定義:《実数の集合》の境界点 boundary point  


→ビギナー向け「境界点」定義 

→厳密な「境界点」定義:

  → 距離のみを用いた表現
  → 開区間を用いた表現
  → 近傍を用いた表現
  → 内点・外点を用いた表現 
  → 内点・補集合を用いた表現

 【一般化】
  → R2における境界点/Rnにおける境界点 
  → 距離空間一般における境界点
→実数−《実数の集合》間の位置関係一覧
→[トピック一覧:距離空間(R,d)]
→総目次 

厳密な「境界点」定義 〜 開区間を用いた表現      


・「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、

  実数a、《実数の集合E》が、

  「 (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 

         (a−ε, a+ε) には《Eに属す実数》も《Eに属さない実数》も存在する 」  

 という位置関係に、置かれているということ[→表現5]。


   [能代『極限論と集合論』7章3(p.131):Rn]  




[文献]
 ・高木『解析概論』第1章12(p.29):特にRの例をあげず、一般的に。
 ・吹田・新保『理工系の微分積分学』6-§1(pp.154-155)
 ・松坂『集合・位相入門』第4章§1B(p.141)
 ・松坂『解析入門3』12.1-C集合の内部・外部・境界・閉包(p.52):
 ・de la Fuente, Mathematical Methods and Models for Economists,2.4(a)Definition4.5(ii)(p.59):距離空間一般において。∃ε>0 Uε(a)⊂Ac 
 ・一楽『集合と位相―そのまま使える答えの書き方』定義3.3.3(pp.100-101) :Rnにおいて。Aの外点とは、Aの補集合の内点。
 ・能代『極限論と集合論』7章3(p.131):Rn
 ・黒田『微分積分』8.1.4-(ii)(p.271):
 ・笠原『微分積分学』1.3(p.18):R2
 ・杉浦『解析入門I』言及見当たらず。


 ・奥野鈴村『ミクロ経済学』数学附録�T-2-B(pp.262-3)Rn上
   

近傍概念を用いた厳密な「境界点」定義 〜 集合の記号・論理記号による様々な表現          


・開区間の概念を用いて操作化した「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」の定義 
 





実数a、《実数の集合E》が、
 「 (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 
       (a−ε, a+ε) には《Eに属す実数》も《Eに属さない実数》も存在する 」
という位置関係に、置かれているということ





 は、集合概念と論理を用いて厳密に表現すると、どうなるのだろう?

・実のところ、さまざまな同義異表現が可能。
 ざっと挙げただけで、
 →【表現1】
 →【表現2】
 →【表現3】
 →【表現4】
 →【表現5】
 →【表現6】
 →【表現7】
 →【表現8】
 →【表現11】
 →【表現12】

・これらの表現は、あまりに多様すぎて、同じ事態を表していると思えないほど。混乱してくる。

・しかし、実のところ、これらの表現が表しているのは、次に述べるごく単純な事態。
 あらかじめ、この事態を頭に入れておいて、【表現1】〜【表現12】を読むと、無用な混乱を避けられる。    

・集合概念をつかうと、一般に、
 (a−ε, a+ε) と、 空でない《実数の集合》E の位置関係を、
 次の5パターンに分類できる。

【パターン1】 【パターン2】 【パターン3】 【パターン4】 【パターン5】


(a−ε, a+ε)とEは互いに素
 (a−ε, a+ε)とEは、
互いに素

 (a-ε,a+ε)⊃E 
 「(a−ε, a+ε)⊃E かつ (a−ε, a+ε)含まれないE」
  というかたちで
  Uε(a)とEは交わる

 E⊃(a−ε, a+ε) 
 「(a−ε, a+ε)⊂Eかつ(a−ε, a+ε)含まれないE」 
 というかたちで、
  Uε(a)とEは交わる。

 (a−ε, a+ε)=E
 「(a−ε, a+ε) =E」
  すなわち
 「(a−ε, a+ε)⊂Eかつ(a−ε, a+ε)⊃E」  
   というかたちで、
  (a−ε, a+ε)とEは交わる。  

 (a−ε, a+ε)とEは交わるが互いに互いの部分集合にはならない 
 「(a−ε, a+ε)含まれないEかつ(a−ε, a+ε)含まれないE」 
  というかたちで、
  Uε(a)とEは交わる。 

・この分類のなかで考え直してみると、
 「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」
 すなわち、
 





実数a、《実数の集合E》が、
 「 (a−ε, a+ε)の幅εを、どんな値に変更したときでも、 
       (a−ε, a+ε) には《Eに属す実数》も《Eに属さない実数》も存在する 」
という位置関係に、置かれている





 とは、
 





(a−ε, a+ε)の幅εを、どんな値に変更したときでも、
 (a−ε, a+ε) と、《実数の集合》Eの位置関係が、


【パターン2】
 (a-ε,a+ε)⊃E 
「(a−ε, a+ε)⊃E かつ (a−ε, a+ε)含まれないE」
  というかたちで
  (a−ε, a+ε)とEは交わる
【パターン5】
 (a−ε, a+ε)とEは交わるが互いに互いの部分集合にはならない 
 「(a−ε, a+ε)含まれないEかつ(a−ε, a+ε)含まれないE」 
  というかたちで、
  (a−ε, a+ε)とEは交わる。 

 のいずれかに収まり、[→表現6]

 (a−ε, a+ε) と、《実数の集合》Eの位置関係が、


【パターン1】
 (a−ε, a+ε)とEは互いに素 
 (a−ε, a+ε)とEは、互いに素
【パターン3】
 E⊃(a−ε, a+ε) 
 「(a−ε, a+ε)⊂Eかつ(a−ε, a+ε)含まれないE」 
 というかたちで、
  (a−ε, a+ε)とEは交わる。
【パターン4】
 (a−ε, a+ε)=E
  「(a−ε, a+ε) =E」
   すなわち
 「(a−ε, a+ε)⊂Eかつ(a−ε, a+ε)⊃E」 
   というかたちで、
  (a−ε, a+ε)とEは交わる。  

   に該当することはありえない





 という事態に他ならないと気づく。

・この
 





(a−ε, a+ε)の幅εを、どんな値に変更したときでも、
 (a−ε, a+ε) と、《実数の集合》Eの位置関係が、


【パターン2】
 (a-ε,a+ε)⊃E 
「(a−ε, a+ε)⊃E かつ (a−ε, a+ε)含まれないE」
  というかたちで
  (a−ε, a+ε)とEは交わる
【パターン5】
 (a−ε, a+ε)とEは交わるが互いに互いの部分集合にはならない 
 「(a−ε, a+ε)含まれないEかつ(a−ε, a+ε)含まれないE」 
  というかたちで、
  (a−ε, a+ε)とEは交わる。 

 のいずれかに収まり、[→表現6]

 (a−ε, a+ε) と、《実数の集合》Eの位置関係が、


【パターン1】
 (a−ε, a+ε)とEは互いに素 
 (a−ε, a+ε)とEは、互いに素
【パターン3】
 E⊃(a−ε, a+ε) 
 「(a−ε, a+ε)⊂Eかつ(a−ε, a+ε)含まれないE」 
 というかたちで、
  (a−ε, a+ε)とEは交わる。
【パターン4】
 (a−ε, a+ε)=E
  「(a−ε, a+ε) =E」
   すなわち
 「(a−ε, a+ε)⊂Eかつ(a−ε, a+ε)⊃E」 
   というかたちで、
  (a−ε, a+ε)とEは交わる。  

   に該当することはありえない





 という事態を様々なかたちで表したのが、

 「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」定義の【表現1】【表現2】【表現3】【表現4】【表現5】【表現6】【表現7】【表現8】【表現11】【表現12】。

・これらはどれも同じことだから、互いに言い換えてよい。


 





【表現1】
・「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「 (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 
    (a−ε, a+ε) は、《実数の集合E》との交わりを維持するものの、《実数の集合E》に部分集合として吸収されてしまうことはない 」
 という位置関係  〜 論理記号・集合の記号で表すと、「∀ε>0 ((a−ε, a+ε) ∩E ≠ φ かつ (a−ε, a+ε) 含まれないE ) 」という関係 〜 
 に、置かれているということ

ないし


・「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「 (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 
    《実数の集合E》は、(a−ε, a+ε) との交わりを維持するものの、(a−ε, a+ε) を部分集合として吸収してしまうことはない 」  
 という位置関係   〜 論理記号・集合の記号で表すと、「∀ε>0 ( E∩ (a−ε, a+ε) ≠ φ かつ E含まれない(a−ε, a+ε) ) 」という関係 〜 
 に、置かれているということ。

【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【文献】  



 小平『解析入門I』§1.6-b(p.56) 
 








 





【表現1'】
・「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「 (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 
    (a−ε, a+ε) は、《実数の集合E》と互いに素になったり、《実数の集合E》に部分集合として吸収されたり、しない。 」
 という位置関係  〜 論理記号・集合の記号で表すと、「∀ε>0  ¬( (a−ε, a+ε)  ∩E = φ または (a−ε, a+ε) ⊂E )」という関係 〜 
 に、置かれているということ

ないし


・「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「 (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 
    《実数の集合E》は、(a−ε, a+ε) と互いに素になったり、(a−ε, a+ε) を部分集合として吸収したり、しない 」  
 という位置関係   〜 論理記号・集合の記号で表すと、「∀ε>0  ¬ ( E∩ (a−ε, a+ε)   = φ または E⊃(a−ε, a+ε) )」という関係 〜 
 に、置かれているということ。


【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現1'】は【表現1】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? → 「A∩B ≠ φ かつ A含まれないB」の言い換え可能表現一覧   






   
 





【表現2】

(1)「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
  実数a、《実数の集合E》が、
   「 (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 
     (a−ε, a+ε) は、「実数の集合E」に部分集合として吸収されてしまうこともなければ、「《実数の集合E》の補集合」に部分集合として吸収されてしまうこともない 」
 という位置関係  〜 論理記号・集合の記号で表すと、「 ∀ε>0 ( (a−ε, a+ε) 含まれないE かつ (a−ε, a+ε) 左は右の部分集合ではないEc ) 」という関係 〜 
 に、置かれているということ

ないし


(2)「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
  実数a、《実数の集合E》が、
   「 (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 
      《実数の集合E》が (a−ε, a+ε) を部分集合として吸収してしまうこともなければ、
      《実数の集合E》が「(a−ε, a+ε) の補集合」に部分集合として吸収されてしまうこともない  」  
 という位置関係   〜 論理記号・集合の記号で表すと、「 ∀ε>0 ( E含まれない(a−ε, a+ε) かつ E含まれない(a−ε, a+ε) c ) 」という関係 〜 
 に、置かれているということ。


【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現2】は【表現1】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? → 「A∩B ≠ φ かつ A含まれないB」の言い換え可能表現一覧   








 





【表現2’】
(1) 「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「 (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 
     (a−ε, a+ε) は、「実数の集合E」に部分集合として吸収されてしまうこともなければ、「《実数の集合E》の補集合」に部分集合として吸収されてしまうこともない 」
 という位置関係  〜 論理記号・集合の記号で表すと、「 ∀ε>0 ¬ ( (a−ε, a+ε) ⊂E または  (a−ε, a+ε) ⊂Ec ) 」という関係 〜 
 に、置かれているということ

ないし


(2) 「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「 (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 
     (a−ε, a+ε) は、「実数の集合E」に部分集合として吸収されてしまうこともなければ、「《実数の集合E》の補集合」に部分集合として吸収されてしまうこともない 」
 という位置関係   〜 論理記号・集合の記号で表すと、「∀ε>0 ¬ ( E⊃(a−ε, a+ε) または E⊂(a−ε, a+ε) c )」という関係 〜 
 に、置かれているということ。

【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現2'】は【表現1】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? → 「A∩B ≠ φ かつ A含まれないB」の言い換え可能表現一覧   







 





【表現3】
・「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「 (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 
    (a−ε, a+ε) のなかに《Eに属す実数》が存在するが、「すべての《 (a−ε, a+ε) に属す実数》が、Eに属す」ことはない 」
 という位置関係  〜 論理記号・集合の記号で表すと、「 ∀ε>0 ( 「∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E」かつ「¬ ∀ω∈(a−ε, a+ε) ( ω∈E )」 ) 」という関係 〜 
 に、置かれているということ。


【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現3】は【表現1】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? → 「A∩B ≠ φ かつ A含まれないB」の言い換え可能表現一覧   







 





【表現4】
・「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「 (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 
    (a−ε, a+ε) は、《実数の集合E》《Eの補集合》の両方と交わる 」
 という位置関係  〜 論理記号・集合の記号で表すと、「 ∀ε>0 ( 「(a−ε, a+ε) ∩E ≠ φ」かつ「 (a−ε, a+ε) ∩Ec ≠ φ」 ) 」という関係 〜 
 に、置かれているということ。

【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現4】は【表現1】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? → 「A∩B ≠ φ かつ A含まれないB」の言い換え可能表現一覧   







 






【文献】
 吹田・新保『理工系の微分積分学』』6-§1(pp.154-155):R2;
 松坂『集合・位相入門』第4章§1B(p.142);
 笠原『微分積分学』1.3(p.18;19):R2;
 杉浦『解析入門I』�U章§8定義3(p.150):Rn 
 de la Fuente;
 黒田『微分積分』8.1.4(8.1.7)(p.272):Rn一般,境界点を「内点でも外点でもない点」として定義したあと、その必要十分条件として提示








 





【表現4'】
・「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「 (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 
    (a−ε, a+ε) は、《実数の集合E》《Eの補集合》の両方と交わる 」
 という位置関係  〜 論理記号・集合の記号で表すと、「 ∀ε>0 ( 「 (a−ε, a+ε) ∩E ≠ φ」かつ「 (a−ε, a+ε) ∩(R−E) ≠ φ」 ) 」という関係 〜 
 に、置かれているということ。


【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現4'】は【表現4】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? → −の定義 







 






【文献】
  奥野鈴村『ミクロ経済学』数学附録�T-2-B(pp.262-3)Rn上示








 





【表現5】
・「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「 (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 
       (a−ε, a+ε) には《Eに属す実数》も《Eに属さない実数》も存在する 」
 という位置関係  〜 論理記号・集合の記号で表すと、「 ∀ε>0 ( 「∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E」かつ「∃ω∈(a−ε, a+ε) (ωの元ではないE )」 ) 」という関係 〜 
 に、置かれているということ。

【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現5】は【表現1】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? → 「A∩B ≠ φ かつ A含まれないB」の言い換え可能表現一覧   







 






【文献】
  能代『極限論と集合論』7章3(p.131):Rn.実数aのいかなる近傍にも、《Eに属す実数》と《Eに属さない実数》とが同時にはいってくるということ。








 





【表現5'】
・「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「 (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、
     (a−ε, a+ε) のなかに、『Eに属す実数』も、『《Eの補集合》に属す実数』も存在する 」
 という位置関係  〜 論理記号・集合の記号で表すと、「  ∀ε>0 ( 「∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E」かつ「∃ω∈(a−ε, a+ε) (ω∈Ec)」 )  」という関係 〜 
 に、置かれているということ。

【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現5'】は【表現1】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? → 「A∩B ≠ φ かつ A含まれないB」の言い換え可能表現一覧   








 





【表現5-2】

 「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「 (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 (a−ε, a+ε) に《Eに属す実数》が存在し、 
    なおかつ      
    (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 (a−ε, a+ε) に《Eに属さない実数》が存在する 」
 という位置関係  〜 論理記号・集合の記号で表すと、「  ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ω∈E ) かつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ωの元ではないE)  」という関係 〜 
 に、置かれているということ。

【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現5-2】は【表現5】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? → ∀と∧の分配則   








 





【表現5-2'】

 「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「 (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 (a−ε, a+ε) に『Eに属す実数』が存在し、 
    なおかつ      
    (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 (a−ε, a+ε) に『《Eの補集合》に属す実数』が存在する 」
 という位置関係  〜 論理記号・集合の記号で表すと、「  ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ω∈E ) かつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ω∈Ec)  」という関係 〜 
 に、置かれているということ。

【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現5-2'】は【表現5'】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? → ∀と∧の分配則   










 





【表現5-3】

・ 「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
   実数a、《実数の集合E》の位置関係が、次にあげる位置関係の少なくとも一方に該当すること。

  位置関係1: 実数aは《実数の集合E》に属しているが、
          (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 (a−ε, a+ε) に《Eに属さない実数》が存在する。
 
  位置関係2: 実数aは《実数の集合E》に属さないが、
          (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 (a−ε, a+ε) に《Eに属す実数》が存在する。 

・ 以上を、論理記号・集合の記号で表すと、

  「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
          
     ( a∈E かつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ωの元ではないE )
      または  
     (  aの元ではないE  かつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E )   

  ということ。

【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現5-3】は【表現5-2】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして?   

【表現5-2】 ⇒【表現5-3】  【表現5-3】 ⇒【表現5-2】

【表現5-2】 ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ω∈E ) かつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ωの元ではないE)
⇔∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ω∈E ) かつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ωの元ではないE) かつ ( a∈E または aの元ではないE )   
  ∵排中律より「 a∈E または aの元ではないE 」は恒真命題であること、「Pかつ恒真命題」と「P」とは互いに言い換えてよいことから。   
⇔( ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ω∈E ) かつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ωの元ではないE) かつ a∈E )
 または
 ( ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ω∈E ) かつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ωの元ではないE) かつ   aの元ではないE )     
         ∵《かつ》《または》の分配律にしたがって  
⇒【表現5-3】 (a∈Eかつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ωの元ではないE)または (aの元ではないE かつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E )   
    ∵「かつ」の除去則 
・一般に、 「『命題Aまたは命題B』⇒命題C」 は、「命題A⇒命題C」かつ「命題B⇒命題C」と言い換え可能だから(→含意の言換3)、
    【表現5-3】 (a∈Eかつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ωの元ではないE)または (aの元ではないE かつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E ) 
   ⇒ 【表現5-2】 ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ω∈E ) かつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ωの元ではないE)
 を示すには、
  (1) 「a∈E かつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ωの元ではないE)」  ⇒ 「∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ω∈E ) かつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ωの元ではないE) 」
  (2) 「 aの元ではないE  かつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ω∈E )」  ⇒ 「∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ω∈E ) かつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ωの元ではないE) 」
 の両方が成り立つことを示せばよい。
・a∈E  ⇒ 「∀ε>0  (a∈(a−ε, a+ε) かつ a∈E )」 なので、 a∈E  ⇒ 「∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ω∈E )」。だから、(1)は成り立つ。 
・aの元ではないE  ⇒ 「∀ε>0  (a∈(a−ε, a+ε) かつ aの元ではないE )」なので、 aの元ではないE ⇒ 「∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) (ωの元ではないE)」。だから、(2)は成り立つ。







 





【表現5-4】

・「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、 

 ケース1: 実数aがEに属すならば、
          (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 (a−ε, a+ε) に《Eに属さない実数》が存在し、
 ケース2: 実数aがEに属さないならば、 
          (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 (a−ε, a+ε) に《Eに属す実数》が存在する
 ということ。

・以上を、論理記号・集合の記号で表すと、

 「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、

     「 a∈E ⇒ (∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ωの元ではないE) 」
     かつ
     「 aの元ではないE ⇒ (∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E ) 」

  ということ。

【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係






 





【表現5-4】は【表現5-2】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして?
  【表現5-4】「a∈E ⇒ (∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ωの元ではないE)」   かつ「aの元ではないE ⇒ (∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E ) 」
   ⇔ 「 aの元ではないE または (∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ωの元ではないE)」かつ「a∈E または (∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E )」 ∵「ならば」の同義異表現  
   ⇔ ( 「aの元ではないE または (∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ωの元ではないE)」かつ a∈E )
      または
     ( 「aの元ではないE または (∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ωの元ではないE)」かつ (∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E ) )        ∵《かつ》《または》の分配律   
   ⇔ (aの元ではないEかつa∈E) または 
     ((∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ωの元ではないE)かつa∈E) または (aの元ではないEかつ(∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E )) 
     または((∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ωの元ではないE) かつ (∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E )) ∵《かつ》《または》の分配律   
   ⇔ ((∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ωの元ではないE)かつa∈E) または (aの元ではないEかつ(∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E )) 
        または((∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ωの元ではないE) かつ (∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E ))  ∵矛盾律より(aの元ではないEかつa∈E)は恒偽命題であること、「恒偽命題またはP」と「P」は互いに言い換えてよいこと、から。
   ⇔ ((∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ωの元ではないE) かつ (∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E ))
        または((∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ωの元ではないE) かつ (∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E ))  ∵【表現5-3】の右コラムに示したように、
                                                       【表現5-3】 (a∈Eかつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ωの元ではないE)または (aの元ではないE かつ ∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E ) ⇔ 【表現5-2】 (∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E ) かつ (∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ωの元ではないE)   
   ⇔ 【表現5-2】((∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ωの元ではないE) かつ (∀ε>0 ∃ω∈(a−ε, a+ε) ω∈E ))    ∵ ベキ等律








 





【表現6】
 「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「 (a−ε, a+ε) の幅εを、どんな値に変更したときでも、 
      「E≠φ かつ (a−ε, a+ε) 含まれないE かつ (a−ε, a+ε) ⊃E 」 または  「 (a−ε, a+ε)  ∩E ≠ φ かつ (a−ε, a+ε) 含まれないE かつ (a−ε, a+ε) 含まれないE」 」
 という位置関係
  〜 論理記号・集合の記号で表すと、
     「  ∀ε>0 ( 「E≠φ かつ (a−ε, a+ε) 含まれないE かつ (a−ε, a+ε) ⊃E 」 または  「 (a−ε, a+ε)  ∩E ≠ φ かつ (a−ε, a+ε) 含まれないE かつ (a−ε, a+ε) 含まれないE」 )  」という関係 〜 

 に、置かれているということ。

【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現6】は【表現1】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? → 「A∩B ≠ φ かつ A含まれないB」の言い換え可能表現一覧   








 





【表現7】
・「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「 (a−ε, a+ε) の幅εを変更して、 
      (a−ε, a+ε) を、《実数の集合E》と互いに素にしてやろう、とか、
      (a−ε, a+ε) を、《実数の集合E》に部分集合として吸収させてやろう、とか、
    いくら目論んだところで、
    そんな (a−ε, a+ε) の幅εなんて、ありゃしない 」
 という位置関係  〜 論理記号・集合の記号で表すと、「 ¬ ∃ε>0  ( (a−ε, a+ε) ∩E = φ または (a−ε, a+ε) ⊂E ) 」という関係 〜 
 に、置かれているということ

ないし


・「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「 (a−ε, a+ε) の幅εを変更して、 
      《実数の集合E》を、(a−ε, a+ε) と互いに素にしてやろう、とか、
      《実数の集合E》に、(a−ε, a+ε) を部分集合として吸収させてやろう、とか、いくら企んだところで、
    そんな(a−ε, a+ε) の幅εなんて、ありゃしない 」  
 という位置関係   〜 論理記号・集合の記号で表すと、「 ¬  ∃ε>0   (E∩ (a−ε, a+ε)   = φ または E⊃(a−ε, a+ε)  ) 」という関係 〜 
 に、置かれているということ。

【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現】は【表現1’】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? → 全体否定の2表現 にしたがって。   








 





【表現8】
・「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「 (a−ε, a+ε) の幅εを調整して、、 
     (a−ε, a+ε) を、《実数の集合E》と互いに素にしてやろう、とか、
     (a−ε, a+ε) を、《実数の集合E》に部分集合として吸収させてやろう、とか
    いくら目論んだって、
     そんな(a−ε, a+ε) の幅εなんて、存在しない 」
 という位置関係  〜 論理記号・集合の記号で表すと、「 ¬ ( ∃ε>0 ( (a−ε, a+ε) ∩E = φ ) または ∃ε>0 ( (a−ε, a+ε) ⊂E ) ) 」という関係 〜 
 に、置かれているということ

ないし


・「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「 (a−ε, a+ε) の幅εを調整して、
      《実数の集合E》を、(a−ε, a+ε) と互いに素にしてやろう、とか、
      《実数の集合E》に、(a−ε, a+ε) を部分集合として吸収させてやろう、とか、
      いくら企んだところで、
      そんな (a−ε, a+ε) の幅εなんて、ありゃしない 」  
 という位置関係   〜 論理記号・集合の記号で表すと、「 ¬ ( ∃ε>0 ( E∩ (a−ε, a+ε)   = φ ) または ∃ε>0 (E⊃(a−ε, a+ε) ) ) 」という関係 〜 
 に、置かれているということ。

【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現】は【表現7】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? → ∃(∨)      








 





【表現9】

 「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、

  実数aは、《Eの内点》にも《Eの外点》にもならない 

    論理記号・集合の記号で表すと、
      ¬ ( 「実数aが『Eの外点』である」または「実数aが『Eの内点』である」   ) 

  ということ。

【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現】は【表現8】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? 
  内点の定義:「実数aが『Eの内点』である」⇔「∃ε>0 (a−ε, a+ε) ⊂E」
  外点の定義:「実数aが『Eの外点』である」⇔「∃ε>0  (a−ε, a+ε) ∩E=φ」   








 





【表現10】

 「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、

  実数aは、《Eの内点》にも《Eの外点》にもならない 

    論理記号・集合の記号で表すと、
      ( ¬「実数aが『Eの外点』である」 ) かつ (¬「実数aが『Eの内点』である」   )   

  ということ。

【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現】は【表現9】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? 

  「または」の否定¬(∨)







 






【文献】
 ・松坂『解析入門3』12.1-C-定義c(p.52)
 ・黒田『微分積分』8.1.4(p.271):Rn一般








 





【表現11】
・「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「  (a−ε, a+ε) の幅εを調整して、 
      (a−ε, a+ε) を、《実数の集合E》の部分集合にしよう、とか、
      (a−ε, a+ε) を、《Eの補集合Ec》の部分集合にしよう、とか、
    いくら目論んだところで、
    そんな(a−ε, a+ε) の幅εなんて、ありゃしない 」
 という位置関係  〜 論理記号・集合の記号で表すと、「 ¬ ∃ε>0  (  (a−ε, a+ε) ⊂E または  (a−ε, a+ε) ⊂Ec ) 」という関係 〜 
 に、置かれているということ

【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現】は【表現2’】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? → 全体否定の2表現 にしたがって。   






 





【表現12】
・「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、
 実数a、《実数の集合E》が、
  「  (a−ε, a+ε) の幅εを調整して、 
      (a−ε, a+ε) を、《実数の集合E》の部分集合にしよう、とか、
      (a−ε, a+ε) を、《Eの補集合Ec》の部分集合にしよう、とか、
    いくら目論んだところで、
    そんな (a−ε, a+ε) の幅εなんて、ありゃしない 」
 という位置関係  〜 論理記号・集合の記号で表すと、「 ¬ ( ∃ε>0 ( (a−ε, a+ε) ⊂E ) または ∃ε>0 ( (a−ε, a+ε) ⊂Ec ) ) 」という関係 〜 
 に、置かれているということ。

【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現】は【表現11】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? → ∃(∨)      








 





【表現13】

 「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、

  実数aは、《Eの内点》にも《Ecの内点》にもならない 

    論理記号・集合の記号で表すと、
      ¬ ( 「実数aが『Eの内点』である」または「実数aが『Ecの内点』である」   ) 

  ということ。

【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現13】は【表現12】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? 
  内点の定義:「実数aが『Eの内点』である」⇔「∃ε>0 (a−ε, a+ε) ⊂E」
 







 





【表現14】

 「実数aが『《実数の集合E》の境界点』である」とは、

  実数aは、《Eの内点》にも《Ecの内点》にもならない 

    論理記号・集合の記号で表すと、
       ( ¬「実数aが《Eの内点》である」 ) かつ  ( ¬「実数aが《Ecの内点》である」   )   

  ということ。

【一覧】
 →境界点の定義
 →実数−《実数の集合》間の位置関係





 





【表現14】は【表現13】と同じこと。互いに言い換えてよい。
 



※どうして? 
  
  「または」の否定¬(∨)






 






【文献】
 ・一楽『集合と位相―そのまま使える答えの書き方』定義3.3.3(pp.100-101):Rnにおいて。









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