ビューティフル・マインド/A BEAUTIFUL MIND  |
[HUMAN DOCUMENT]
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2002 アカデミー賞[作品賞]・[監督賞]・[脚色賞]・[助演女優賞:ジェニファー・コネリー]
2002 ゴールデングローブ賞[作品賞(ドラマ部門)]・[脚本賞]
2002 ゴールデングローブ賞[主演男優賞(ドラマ部門):ラッセル・クロウ]・[助演女優賞:ジェニファー・コネリー] |
2001:アメリカ作品/2002.03日本公開(UIP) |
監督:ロン・ハワード |
CAST-1:ラッセル・クロウ/ジェニファー・コネリー/エド・ハリス/ポール・ベタニー |
CAST-2:ジョシュ・ルーカス/アダム・ゴールドバーグ/アンソニー・ラップ/ジャド・ハーシュ/クリストファー・プラマー/ヴィヴィアン・カードーン/他 |
実話の映画化作品、あらゆる事象の数式化を試みる数学者、夢は「全てを支配する真理、真に独創的なアイディアを見つけること」、仕事のプレッシャー…精神分裂・統合失調症、治療生活、それを支える妻、そして… |
【STORY】 1947年9月、ニュージャージー州、プリンストン大学大学院・数学科の入学パーティ、ジョン・フォーブス・ナッシュ・Jr.、地元では”数学の天才”の異名、当年度のカーネギー奨学生、あらゆる事象を頭の中で方程式化、「すべてを支配する真理、真に独創的なアイディアを見つけたい」、研究のため授業時間ももったいない、人付合い下手、単刀直入過ぎて恋人なし、唯一の理解者チャールズ(ルームメイト)、ナッシュが目指すMITのウィーラー研究所、ライバルのハンセン…次々と論文提出(←独創的でないと…)、指導教官へリンジャーの心配、学内の倶楽部、功績を上げたものに尊敬を込めてペンを送る儀式を目撃、窓ガラスに書き殴る方程式の数々… クラスメイトに誘われたバー、三人の女性…1人はブロンドの美人、注目の的、閃くナッシュ…普通なら美人の争奪の末、誰も彼女達をモノにできない、しかし男達が自分の利益とグループの利益を同時に追求し、他の2人を口説いた場合、誰もがいずれかの女性を手に入れることができる…コレを定式化したナッシュ、150年間定説だったアダム・スミスの理論を覆す単純で美しい独自の理論構築、論文の評価…ウィラー研究所へ(スタッフ2名を連れて行ける)、第2次世界大戦、暗号解読に駆出される数学者、満足いかない仕事、新たな焦燥感、諜報員パーチャーが接触、雑誌に隠されたソ連の暗号解読の依頼…極秘任務、腕に埋められた暗証番号チップ、解読結果を指定のポストへ運ぶ、時間が足りない、やりたくない授業(研究者の義務)、聴講生には解けない課題、工事騒音に関する女子聴講生アリシアのやり取りに感心、しかも課題が解けたと研究室に…、興味、どうにか食事の約束、ナッシュの奇行に理解を示すアリシア、彼女と過ごす時間、癒しチャールズと再会…引取った姪マーシーの紹介、アリシアとのデート、プロポーズ、結婚…喜ぶチャールズ、不満なパーチャー、結婚後も続く極秘任務…雑誌の切抜きで溢れる研究室、アリシアの妊娠、プレッシャー、辞めさせてくれないパーチャー、出没する怪しい影…監視?ソ連?恐怖!夫の変化に???のアリシア、仕事仲間の元へ、研究室?夫が立寄る廃屋?…夜、窓外の影に脅えたナッシュ、実家に戻るようアリシアを説得、極限状態のナッシュ、アリシアの決断…
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アカデミー賞の「最優秀作品賞」「最優秀監督賞」「最優秀脚色賞」を受賞した作品です、私の興味はもちろん「最優秀助演女優賞」のジェニファー・コネリーで、見に行って来ました、実は内容的にはあまり期待してなかったのですが、予想に反して、これがナカナカ良かった…今回に関しては最優秀作品賞もダテではなかったようです、内容を細かく言うと肝心なところのネタばらしになってしまうので書き辛い、パンフのストーリーの最後の方も書けません、ちなみに実話ベースの内容です、映画の作り方も良いので、是非、主人公の悩みを追体験してください、恐らく疑心暗鬼状態に突入するかも…、で、久しぶりに、見終わった時に”鳥肌”でした |
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(新宿文化シネマ2) |