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カレーライス/シンハラ語/シンハラ語の話し方・読者の方へ 著作・発行 KhasyaReport かしゃぐら通信 Last up dated at 15:18 April-04-23 Curry and rice in Sri Lanka /Harris and his favorite curry /Speak it in Sinhala /A story of my beaten village / KhasyaBooks mini / |
幕末期下田の、おそらく公設バザールで茶碗をさも知ったかで鑑定するヒュースケン「ゑびすのうわさ4巻」仮名垣魯文から![]() 地は揺れ、甚だしく揺れる ハリスとヒュースケン、二人だけの日曜礼拝 日本で初めてキリスト教アメリカ聖教会Episcopal Churchの礼拝を上げたのは私が初めてだとハリスは記した。いや、日本に上陸して聖書を読み上げたのはハリスだったが2年前に大砲を江戸に向けてやって来たペリーは江戸湾に浮かんだ黒船の中でアメリカ聖教会の日曜礼拝を行っている。日本の土を踏み下田の地で、また、江戸で将軍謁見前日に日曜礼拝を行ったのはハリスと秘書兼通訳のヒュースケン。宗教の自由、キリスト教信仰の自由は日米通商条約の中にハリスによって密かに盛り込まれた。ヒュースケンは彼の日記にこのことを「大成功!やったね」と記した。 |
1861年の
カレーライス 19世紀中葉から20世紀に至るカレーライスの社会変革史 日本の場合 カレーライスも歴史を語ってしまう。意図せず、予期せず。 例えばこんな具合に… タウンゼント・ハリス。こいつが小悪党なんだ。不平等条約を作った。唐人お吉さんを泣かせた。挙句は陰で儲けるためにドル高作って日本から黄金小判をわんさか持ち出して頓ずらしてアメリカで悠々自適に暮らした、とか、とか。 後世の日本の学界辺りではそんな具合にあれこれ小姑に陰口たたかれるハリスだけど、この日本開国の立役者タウンゼント・ハリス様が大のカレー好きだってこと、なんでだろう、誰も言わない。 カレーだぞ、カレー。 そこで、カレーを御旗にして1995年に立ち上がったしゃぐら通信だから声を大にして、文字を明朝からゴジックにして(これ、ブラウザによっては意味ない文字指定なのだけど)、言わなきゃならない。 ハリスはカレーが大好物だよ、ハウスじゃないよ、ハリスだよ。カレー好きなハリスが日本変えたんだよ。 タウンゼント・ハリスが大のカレー好きだということ、このことを声を大にして言うのはこのサイトだけか。そうか、ここはカレーライスがメインだから。 そもそも日本で貿易交渉するために乗った船、ハリスは船がセイロンに寄ったときコロンボへ行ってカレー食べて、次に立ち寄った香港ではカレー粉をカルカッタへ注文して下田に取り寄せる涙ぐましい努力を重ねる。日記にその苦労を記すぐらいだ。 でも、いくらハリスがカレー好きでも、ハリスって小悪党って噂じゃない?そんな小悪党じゃあな。はて、ちょっと待って。ここ、大いに引っかかる。ハリスっていつから小悪党と言われるようになったんだろう。 カネに汚い、女に汚いって噂。下田港のけなげなお女郎さんを泣かせて捨てたとか、まるで西洋花札大統領―って、花札じゃない、ドランプだ―の役どころを演じているのだけど、これって違うみたい。 おっと、外交上言っとくけど、もちろんドランプだって悪党なんかじゃない。great america againはさすが砲弾外交ぺリー司令官のお国許、すばらしいフレーズ。すべてこの世は商売、ディールだ、駆け引きだ。戦争も平和もディールだ、地球はすべてディールだ、その世知辛さが現代だって、いや、話はそこじゃない。そこへ飛んだらアナクロだ。 1861年のカレーライス19世紀中葉から20世紀に至るカレーライスの社会変革史 日本の場合と上の看板に書いたのは、ハリス公使がカレーをドイツ(プロシア)のオイレンブルク伯爵と江戸の芝赤羽で1861年に召し上がったことを表すのだけど、これ、後々とんでもないカレーにまつわる暗黒の日本の話になっていくんです。 さても不気味なって、いや、そんな黙示録みたいな処を覗くのは避けといて、さっとハリスのカレーに戻って… オイレンブルクとハリスのカレー会食を覗いてみましょう。 |
私は、 カレーライスだ。 神保町のスマトラカレー、銀座資生堂パーラー、ボースのカレーも食べて、料理雑誌のカレーレシピも片っ端から試して、食べた。 何といってもカレーライスなのだ。 美味いカレーがある、と聞けば どこへも飛んで行った。 スリランカという南の島へ行ってカレーを食べた。 そこで出会ったのは、 カレーだけどカレーじゃない。カレーじゃないけど、本物のカレーだ。 家の土間で作るカレー。 南の島のカレーライスが忘れられない。 彼は新宿四谷でTOMOCAというカレー屋を始めてしまった。 TOMOCAのカレーライスへ |
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カレーライスの島の 言葉を覚えた。 カレーを食べて、カレー材料を市場で買って、カレーのつくり方を覚えた。カレーが縁で知らず知らずスリランカの言葉が話せるようになった。 それはシンハラ語。 不思議な言葉だった。 だって、日本語の気持ちで話せるのだから。 熱帯語シンハラへ |
シンハラ語を話す シンハラ語を学ぶ。 シンハラ語会話なら日本語文法に即して覚える「シンハラ語の話し方」。キンドルやタブレットで。 もちろん、「話し方」はペーパーバック(紙の本)で読めます。 シンハラ語の話し方ペーパーバック |
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