U:世の中の仕組みについて
金ちゃんの征服物語
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T:金が貨幣になったわけ(価値論)
1.「こんにちはキャピタル3世
一商品にすぎない金(きん)が貨幣になり、資本となって、全経済を支配するようになった金一族の征服物語が始まります。
2.金ちゃんの誕生悲話
金ちゃんが商品世界からのけ者にされ貨幣となった事情とは。キャピタル3世の苦悩の過去がいま、あかされます。
3.金ちゃんの結論
自分の価値について悩み続けた金ちゃんの意外な結論。それは「本当の価値はわからない。」でした。これってどういうこと?
4.キャピタル家の台頭
商品でもあり貨幣でもある金一族の生きる道。それは資本になって増殖し続けることでした。キャピタル家がそれにきづきました。
5.キャピタル3世の誕生
キャピタル家の期待の星キャピタル3世は、物をつくるという労働の過程に価値を増やす秘密があることに気づきます。すべてはここから始まりました。
U:利益はどこで生まれるのか(生産論)
6.金ちゃんの成功の秘密
みんな余分に働いていることに気づいていない。これを利用することが金ちゃんの成功の秘訣でした。
7.忙しい皇帝の仕事
資本は速く回転すればするほど利益は大きくなりました。働けば働くほど利益が増える仕組みができました。
8.儲けはどこへいった
余分に働いて生産されるのは、食べきれないほどのパンだったりします。これを活用するにはどうすればいいのでしょう。
9.そんなに儲けてどうするの
余分に働いてできた生産物は、さらに多くの生産物をつくるために再投資される。それが増殖し続ける資本の宿命です。
10.金ちゃんはどこまでやるの
10.資本は永遠に増え続けられるのでしょうか。そこには意外な壁がありました。それは労働者の人口でした。資本といえども労働者をつくることはできません。
V:利益はどうなるのか(分配論)
11.儲けはみんなで分ける
少しでも利益を増やそうとする資本は互いに競争し、えっっきょく儲けは均等に配分されてしまうのでした。
12.泣くこと地主には勝てない
おそるべき競争の力も、特権的な生産条件をもつ資本には勝てません。それは立地条件という特権でした。
13.地主には弱点が必ずある
特権階級である地主にも、金ちゃんはしっかり報復します。それは追加の投資によって生まれる追加の利潤でした。おみごと。
14.すご腕金ちゃん
商品が流通する時間すら待てない金ちゃんは、商業資本を生みだし、さらに利潤を増やします。コンビニは眠りません。
15.金ちゃんの影武者
金ちゃんは金庫に、商売は手形で。お金が入るまでツケで商売すれば、それだけ利益が増える。金ちゃんの信用もいまでは絶大。
16.元祖金ちゃんと影武者
工場や機械の更新のための貯金も有効活用。信用ある手形は銀行券と呼ばれて、いまではまるでお金のように振る舞っている。
17.金ちゃんのハードボイルド
銀行券は所詮は手形。貨幣ではない。出しゃばりすぎた銀行券が経済を混乱させる!?
18.お疲れさま、金ちゃん
企業を株に分割して売買すれば、資本だって売買できる。こうして金ちゃんは商品世界にもどってきました。
W:資本主義社会とは(歴史と経済)
19.金ちゃん、質問があります
資本論に書かれていることは客観的な真実ですか。それとも、ただの仮説ですか。
20.資本主義は不滅ですか
資本主義という経済の仕組みは永遠に続くのでしょうか。市場原理というのは不滅の原理ですか。

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