・集合Rの元x,yにたいして、d(x,y)=|x-y|をとると、dは距離の公準を満たし、(R,d)は距離空間となる。
なぜなら、 ※興味深いのは、d=|x-y|は、一次元のユークリッド距離でもあり変分ノルムでもある点。
|
|
1次元ユークリッド空間とは、距離を1次元のユークリッド距離d=|x-y|で定義した距離空間(R,d)のこと。[松坂『集合・位相入門』第4章§1-A(p.138);]
・Rにおける点集合とは、点の集合、つまり、数直線Rの部分集合(点集合S⊂R)
幾何学的表現においては、普遍集合Ωを空間spaceと呼び、 Ωの元を点(point)、Ωの部分集合を点集合point setと呼ぶ。
[『岩波数学辞典(第三版)』項目162B(p.429)]
Rを数直線と呼ぶとき、実数をR上の点…ということがある。[小平『解析入門I』p.13]
Cf. 平面R2における点集合についての諸概念、Rnにおける点集合についての諸概念、距離空間一般における点集合についての諸概念
→[ト
ピック一覧:距離空間(R,d)] |
|
|
|
|
|
|
|
|
→[トピック一覧:距離空間(R,d)] →総目次 |
・「与えられた実数が、与えられた《実数の集合》にたいして、どのような位置
関係にあるか」を表す概念として、 |
|
|
|
|
|
|
|
* 上記の概念比較で用いた《aの隣の実数》という表現は、直感的な分かりやす
さを狙った「大胆な超訳」。厳密さに欠ける。
正式な定義では、《aの隣の実
数》は、距離・近傍概念を用いて、厳密に表現され
る。
正式な定義の確認推奨。各概念の厳密な定義をクリックして、確認されることを推奨。
|
|
|
|
|
→[トピック一覧:距離空間(R,d)] →総目次 |
Sが離散集合であるとは、Sのすべての点がSの孤立点であるということ。
[小平『解析入門I』§1.6-b(p.58)R2]
→[トピック一覧:距離空間(R,d)]
→総目次 |
→[トピック一覧:距離空間(R,d)] →総目次 |
→[トピック一覧:距離空間(R,d)]
→総目次 |
→[トピック一覧:距離空間(R,d)]
→総目次 |
→[トピック一覧:距離空間(R,d)]
→総目次 |
→[トピック一覧:距離空間(R,d)]
→総目次 |
→[トピック一覧:距離空間(R,d)]
→総目次 |
→[トピック一覧:距離空間(R,d)]
→総目次 |
高木貞二『解析概論改訂第三版』岩波書店、1983年、p.14-17.
→[トピック一覧:距離空間(R,d)]
→総目次 |