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高良大社参道脇にあり、神功皇后はこの石と背比べをして、新羅出兵の吉凶を占ったとする伝承がある。
福岡県久留米市御井町
玉島の里にある神功皇后が鮎を釣るため上にあがった石。釣針を垂れて新羅出兵の神意を伺う占いをして竿をあげると鮎がかかった。皇后は「珍しい魚だ」と言ったので、そこを名づけて「めずらの国」と言ったが、なまって「松浦」になったという。道路を挟んで玉島神社がある。
佐賀県唐津市南山
祭神、底筒男命 中筒男命 表筒男命
本来は姿を現さない神が、神功皇后が三韓に向かうときに姿を現して軍船を導いたので現人神といい、皇后はここを訪れ、神田に水をひく為に山田の一の井堰を造り、裂田の溝を掘り通水したと伝える。攝津の住吉大社、福岡の住吉宮の元宮である。
福岡県筑紫郡那珂川町仲
伏見神社は神功皇后の妹の淀姫命を祀り、7月14日の祇園祭の夜に行われる岩戸神楽は、県指定無形文化財である。また、この神社には神功皇后の「安産御腹帯」というのもあるとのこと。神社の下には、神功皇后が造ったとする言い伝えの「一の井堰」がある。
福岡県筑紫郡那珂川町山田
神社の横を流れる小川が「裂田の溝(さくたのうなで)」と言われ、神功皇后が、ここを神田と定めて那珂川の水を引くために「一の井堰」を造り溝を掘った。途中で大岩があって掘り進めなくなったが、皇后が祷ると雷がその大岩を裂き水を通したと伝える。
福岡県筑紫郡那珂川町安徳
日本で最も古い神社だといわれる大己貴神社の裏山になる目配山は標高405mであるが、山頂からは耳納連山や夜須高原の砥上岳、甘木市街等が一望に見渡せる。神功皇后は筑紫平野を平定して、ここから支配地を眺めたことから目配山の名が付いたといわれる。山頂には神功皇后腰掛石がある。
福岡県朝倉郡筑前町栗田