クミン（馬芹）

学名	Cuminum cyminum
英語名	Cumin（クミン）
和名（日本語名）	馬芹（バキン、ウマゼリ）
分類	セリ科　一年草
原産地	エジプト、南ヨーロッパ、アジア
特徴	このハーブ（香草、薬草、植物）は草丈約30cmの小型の一年草で、クミンシード（クミンの種子）を使用（利用）します。 独特の香りが食欲をそそり、消化を助けます。 花は小さく、ピンクまたは白色です。 クミンシード（クミンの種子）は小さく、長楕円形で隆起（ふくらみがある）しています。 晩夏にクミンシード（クミンの種子）を収穫します。 古代エジプト人にとっては人気のあるスパイス（香辛料）及びハーブ（香草、薬草、植物）であり、民間薬でもありました。 古代エジプトでは防腐剤としてミイラ作りに使用（利用）されていました。 インド医学でも古くから薬用植物（薬草、ハーブ、香草）として使用（利用）されてきました。 原産地はエジプトですが、現在では広くヨーロッパやアジアでも栽培されています。 旧約聖書にも記述されており、宗教と共にヨーロッパ全土に広まったものと考えられています。 紀元前1世紀に大西洋沿岸に住んでいたケルト人の住居跡から、彼らがクミンと共に魚を焼いていたことが解っています。 中世ヨーロッパでは広く使用（利用）され、一般的なスパイス（香辛料）の一つとなりました。 現在でもその人気は衰えず、料理の分野では特にカレーなどに広く親しまれています。 インド料理や中近東料理に欠かせないハーブ（香草、薬草、植物）となっています。 日本人にも馴染み深く、カレーパウダーの主原材料です。
成分	アロマオイル（精油、エッセンシャルオイル）、クミンアルデヒド、リモネン、ピネン、α-テルピネオール、フラボノイド、ジペンテン、フェランドレン等。
効能（効果、効用、薬効、作用）	消化不良、食欲増進、健胃、腹痛、腹部膨満、駆風作用、発熱、風邪、抗菌作用、強壮作用、興奮作用、抗酸化作用、肝機能改善、胃腸機能改善等。 消化促進作用、消化器全体を刺激する、解熱作用、腹痛やガスでお腹が張っている時等。
注意！	○妊娠中はスパイス（香辛料）の使用（利用）を控えめにしましょう。アロマオイル（精油、エッセンシャルオイル）は使用（利用）しないでください。また、妊娠中の方は摂取のしすぎに注意してください。バランスよく摂取してください。 ○使用（利用）の際には医師や専門家にご相談ください。
取扱商品	ハーブブレンド（乾燥ハーブミックス、ミックススパイス）、スパイス（香辛料）量り売り・計り売り、