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カナヤマ 古生物学辞典
日本語版
見出し語 『 い 』。
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■ 次の項目を選び、クリックして下さい。
□ 古生物学 辞典 (総合)。
□ い ● 五十音順 (アイウエオ順)。
□ 見出し語 いさ。
□ 見出し語 いん。
○ いー イーダ。
《霊長類》。
(約4700万年前の霊長類)。
(⇒ 霊長類)。
○ アダピス類 または オモミス類、
新発見で位置づけ未確定。
(鳥脚類の恐竜)。 《恐竜》。
(⇒ 鳥脚類)。
(<鳥脚類 <恐竜)。
〇 いく イクチオサウルス類。
(いくちおさうるするい)。
(= 魚竜類(ぎょりゅうるい))。
(海竜 (かいりゅう 通称、
= 中生代海棲爬(は)虫
類・4種類) の1種類)。
《海洋性爬(は)虫類》。
ICHTHYOSAUR(S).
(⇒ 海竜(かいりゅう))。
(⇒ 爬(は)虫類)。
■ イクチオサウルス類 (= 魚竜類
(ぎょりゅうるい))は、 中生代に生
息した(出現し絶滅した)海洋性の爬
(は)虫類であり、 中生代海棲爬虫
類・4種類(= 海竜)の1種類である。
■ 中生代海棲爬虫類(中生代海洋
生息爬虫類)は、 6類類あり、
(1) 中生代海棲爬虫類・4種類は、
通称の総称で海竜(かいりゅう)
と呼ばれ、
(a) イクチオサウルス類 (= 魚竜類)、
(b) ノトサウルス 類(= 偽竜類)、
(c) プレシオサウルス類(= 首長竜
類)、
(d) モササウルス類であり、
(2) 他の中生代海棲爬虫類・2種
類は、
(e) 中生代河川・海洋生息 カメ類、
(f) 中生代河川・海洋生息ワニ類、
である。
■ イクチオサウルス類
(= 魚竜類)。
<海竜 (通称、= 中生代海棲(海
洋性)爬(は)虫類・4種類)。
<中生代水生爬(は)虫類・6種類。
<双弓類(そうきゅうるい)、
水生爬(は)虫類。
<爬(は)虫類。
<脊椎(せきつい)動物。
<動物。
<真核(しんかく)生物。
<地球生物。
〇 いせ 異節類。
(いせつるい)。 《哺(ほ)乳類》。
(<有胎盤哺乳類(=真獣類)
<哺(ほ)乳類<脊 椎(せきつい)動物)。
○ 現生種類の例 :アリクイ、ナマ
ケモノ、アルマジロ。
〇 いで 遺伝子解析。
(いでんしかいせき)。《DNA分析》。
(⇒ DNA 分析)。
〇 いん インドリコテリウム 。
(= パラケラテリウム)。
《哺(ほ)乳類》。
(⇒ パラケラテリウム)。
○ 地球史上最大の陸生
哺(ほ)乳類 。
● 五十音順 (アイウエオ順)。
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◆ 古生物学辞典
● 見出し語は、グリーンでマークされています。
□ 古生物学 辞典 の先頭ページへ 。
■ 異節類
(いせつるい)。
■ 異節類 。
■ 名称 : 異節類 (いせつるい)。
■ 学名: Xenarthra、 英名:XENARTHRAN (S)。
■ 学術 分類 ランク : 異節上目 Superorder Xenarthra 。
■ 有胎盤(哺乳)類(= 真獣類)
■ 異節類 <有胎盤哺乳類(= 真獣類) <哺(ほ)乳類 <脊椎
■ 現生種類の例: アリクイ、ナマケモノ、アルマジロ。
■ 有胎盤(哺乳)類(=真獣類)・4種類 (異節類、アフリカ獣類、真主
■ 異節類の進化 : 単細胞微生物 ⇒ 多細胞微生物 ⇒ 無脊椎
(むせきつい)動物 (脊索動物、可視大型生物) ⇒ 脊椎(せきつい)
動物の、魚類 ⇒ 両生類 ⇒ 爬(は)虫類 ⇒ 爬(は)虫類(有羊膜
類)の、「単弓類(= 哺乳類型爬(は)虫類)」 ⇒ 初期の哺乳類 ⇒
哺(ほ)乳類の、有胎盤類 ⇒ 異節類。
■ 現生の異節類や その分類の詳細に関しては、生物学 辞典の
「異節類」を参照して下さい。
□ 異節類の進化。
□ 異節類 (総合)。
□ 哺(ほ)乳類 画像 アルバム NO.1 (異節類)
■ 異節類の進化。
■ 異節類の進化 : 単細胞微生物 ⇒ 多細胞微生物 ⇒ 無脊椎
(むせきつい)動物 (脊索動物、可視大型生物) ⇒ 脊椎(せきつい)
動物の、魚類 ⇒ 両生類 ⇒ 爬(は)虫類 ⇒ 爬(は)虫類(有羊膜
類)の、「単弓類(= 哺乳類型爬(は)虫類)」 ⇒ 初期の哺乳類 ⇒
哺(ほ)乳類の、有胎盤類 ⇒ 異節類。
■ 動物の進化 : 単細胞微生物 ⇒ 多細胞微生物 ⇒ 無脊椎(むせ
きつい)動物 (脊索動物、可視大型生物) ⇒ 脊椎(せきつい)動物の、
魚類 ⇒ 両生類 ⇒ 爬(は)虫類 ⇒ 哺(ほ)乳類 と 鳥類。
■ 哺(ほ)乳類の、真獣類の、有胎盤類(ゆうたいばんるい) は、 白亜
紀前期の約1億2500万年前に、哺乳類より分岐して、出現した。
● 胎盤で子育てし出産後乳を飲ませ育てる、有胎盤類(ゆうたいばんる
い)は、 約1億2500万年前から現在まで、 生存する。
(例) 初期の有胎盤類の、 エオマイア。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 哺乳類の分類。
■ 哺乳類 は、 有胎盤類(=真獣類)、 有袋類 と 北半球後獣類
(2つ合わせて後獣類)、 単孔類、 三錐歯類、 多丘歯類 の6つに
分類される。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 哺(ほ)乳類の出現。
■ 哺乳類 (生存2.2億年前頃〜現在)(人類に連なる祖先) が、
約2.2億年前、 中生代の三畳紀 ((約2.5 1〜2億年前)に、
単弓類(哺乳類型爬虫類) より進化して、出現する。
■ 単弓類 (哺(ほ)乳類型爬(は)虫類) の一部 は、 約2.2億年前
に、 哺(ほ)乳類へ進化した。
● 単弓類の一部 は、 陸地で、単弓類の獣弓類より、 約2億2000
万年前 に、 中生代の三畳紀 (約2.51億〜2億年前) の中期に、哺
(ほ)乳類 へと進化する。
(例) 初期の哺(ほ)乳類の、アデロバシレウス。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
● 初期の哺乳類である、アデロバシレウス ( Adelobasileus
cromptoni ) が、約2億2500万年前に、出現する。
◆ 脊椎動物の進化。
■ 脊椎(せきつい)動物 は、 無顎類(むがくるい)、 板皮類(ばんぴるい、
絶滅)、 軟骨(なんこつ)魚類、 硬骨(こうこつ)魚類、 両生(りょうせい)
類、 爬(は)虫類、 哺(ほ)乳類、 鳥(ちょう)類 に分類される。
■ 脊椎動物の進化 : 単細胞微生物 ⇒ 多細胞微生物 ⇒ 無脊椎動物
⇒ 脊椎(せきつい)動物の、無顎類(むがくるい、顎(あご)のない魚) ⇒
板皮類(絶滅) と 軟骨魚類 (顎(あご)のある魚)⇒ 硬骨魚類 ⇒
両生類 ⇒ 爬(は)虫類 ⇒ 哺(ほ)乳類 と 鳥類。
■ 無顎類は、無脊椎動物から分岐(ぶんき)した。 板皮類(絶滅)と軟骨魚
類は、無顎類から分岐した。 硬骨魚類は、 軟骨魚類から分岐した。 両
生類は、硬骨魚類から分岐した。 爬(は)虫類は、両生類から分岐した。
哺(ほ)乳類と鳥類 は、 爬(は)虫類から分岐した。
■ 異節類 (総合)。
■ 異節類 < 有胎盤哺乳類 (真獣類) < 哺(ほ)乳類
< 有羊膜類(ゆうようまくるい)< 四肢(しし)動物 < 有顎(ゆうがく)
動物 (顎口類)(Gnathostomata)< 脊椎(せきつい)動物< 動物。
■ 異節類 (いせつるい) は、 学名は Xenarthra、
で、 英名は、XENARTHRAN である。
■ 異節類の、学術 分類 ランク は、 異節上目 である。
■ 異節類の、種類 は、 哺乳綱 獣亜綱 真獣下綱 (しんじゅうか
こう、正獣下綱) 異節上目 (The Class Mammalia , The
Subclass Theria, The Infraclass Eutheria, The
Superorder Xenarthra) である。
■ 異節類 は、 有胎盤類(ゆう たいばんるい、真獣類)の哺(ほ)乳
類 である。
■ 異節類 は、 脊椎(せきつい)動物の哺(ほ)乳類 である。
■ 異節類の現生種の例としては、 アリクイ、ナマケモノ、 アルマジロ
などがいる。
■ 異節類 は、 動物 の、 脊椎動物 の、有顎(ゆうがく)動物(顎口
類) (Gnathostomata) の、 四肢(しし)動物 の、 有羊膜類
(ゆうようまくるい) の、 哺(ほ)乳類 の、 有胎盤哺乳類 (真獣類)
に属する。
■ 種類 : 哺乳綱 獣亜綱 真獣下綱 (しんじゅうかこう、正獣下綱)
異節上目 (The Class Mammalia,The Subclass
Theria, The Infraclass Eutheria , The Superorder
Xenarthra)。
■ 現生有胎盤哺乳類(現生真獣類) : 次の4つの動物群。
@ 異節類(いせつるい) (例) アリクイ、ナマケモノ、アルマジロ。
英名:XENARTHRAN(S)、
異節上目 (いせつじょうもく、The Superorder Xenarthra)
A アフリカ獣類 (あふりかじゅうるい) (例) ゾウ、マナティー。
英名:AFROTHERIAN(S)、
アフリカ獣上目 (The Superorder Afrotheria)。
B 真主齧類(しんしゅげつるい) (例) 人類、類人猿、サル、ウサギ、
リス、ネズミ。
英名:EUARCHONTOGLIRES、
真主齧上目 (The Superorder Euarchontoglires)。
C ローラシア獣類 (例) トラ、オオカミ、クマ、シカ、ウシ、
クジラ、イルカ、アザラシ、ウマ、コウモリ。
英名:LAURASIATHERIA、
ローラシア獣上目 (The Superorder Laurasiatheria)。
■ 哺(ほ)乳類は、胎盤で子育てし、出産後子供を母乳によって育てる
(子供に乳を飲ませて育てる) 脊椎(せきつい)動物 である。
■ 現在の哺(ほ)乳類の90% は、 胎盤で子育てをする有胎盤類の
哺(ほ)乳類 (有胎盤哺乳類) である。
■ 有胎盤哺乳類の現生群 即ち、現生真獣類(現生有胎盤哺乳類) は、
異節上目(いせつじょうもく,Xenarthra)、 アフリカ獣上目(Afroth-
eria)、 真主齧上目(しんしゅげつじょうもく,Euarchontoglires)、
ローラシア獣上目(Laurasiatheria) の4つのグループに分かれる。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 有胎盤哺乳類 (ゆう たいばんほにゅうるい) は、 有胎盤類(ゆう た
いばんるい) で、 別名は、 真獣類(しんじゅうるい)。 正獣類 である。
● 有胎盤類の哺乳類の、学名は Placentalia、 英名 は
PLACENTAL(S)、PLACENTAL MAMMAL(S) である。
● 真獣類の哺乳類の、学名は、 Eutheria, 英名 は EUTHERIAN
(S) である。
■ 有胎盤哺乳類の、学術 分類 ランク は、 真獣下綱 (しんじゅうかこ
う)、 正獣下綱 である。
■ 有胎盤哺乳類 は、 有胎盤類(ゆう たいばんるい)の哺(ほ)乳類 で
ある。
■ 有胎盤哺乳類 は、 真獣類(しんじゅうるい)の哺(ほ)乳類 である。
■ 有胎盤哺乳類 は、 脊椎(せきつい)動物の哺乳類 である。
■ 有胎盤哺乳類の例として、アリクイ、ゾウ、人類、ネコ などがいる。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 現生有胎盤哺乳類(現生真獣類) は 次の4つの動物群 に分かれる。
@ 異節上目(いせつじょうもく) (例) アリクイ、ナマケモノ、アルマジロ。
A アフリカ獣上目 (例) ゾウ、マナティー。
B 真主齧(しんしゅげつ)上目 (例) 人類、サル、ネズミ、ウサギ。
C ローラシア獣上目 (例) ネコ、イルカ、ウマ、ウシ。
@ 異節類(いせつるい) (例) アリクイ、ナマケモノ、アルマジロ。
英名:XENARTHRAN(S)、
異節上目 (いせつじょうもく、The Superorder Xenarthra)
A アフリカ獣類 (例) ゾウ。
英名:AFROTHERIAN(S)、
アフリカ獣上目 (The Superorder Afrotheria)。
B 真主齧類 (しんしゅげつるい) (例) 人類、サル、ネズミ、ウサギ。
英名:EUARCHONTOGLIRES、
真主齧上目 (The Superorder Euarchontoglires)。
C ローラシア獣類 (例) ネコ、イルカ、ウマ、ウシ。
英名:LAURASIATHERIA、
ローラシア獣上目 (The Superorder Laurasiatheria)。
■ 有胎盤哺乳類 は、 胎盤で子育てし、出産後子供を母乳によって育て
る(子供に乳を飲ませて育てる) 脊椎(せきつい)動物 である。
■ 現在の哺(ほ)乳類の90% は、 胎盤で子育てをする有胎盤類の哺
(ほ)乳類 (有胎盤哺乳類) である。
■ 有胎盤哺乳類 は、 動物 の、 脊椎動物 の、 有顎(ゆうがく)動物
(顎口類)(Gnathostomata) の、 四肢(しし)動物 の、 有羊膜類
(ゆうようまくるい) の、 哺(ほ)乳類 に属する。
■ 哺(ほ)乳類の中で、有胎盤類 (ゆうたいばんるい) と 有袋類 (ゆ
うたいるい) と 単孔類(たんこうるい) が現存する。
■ 現生哺乳類 : 真獣類(=有胎盤類)、 後獣類の中の有袋類、 原獣
類 (=単孔類))。
絶滅哺乳類 : 異獣類(多丘類他2種)、 三錐歯類。
■ 子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ませて育てる) 脊椎(せ
きつい)動物。
■ (例) 有胎盤類の人類 、有袋類のカンガルー、 単孔類のカモノハ
シやハリモグラ。
■ 哺(ほ)乳類 とは、 子供を母乳によって育てる (子供に乳を飲ま
せて育てる) 動物 である。
■ 現生哺乳類 は、 大きく分けて、 有胎盤類 (ゆうたいばんるい)、
有袋類 (ゆうたいるい)、単孔類 (たんこうるい) の3つのグループ
に分けられる。
■ 現在、生存する (現存する) 哺(ほ)乳類 は、 有胎盤類 (ゆうた
いばんるい,学名:Placentalia、英名:PLACENTAL(S)) と有袋
類(ゆうたいるい,学名:Marsupialia、英名:MARSUPIAL(S))
と 単孔類(たんこうるい,学名:Monotremata、英名:MONOTR−
EME(S)) の3種類である。 現在の哺(ほ)乳類の90%は、 胎盤
で子育てをする有胎盤類 である。
■ 現生哺(ほ)乳類 は、 真獣類 (しんじゅうるい,学名:Eutheria、
英名:EUTHERIAN(S))(=有胎盤類) と 後獣類 (こうじゅうるい,
学名:Metatheria、英名:METATHERIAN(S))の中の有袋類、 と
原獣類 (げんじゅうるい,学名:Prototheria、英名:PROTOTHE−
RIAN(S))(=単孔類)) である。
■ 絶滅哺(ほ)乳類 は、 異獣類 (いじゅうるい,学名:Allotheria、
英名:ALLOTHERIAN(S))の多丘類 (学名:Multituberculata、
英名:MULTITUBERCULATE(S)) 及び他2種、 と 三錐歯類
(さんすいしるい,学名:Tricondonta、英名:TRICONDONT(S))
である。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 有袋類や単孔類は、現生哺乳類の主流である有胎盤類とは、異な
っている。
■ 有袋類 は、胎盤が未発達なため、胎盤で長く子を育てることができ
ない。 このため、未熟な状態で生まれた子を、袋(育児嚢(いくじの
う))で、育てる。 育児嚢(いくじのう)は、通常腹部にある袋で、中に
は乳頭があり、子供は、 これをくわえて母乳を摂取(せっしゅ)する。
有袋類は、恒温動物(内温動物)でありながら、有胎盤類に比べて、
体温調節機能がやや低いが、 単孔類よりは、その機能は、高い。
■ 単孔類 は、 卵を生み、卵を温めて子を孵化(ふか)させ、母乳に
よって育てる。 母親は、他の哺乳類のような乳首をもたず、子は、母
親の乳腺(にゅうせん)からしみだした乳をなめとる。
単孔類 は、 恒温動物(内温動物)であるが、有胎盤類に比べて、
体温調節能力が低い。
■ 哺乳類(ほにゅうるい) は、脊椎動物(せきついどうぶつ)の1種類
である。
■ 哺(ほ)乳類 は、 有羊膜類 (ゆうようまくるい,Amniota) の1
種類 である。
■ 哺(ほ)乳類 は、 中生代三畳紀後期の約2億2000万年前より、
現在まで、生存する。
● TKKI カナヤマ 著 生物学 辞典。
■ 人類 は、 子供を体内で育て大きくし出産後は乳を飲ませて育てる、
有胎盤類の哺(ほ)乳類 である。
■ 現在、新生代(約6550万年前〜現在)に、人類を含め、「有胎盤類
の哺(ほ)乳類」が、 この地球で、 他の生物との生存競争に勝ち抜き、
繁栄しているのは、 卵で子育てするのではなく、 子孫を確実に残せ
る胎盤で子育てをする機能を持っているからである。
#xenarthrans-classificationtable
■ 異節類の学術分類表
( 詳細上位分類、上位所属の分類、日本語・学名・英語名対照)。
THE SCIENTIFIC CLASSIFICATION TABLE
OF XENARTHRANS .
■ 異節類 (いせつるい)
( 学名: Xenarthra、 英名:XENARTHRAN )。
● 地球生物 LIFE ON EARTH 。
⇒ 真核生物 ( ドメイン : 真核生物域
Domain Eukaryota)
(英名: EUKARYOTE(S))。
⇒ 動物 ( 界 : 動物界
Kingdom Animalia)
(英名:ANIMAL (S))。
⇒ 脊索(せきさく)動物 ( 門 : 脊索動物門
Phylum Chordata)
(英名:CHORDATE (S))。
⇒ 脊椎(せきつい)動物 (亜門 : 脊椎動物亜門
Subphylum Vertebrata)
(英 名:VERTEBRATE (S))。
⇒ 有顎(ゆうがく)動物 (下門 : 有顎動物下門
(顎口類、有顎類) Infraphylum Gnathostomata)
(英名: VERTEBRATE (S)
WITH JAW) 。
⇒ 四肢(しし)動物 (上綱 : 四肢動物上綱
Superclass Tetrapoda )
(英名:TETRAPOD (S))。
⇒ 有羊膜類 ( ランク(階級)なし
(ゆうようまくるい) Amniota) (英名:AMNIOTE (S))。
⇒ 哺乳類 ( 綱 : 哺乳綱
Class Mammalia)
(英名:MAMMAL(S))。
⇒ 獣類 (亜綱 : 獣亜綱
Subclass Theria)
(英名:THERIAN(S))。
⇒ 真獣類(有胎盤類) (下綱 : 真獣下綱 (正獣下綱)
Infraclass Eutheria)
(英名:EUTHERIAN(S))(英名:
PLACENTAL MAMMAL(S)) 。
⇒ 異節類(いせつるい) (上目 : 異節上目
Superorder Xenarthra)
(英名:XENARTHRAN(S)) 。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
□ 古生物学 辞典 の先頭ページへ 。
■ イーダ
(いーだ)。
■ イーダ。
■ 時期 : 約4700万年前。
■ 名称 : イーダ。
● 学名(学術名): Darwinius masillae 。
● 通称名は イーダ、 英名: IDA。
■ 約4700万年前の霊長類。
■ アダピス類 または オモミス類、 新発見でまだ位置づけ未
確定。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
■ イーダ は、 学名(学術名)は Darwinius masillae で、
通称名は イーダ、 通称名の英名は、 IDA である。
■ イーダ は、 約4700万年前の霊長類の化石 である。
● 「イーダ」 は、ドイツのメッセル・ピットで発見された、約4700
万年前の霊長類 で、 アダピス類 または オモミス類 とみら
れるが、 新発見で位置づけが未確定 である。 今後の研究の
成果が待たれている。
■ 「イーダ」 は、ミッシング・リンク(進化の分岐点(ぶんきてん))
の化石として、 注目を集めている。
■ 「イーダ」 は、 ドイツのメッセル・ピットで、1982年頃に、化
石コレクターにより発掘され、 保存処理され、 個人貯蔵されて
いた。
■ ノルウェーの、オスロ大学・准教授で、古生物学者、ヨルン・フ
ールム博士は、 2006年にドイツ・ハンブルクで開かれた化石
見本市に出品されていた原始的な霊長類と思われる「イーダ」の
化石を入手し(買い取り)、 その後、国際的な研究チームを組織
し、「イーダ」の化石を解析し、2009年に、仮説を公表した。
● オスロ大学古生物学者フールム博士の研究チームは、 仮説
として、「イーダ」は、 原猿類 または 真猿類の祖先 である とし
ている。 つまり、 「イーダ」は、 原猿類の祖先である、アダピ
ス類、 または、 真猿類の祖先である、オモミス類 である。
● 仮説として、 「イーダ」 が、アダピス類ならば、 「アダピス類
ノタルクトウス科 ケルカモニス亜科 に属する」 という結論を下
した。 「イーダ」 は、 現生のキツネザル類 やロリス類の祖先
である、アダピ ス類 ということになる。
● 古生物学者フールム博士は、 フールム博士の娘の名前、イー
ダから、 その霊長類の化石の通称を、「イーダ」と命名した。
● 岩石の化石 は、 平たく押しつぶされているため、 コンピュー
タで、3次元に復元して、分析も行った。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
■ イーダ は、 新生代の始新世の、約4700万年 前に、 熱帯雨
林の、木の上で、暮らしていた。 子供(1才以下)のメスである。
■ イーダ は、 アダピス類から進化した、原猿類の現生のキツネ
ザル類の特徴をいくつか持ている (体つきや指の長さなど) が、
まだ、 原猿類の現生のキツネザル類ほどの極端な特殊化は見ら
れない。 また、オモミス類から進化した、真猿類の特徴を いくつか
持っている (くるぶしやかかとの足の骨など) が、 本格的な真猿
類ではない。
■ イーダ には、 アダピス類から進化した、原猿類の特徴である、
「下顎(したあご)にあるくし歯」 や 「手のかぎ爪」 (毛づくろい用
のかぎ爪、人差し指が長い) がない。
■ イーダ には、真猿類に通じる、かかとの上の骨である、距骨(き
ょこつ) がある。
● TKKI カナヤマ 著 古生物学 辞典。
■ 「イーダ」に関する、参考の1つとなる学術解説書には、「 ザ・リ
ンク ー ヒトとサルをつなぐ最古の生物の発見 」 (コリン・タッジ
著) などがある。
□ 古生物学 辞典 の先頭ページへ 。
『 あなたのハートには 何が残りましたか? 』
以 上