Sweet pea
スイートピー
スイートピーの出てくる物語をご紹介しています。
マメ科の一年草または多年草
〔別名〕ジャコウレンリソウ・ジャコウエンドウ 〔花期〕春〜夏
〔花言葉〕デリケートな喜び・門出・別離
春〜夏に(宿根草の場合)、小さな蝶形の花を咲かせる。白・ピンク・赤・紫などの他、二色咲きもある。
<小説>
高瀬美恵 『魔女の戴冠 1』 幻冬舎
科学万能の時代が終わり、魔法が息を吹き返した世界。
国家は解体され、大きく六つの大国に分けられた。
欧州連合の魔法学校・聖エレアノーラ女学院に在籍するキアラも、将来を約束されたエリート候補のはずだったが、集中力が足りず進級に必要な魔法の試験になかなか合格できないでいる。
そんなとき、兄の働いているメルクリアーリ家から連絡があり、その後キアラは兄が殺されたことを知った。メルクリアーリ家への復讐のために、禁じられている黒魔術を使い悪魔を呼び出そうとしたキアラの前に現れたのは、旅行者の格好をした冴えない青年で……。
イメージすること。ピンク色のスイートピーの花が、こぼれるように開くさまを。 (p.228)