を問わず男性も女性も脱毛は気になるものです。

 

　特に女性は、髪の毛に関してはデリケートで、女性ホルモンの影響も受けます。更に眉毛やまつ毛まで抜ける脱毛の場合もあります。
　脱毛の原因はよくわかっていませんが自己免疫が関わって起こると考えられています。

 

　脱毛症の人の多くは、ストレスの発散がうまく行かず、内向的になってしまい、ストレスを抱え込んでしまうタイプがよく見受けられます。
長期にストレスが続くと血流が悪くなり、冷え症になったり免疫が低下したり免疫調整がうまく行かず疲れやすくなり、抑うつ感や不安感を引きずってしまいます。

ストレス→脱毛→脱毛による不安感→更にストレスを感じ脱毛するという負のスパイラルに陥ってしまいます。

 

円形脱毛症
円形脱毛症は、ある日突然、鏡を見て気づいたり、人から指摘されて気づきがっかりとします。円形脱毛症は、髪の毛が丸い形に抜けることから名づけられ、原因は明らかにはなっていませんが、免疫説やストレス説などが言われています。

 

　ストレスが原因の円形脱毛症は、緊張状態が長く続いたり、ストレスにより自律神経が乱れ、抹消血行の流れが悪くなり頭皮に十分な栄養を運べなくなり脱毛してしまいます。
　毛髪は、普通1日に60本～100本くらい抜け落ちと言われ、抜けてもすぐその後から次の髪が生えてくるので何ら問題いありませんが、次の髪が生えず抜ける一方だと・・・・・

 

　円形脱毛症は、女性の発症率が高く、ほっておいてもしばらくすると自然に生える人もいますが、円形脱毛症自体がまた次のつストレスとなり、脱毛の箇所が増えたり、移動したりと美容上の問題もあり、特に女性は気になるものです。

漢方の古典である「本草綱目」には時珍（本草綱目の著者）曰く「髪は血の餘である、故に能く血病を治し、陰を補し、驚癇を療し～」と、また「気血ともに少なければその部分には生えない」と記述しています。

 

　漢方では髪の毛は、肝・腎に関係があると見ます。ストレスは肝に鬱滞すると考え「肝うつ」とか「肝気」と言ったりします。
　肝がのびのびとしているとストレスもたまらないのですが、だんだん身体も弱ってくると肝虚となり神経過敏になります。そして、抜け毛は腎気の衰えにも関係します。

 

　肝に鬱滞したストレスを緩和させる作用のある柴胡が配合された漢方薬を使用したり、腎に働く竜骨牡蛎の配合された漢方薬を、その人その人の証（状態）に合わせ用います。

 

　特にストレスとの両方がある人は、ストレス・冷えの両方の対策が必要で、ストレスを発散したり、解消して気の巡りが良くなれば血流も良くなり、毛根にも栄養がいきわたります。脱毛の改善は時間がかかることもありますが、こつこつ前向きな気持ちで取り組むことが大切で、ゆったりとした気持ちで臨みましょう。
　そうすることでストレスにも強くなれます。この様に、気虚、血虚、腎虚、肝虚に対応できる漢方薬の面目躍如たるところです。

 

　漢方芍薬堂は、漢方薬で脱毛改善に取り組む方々の「こころ」の面を重視し心養生のお手伝いにも力を入れています。

加齢に伴う脱毛、抜け毛は老化現象の一つですが、男女ともに気になるものです。老化はまさに漢方で言う腎の司るところであり、髪は腎の気の現れる場所です。これには、腎を補う食べ物を日々の食事に取り入れ、出来れば薬膳の理論に基づいて食すれば申し分ありません。

 

　また、血虚と言って、貧血気味の人には、腎を補う食材と「補血」の食材を合わせて食べていただくのがお勧めです。

 

　脱毛、抜け毛の原因にストレスがありますが、ストレスを感じる人には、気のめぐりをよくする食材を食養生、薬膳の理論に基づき取り入れます。また、香りのある食材がお役に立ちます。

 

　身近な食材を使った薬膳から、漢方食材を使った薬膳まで、漢方理論に基づいた薬膳を漢方の専門家ならではの薬膳をご自宅で実践できる方法でご提案いたします。
　薬膳は、漢方薬同様その人その人に合った薬膳を具体的にご提案いたします。

 

脱毛、抜け毛、円形脱毛症の漢方薬・養生法・食養生（薬膳）のご相談は漢方薬専門「漢方芍薬堂」へ

 

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