1変数関数y=f(x)=x の性質 :トピック一覧 |
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・グラフ/増減/値域/逆像/単射/全射/全単射/逆関数/極限/連続/有界性/最大最小/極大極小/凹凸 |
※1変数関数の具体例: y=x2/ y=x3 / y=1/x → 自然数指数の冪関数/整数指数のべき関数/有理数指数のべき関数/実数指数のべき関数 定数値関数/比例/一次関数/二次関数/三次関数→多項式関数 指数関数/対数関数 絶対値関数/三角関数 /ガンマ関数 ※1変数関数に関する諸概念の定義:1変数関数一般の定義/極限/連続性/微分/定積分/広義積分/スチルチェス積分 ※関数定義関連ページ:2変数関数/n変数関数/実数値関数一般/ベクトル値関数/写像一般 ※総目次 |
y=f(x)= x |
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・R=(−∞,∞)で定義された1変数関数y=f (x)=xは、Rにおける恒等写像になっている。 | |||||||||||
グラフ |
・y=xのグラフは、 ・原点(0,0)で、x軸,y軸と交差する ・x軸,y軸にたいして、45°の角度をなす ・R2上の直線 である。 |
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y=f(x)= xの増減 | ||
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・y=f (x)= xは、 (−∞,+∞)で狭義単調増加関数。![]() |
y=f(x)= xの値域 | ||
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・R=(−∞,∞)で定義された1変数関数y=f (x)= xの値域は、 R=(−∞,∞) 。![]() |
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y=f(x)= xによる逆像 | ||||||||||||||||||
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y=f(x)= xは非有界 | ||
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・R=(−∞,∞)で定義された1変数関数y=f (x)= xは、上にも下にも有界でない。![]() |
y=f(x)= xの最大値・最小値 | ||
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・R=(−∞,∞)で定義された1変数関数y=f (x)= xのR=(−∞,∞)における最大値は、 存在しない。 ・R=(−∞,∞)で定義された1変数関数y=f (x)= xのR=(−∞,∞)における最小値は、 存在しない。 |
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y=f(x)= x と全単射 | ||||||||||||||||||
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・R=(−∞,∞)で定義された1変数関数y=f (x)= xは、単射であり、かつ、Rの上への全射。 したがって、R=(−∞,∞)で定義された1変数関数y=f (x)= xは、Rの上への全単射。 ※R=(−∞,∞)で定義された1変数関数y=f (x)= xが単射だといえるのは、なぜ? →下図をいじるとわかるように、 どのように、実数yを選んでも、 実数yのfによる逆像 f−1(y)が「1個の実数」からなる から。 |
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・R=(−∞,∞)で定義された1変数関数y=f (x)= xは、 どんな実数aに対しても、 f(x)→a (x→a)
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R=(−∞,∞)で定義された1変数関数y=f (x)= xは、 R=(−∞,∞)上の連続関数。
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y=f(x)=x の逆関数 | ||||||||||||||||||
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R=(−∞,∞)で定義された1変数関数y=f (x)= xには、逆関数が存在する。 ※なぜ? どのように、実数yを選んでも、実数yのfによる逆像 f−1(y)は「1個の実数」からなる[→下図]。 |
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だから、 実数yに対して、その「fによる逆像f-1(y)」を返す「対応規則」 x = f-1(y) は、R=(−∞,∞)で定義された関数の定義を満たす。 |
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・R=(−∞,∞)で定義された1変数関数y=f (x)= xの逆関数は、 x = f -1 (y)=y 慣例に従って、x,yを入れ替えて、独立変数をx,従属変数をyで表すと、 R=(−∞,∞)で定義された1変数関数y=f (x)= xの逆関数は、 y=g(x)= x |