〜キノコの部屋〜

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キノコの部屋

注意!
キノコは毒を持つものがあり、謝って食べるとてもキケンです。食べる際は自己責任でお願いします。

 

北軽井沢のキノコ

●イグチ系
●ベニタケ系
●キシメジ系
●ヒラタケ系
●モエギタケ系

 

ハナイグチ

■採取場所:北軽井沢
■時期:10月初旬
  イグチ科 ヌメリイグチ属
大きさ 中 5〜15 cm
出る時期 夏〜秋
出る場所 カラマツ林内地上
強い粘性がある 褐色〜赤茶色 半球状〜饅頭型〜扁平型に
鮮やかな黄色だが、熟成につれ暗色に
黄色〜赤褐色 ツバを持つ
その他 基本変色性はない 柄の上部、孔口で灰紫色に変色
食毒 ◎ とっても美味しい

◇キノコ狩りの代表

 北軽井沢の9月に狙うキノコの代表的なひとつです。北軽と言わず、とてもおいしいキノコなので、昔から食べている大好きなキノコのひとつです。空が開けた、から松林で多くみられますが、キノコ狩りの最大のターゲットでもあるので、競争率は高く、タイミングを逃すとなかなか採れなかったりします。花猪口と漢字では書くみたいですね

◇粘性あり、目立つ場所に生える

 傘は粘性があり褐色〜赤茶色で朝露に濡れているとキラリと光ってとても存在感があり、けっこう遠くから見つけられます。直径が5〜15cmくらいの中型のキノコで、傘はおおきくなるほどに半球状から饅頭、やがて扁平に開きます。
 傘の裏を見るち鮮やかな黄色で、とても美味しそうですが、熟成すると暗い色となって味も落ちてしまいますし、切ると虫に食い荒らされているでしょう。官は、キズによる変色はありません。

◇ツバを持ち傷による変色性はない

  柄は黄色から赤褐色と、傘に似た色をしていてツバがあります。しっかりしていて、切ってみると中身はしまっていて、美しいレモン色です。ときに柄の上部、孔口で灰紫色に変色します。

※雨が降ってたっぷりと水を吸うとハナイグチは小豆系の色に変色するそうです。気温が下がると変色しなくなるそうです。

◇ちっちゃーなハナイグチみっけ!

 上から見ただけではシロヌメリイグチと区別できないこともありますが、裏を見ると管孔が黄色いので区別できます。シロヌメリイグチは、その名のごとく管孔は白です。どちらも美味しく食べられるので、問題ありません。ただ、シロヌメリイグチがほぼ同時に見つかりますが、ハナイグチが見つかるとそれを無視してしまったりします。シロヌメリイグチは、1日置くだけで黒ずんで不味そうに見えてしまうので、見た目が良くありませんね。

<食>

 なめことは比較にならないくらい風味があります。みそ汁やうどんの具としてもいいですし、酢の物にしても美味しくいただけます。(できればぬるま湯で)きれいに洗って適度な大きさに切り、そのまま汁にぶっこんで煮ればOK、特別な下準備は必要ありません。また、塩ゆでしてポン酢でいただくのもなかなかです。
 イグチ系は生で食べるとお腹を壊すので、一応火を通して食べましょう。でも、ハナイグチは軽く湯通しするだけでも私は大丈夫です。

 

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