ベン・ハー/BEN-HUR  |
[SPECTACLE DRAMA] |
1960 アカデミー賞[作品賞][監督賞][美術賞][撮影賞][録音賞][劇・喜劇映画音楽賞]
[編集賞][特殊効果賞][衣装デザイン賞]
1960 アカデミー賞[主演男優賞:チャールトン・ヘストン][助演男優賞]:ヒュー・ク゜リフィス]
1960 ゴールデングローブ賞[作品賞(ドラマ賞)][監督賞]
1960 ゴールデングローブ賞[助演男優賞:スティーブン・ボイド]
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1959:アメリカ作品/1960.04日本公開/73・77・02リバイバル(MGM→ワーナーブラザース映画) |
監督:ウィリアム・ワイラー |
CAST-1:チャールトン・ヘストン/スティーブン・ボイド |
CAST-2:マーサ・スコット/キャシー・オドネル/ハイヤ・ハラリート/サム・ジャフェ |
CAST-3:ジャック・ホーキンス/ジョージ・レルフ/フランク・スリング/アンドレ・モレル/テレンス・ロングドン/マリナ・ベルティ |
CAST-4:ヒュー・グリフィス/フィンレー・カリー/アディ・バーバー/ローレンス・ペイン/他 |
この映画も母に連れて行かれたものですね!いや〜度肝を抜かれました! |
【STORY】
■紀元前四年頃、ローマ帝国の支配下にあるユダヤ、シーザー・アウグストゥスから「ユダヤ人に住民登録」の命、いにしえより受け継がれた信仰心、彼らの中から…自由と救いをもたらすメシア誕生を告げた預言者達の言葉が心の中で息づく!平和な星の海の中…まばゆいばかり光がベツレヘムの小屋へ…救世主の誕生、しかしイスラエルは長年待ち望んだ預言の成就を見逃してしまった…
■時を経て…、ユダヤの都エルサレム、ローマ軍の新総督を先導する指揮官メッサラが到着、これを迎える…幼馴染のベン・ハー(この地の豪族の息子)、15年ぶり再会、メッセラの立身出世主義者!治安を乱す者の処罰に協力しろと言われたベン・ハー、同郷人を裏切れない…固く断ったベン・ハー、対立感情! ■ハー家の奴隷サイモニデスが一人娘のエスターを連れ挨拶、エスターが嫁入りすることの許しを得に… ■新総督の赴任の行進、ハー家の前で事件発生!瓦が崩れて新総督が負傷!メッサラは無実の罪と知りながら…ベン・ハーの母ミリアムと妹ティルザを地下牢へ、ベン・ハー奴隷としてローマ軍船に送られた ■護送中、砂漠で喉が渇ききっていたベン・ハーに水を差し伸べてくれた人物、ベン・ハーはこの人を忘れなかった ■3年後、ガレー船、総勢120人の漕ぎ手の中にベン・ハー、メッサラへの復讐心で生き残る ■ローマ艦隊と海賊船団との戦い、何かと目を掛けてくれる司令官アリアス、外される足かせ、アリアスの命を救うベン・ハー、奴隷の身分から解放、アリアスの養子に迎えられるベン・ハー ■それから1年余、ローマきっての剣闘士&戦車乗りとして名を馳せるベン・ハー ■4年ぶりにユダヤの地に帰るベン・ハー、アラブの族長イルデリムの客人…成人した筈の救世主を探しに来た賢者バルサザーとの出会い、イルデリムは近々エルサレムで開かれる戦車競走に出場する馬の調教中、ベン・ハーに騎手として出場して欲しいとの依頼、母と妹を探すのが先決、断りの言葉 ■荒れ果てた我が家、ハー家の財産を守っていたサイモニデスとエスター、メッサラの拷問で不自由な身となっていたサイモニデス ■アリウス2世としてメッサラのもとに乗り込んだベン・ハー、母と妹を探すように脅す ■ライ病に冒されている母と妹、ベン・ハーの追及を恐れるメッサラが2人をライの谷送り…途中、人目を忍んで旧家に立ち寄る、ベン・ハーの健在を確認、2人を発見するエスター、不治の病ゆえ…地下牢で獄死したと告げるようエスターに言い含める ■母と妹の死を聞いたベン・ハー、2人の仇討を誓う!大戦車競走へ出場、メッサラの卑劣極まる策を打ち破って優勝!瀕死の重傷を負ったメッサラ…貴様の母と妹はライの谷にいるぞと…最後の憎しみの言葉 ■不治の病を治すナザレのイエスの話をするエスター、母と妹を連れて行くベン・ハー、折しも十字架を背負い刑場に向かうイエスの行列を見送る…砂漠で水を恵んでくれた人だ!今度はベン・ハーが水を捧げる、奇蹟!母と妹病が癒える!そしてベン・ハーの胸の内の全ての憎しみが消え&平和な喜びと新しい世界への希望が広がっていくのだった…
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観てから40年も経っているのか!感慨深いものがあるな…!
これぞ大スペクタクル映画である!私を映画にのめり込ませた5本の映画の内の1本!
ユダヤ民族の誇りと救世主キリストが交差、まあキリスト教に知識のない方にはキリスト絡みが邪魔かもしれないが、これがなきゃこの映画は成立しないのだよ!ユダヤとローマとキリストの位置関係は意外と複雑なのだ!知っていればなお楽しいのだ!
知らなくても…戦車競走は大迫力!名シーンですよね!人海戦術の物量戦、尋常じゃない巨大セットの凄さって言ったらありゃしない!今じゃこんな撮り方しないだろうが、昔のパワーは恐るべし!である…それがなんと3時間半の大長編!観終わる頃には疲労困憊!?実際の上映では途中に「休憩時間」が入ったのだな!今からは信じられないだろうが…
ちなみにDVD購入してあって、懐かしがって数度観てたりする!
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母親の記憶では…新宿か浅草で観たとのこと!(天地創造とどっちがどっちだったか…) |