区民に愛されていた梅ヶ丘駅北口のケヤキ広場が、周辺住民の反対にもかかわらず、駅前バスロータリー整備のため区によって2005年2月28日に破壊され、6本のケヤキは伐採・移植されました。北口界隈は世田谷区自らが1991年に「界隈賞」を与え、ケヤキ広場はは界隈のランドマークとしてたたえていました。
このページでは、ケヤキ伐採についての経緯と、監査請求とその後の住民訴訟について特集します。まずは2005年2月28日の紹介から。今後、このページは充実させていきます。(2005年12月9日記)
 みどりをたたえていたケヤキ広場
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 けやき伐採をやめよと呼びかける木下区議
梅ヶ丘駅北口ケヤキ広場 2005年2月28日
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下北沢をベースに活躍するロッカーにして音楽ライターの志田歩さんが、同氏のホームページに2005年2月28日のケヤキ伐採抗議行動を写真と動画つきで特集し紹介しています。
■「梅ヶ丘駅前けやきを守る会」
伐採反対運動は600名の監査請求人を集め、けやきの伐採と駅前ロータリー整備事業費の支出停止を求めて行なわれた。伐採後は住民訴訟を提訴、裁判が始まっている。
■関連する議会質問、討論を掲載します。
・梅ヶ丘駅前ケヤキ伐採・広場破壊と都市整備委員会での請願不採択に抗議。請願不採択処理への本会議での反対討論。
・梅ヶ丘駅前の整備事業は、小田急連立事業による側道整備が含まれているにもかかわらず、区単独で費用を負担するのは問題だ。国や都、鉄道事業者に対し、負担すべき整備費を求めよ。
・住民が保存を求めてきた梅ヶ丘駅前のケヤキが伐採、移植された。区長はこのケヤキが界隈賞を受賞したことを知らないようだが、聞く耳を持つと言うのであれば、職員の話のみを鵜呑みにすることなく、事案関係を十分に調べてから判断せよ。
・2月28日の工事着手を受けて、ケヤキを切るなと区長に迫った。
・ケヤキ問題について最初に取り上げた質問。「地元住民や都市整備委員会には報告されておらず問題だ。貴重な緑を守るべきであり、伐採計画を撤回せよ。」と追及。
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