『ふるさとを元気にする集人力−観光・交流によるまちづくり−』
目 次
第1章 時代の潮流を読むキーワード
21世紀の初頭において、
地域に住む人々の思いと、地域が目指すべき方向のベクトルを合わせるために
認識しておくべきキーワード
○ 情報と知識の管理 − まちづくりの源泉となる情報と知識
○ 前近代の再評価 − 見直される人と人、人と共同体、人と自然の絆
○ 日常と非日常/由来と将来 − 連続した時間の中で考えるまちづくり
○ 文化と産業のパラダイム・シフト − 文化が産業を育てる時代
第2章 地域や組織を変えるキーワード
21世紀の生き残りをかけて、
地域や組織が改革のために取り組まなければならない活動の
ヒントとなるキーワード○ 超有機体 − 環境が激しく変化する時代を担う組織
○ ブランド力 − 問われるブランドの管理能力と生活者との対話力
○ ダイヤモンド・コミュニティ − 知識を共有し、支え合い、すべての人が輝く
○ ノーマライゼーション − 障害があってもごく普通に暮せる社会づくり
○ ディスクロージャー − 開示による信頼の獲得と期待感の醸成
第3章 生活者のニーズをつかむキーワード
生活者のニーズをリードし、
新しい関係性を生み出すことによって
コミュニティを再生するためのキーワード○ マーケティング発想 − 生活者のニーズから創造するサービス
○ 知縁 − 「知」でつながるネットワーク社会
○ リアルターゲット − ベネフィットを享受する人の絞込み
○ マチュリティ・マーケティング − 成熟した生活者の選択は人類共通
○ 健康長寿 − 長寿社会におけるクオリティ・オブ・ライフ
○ 生きがい − 体験・交流・発表の機会を創造するツーリズム
第4章 企画のためのキーワード
まちづくりの関係者が
将来に対する夢(ビジョン)を共有し、
具体的な活動に結びつける企画をつくるためのキーワード○ 暗黙知 − 言葉で表現できない情報や知識の活用
○ ブレーンストーミング − 無批判のポリシーで生まれる新しい発想
○ ニッチ − オンリーワンを実現させるユニークなポジショニングの獲得
○ コンセプト − 妊娠と同じ語源が暗示する「概念」の意味
○ ワークショップ − 企画から運営まで市民主導で進めるまちづくり
第5章 具体化のためのキーワード
ビジョンを具体化する段階における切り口や方策、
そして実施に向けて行動を始める前に必要な
チェック項目をまとめたキーワード○ エデュテイメント − エデュケーションとエンターテイメントの融合
○ 五感 − 感性で見直すツーリズムの資源
○ テーマ性 − 歴史や文化、自然からアイデンティティを探る
○ 旅の情報インフラ − 情報が育てるツーリズム産業
○ リピーター − 再訪度で評価し直すまちづくり
○ 癒し − 人と人、人と自然とのふれあい
○ 環境との共生 − 自然によって育まれた日本の生活文化
○ 環境との共生(その2) − 発想の転換が求められる活動
○ バーチャル − 無限の可能性を秘めたデジタル技術
○ アウトリーチ − 人が集まっているところへ出向く
○ トリックスター − 閉塞感を払拭してくれる存在
第6章 テーマ・ツーリズム事例
観光・交流(ツーリズム)によって、
地域のアイデンティティを確立するためのテーマ別事例○ 健康ツーリズム − 旅行者が健康になる町は、住民にとっても健康的
○ 花ツーリズム − 地域らしさが求められる花のまちづくり
○ 映画ツーリズム − ストーリー性が付加されるロケ地
○ マンガ&アニメ・ツーリズム − 世界に認められた日本の文化
○ 文学ツーリズム − 作品や作家ゆかりの地を訪ねる
○ 人形ツーリズム − 世界をつなぐ人形文化
○ 歴史ツーリズム − 歴史的遺産を活用したまちづくり
○ 港町ツーリズム − ウォーターフロントの再生と新しい交流
○ ものづくりツーリズム − 日本の高度成長を支えた技術
○ 食文化ツーリズム − 農村や漁村魅力を伝える
○ 平和ツーリズム − 戦争責任を訴え、平和を創る
広島国際平和関連企画
パリ土産とヒロシマ土産
国際人形フェスティバル in ひろしま(構想案)
広島大旧理学部を保存・活用する「花の交流館」(構想案)
まんが国際貢献船ヤマト
相生橋から眺める原爆ドーム
走り続ける被爆車両
「ひろしまの香り」
以上