用語 |
ZOS KIA CULTUS |
カナ表記 |
ゾス・キア・カルタス |
解説 |
20世紀初頭の魔術師で画家、オスティン・オースマン・スペアによる、魔女術から派生した魔術体系。ただし「体系」と呼ぶほど大仰な存在ではなく、マイナー。ケネス・グラントの著書「魔術の復活」日本語版で“ゾス・キア崇拝”と訳されている。「ゾス」はスペアの魔術上の名前で、スペア本人の存在を越えた彼自身。「キア」は(「魔術の復活」内の記述では)「中間性」ないし「どちらでもないもの」。彼あるいはなにものかの、いずれにも偏っていない確実な精神。
スペアはクロウリーの弟子だったといわれるが、ゾス・キア崇拝は、クロウリーのそれと所々に似た観念はあるものの、同系列とは言い難い。 |
出自 |
魔術 |
出典類別 |
曲名/アルバム名 |
出典 |
Zos Kia Cvltvs |
補足 |
↑BEHEMOTH「ZOS KIA CULTUS / HERE AND BEYOND」収録曲 |
注訳 |
出典表記“Zos Kia Cvltvs”で、uがvになっているのはタイプミスにあらず。このバンドは要所のタイトルのスペルuをvにして使う。理由は不明。知ってる人がいたら教えてほしい。 |