◆ TKKI カナヤマ オフィシャル ホームページ。     

   TKKI KANAYAMA’S OFFICIAL HOMEPAGE.

◆ カナヤマ古生物学ハンドブック。

   KANAYAMA’S PALEONTOLOGY HANDBOOK

 

 

 カナヤマ 古生物学辞典 

 日本語版 

 見出し語 『 い 』。

 

 

メ ニュー (目次)  #jpmenu      

 次の項目を選び、クリックして下さい。    

□ 古生物学 辞典 (総合)

□      ● 五十音順 (アイウエオ順)。

 □ 見出し語 いさ

 □ 見出し語 いん

 

 

○ いー  イーダ。 

           《霊長類》。

          (約4700万年前の霊長類)。

          (⇒ 霊長類)。

          ○ アダピス類 または オモミス類

          新発見で位置づけ未確定。

 

〇 いぐ  イグアノドン。

          (鳥脚類の恐竜)。 恐竜》。

        (⇒ 鳥脚類)。

          (<鳥脚類 <恐竜)

 

〇 いく  イクチオサウルス類。

              (いくちおさうるするい)。

                    (= 魚竜類(ぎょりゅうるい))。

          (海竜 (かいりゅう 通称、

           = 中生代海棲爬(は)

           類・4種類) の1種類)

           《海洋性爬(は)虫類》。

              ICHTHYOSAUR(S)

          (⇒ 海竜(かいりゅう))。

           (⇒ 中生代水生爬虫類)。

           (⇒ (は)虫類)。

              ■ イクチオサウルス類  (= 魚竜類

             (ぎょりゅうるい))は、 中生代に

             息した(出現し絶滅した)海洋性の

             (は)虫類であり、 中生代海棲爬虫

             類・4種類(= 海竜)の1種類である。

             ■ 中生代海棲爬虫類(中生代海洋

             生息爬虫類)は、 6類類あり、 

             (1) 中生代海棲爬虫類・4種類は、

               通称の総称で海竜(かいりゅう)

               と呼ばれ、

             (a) イクチオサウルス類 (= 魚竜類)、

             (b) ノトサウルス 類(= 偽竜類)、

             (c) プレシオサウルス類(= 首長竜

                 類)、

             (d) モササウルス類であり、

             (2) 他の中生代海棲爬虫類・2種

               類は、

             (e) 中生代河川・海洋生息 カメ類、 

             (f) 中生代河川・海洋生息ワニ類、

             である。

          ■ イクチオサウルス類

            (= 魚竜類)。

             <海竜 (通称、= 中生代海棲(海

               洋性)爬(は)虫類・4種類)。

             <中生代水生爬(は)虫類・6種類。

             <双弓類(そうきゅうるい)、

               水生爬(は)虫類。

                       <爬(は)虫類。

                       <脊椎(せきつい)動物。

                        <動物。

             <真核(しんかく)生物。

                 <地球生物。

 

#isa

 いせ  異節類 

             (いせつるい)。 《哺(ほ)乳類》。

          (<有胎盤哺乳類(=真獣類)

            <哺(ほ)乳類<脊 椎(せきつい)動物)。

          ○ 現生種類の例 :アリクイ、ナマ

          ケモノ、アルマジロ。

 

 いで  遺伝子解析。

             (いでんしかいせき)。《DNA分析》。

             (⇒ DNA 分析)。

 

#in

 いん  インドリコテリウム 。

          (= パラケラテリウム)。

          《哺(ほ)乳類》。

        (⇒ パラケラテリウム)。

          ○ 地球史上最大の陸生

          哺(ほ)乳類 。

 

 

  ● 五十音順 (アイウエオ順)。

 

 

 

■ 上位のWEBサイト。

□ (KOH) カナヤマ オフィシャル    >

         ホームページ。   

□ (Cse)  国際理解総合サイト          >

        われら地球市民 

□ (Ke)   百科事典。            >

□ (Kph) 古生物学ハンドブック。     >

□ (Kph) 古生物学辞典(総合版)。   >

□ (Kph) 古生物学辞典・日本語版。  > 

□ (Kph) この日本語ページ。

 

 

ようこそ TKK カナヤマのホームページへ !             WELCOME TO TKK KANAYAMA’S HOMEPAGE !  

 

 

■ 当ホームページの制作・著作権 TKKI カナヤマ。

 

■ Copyright(C)TKKI Kanayama . 

  All Rights Reserved.

 

 

#jpdictionary(general)

 

◆ 古生物学辞典

 

● 見出し語はグリーンでマークされています

 

□ メニュー (目次) の先頭へ戻る

□ 古生物学 辞典 の先頭ページへ 。

□ 古生物学 ハンドブック 日本語版へ

 

 

#i

 

#xenarthrans

 

■ 異節類  

     (いせつるい)。

 

■ 異節類

■ 名称 : 異節類 (いせつるい)。 

■ 学名: Xenarthra、 英名:XENARTHRAN (S)

■ 学術 分類 ランク : 異節上目 Superorder Xenarthra 。

■ 有胎盤(哺乳)類(= 真獣類)

■ 異節類 <有胎盤哺乳類(= 真獣類 <哺(ほ)乳類 <脊椎

 (せきつい)動物 <動物

■ 現生種類の例: アリクイ、ナマケモノ、アルマジロ。

■ 有胎盤(哺乳)類(=真獣類)・4種類 (異節類アフリカ獣類真主

 齧類ローラシア獣類) の1つ。

■ 異節類の進化 : 単細胞微生物 ⇒ 多細胞微生物 ⇒ 無脊椎

 (むせきつい)動物 (脊索動物、可視大型生物) ⇒ 脊椎(せきつい)

 動物の、魚類 ⇒ 両生類 ⇒ 爬(は)虫類 ⇒ 爬(は)虫類(有羊膜

  類)の、「単弓類(= 哺乳類型爬(は)虫類)」  初期の哺乳類 ⇒ 

 哺(ほ)乳類の、有胎盤類 ⇒ 異節類

■ 現生の異節類や その分類の詳細に関しては、生物学 辞典の 

 「異節類」を参照して下さい。

 

□ 異節類の進化

□ 異節類 (総合)

□ 異節類の学術分類表 (上位分類)

□ 哺(ほ)乳類 画像 アルバム NO.1  (異節類

 

 

#xenarthrans-evolution

 

■ 異節類の進化。

 

■ 異節類の進化 : 単細胞微生物 ⇒ 多細胞微生物 ⇒ 無脊椎

 (むせきつい)動物 (脊索動物、可視大型生物) ⇒ 脊椎(せきつい)

 動物の、魚類 ⇒ 両生類 ⇒ 爬(は)虫類 ⇒ 爬(は)虫類(有羊膜

 類)の、「単弓類(= 哺乳類型爬(は)虫類)」  初期の哺乳類 ⇒ 

 哺(ほ)乳類の、有胎盤類 ⇒ 異節類

 

■ 動物の進化 : 単細胞微生物 ⇒ 多細胞微生物 ⇒ 無脊椎(むせ

 きつい)動物 (脊索動物、可視大型生物) ⇒ 脊椎(せきつい)動物の、

 魚類 ⇒ 両生類 ⇒ 爬(は)虫類 ⇒ 哺(ほ)乳類  と  鳥類。

■ 哺(ほ)乳類の、真獣類の、有胎盤類(ゆうたいばんるい) は、 白亜

 紀前期の約1億2500万年前に、哺乳類より分岐して、出現した。

● 胎盤で子育てし出産後乳を飲ませ育てる、有胎盤類(ゆうたいばんる

 い)は、 約1億2500万年前から現在まで、 生存する。

(例) 初期の有胎盤類の、 エオマイア。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ 哺乳類の分類。

■ 哺乳類 は、 有胎盤類(=真獣類)、 有袋類 と 北半球後獣類

 (2つ合わせて後獣類)、 単孔類、 三錐歯類、 多丘歯類 の6つに

 分類される。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ 哺(ほ)乳類の出現。    

■ 哺乳類 (生存2.2億年前頃〜現在)(人類に連なる祖先) が、

 約2.2億年前、 中生代の三畳紀 ((約2.5 1〜2億年前)に、

 単弓類(哺乳類型爬虫類) より進化して、出現する。

■ 単弓類 (哺(ほ)乳類型爬(は)虫類) の一部 は、 約2.2億年前

 に、 哺(ほ)乳類へ進化した。 

● 単弓類の一部 は、 陸地で、単弓類の獣弓類より、 約2億2000

 万年前 に、 中生代の三畳紀 (約2.51億〜2億年前) の中期に、哺

 (ほ)乳類 へと進化する。

(例)  初期の哺(ほ)乳類の、アデロバシレウス。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

● 初期の哺乳類である、アデロバシレウス ( Adelobasileus

 cromptoni ) が、約2億2500万年前に、出現する。

 

◆ 脊椎動物の進化。

■ 脊椎(せきつい)動物 は、 無顎類(むがくるい)、 板皮類(ばんぴるい、

 絶滅)、 軟骨(なんこつ)魚類、 硬骨(こうこつ)魚類、 両生(りょうせい)

 類、 爬(は)虫類、 哺(ほ)乳類、 鳥(ちょう)類 に分類される。

■ 脊椎動物の進化 : 単細胞微生物 ⇒ 多細胞微生物 ⇒ 無脊椎動物

 ⇒ 脊椎(せきつい)動物の、無顎類(むがくるい、顎(あご)のない魚) ⇒ 

 板皮類(絶滅) と 軟骨魚類 (顎(あご)のある魚)⇒ 硬骨魚類 ⇒ 

 両生類 ⇒ 爬(は)虫類 ⇒ 哺(ほ)乳類 と 鳥類。 

■ 無顎類は、無脊椎動物から分岐(ぶんき)した。 板皮類(絶滅)と軟骨魚

 類は、無顎類から分岐した。 硬骨魚類は、 軟骨魚類から分岐した。 両

 生類は、硬骨魚類から分岐した。 爬(は)虫類は、両生類から分岐した。 

 哺(ほ)乳類と鳥類 は、 爬(は)虫類から分岐した。

 

 

#xenarthrans-general

 

■ 異節類  (総合)。

 

■ 異節類 < 有胎盤哺乳類 (真獣類) < 哺(ほ)乳類 

 < 有羊膜類(ゆうようまくるい)< 四肢(しし)動物 < 有顎(ゆうがく  

 動物 (顎口類)(Gnathostomata)< 脊椎(せきつい)動物動物

 

■ 異節類 (いせつるい) は、 学名は Xenarthra

 で、 英名は、XENARTHRAN である。

■ 異節類の、学術 分類 ランク は、 異節上目 である。

■ 異節類の、種類 は、 哺乳綱 亜綱  真獣下綱 (しんじゅうか 

 こう、正獣下綱) 異節上目  (The Class Mammalia , The 

 Subclass Theria, The Infraclass  Eutheria, The 

 Superorder Xenarthra) である。

■ 異節類 は、 有胎盤類(ゆう たいばんるい、真獣類)の哺(ほ)乳

 類 である。

■ 異節類 は、 脊椎(せきつい)動物哺(ほ)乳類 である。

■ 異節類の現生種の例としては、 アリクイ、ナマケモノ、 アルマジロ

 などがいる。

■ 異節類 は、 動物 の、 脊椎動物 の、有顎(ゆうがく)動物(顎口

 類) (Gnathostomata) の、 四肢(しし)動物 の、 有羊膜類 

 (ゆうようまくるい) の、 哺(ほ)乳類 の、 有胎盤哺乳類 (真獣類) 

 に属する。

■ 種類 : 哺乳綱 亜綱  真獣下綱 (しんじゅうかこう、正獣下綱) 

 異節上目  (The Class Mammalia,The Subclass 

 Theria, The Infraclass Eutheria , The Superorder 

 Xenarthra)。

 

■ 現生有胎盤哺乳類(現生真獣類 : 次の4つの動物群。

 @ 異節類(いせつるい) (例) アリクイ、ナマケモノ、アルマジロ。

  英名:XENARTHRAN(S)、 

  異節上目 (いせつじょうもく、The Superorder Xenarthra)

 A アフリカ獣類 (あふりかじゅうるい) (例)  ゾウ、マナティー。

  英名:AFROTHERIAN(S)、 

  アフリカ獣上目 (The Superorder Afrotheria)。

 B 真主齧類(しんしゅげつるい) (例) 人類、類人猿、サル、ウサギ、

  リス、ネズミ。

  英名:EUARCHONTOGLIRES、 

  真主齧上目 (The Superorder Euarchontoglires)。

 C ローラシア獣類        (例)  トラ、オオカミ、クマ、シカ、ウシ、

  クジラ、イルカ、アザラシ、ウマ、コウモリ。    

  英名:LAURASIATHERIA、 

  ローラシア獣上目 (The Superorder Laurasiatheria)。

 

■ 哺(ほ)乳類は、胎盤で子育てし、出産後子供を母乳によって育てる

 (子供に乳を飲ませて育てる) 脊椎(せきつい)動物 である。 

■ 現在の哺(ほ)乳類の90% は、 胎盤で子育てをする有胎盤類の

 哺(ほ)乳類 (有胎盤哺乳類) である。

 

 

■ 有胎盤哺乳類の現生群 即ち、現生真獣類(現生有胎盤哺乳類) は、

 異節上目(いせつじょうもく,Xenarthra)、 アフリカ獣上目(Afroth-

 eria)、 真主齧上目(しんしゅげつじょうもく,Euarchontoglires)、

 ローラシア獣上目(Laurasiatheria)  の4つのグループに分かれる。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ 有胎盤哺乳類 (ゆう たいばんほにゅうるい) は、 有胎盤類(ゆう た

 いばんるい) で、 別名は、 真獣類(しんじゅうるい)。 正獣類 である。

● 有胎盤類の哺乳類の、学名は Placentalia、 英名 は 

 PLACENTAL(S)、PLACENTAL MAMMAL(S) である。

● 真獣類の哺乳類の、学名は、 Eutheria, 英名 は EUTHERIAN

 (S) である。

■ 有胎盤哺乳類の、学術 分類 ランク は、 真獣下綱 (しんじゅうかこ

 う)、 正獣下綱 である。

■ 有胎盤哺乳類 は、 有胎盤類(ゆう たいばんるい)の哺(ほ)乳類 で

 ある。

■ 有胎盤哺乳類 は、 真獣類(しんじゅうるい)の哺(ほ)乳類 である

■ 有胎盤哺乳類 は、 脊椎(せきつい)動物の哺乳類 である。

■ 有胎盤哺乳類の例として、アリクイ、ゾウ、人類、ネコ などがいる。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

■ 現生有胎盤哺乳類(現生真獣類 は 次の4つの動物群 に分かれる。

 @ 異節上目(いせつじょうもく)  (例) アリクイ、ナマケモノ、アルマジロ。

 A アフリカ獣上目          (例)  ゾウ、マナティー。

 B 真主齧(しんしゅげつ)上目   (例) 人類、サル、ネズミ、ウサギ。

 C ローラシア獣上目        (例) ネコ、イルカ、ウマ、ウシ。    

 

 @ 異節類(いせつるい) (例) アリクイ、ナマケモノ、アルマジロ。

  英名:XENARTHRAN(S)、 

  異節上目 (いせつじょうもく、The Superorder Xenarthra)

 A アフリカ獣類  (例)  ゾウ。

  英名:AFROTHERIAN(S)、 

  アフリカ獣上目 (The Superorder Afrotheria)。

 B 真主齧類 (しんしゅげつるい)  (例) 人類、サル、ネズミ、ウサギ。

  英名:EUARCHONTOGLIRES、 

  真主齧上目 (The Superorder Euarchontoglires)。

 C ローラシア獣類        (例) ネコ、イルカ、ウマ、ウシ。    

  英名:LAURASIATHERIA、 

  ローラシア獣上目 (The Superorder Laurasiatheria)。

■ 有胎盤哺乳類 は、 胎盤で子育てし、出産後子供を母乳によって育て

 る(子供に乳を飲ませて育てる) 脊椎(せきつい)動物 である。 

■ 現在の哺(ほ)乳類の90% は、 胎盤で子育てをする有胎盤類の哺

 (ほ)乳類 (有胎盤哺乳類) である。

■ 有胎盤哺乳類 は、 動物 の、 脊椎動物 の、 有顎(ゆうがく)動物 

 (顎口類)(Gnathostomata) の、 四肢(しし)動物 の、 有羊膜類

 (ゆうようまくるい) の、 哺(ほ)乳類 に属する。

 

 

■ 哺(ほ)乳類の中で、有胎盤類 (ゆうたいばんるい) と 有袋類 (ゆ

 うたいるい) と 単孔類(たんこうるい) が現存する。

■ 現生哺乳類 : 真獣類(=有胎盤類)、 後獣類の中の有袋類、 原獣

           類 (=単孔類))。

  絶滅哺乳類 : 異獣類(多丘類他2種)、 三錐歯類。

■ 子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ませて育てる) 脊椎(せ

 きつい)動物。 

■ (例) 有胎盤類の人類 、有袋類のカンガルー、 単孔類のカモノハ

 シやハリモグラ。

■ 哺(ほ)乳類 とは、 子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ま

 せて育てる) 動物 である。

■ 現生哺乳類 は、 大きく分けて、 有胎盤類 (ゆうたいばんるい)、

 有袋類 (ゆうたいるい)、単孔類 (たんこうるい) の3つのグループ

 に分けられる。

■ 現在、生存する (現存する) 哺(ほ)乳類 は、 有胎盤類 (ゆうた

 いばんるい,学名:Placentalia英名:PLACENTAL(S)) と有袋

 類(ゆうたいるい,学名:Marsupialia英名:MARSUPIAL(S))

 と 単孔類(たんこうるい,学名Monotremata英名:MONOTR−

 EME(S)) の3種類である。  現在の哺(ほ)乳類の90%は、 胎盤

 で子育てをする有胎盤類 である。

 

■ 現生哺(ほ)乳類 は、 真獣類 (しんじゅうるい,学名:Eutheria

 英名:EUTHERIAN(S))(=有胎盤類) と 後獣類 (こうじゅうるい,

 学名:Metatheria英名:METATHERIAN(S))の中の有袋類、 と 

 原獣類 (げんじゅうるい,学名:Prototheria英名:PROTOTHE−

 RIAN(S))(=単孔類)) である。

 

■ 絶滅哺(ほ)乳類 は、 異獣類 (いじゅうるい,学名:Allotheria

 英名:ALLOTHERIAN(S))の多丘類 (学名Multituberculata

 英名:MULTITUBERCULATE(S)) 及び他2種、 と 三錐歯類

 (さんすいしるい,学名:Tricondonta英名:TRICONDONT(S))

 である。

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

 

 

■ 有袋類や単孔類は、現生哺乳類の主流である有胎盤類とは、異な

 っている。

■ 有袋類 は、胎盤が未発達なため、胎盤で長く子を育てることができ

 ない。 このため、未熟な状態で生まれた子を、袋(育児嚢(いくじの

 う))で、育てる。 育児嚢(いくじのう)は、通常腹部にある袋で、中に

 は乳頭があり、子供は、 これをくわえて母乳を摂取(せっしゅ)する。

   有袋類は、恒温動物(内温動物)でありながら、有胎盤類に比べて、

 体温調節機能がやや低いが、 単孔類よりは、その機能は、高い。

 

■ 単孔類 は、 卵を生み、卵を温めて子を孵化(ふか)させ、母乳に

 よって育てる。 母親は、他の哺乳類のような乳首をもたず、子は、母

 親の乳腺(にゅうせん)からしみだした乳をなめとる。

   単孔類 は、 恒温動物(内温動物)であるが、有胎盤類に比べて、

 体温調節能力が低い。

 

■ 哺乳類(ほにゅうるい) は、脊椎動物(せきついどうぶつ)の1種類

 である。

■ 哺(ほ)乳類 は、 有羊膜類 (ゆうようまくるい,Amniota) の1

 種類 である。

■ 哺(ほ)乳類 は、 中生代三畳紀後期の約2億2000万年前より、 

 現在まで、生存する。 

● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。

■ 人類 は、 子供を体内で育て大きくし出産後は乳を飲ませて育てる、 

 有胎盤類の哺(ほ)乳類 である。

■ 現在、新生代(約6550万年前〜現在)に、人類を含め、「有胎盤類

 哺(ほ)乳類」が、 この地球で、 他の生物との生存競争に勝ち抜き、

 繁栄しているのは、 卵で子育てするのではなく、 子孫を確実に残せ

 胎盤で子育てをする機能を持っているからである。

 

 

#xenarthrans-classificationtable

 

■ 異節類の学術分類表  

  詳細上位分類、上位所属の分類、日本語・学名・英語名対照)。

 THE SCIENTIFIC CLASSIFICATION TABLE 

 OF XENARTHRANS .  

■ 異節類  (いせつるい)  

 ( 学名: Xenarthra、 英名:XENARTHRAN )。

● 地球生物          LIFE ON EARTH 。

⇒ 真核生物          ( ドメイン : 真核生物域    

                   Domain Eukaryota) 

                  (英名: EUKARYOTE(S))。

⇒ 動物             ( 界 : 動物界      

                   Kingdom Animalia) 

                  (英名:ANIMAL (S))。

⇒ 脊索(せきさく)動物   ( 門 : 脊索動物門   

                  Phylum Chordata 

                  (英名:CHORDATE (S))

⇒ 脊椎(せきつい)動物  (亜門 : 脊椎動物亜門 

                  Subphylum Vertebrata

                  (英 名:VERTEBRATE (S))

⇒ 有顎(ゆうがく)動物   (下門 : 有顎動物下門  

  (顎口類、有顎類)     Infraphylum Gnathostomata) 

                  (英名: VERTEBRATE (S) 

                  WITH JAW) 。

⇒ 四肢(しし)動物      (上 : 四肢動物上綱  

                  Superclass Tetrapoda ) 

                  (英名:TETRAPOD (S))。  

⇒ 有羊膜類          ( ランク(階級)なし    

 (ゆうようまくるい)      Amniota) (英名:AMNIOTE (S))。   

⇒ 哺乳類           ( 綱 : 哺乳      

                    Class Mammalia

                    英名:MAMMAL(S))。

⇒ 獣類            (亜綱 : 亜綱       

                  Subclass Theria) 

                 (英名:THERIAN(S))。

⇒ 真獣類(有胎盤類)   綱 : 真獣下 (正獣下    

                    Infraclass Eutheria

                   (英名:EUTHERIAN(S))英名:

                  PLACENTAL MAMMAL(S)) 。

⇒ 異節類(いせつるい)  上目 : 異節上目     

                  Superorder Xenarthra) 

                  (英名:XENARTHRAN(S)) 。

● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。

 

□ メニュー (目次) の先頭へ戻る

□ 古生物学 辞典 の先頭ページへ 。

□ 古生物学 ハンドブック 日本語版へ

 

 

#ida

 

■ イーダ 

     (いーだ)。

 

■ イーダ。

■ 時期 : 約4700万年前。

■ 名称 : イーダ。  

 学名(学術名): Darwinius masillae 。

● 通称名は イーダ、 英名: IDA。

■ 約4700万年前の霊長類

■ アダピス類 または オモミス類、 新発見でまだ位置づけ未

 確定。

● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。

 

 

■ イーダ は、 学名(学術名)は Darwinius masillae で、

 通称名は イーダ、 通称名の英名は、 IDA である。

 

■ イーダ は、 約4700万年前の霊長類の化石 である。

● 「イーダ」 は、ドイツのメッセル・ピットで発見された、約4700

 万年前の霊長類 で、 アダピス類 または オモミス類 とみら

 れるが、 新発見で位置づけが未確定 である。 今後の研究の

 成果が待たれている。

 

■ 「イーダ」 は、ミッシング・リンク(進化の分岐点(ぶんきてん))

 の化石として、 注目を集めている。 

■ 「イーダ」 は、 ドイツのメッセル・ピットで、1982年頃に、化

 石コレクターにより発掘され、 保存処理され、 個人貯蔵されて

 いた。 

 

■ ノルウェーの、オスロ大学・准教授で、古生物学者、ヨルン・フ

 ールム博士は、 2006年にドイツ・ハンブルクで開かれた化石

 見本市に出品されていた原始的な霊長類と思われる「イーダ」の

 化石を入手し(買い取り)、 その後、国際的な研究チームを組織

 し、「イーダ」の化石を解析し、2009年に、仮説を公表した。

 

● オスロ大学古生物学者フールム博士の研究チームは、 仮説

 として、「イーダ」は、 原猿類 または 真猿類の祖先 である とし

 ている。 つまり、 「イーダ」は、 原猿類の祖先である、アダピ

 ス類、 または、 真猿類の祖先である、オモミス類 である。

 

● 仮説として、 「イーダ」 が、アダピス類ならば、 「アダピス類 

 ノタルクトウス科 ケルカモニス亜科 に属する」 という結論を下

 した。 「イーダ」 は 現生のキツネザル類 やロリス類の祖先

 である、アダピ ス類 ということになる。

 

● 古生物学者フールム博士は、 フールム博士の娘の名前、イー

 ダから、 その霊長類の化石の通称を、「イーダ」と命名した。

● 岩石の化石 は、 平たく押しつぶされているため、 コンピュー

 タで、3次元に復元して、分析も行った。

● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。

 

■ イーダ は、 新生代の始新世の、約4700万年 前に、 熱帯雨

 林の、木の上で、暮らしていた。 子供(1才以下)のメスである。

 

■ イーダ は、 アダピス類から進化した、原猿類の現生のキツネ

 ザル類の特徴をいくつか持ている (体つきや指の長さなど) が、

  まだ、 原猿類の現生のキツネザル類ほどの極端な特殊化は見ら

 れない。 また、オモミス類から進化した、真猿類の特徴を いくつか

 持っている (くるぶしやかかとの足の骨など) が、 本格的な真猿

 類ではない。

■ イーダ には、 アダピス類から進化した、原猿類の特徴である、

 「下顎(したあご)にあるくし歯」 や 「手のかぎ爪」 (毛づくろい用

 のかぎ爪、人差し指が長い) がない。 

■ イーダ には、真猿類に通じる、かかとの上の骨である、距骨(き

 ょこつ) がある。

● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。

 

■ 「イーダ」に関する、参考の1つとなる学術解説書には、「 ザ・リ

 ンク ー ヒトとサルをつなぐ最古の生物の発見 」 (コリン・タッジ

 著) などがある。

 

□ メニュー (目次) の先頭へ戻る

□ 古生物学 辞典 の先頭ページへ 。

□ 古生物学 ハンドブック 日本語版へ

 

 

『 あなたのハートには 何が残りましたか? 』

 

 

以  上