「架空の庭」の入り口へ 

Daphne

沈丁花

沈丁花の出てくる漫画などをご紹介しています。

朝顔

ジンチョウゲ科の常緑低木

〔別名〕丁字・沈丁・瑞香 〔花期〕3月〜4月

〔花言葉〕栄光・不滅

江戸時代に中国から渡来。たいへんよい香りの花を咲かせる。白い花を咲かせる種類もある。

 

<短歌・俳句>


古庭の 古き匂ひや 沈丁花 (正岡子規)

<漫画>


川原泉 『笑う大天使』 白泉社

名門女子校にふとしたきっかけで通うことになった史緒は、大きな猫をかぶっている二人の少女・柚子、和音と出会い、意気投合する。
楽しく学校生活を送っている三人だったが、ある日、代理神父としてマリーニ神父が派遣されてきたことから、大きな事件に巻き込まれ……。

+ + +

少女のフワフワの髪の毛が沈丁花にからまり、それを「オスカル様」と呼ばれている和音がほどくシーンが登場します。もちろん『ポーの一族』のパロディです。

萩尾望都 『ポーの一族』 小学館

4歳のエドガーと生まれたばかりのメリーベルは、老ハンナ・ポーに引き取られ、
何不自由のない生活を送っていた。
エドガーが11歳になったとき、フランク・ポーツネル男爵が、老ハンナの館にやって来る。
ポーツネル男爵は、老ハンナにシーナという女性との結婚の許可をもらいに来たのだ。

ポー家の婚約式の夜、エドガーは老ハンナがシーナの血を吸っているのを目にしてしまう。
館の近くの村の子どもたちに、バンパネラの話を聞いたエドガーだが……。

+ + +

ジンチョウゲはメリーベルと「金色の王子さま」との出会いのシーンに登場します。