用語 | ABADON |
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カナ表記 | アバドン |
解説 | ヨハネ黙示録第9章に出て来る、神の刻印のない者(非キリスト者)を5ヶ月間苦しめるために地上に現われるイナゴの首領。一種の神の御使いであり、いわゆる反キリストの立場では無い。 |
出自 | キリスト教 |
出典類別 | 人名 |
出典 | VENOMのドラマー |
補足 | Venomはイギリスのブラック/スピードメタルバンド |
注訳 | アーティスト本人のスペルは「Abaddon」 |
用語 | ABDUL ALHAZRED |
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カナ表記 | アブドゥル・アルハザード |
解説 | イエメン出身の詩人。「アル・アジフ(ネクロノミコン)」の著者とされる。AD730年に失踪した。その最後については様々にいわれている。 |
出自 | クトゥルー神話 |
出典類別 | 歌詞 |
出典 | The Mad Arab |
補足 | ↑MERCYFUL FATE「TIME」収録曲 |
注訳 | 該当作品:H.P.ラヴクラフト「戸口にあらわれたもの」、「魔犬」、「闇に囁くもの」 |
用語 | ACHERON |
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カナ表記 | アケロン |
解説 | 西洋の三途の川。意味は「悲しみの河」「喜びのない河」など。西方に位置する川のひとつ。ヘリオスとガイアの息子だったが、ゼウスの怒りに触れ、地底の川にされてしまった。 |
出自 | ギリシア神話 |
出典類別 | 歌詞 |
出典 | A Gothic Romance |
補足 | ↑CRADLE OF FILTH「DUSK AND HER EMBRACE」収録曲 |
注訳 | -- |
用語 | AEON |
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カナ表記 | アイオン、イーオン |
解説 | 1.グノーシス主義での、天使のような存在。あるいは至高神。当初は単なる“性質”だったものが、時が経つにつれて擬人化した。“正統キリスト教会”から見た異端の天使、すなわち悪魔。 2.クロウリーの主張した、“時”の区切り。 3.ミトラス教の獅子頭の神が、古代ローマでこう呼ばれた。この神はゾロアスター教の神、ズルヴァーンに由来するとされる。 |
出自 | オカルト、古代秘教 |
出典類別 | アルバム名 |
出典 | ZYKLON「AEON」 2003年 CANDLELIGHT |
補足 | 他にも歌詞、曲名、バンド名などで見かけたことあり。 |
注訳 | あえて神秘主義での項目で取り上げたが、この名を使っているグループのほとんどは「永遠」とか「永劫」という、普通の意味で使っているはず。 |
用語 | AHRIMAN |
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カナ表記 | アーリマン、アフリマン |
解説 | ゾロアスター教の悪神。ザラスシュトラ(ゾロアスターあるいはツァラトゥストラ)は当初、「唯一神アフラ・マズダーが産んだ双児神のうち、スプンタ・マンユが善、アンラ・マンユが悪を、自らの意思で選んだ」と説いた。しかしザラスシュトラ没後二元論化したゾロアスター教は、アンラ・マンユの後身として“Natural born evil”である悪神アーリマンを発生させた。 |
出自 | ゾロアスター教 |
出典類別 | 人名 |
出典 | DARK FUNERALの/ギタリスト |
補足 | Dark Funeralはスウェーデンのブラックメタルバンド |
注訳 | このアーティストのフルネーム(?)はLord Ahriman |
用語 | ALEISTER CROWLEY |
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カナ表記 | アレイスター・クロウリー |
解説 | 20世紀初頭のイギリス人で、一部で熱狂的な支持を受けている、悪名高き魔術師。本名はアレキサンダー。オカルト界全体では、あまり重要視はされてない気がするが、それは彼のイメージが他のオカルティストより「ダーティ」だからであろう。アンチクライストだが、間違ってもサタニストではない。 |
出自 | オカルト |
出典類別 | 歌詞/曲名 |
出典 | Mr. Crowley |
補足 | OZZY OSBORNE「BLIZZARD OF OZZ」より |
注訳 | 歌詞の中にクロウリーのフルネームは出てこないのだが、その辺は正直スマンということで。 |
用語 | ALKHEMY |
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カナ表記 | アルケミー |
解説 | 錬金術。言葉の起源はアラビア語の「アルーキミア」とされるが諸説あり。卑金属を黄金に変えるというのは二次的なもの、というか一般ピープル向きのお伽話。不完全、未成熟な被造物を完全な、成熟したものにするための術だが、必ずしも物質的なものばかりを指さない。 |
出自 | オカルト |
出典類別 | 歌詞 |
出典 | Cults Of The Shadow |
補足 | ↑THERION「THELI」収録曲 |
注訳 | -- |
用語 | ALPHA AND OMEGA |
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カナ表記 | アルファ・アンド・オメガ |
解説 | ギリシャアルファベットの最初のAと最後のΩで「最初のものであり、最後のもの」と訳され、「神の全能」を意味する。「ヨハネの黙示録」の、まさしく最初と最後に多数出現する言葉。 |
出自 | キリスト教 |
出典類別 | 歌詞 |
出典 | Nothing Is Not |
補足 | ↑MORBID ANGEL「FORMULAS FATAL TO THE FLESH」収録曲 |
注訳 | -- |
用語 | AMEN |
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カナ表記 | アーメン |
解説 | ヘブライ語で「然り」。祈りの時なら「かくあれかし」。聖書の中でのイエス・キリストの言葉では「まことに」。 |
出自 | キリスト教 |
出典類別 | 歌詞 |
出典 | Electric Grave |
補足 | ↑CATHEDRAL「THE CARNIVAL BIZARRE」収録曲 |
注訳 | 他にも多数使用あり。そういえばバンド名にもある。 |
用語 | AMON |
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カナ表記 | アモン |
解説 | 体が狼、尾は蛇、頭は梟という姿の悪魔。過去と未来に通じ、知識を与える。古代エジプトに同名の神が存在するが、メタルではもっぱら前者のほうが通り良いだろう。 |
出自 | サタニズム、古代エジプト |
出典類別 | バンド名 |
出典 | アメリカの(おそらく)デスメタルバンド |
補足 | 現DEICIDEのヴォーカル兼ベーシストGlen Bentonの初期のバンド |
注訳 | Glenは息子にAmonと名付けたと聞き及ぶが、本当だろうか…。 |