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◆ カナヤマ天文学ハンドブック。

   KANAYAMA’S ASTRONOMY HANDBOOK

 

 

 カナヤマ 天文学辞典 

 日本語版 

 見出し語 『 す 』。

 

 

メ ニュー (目次)  #jpmenu         

■ 次の項目を選び、クリックして下さい。    

□ 天文学 辞典 (総合)

        ● 五十音順 (アイウエオ順)。

 □ 見出し語 すう

 □ 見出し語 すた

 □ 見出し語 すな

 □ 見出し語 すへ

 

 

 すい  水星

             (すいせい)。 《惑星》。

             THE PLANET MERCURY

          ○ 太陽系の惑星の1つ。

             ■ 水星は、 岩石惑星である。

             ■ 水星 (すいせい、英:THE  PLANET 

             MERCURY)は、 太陽系の惑星の1つで

             ある。

             ■ 水星は、 水星の表面温度は、 

             昼・約400℃、夜・約ー200℃である。

              水星では、液体の水を観測できない。

 

〇 すい  彗星

             (すいせい)。 《天体》。

             COMET(S).

          ○ 宇宙の旅人。

                            ■ 彗星 (すいせい、英:COMET(S))

             は、 チリが混じった、氷の塊(かたまり) 

             である。

             ■ 地球に衝突する恐れがある巨大隕石

             には、 NEA(地球近傍小惑星)、 メイン

             ベルト小惑星、 彗星(すいせい) などが

             ある。

 

〇 すい  水素核融合反応発光

        天体(星)

               (すいそかくゆうごうはんのうはっこう

             てんたい(せい))。 《天体》。

             ■ 水素核融合反応天体(星)(すいそ

             かくゆうごうはんのうはっこうてんたい

             (せい)) には、 軽水素核融合反応天

             体(星)の恒星(こうせい) と、 重水素

             核融合反応天体(星)の褐色矮星(かっ

             しょくわいせい)がある。

 

〇 すい  水素消耗天体

               (すいそしょうもうてんたい)。 《天体》。

 

#suu

 

〇 すう  スウィングバイ。

          《宇宙船航海術》。

             (⇒ ルート選択)。

          (⇒ 宇宙船航海術、

        宇宙船)。

             ■ スウィングバイとは、 大きな重力をもつ

             天体の重力を利用して、探査機などの宇宙

             船を加速したり、減速したりすることである。

             ■ スウィングバイには、 加速スウィング

             バイ と 減速スウィングバイ がある。

             ■ 加速スウィングバイとは、 天体の重力

             で加速することであり、 探査機などの宇宙

             船が、飛行途中で、大きな重力をもつ天体

             (惑星・衛星等)に近づいて、天体の回転の

             方向へその天体と一緒に回り、その天体の

             重力を利用して、加速する方法である。 

             ● 探査機などの宇宙船は、 加速スウィ

             ングバイにより、各種エネルギーを使わず

             加速することができる。

             ● 現在、地球外の惑星・衛星・小惑星など

             の天体に向かう、多くの探査機などの宇宙

             船が、 加速スウィングバイを行っている。

             ■ 減速スウィングバイとは、 天体の重力

             で減速することであり、 探査機などの宇宙

             船が、飛行途中で、大きな重力をもつ天体

             (惑星・衛星等)に近づいて、天体の回転の

             逆方向へその天体と一緒に回り、その天体

             の重力を利用して、減速する方法である。

 

〇 す−  スーパーアース

          (= 地球より数倍大きな太陽系

          外の惑星)。 《系外惑星》。

          (⇒ 系外惑星アイボー ル・

           アース)。

          (⇒ ハビタブルゾーン

           ハビ タブル惑星)。

          (⇒ 地球外生命生命 生息

           可能天体)。

             ■ スーパーアースとは、 地球より数倍大

             きな太陽系外の惑星である。

             ■ スーパーアースは、 系外惑星(= 太陽

             系外惑星 、太陽系の外にある惑星)であり、

             岩石惑星、または、氷惑星である。

             ● スーパーアースの岩石惑星は、 生命

             (生物)生息可能性惑星であり、 生命(生

             物)が生息できる可能性がある系外惑星

             である。

             ● 私達の太陽系に近いスーパーアース

             の岩石惑星は、 地球外生命の発見や未

             来の太陽系外への人類の移住という点で

             重要である。

 

#suta

 

 すた  スター・ウ ォーズ

                    《 宇宙SF映画》。

 

 すた  スターショット計画

              (すたーしょっとけいかく)。 《宇宙開発》。

          (= ブレークスルー・スターショット

           計画)。

             Breakthrough Starshot.

         (⇒ 恒星間飛行

           宇宙ヨット)。  

        (⇒ アルファ・ケンタウリ、

        プロキシマ・ケンタウリ 

                       ■ 恒星間飛行として、2016年4月に、スター

             ショット計画 (= ブレークスルー・スターショット

             計画、英:Breakthrough Starshot) が発

             表された。

                       ■ 恒星間飛行 (こうせいかんひこう、英:The 

             Interstellar Flight) とは、人類の探査機や

                       宇宙船が、 他の恒星や恒星系(=惑星系)に向

             って移動することである。

                       ■ スターショット計画 (英:Breakthrough 

             Starshot)は、 私たちの太陽系に最も近い、

             恒星(こうせい、星(ほし))である、アルファ・

             ケンタウリ (= ケンタウルス座α星、ケンタウ

             ルス座アルファ星) に恒星間無人探査機を

             送る、恒星間飛行の計 画である。 無人の宇

             宙ヨット(= ライトセイル)に多くのレーザー光

             をあて高スピードに加速し、 約20−30年で

             他の恒星のアルファ・ケンタウリに到着させ、

                            探査しようという計画である。

             ■ アルファ・ケンタウリ (= ケンタウルス座

              α星、ケンタウルス座アルファ星)は、 三重

              連星であり、 主星α星A と 第1伴星α星B 

              と 第2伴星・プロキシマ・ケンタウリの3恒

              星から成る。 主星α星Aは、太陽質量の約

              1.1倍、 第1伴星α星Bは、太陽質量の約

              0.9倍であり、 第2伴星・プロキシマ・ケン

              タウリは、暗くて小さい赤色矮星(せきしょく

              わいせい)であり太陽質量のおよそ8分の1

              である。 α星Aとα星Bは、肉眼では1つの

              恒星に見える。 プロキシマ・ケンタウリは、

              暗くて小さいため、肉眼では見えない。

              ■ アルファ・ケンタウリ (= ケンタウルス

               座α星)は、 地球から約4.3光年の距離

              にあり、 私たちの太陽系に最も近い、恒

              星(こうせい、星(ほし))であり、 恒星系

              (= 惑星系) である。

 

 すて   スティーヴ。  

              《 地球上空の発光現象》。

             Steve.

           (⇒ 地球の大気圏)。

           (⇒ 地球の大気圏での発光

          現象)。

                       ■ スティーヴ (英:Steve)とは、 地球

             上空での、イオン粒子の発光現象である。

             ■ スティーヴは、 オーロラ出現時に、時

             々、オーロラの南側で見られる。

             ■ スティーヴは、 オーロラとは全く別の

             発光現象であり、 薄い紫色の発光現象で

             ある。

             ■ スティーヴ。

               スティーヴ (英:Steve)は、 太陽から

             地球に吹きつける太陽風が強いとき、「地

             球の磁気圏」に強い電流が磁力線に沿っ

             て流れ(生じ)、 地球の大気圏上層部の

             電離層にあるイオン粒子が、 大気圏下層

             部に入り、大気圏下層部の原子(酸素・窒

             素)と衝突して、大空で光り輝く現象である。

             ■ 電離層。

               電離層 (でんりそう)とは、 地球の大

             気圏上層部であり、 地球の上空・約60

             km〜約1000kmにあり、 太陽の紫外

             線・放射線によって原子や分子がばらばら

             になり、 電子(ー)、陽子(+)、イオン粒子

             (+)の粒子が、 エネルギーが低い状態で

             (低エネルギーで)、 電荷を帯びた状態で、

             存在し漂っている。

 

 すと   ストレンジクーク 。

           略号:s)。 《素粒子》。 

             STRANGE QUARK(S).

           (⇒ クォーク

           (⇒ フェルミ粒子

           (⇒ 素粒子

          (⇒ 標準理論

           (⇒ 素粒子リスト

           (⇒ 普通(通常)の物質

           物質

           ○ ストレンジクォークは、

             素粒子の、

          クォーク・6種類の、

             フェルミ粒子・12種類の、

             標準理論・17種類の、

             現代物理学の

          素粒子論・18種 類の、

          1種類である。

             ■ ストレンジクォーク

             1種類(細分1種)。

             <クォーク・6種類(細分6種)の

              素粒子。

             <フェルミ粒子・12種類(細分

              12種)の素粒子。

             <標準理論(= 標準模型)で扱う、

              重力子の1種類を含めない

              17種類(細分25種)の素粒子。

             <現代物理学の素粒子論で扱う、

              重力子の1種類を含める

              18種類(細分26種)の素粒子。

          ◆ ストレンジクォーク。

               ■ ストレンジクォーク (略号:

              英:STRANGE QUARK(S)

                           とは、 

              物質を形成する(形づくる)素粒子

              であり、 強い相互作用(力)をもつ

              素粒子である。

               ■ ストレンジクォーク (略号:

              英:STRANGE QUARK(S)

              とは、 

              強い相互作用(力)をもつ素粒子・

              クォーク・6種類の1種類であり、

              物質を形づくる素粒子・フェルミ

                           粒子・12種類の1種類であり、

              標準理論で扱う素粒子・17種類

              (細分25種)の1種類であり、 

              現代物理学の素粒子論で扱う

              素粒子・18種類(細分26種)の

                           1種類である。

             ◆ 素粒子。

             ■ 素粒子 (そりゅうし、英:

             elementary particle(s)) とは、 

             物質または場を構成する基本粒子

             である。

             ■ 素粒子は、 

             ● (18)重力子の1種類を含める

             現代物理学の素粒子論で扱う

             18種類(細分26種)の素粒子

             であり、

             ● (18)重力子の1種類を含めな い

             標準理論(= 標準模型)で扱う

             17種類(細分25種)の素粒子

             である。

             ■ 現代物理学の素粒子論で扱う 

             素粒子には、 

             (A) フェルミ粒子の12種類(細分

             12種)の素粒子、

             と、

             (B) ボース粒子の6種類(細分

             14種)の素粒子、

             がある。

             ■ (A) 物質を形成する(形づくる)

             フェルミ粒子の12種類(細分12種)

             の素粒子とは、 

             (Aa) 強い相互作用(力)をもつ

             クォークの6種類(細分6種)の、

             (1)  (u) アップクォーク、  

             (2)  (d) ダウンクォーク、 

             (3)  (c) チャームクォーク、  

             (4)  (s) ストレンジクォーク、  

             (5)  (t)  トップクォーク、  

             (6)  (b) ボトムクォーク、   

              と、 

             (Ab) 弱い相互作用(力)をもつ

             レプトンの6種類(細分6種)の、

             (7)  (e)  電子、  

             (8)  (μ)  ミュー粒子、 

             (9)  (τ)   タウ粒子、  

              ニュートリノ3種類の、

             (10) (ν 電子ニュートリノ、   

             (11) (νμ) ミューニュートリノ、   

             (12) ντ) タウニュートリノ

             である。 

             ■ (B) フェルミ粒子の相互作用

             (力)を媒介(伝達)する

             ボース粒子の6種類(細分14種)

             の素粒子とは、

             (Ba) 素粒子に質量を与える、

             1種類(細分1種)の、

             (13) (H) ヒッグス粒子、 

              と、 

             (Bb) 素粒子間の相互作用(力)を

             媒介(伝達)する、

             ゲージ粒子の5種類(細分13種)の、

             (14) (γ) 光子(= フォトン) 、 

              ウィークボソン2種類(W・Zボソン)の、

             (15) (W) Wボソン (細分2種)、 

             (16) (Z)  Zボソン、 

             (17) (g) グルーオン (細分8種)、 

             (18) (G) 重力子(= グラビトン) 

                  (未発見(未検出)の仮説上

                   の素粒子、標準理論(= 標準

                                     模型)には含まれない素粒子)、

             である。

 

#suna

 

 すの   スノーライン。

              《惑星系(= 恒星系)》。

              SNOW LINE(S).

              ■ スノーラインとは、 液体の水が存在す

              る領域 と 個体の氷が存在する領域 の

              境目である。

                スノーラインを超えると、水は氷(こおり)

              として存在する。

 

#suha

 

 すば  すばる。

          440光年。 《 星団》。

             ■ すばる は、 440光年の 

             (地球から光の速さで440年かかる

                          距離にある) 星々(星団、星(恒星)

                          の集まり)である。

 

 すば  すばる望遠鏡。  

             (すばるぼうえんきょう)。 

             《天体観測施設》。

             (1999年ー現在)。

               (⇒ 天体望遠鏡、天文台

          マウナケア山頂)。

             ■ すばる望遠鏡(天文台)は、 ハワイ島

             のマウナケア山頂にある、日本設立の天体

             望遠鏡のある天体観測施設である。

                すばる天文台は、 1999年に完成し、 

             すばる天文台には、高性能な望遠鏡がある。

 

 すぷ  スプライト。

          《地球上空の閃光》。

          SPRITE.

          (⇒ 地球の大気圏)。

            ○ 地球の大気で、雷発生時

           に雷の上方に時々起こる閃

          光の現象。

                        ■ スプライト (英:SPRITE)とは、地

             球上空での放電現象である。

                        ■ スプライト (英:SPRITE)は、 地

             球の大気で、雷発生時に、雷の上方に

             時々起こる閃光(せんこう)の現象であ

             る。

                スプライトは、英語で、妖精という

             意味である。

                        ● スプライトは、 エネルギッシュな

             とても明るい雷の発生時に、発生した

             雷の上方に、 上空に向かって走る、

             打ち上げ花火のような、電子の道筋

             の、閃光  (せんこう、瞬間的に明るく

             きらめく光) である。 

             ● スプライトは、 従来、飛行機のパ

             イロット などが時々目撃していたが、正

             体が不明であった。 近年に、科学者

             によりその存在が解明され、確認され

             た。

 

#suhe

 

 すぺ  スペース・シャトル。

             SPACE SHUTTLE. 《宇宙船》。

        (⇒ 宇宙船。  

                スペース・シャトル (1981−2011年運

             航、英:SPACE SHUTTLE)は、 アメリカ

             NASAが開発した有人宇宙船である。

                スペース・シャトルは、 1981年から20

             11年まで運行され、 国際宇宙ステーション

             (ISS)建設(1998年ー2008年)やハッブル

             宇宙望遠鏡打ち上げ(1990年)・修理(5回)

             などの宇宙開発に多大な貢献をした。

             ■ スペース・シャトルは、地球と宇宙空間を

                           100回以上往復し、 2011年7月8日のアト

             ランティス号が最後の打ち上げとなった。

                スペース・シャトルは、全長56m、総重量

             2030tの有人宇宙船であり、 3つのメイン

             エンジンと2つのロケット・ブースターがあり、

             ロボット・アームを備え、巨大な貨物室があり、

             20t以上の貨物を運ぶことができた。

 

 すぺ  スペース・デブリ。

           (= 宇宙ごみ、宇宙ゴミ)。

             《地球周回軌道》。

        (⇒ 宇宙ごみ)。  

              ■ スペース・デブリ (= 宇宙ごみ 、宇宙

              ゴミ)は、 地球の重力圏の、地球周回軌

              道にあるゴミである。

 

 すぺ  スペクトル型

             (すぺくとるがた)。 《宇宙》。

 

 

  ● 五十音順 (アイウエオ順)。

 

 

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#jpdictionary(general)

 

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#su

 

#thesuperearth

 

■ スーパーアース 

 

■ スーパーアース。

■ 名称 : スーパーアース。

■ 地球より数倍大きな太陽系外の惑星。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

 

■ スーパーアース。

■ スーパーアースとは、 地球より数倍大きな太陽

  系外の惑星である。

 

■ スーパーアースは、 系外惑星(= 太陽系外惑星 、

  太陽系の外にある惑星)であり、 岩石惑星、また

  は、氷惑星である。

     スーパーアースは、 地球より大きいため、

  岩石惑星か氷惑星か判断できない場合がある。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

■ スーパーアースの岩石惑星は、 生命(生物)生息

   可能性惑星であり、 生命(生物)が生息できる可

  能性がある系外惑星である。

             

■ スーパーアースの岩石惑星は、 生命(生物)生息

  可能性惑星であり、 生命(生物)が生息できる可

  能性がある系外惑星 である。

 

■ 系外惑星の中で、地球より数倍大きな 惑星の

  スーパーアースで、「大気」、「水」、「プレートの

  移動」があるかを調べ、 生物(生命)の生存の

  可能性がわかるであろう。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

■ 私達の太陽系に近いスーパーアースの岩石

  惑星は、 地球外生命の発見や未来の太陽系

  外への人類の移住という点で重要である。

 

 

■ スーパーアース。

     スーパーアースとは、 地球より数倍大きな

  系外惑星(太陽系の外にある惑星) である。  

     地球は、 恒星の太陽の惑星の1つであり、

  太陽系の第3惑星である。 

     太陽ような恒星は、 天の川銀河(= 銀河系)

  には、 約1000億個もある。 それぞれの恒星

  は、惑星を従えている。 従って、 天の川銀河

  (= 銀河系)には、 恒星に付随して、1000億個

  以上の惑星がある。 

     天の川銀河(= 銀河系)では、惑星には、

  大きさ別に、地球型(地球サイズの惑星)、スーパ

  ーアース(地球の数倍の大きさの惑星)、海王星

  型海王星の大きさの惑星)木星型木星の大

  きさの惑星)などがある。  ケプラー宇宙望遠

  鏡などの宇宙望遠鏡・衛星の観測により、 4つ

  の大きさの惑星の中で、スーパーアースが一番

  多いことがわかった。

 

 

■ ハビタブル・ゾーンにある、スーパー

  アース。

     スーパーアース岩石惑星の1つの例として、 

  地球に近い、地球から10光年のくじら座・タウ星

  で、スーパーアースの岩石惑星が5つ見つかって

  いる。 そのうち2つは、ハビタブル・ゾーンにある。

     ハビタブル・ゾーンとは、 太陽系のような惑

  星系の中で、液体の水が存在する領域 である。

     太陽系のハビタブル・ゾーンにある、惑星は、

  地球である。 太陽系では、 太陽に近い順に、

  金星、地球、火星と並んでいる。 太陽に近い金

  星は、熱過ぎるため、水が蒸発し、気体の水蒸気

  となってしまう。 太陽から遠い火星は、寒すぎる

  ため、水がかたまり、固体の氷になってしまう。 

  地球は、太陽から程よい距離にあり、 水が水蒸

  気にならず、氷にならず、液体のまま、存在する。

     くじら座タウ星のハビタブル・ゾーンにある

  2つのスーパーアースの岩石惑星には、 生物

  (生命)が存在 するのではないかと推測されて

  いる。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

 

■ スーパーアースのプレート・テクト

  ニクス。

■ プレート・テクトニクスは、 岩石惑星の、地球

  やスーパーアースなどで起こる。

                 

■ プレート・テクトニクスとは、 惑星内部のマン

  ト ルの循環によって、惑星表面のプレートが移

  動する現象 である。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

■ スーパーアースでも、プレート・テクトニクス

  (プレートの移動) が起こっている。

 

■ スーパーアースのプレート・テクトニクスとは、 

  惑星内部のマント ルの循環によって、惑星表

  面のプレートが移動する現象 である。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

■ 湧き上がるマントルと沈み込むプレートのプ

  レート・テクトニクス(プレートの移動)が、惑

  星の地上の温度を安定させ、 惑星に、生物

  (生命)の維持に欠かせない物質、特に、炭

  素の供給をつかさどる。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

■ 惑星は、より大きく重い方が、 プレートが長

  く安定して動き、 大気が失われにくく、 生物

  (生命)にとってちょうど良い気温が維持され

  る。 

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

■ 惑星は、より大きく重い方が、 プレート・テク

  トニクス(プレートの移動)が、 数十億年とい

  う生物(生命)の進化ができる安定した環境を

  長く保つ。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

■ 今後、スーパーアースで、「大気」、「水」、「プレ

  ートの移動」があるかを調べ、 生物(生命)の

  生存の可能性がわかるであろう。

 

 

♪♪ スーパーアース が登場する、 興

  味深い、関連ドキュメンタリー、 ドラマ、

  映画。

 

★ スーパーアース が登場する、興味

  深い、関連ドキュメンタリー。

 

■ コズミックフロント☆NEXT 

  『 生命の新天地!? アイボール・

    アース 』  

   (NHKテレビ・2016年9月22日・本放送

    ドキュメンタリー)。

■ スーパーアース(地球より数倍大きい系外

  惑星)について述べる。

■ アイボール・アース(= 赤色矮星の潮汐ロ

  ック岩石惑星) について詳細に述べる。

■ アイボール・アースにいる可能性のある

  地球外生命について述べる。

■ 暗く小さな赤色矮星(せきしょくわいせい)

  について述べる。

■ 地球外生命(生物)の探査について述べる。

■ 系外惑星(= 太陽系外惑星)について述べ

  る。

■ ハビタブル・ゾーン(= 生命(生物)生息可

  能領域)について述べる。

■ ハビタブル惑星(= 生命(生物)生息可能

  惑星)について述べる。

■ 生命(生物)誕生について述べる。

■ 系外惑星(スーパーアース、アイボール・

  アース、他)について述べる。

■ 火星のような、惑星表面に厚い大気が

  なく気圧の低い惑星での、惑星表面の液

  体の水の喪失について述べる。

■ 太陽系の8惑星の大きさや3分類(岩石

  惑星、氷惑星、ガス惑星)について述べ

  る。

■ 質量別恒星の寿命について述べる。

■ 宇宙空間の天文台の、ケプラー宇宙望遠

  鏡の系外惑星発見の成果を述べる。

■ 2018年打ち上げ予定の、米NASA・

  ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡につい

  て述べる。

 

■ コズミックフロント★NEXT 

  『 ミステリー 地球に最も似た

   惑星 』 

  (NHKテレビ・2015年4月30日・本放送

  ドキュメンタリー)。

■ 系外惑星探し、スーパーアース、プレート・

  テクトニクス(プレートの移動)、地球外生

  物(生命)などについて述べている。

 

■ コズミックフロント☆NEXT 

  『 生命の新天地!? アイボール・

    アース 』  

   (NHKテレビ・2016年9月22日・本放送

    ドキュメンタリー)。

■ 系外惑星(スーパーアース、アイボール・

  アース、他)について述べる。

    スーパーアースは、岩石惑星か氷惑

  星か判断できない場合があると述べる。

■ アイボール・アースにいる可能性のある

  地球外生命について述べる。

■ アイボール・アース(= 赤色矮星の潮汐ロ

  ック岩石惑星) について詳細に述べる。

■ 暗く小さな赤色矮星(せきしょくわいせい)

  について述べる。

 

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#spectraltypes

 

■ スペクトル型 

     (すぺくとる)。

 

■ スペクトル型。

■ 名称 スペクトル型。

● 英名 : SPECTRAL TYPE(S)。

■ (狭義) 表面温度による天体(恒星、褐色矮星)の

 タイプ。

■ (広義) 表面温度と光度階級による天体(恒星、

 褐色矮星)のタイプ。

 

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

 

■ 私達の太陽は、スペクトル型では、 「G2V」で、表

 面温度は、G型(黄色、約5200〜6000K)で、G型

 の中で10区分(0〜9)で3番目に温度が高い天体で、

 光度階級はV(矮星・光度) で、 黄色矮星(G型主系

 列星) である。

 

■ スペクトル分類 (英:SPECTRAL CLASSIFI-

 CATION) は、 天体の分類法の1つで、 狭義の

 スペクトル型 (英:SPECTRAL TYPE(S)) は、

 ハーバード型・スペクトル型 で、 天体の表面温度

 (O→Y)で、 天体(恒星や褐色矮星)を分類する。

   各型は、表面温度が高い順から、

 (約33,000K以上→B→A→F→G→K→M→L

 →T→Y (約600K以下) などに区分される。

   更に、各型は、高温の方から0〜9(10区分)と番

 号が振られ、0が最も高温で、9が最も低温の天体で

 ある。

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

◆ スペクトル型一覧表。

■ 表面温度。

● 表面温度による天体(恒星、褐色矮星)のタイプ。

  <型>  <天体の表面温度>  <色>

○ O型 33,000K以上        青色。

      (K:ケルビン、英:KELVIN(S))

○ B型 約10,000〜33,000K  青色〜青白色。

○ A型 約 7,500〜10,000K  白色

○ F型 約 6,000〜7,500K   黄白色

○ G型 約 5,200〜6,000K   黄色

○ K型 約 3,700〜5,200K   橙色

○ M型 約 2,500〜3,700K   赤色

○ L型 約 1,300〜2,500K   暗赤色

○ T型 約   600〜1,300K   (赤外線)

○ Y型 約   600K以下      (赤外線)

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

■ 光度階級。

■ 天体の表面温度の他に、天体の光度階級(0→VII)

 (英:LUMINOSITY CLASS(ES))を加えた、MK

 スペクトル分類もある。 

● 光度階級は、 高い順から

 0  (極超巨星・光度)→ 

 I   (超巨星・光度)→

 II  (輝巨星・光度)→

 III  (普通巨星・光度)→

 IV  (準巨星・光度)→

 V  (矮星・光度)→

 VI (準矮星・光度)→

 VII (白色矮星・光度) 

 などに分類される。

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

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#theplanetmercury

 

■ 水星  

     (すいせい)。

 

■ 水星。

■ 名称 : 水星 (すいせい)。

■ 英語名 : THE PLANET MERCURY.

■ 太陽系の惑星の1つ。

■ 太陽系の8つ惑星の1つで、太陽の 周りを回る惑星

■ 太陽系の全体については、 『 太陽系 』 を 参照

  して下さい。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典 72114。

 

□ 水星 画像 アルバム NO.1

 

 

■ 水星 (すいせい、英:THE  PLANET MERCURY

  は、 太陽系の惑星の1つである。

■ 水星は、 太陽系の8つ惑星の1つで、 太陽の周り を

  回る惑星 である。

■ 水星は、 惑星表面が岩石のみの、岩石惑星である。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

■ 水星は、 水星の表面温度は、  昼・約400℃、夜・約

  ー200℃である。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

            

 水星では、 液体の水を観測できない。

 

■ 水星は、 太陽系の惑星で、大気がなく昼の温度は、430°

  C以上夜は、−170°Cにも 達する。 表面は、多数のクレ

  ーターにおおわれ、 表面のしわ (=リンクルリッジと呼ばれ

  る断崖地形) も多く存在する。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

■ 太陽系の8惑星は、 岩石惑星(がんせきわくせい)、 

  氷惑星(こおりわくせい)、 ガス惑星(がすわくせい)

  の3つに分類される。

     太陽系の8惑星は、 惑星表面が岩石のみの、岩

  石惑星(水星金星地球火星)、 惑星表面がガス

  で覆(おお)われた、ガス惑星(木星土星)、 惑星

  面が氷で覆われた、氷惑星(天王星海王星)の3つに

  分類される。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

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#comets

 

■ 彗星  

     (すいせい)

 

■ 彗星。

■ 名称 : 彗星 (すいせい)。

● 別名 : ほうき星、 すい星

 英語名: COMET(S)。

■ 太陽系内を移動する、周期の大きな小天体

  で、 太陽の方角を目指してやって来る小天

  体。

■ (彗星の実例) チュリュモフ・ゲラシメンコ

  星、 テンペル彗星、 タットル彗星、 ハレー

  彗星、 アイソン彗星。

● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典 52321。

 

□ 彗星(すいせい) 画像アルバム NO.1

□ 彗星関連 ドキュメンタリー、ドラマ、

  

 

 

■ 彗星。

■ 彗星(すいせい) とは、 太陽系内を移動する、

  周期の大きな小天体で、 太陽の方角を目指し

  てやって来る小天体 である。

 

■ 彗星の長い尾は、 氷と岩石でできている天体

  の彗星核(すいせいかく)が太陽の熱で気化し

  て、 彗星核からガスやダスト(固体微粒子)が

  いきよいよく噴出(ふきだ)したもの である。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

 

■ ESA彗星探査機・ロゼッタの、彗星

  探査。

 

■ 2014年に、ESAの探査機・ロゼッタが、チュリ

  ュモフ・ゲラシメンコ彗星 の周回軌道に到着し、

  着陸機・フィラエによる世界初の彗星着陸が行

  われた。

■ チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星 (英:COMET 

  CHURYUMOV-GERASIMENKO) は、 公

  転周期6.57年の彗星(すいせい)であり、 次

  回近日点通過は、2015年8月13日である。

 

■ 人類の2014年11月に、 ESA彗星探査機・

  ロゼッタ付属の「彗星着陸・分析機・フィラエ」が、 

  人類史上初めて、彗星(すいせい)の表面への

  着陸に成功した。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

● 人類は、今まで、彗星の中心部の彗星核(す

  いせいかく)の表面を実際にまじかで見たり、

  調査したことはなかった。

     今回、彗星着陸・分析機が、彗星核に着陸

  し、初めて彗星核の表面を実際にまじかで見た

  り、調査したりした。 彗星核の姿が明らかにな

  った。

 

 

■ 2014年11月12日に、 ESA (イーサ、ヨー

  ロッパ宇宙機関)が製作し彗星 (すいせい)へ送

  った、ESA彗星探査機・ロゼッタの付属の彗星

  着陸・分析機・フィラエが、 チュリュモフ・ゲラシ

  メンコ彗星、彗星核 (すいせいかく)の表面

  への着陸に成功した。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

● 2014年11月12日に、 ESA (イーサ、ヨー

  ロッパ宇宙機関英:THE EUROPEAN 

  SPACE AGENCY) が製作し彗星(すいせ

  い)へ送った、ESA彗星探査機・ロゼッタ (英:

  THE ROSETTA SPACECRAFT)の付属

  の彗星着陸・分析機・フィラエ  (英:THE 

  PILAE LANDER) が、 チュリュモフ・ゲラシ

  メンコ彗星 (英:COMET CHURYUMOV-

  GERASIMENKO)の、彗星核 (すいせいか

  く、英:COMET NUCLEUS) の表面への着

  陸に成功した。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

 

■ ESA(イーサ、ヨーロッパ宇宙機関)の彗星探

  査計画「ロゼッタ計画」により、 総予算・約20

  00億円をかけて、 ESA彗星探査機・ロゼッタ

  は、 2004年3月に、地球よりロケットで打ち

  上げられ切り離されて、 太陽エネルギー推進

  探査機(太陽エネルギーだけをつかう探査機)

  として太陽光パネルを使用して、目的の彗星に

  向かって進み、 途中、スイング・バイを何度も

  行い、 2014年11月に、彗星核(すいせいか

  く)の表面に着陸するのに成功した。 彗星核へ

  の着陸には、約10年の年月を要した。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

■ スイング・バイ。

● スイング・バイとは、 宇宙船が、飛行途中で、

  大きな重力をもつ惑星に近づいて、惑星と一緒

  に回り、惑星の重力を利用して、加速する方法

  である。 

● 宇宙船は、スイング・バイにより、各種エネル

  ギーを使わず、加速することができる。

● 現在、地球外の惑星・衛星・小惑星などの天

  体に向かう、多くの探査機の宇宙船が、 スイ

  ング・バイを行っている。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

■ ESA彗星探査計画「ロゼッタ計画」で最終決

  定した、着陸する彗星は、 チュリュモフ・ゲラ

  シメンコ彗星 (英:THE CHURYUMOV-

  GERASIMENKO COMET) であり、 直径

  約4kmの、アヒル型の彗星であり、 木星族彗

  星であり、木星軌道と地球軌道の間を周回する

  彗星(すいせい)である。

 

■ 彗星探査機が目的の彗星と出合う宇宙空間の

  地点。

     彗星探査機が目的の彗星と出合う宇宙空

  間の地点は、火星軌道と木星軌道の間の地点

  に決まった

     彗星、彗星核(すいせいかく)に着陸する

  には、 彗星の尾である、彗星核から噴出(ふき

  だ)すダストを避ける必要がある。

    彗星の尾のダストは、太陽に近づくほど成長

  する。 

     木星軌道と地球軌道の間を周回する彗星

  の尾が消えるのは、 火星軌道の外になってか

  らであり、 火星軌道と木星軌道の間に彗星が

  あるときに、 彗星探査機付属の彗星着陸・分

  析機が彗星の彗星核に着陸すれば、 彗星ダ

  ストに衝突することは少なくなる。

 

■ 彗星着陸・分析機の、彗星核の表面への着陸。

● 彗星には、アウトバースト(彗星が突然明る

  くなる現象)があり、 太陽から遠い地点でも、

  彗星核から突然急にガスとダストが噴出する

  ことがある。

    着陸予定のチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星

  も、アウトバーストを起こしたことがあり、 地球

  上の天文台で、着陸予定の彗星のアウトバー

  ストを警戒する常時地上観測が行われた。

 

● 「彗星着陸・分析機・フィラエ」(英:PHILAE)

  の、彗星核の表面への着陸には、 困難が伴

  った。 ESA彗星探査機・ロゼッタは、2014

  年10月に、目的の彗星に到着したが、 彗星

  核の表面は凹凸が大きいため、 約1ヶ月ほど

  調査周回し(周りを回り)、 着陸地点を探し、

  2014年11月12日に、探査機・ロゼッタ付 属

  の「彗星着陸・分析機・フィラエ」は、 転倒しそ

  うもない場所をめがけて着陸したが、重力が小

  さいため、2回バウンドし、当初予定着地点とは

  異なる彗星核の谷間に着陸した。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

■ 彗星は、 太陽に接近すると暖められ高温に

  なり、 彗星核からガスやダストが噴出して、白

  い尾をつくる。 

     チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星は、まだ太

  陽に接近していないが、 彗星核の表面が高

  温になる前までの2015年中頃までに、彗星

  陸・分析機・フィラエは、調査を終える必要があ

  る。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

■ ESA(イーサ、ヨーロッパ宇宙機関)の彗星探

  査計画「ロゼッタ計画」のねらい(目的)は、 

  陽系や地球生命(地球生物)の起源を解明する

  ことである。

     彗星には、太陽系誕生当時の氷や有機物

  がそのままの状態で冷凍保存されており、 彗

  星の氷や有機物を調べれば (彗星核の氷や

  岩石を採取し、分析することにより)、 太陽系

  誕生時のことを知ることができる。

     ヒト(人類)の体を形づくる、タンパク質を構

  成する、アミノ酸を人工合成すると、L型とD型が

  できるが、 地球生命(地球生物)がもつアミノ酸

  は、L型のみである。 

     彗星核の氷や岩石に含まれる有機物の中

  で、 もしアミノ酸が採取でき(見つかり)、その

  アミノ酸にL型が多いことがわかれば、 彗星が

  もたらした(地球を通過する彗星が地球上にば

  らまいた)アミノ酸が、 地球生命(地球生物)の

  誕生のきっかけとなったことが裏づけられるか

  もしれない。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

■ 今後、 ESA彗星探査機・ロゼッタ付属の「彗

  星着陸・分析機・フィラエ」が、 彗星核の表面の

  氷や岩石を採取し、分析して、太陽系や地球生

  命の起源の解明に貢献するであろう。

 

 

■ 彗星。

     彗星は、 雪の塊(かい)に塵(ちり)が混ざっ

  たようなもの である。

     彗星は、 汚れた雪玉、汚れた雪だるま と

  も呼ばれている。 

 

■ 彗星(すい星)の尾。

    彗星(すい星)は、 太陽に近づくと(接近する

  と)、 主に、 2種類の尾をたなびかせる(のばす、

  もつ)。 それは、 「ちりの尾」  と 「イオンの尾」 

  である。 ガスがつくりだす「イオンの尾」 と チリ  

  がつくりだす「ちりの尾」 である。 彗星の尾は、

  太陽と反対方向にのびる。

     彗星の本体は、核と呼ばれ、その成分は氷と

  岩石である。 彗星が太陽に近づくと、温度が上

  がり、二酸化炭素などを含む氷が解けて蒸発し、

  二酸化炭素などのガスが噴出し、氷の中に含まれ

  るチリが放出される。 

     彗星の「イオンの尾」は、二酸化炭素 などを

  含む氷が解けて蒸発し、 彗星の本体からガスが

  噴出し、 ガスが電気を帯びてネオンサインのよう

  に光っている。

     また、彗星の「ちりの尾」は、 二酸化炭素な

  どを含む氷が解けて蒸発し、 彗星の本体からチ

  が放出 され、 彗星の本体から出る千分の数ミ

  リ程度の微小のチリが太陽光を反射して光ってい

  る。

● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典。

 

■ 彗星。

■ オールトの雲の氷状小天体であったアイソン

  彗星の例。

    天の川銀河をぐるぐる回る、惑星系の太陽

  系は、他の惑星系に近づくと重力により、「約1

  兆個の氷状小天体のあるオールトの雲」がゆ

  すられ、 オールトの雲の氷状小天体の一部

  が、押されて、太陽に向かい、 彗星(すいせ

  い) となる。

     彗星(すいせい)のふるさとの1つの「オー

  ルトの雲」から、約100万年をかけて太陽にや

  って来た、アイソン彗星は、 2013年11月に、

  太陽をまわる時に溶けて消滅した (太陽に接

  近し崩壊した)。 アイソン彗星は、太陽から一

  番遠い「オールトの雲」の氷状小天体にあった

  彗星で、 氷状が柔(やわ)らかすぎ、崩壊した。

● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典。

 

■ 彗星。

■ 地球への多数の小天体の衝突、 惑星帯、カイ

  パーベルト、オールトの雲の形成。

    約40億年前の惑星大移動により、 惑星領

  域にあった、惑星と合体しなかった(多量の水を

  含む)小天体は、 弾(はじ)き飛ばされて、 惑

  星領域の各惑星に衝突し、 惑星の地球にも衝

  突して大量の重水をもたらし (現在の地球の水

  の約30%が重水)、 また、 惑星領域内外に

  弾き飛ばされて、 冷えて氷状小天体となり、惑

  星領域内外に、惑星帯、カイパーベルト、オール

  トの雲などを形成する。

     彗星は、 氷と塵(ちり)でできている。 彗

  星は、ペリドットなどの塵の粒子を撒(まき)き散

  らす。 

     主に約40億年前に小天体が地球にもたら

  した水(重水(じゅうすい)) と 約46億年前か

  ら元から地球にあったの水は、 わずかに重さ

  が違う。

● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典。

 

■ 彗星。

■ 彗星は、太陽に近づくと、本体が融(と)けて、

  尾を引くようになる。

    彗星は、太陽に近づくと、本体の表面の水

  (氷)、有機物、二酸化炭素(ドライアイス)など

  の固体が、真空状態では液体とならず、ガス(気

  体)に変化して、尾をつくる。

    太陽からおよそ8億キロに近づくと、本体が

  融(と)けて、見えるようになる。

● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典。

 

■ 彗星。

 彗星 は、 惑星領域以外の、海王星軌道の

  外側にある「カイパーベルト」や「内オールトの

  雲」 や その更に外側にある「オールトの雲」

  から、 太陽の方角を目指してやって来た小天 

  体である。 それらの小天体は、氷と岩石の塊

  (かたまり) である。

     「カイパーベルト」や「内オールトの雲」と

  いう領域かやって来た星を、短周期すい星 と

  いい、 「オールトの雲」という領域からやって

  来たすい星を、長周期すい星 という。

    短周期すい星は、例えば、70年位の周期

  をもつすい星で、ハレーすい星は、短周期す

  い星 である。 長周期すい星は、例えば、お

  よそ5万AU(天文単位)からやって来て、何百

  万年という周期をもつすい星 である。

● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典。

 

■ 彗星。

■ 生命の素(もと)をまき散らす、彗星。

● 彗星 は、 恒星の付属天体(惑星、衛星等)

  に、生命の素(もと)をまき散らす。

     すい星は、太陽系の惑星や衛星や小天体

  に生命の素(もと)をまき散らす。

● 太陽系内を広範囲に移動するすい星は、 太

  陽系の惑星や衛星を通過して、またはそれら

  に衝突して、水や有機物(有機物質)を、 撒(ま)

  き散らしている。

● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典。

 

■ 有機物質(物体)は、 生命の材料である。

    彗星は、水や有機物(有機物質)を、太陽系

  の惑星や衛星にもたらす。 

■ 彗星の氷の、水に含まれる重水の率 は、地

  球の、水の重水の率に近いという科学データ

  がある。

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

■ ヒトを含む生物の体(からだ)を構成するタン

  パク質は、 20種類のアミノ酸で構成されてい

  る。 

● 太陽系内を広範囲に移動する彗星は、 太

  陽系の惑星や衛星を通過して、 太陽系の

  星や衛星の地表に、 生命の素(もと)である

  アミノ酸を降り注ぎ、まき散らしている。

● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典。

 

■ 米NASAが、 彗星が出す塵(ちり)の中に、

  生命の素(もと)であるアミノ酸を発見したと発

  表した。

    1999年に打ち上げ2006年に地球に戻

  った、アメリカの探査機スターダスト が、 彗

  星のビスト第2すい星に近づいて、そのすい

  星の尾からすい星の塵(ちり)を収集し、 地球

  に持ち帰った。 その収集(回収)した彗星の

  尾の塵(ちり)の中に、 アミノ酸(グリシン)が

  あった。

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

■ 彗星。

■ 巨大隕石の地球衝突。

    現在や未来に、地球に衝突が予想される

  大隕石は、主に、火星と木星の間にある小惑

  星帯からやってくる小惑星の残骸 である。 

    6550万年前に、小惑星帯からやって来た、

  小惑星の残骸が地球に衝突し、気候大変動を

  もたらし、恐竜などの大型生物を絶滅させた。 

  小惑星帯からやって来る小惑星の残骸は、何

  年も前から発見でき、方向を変える方策もたて

  られ、衝突を回避できる。

     彗星の小さな塵(ちり)は、よく地球に降

  り注いでいる。 稀ではあるが、すい星の「大き

  な残骸」が地球にやって来ることがある。 発見

  できても数ヶ月前から数週間前までであり、対

  処する時間的余裕がなく、 すい星の「大きな

  残骸」が地球の地上近くで爆発したり(エアー

  バーストしたり、もろいため燃え尽きて)、 地球

  の地表に衝突する可能性は大きい。 但し、す

  い星の「大きな残骸」が地球へやって来る確率

  は、1億年に1度である。

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

■ 彗星。

■ 彗星 は、 恒星、惑星、衛星、小惑星、破片

  以外の、質量の小さな天体 である。

● 太陽系には、数千個のすい星(彗星)がある。

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

■ 太陽系。

■ 太陽系では、小天体は、小惑星や彗星や破片

  (断片、残骸) などである。

● 太陽系では、小惑星は、主に、火星と木星の

  間の「小惑星帯」 や 海王星軌道の外側にあ

  る「カイパーベルト」 や「内オールトの雲」 そ

  の更に外側にある「オールトの雲」に、多数の

  小惑星が、 存在している。

● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典。

 

■ 恒星(= 太陽のように自ら光る星)は、惑星、

  衛星、小天体を、重力で引き寄せて、惑星系

  を形成している。

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

● 惑星系である、太陽系では、 恒星である、

  太陽が重力で引き寄せる、 8つの惑星(地球

  など)、139以上の衛星(月など)、沢山の小

  天体(小惑星、彗星など)がある。

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

 

#comets-appearingscenes

 

♪♪ すい星 が登場する、興味深い、

  関連ドキュメンタリー、ドラマ、映画。

 

★ すい星 が登場する、興味深い、

  関連ドキュメンタリー。

 

■ コズミックフロント 『 史上初!

  探査機ロゼッタ 彗(すい)星着陸 』 

  (NHKテレビ・2014年12月18日・本放送

  ドキュメンタリー)。

■ 彗星核の姿を述べる。

■ ESAの活動を述べる。

■ ESA彗星探査機・ロゼッタ付属の彗星着陸・

  分析機・フィラエが、人類の2014年11月に、 

  人類史上初めて、彗星核(すいせいかく)の表

  面への着陸に成功した。

 

■ コズミックフロント 『 幻の大彗星

  アイソン崩壊の謎 』 

  (NHKテレビ・2014年3月13日・本放送

  ドキュメンタリー)。

■ 惑星大移動、彗星の構造やふるさと、アイ

  ソン彗星、オールトの雲などについて述べて

  いる。

 

 『 宇宙生中継 彗(すい)星爆発 』 

   (NHKスペシャル・2013年12月4日・本

    放送・テレビ・科学ドキュメンタリー番組)。

■ 惑星大移動、彗星の構造やふるさと、アイ

  ソン彗星、オールトの雲などについて述べて

  いる。

 

■ コズミックフロント 『 太陽系の歩

  き方 冥王星 そして 最果て 』 

  (NHKテレビ・2012年2月21日・本放送

  ドキュメンタリー)。

● 彗星、彗星と生命、彗星の探査について述

 べている。

    

■ コズミックフロント 『 彗星の正体

  に迫る 』 

  (NHKテレビ・2012年6月 7日・本放送

  ドキュメンタリー)。

 

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#suisokakuyugohannosei

 

■ 水素核融合反応星   

     (すいそかくゆうごうはんのうせい)。

 

■ 水素核融合反応星。

■ 星の一生 

水素核融合反応星 (恒星、褐色矮星) の進化 。

 (=水素核融合反応星(恒星、褐色矮星)の発生、変遷、消滅)。

□ 恒 星  画像 アルバム NO.1

□ 主系列星  画像 アルバム NO.1

□ 褐色矮星(かっしょくわいせい)  画像 アルバム NO.1

■ 水素核融合反応星 とは、 水素で核融合反応を起

  こして、自ら光る星 で、  恒星 (こうせい) と 褐色

 矮星 (かっしょくわいせい) である。

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

■ 恒星 とは、 軽水素(水素)で核融合反応を起こして、

 太陽のように、自ら光る星 で ある。

■ 褐色矮星 とは、 重水素(水素)で核融合反応を起こ

 して、 自ら光る星 で ある。

■ 質量別の5種類の、水素核融合反応星 (恒星、褐色矮星)。

(a) 超大質量の恒星 (とても重い星)、主系列星として

   太陽の30倍位以上の質量 の恒星。

(b) 大質量の恒星 (重い星)、 主系列星として太陽の

   30倍位以下 か3倍位以上の質量の恒星。

(c) 太陽程度質量の恒星 (普通の重さの星)、 主系列

   星として太陽の3倍位以下か太陽と同じ位の質量の恒星。

(d) 小質量の恒星 (軽い星)、 主系列星として太陽よ

  り質量の小さい恒星。

(e) 超小質量の褐色矮星  (とても軽い星)、 太陽より

  質量の遥かに小さい星、木星の13−75倍の質量の星

■ 水素核融合反応星 (恒星、褐色矮星) (太陽のような、

 自ら光る星) は、次のように、(1)−(11)の順に進化する。

● (d) 小質量の恒星 の一生 (進化) は、(6)、(7)、

 (8)を除く。

● (e) 超小質量の褐色矮星  の一生 (進化) は、(6)、

 (7)、(8)、(9)を除く。

● (a)(b) 一部の超大質量や大質量の恒星の一生 (進化)

  は、(6)を除く場合がある。

(1) チリ・ガス ⇒ 

(2) 星間雲 ⇒ 

(3) 分子雲 ⇒ 

(4) 原始星 ⇒

(5) (a)(b)(c)(d) 主系列星 又は (e) 褐色矮星 ⇒ 

(6) (c) 赤色巨星 又は (a)(b) 赤色超巨星 ⇒ 

(7) (a)(b)(c) 崩壊 ⇒

(8) (c) 惑星状星雲 又は (a)(b) 超新星爆発・残骸 ⇒ 

(9) (c)(d) 白色矮(わい)星 又は (b) 中性子星 

    または (a) 普通のブラックホール ⇒ 

(10) 消滅 ⇒ (11) チリ・ガス 。

 の過程をたどる。

 

 

■ 星の一生 

● 水素核融合反応星(恒星、褐色矮星)の進化 。

 (=水素核融合反応星(恒星、褐色矮星)の発生、変遷、消滅)。

■ 水素核融合反応星 とは、 水素で核融合反応を起こし

 て、自ら光る星 で、 恒星 (こうせい) と 褐色矮星 (か

 っしょくわいせい) である。

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

■ 恒星 とは、 軽水素(水素)で核融合反応を起こして、

 太陽のように、自ら光る星 で ある。

■ 褐色矮星 とは、 重水素(水素)で核融合反応を起こ

 して、 自ら光る星 で ある。

■ 質量別の5種類の、水素核融合反応星。

(a) 超大質量の恒星 (とても重い星)、主系列星として

   太陽の30倍位以上の質量 の恒星。

(b) 大質量の恒星 (重い星)、 主系列星として太陽の

   30倍位以下 か3倍位以上の質量の恒星。

(c) 太陽程度質量の恒星 (普通の重さの星)、 主系列

   星として太陽の3倍位以下か太陽と同じ位の質量の恒星。

(d) 小質量の恒星 (軽い星)、 主系列星として太陽よ

  り質量の小さい恒星。

(e) 超小質量の褐色矮星  (とても軽い星)、 太陽より

  質量の遥かに小さい星、木星の13−75倍の質量の星

■ 水素核融合反応星 (恒星、褐色矮星) (太陽のような、

 自ら光る星) は、 次のように、(1)−(11)の順に進化

 する。

● (d) 小質量の恒星 の一生 (進化) は、(6)、(7)、

 (8)を除く。

● (e) 超小質量の褐色矮星  の一生 (進化) は、(6)、

 (7)、(8)、(9)を除く。

● (a)(b) 一部の超大質量や大質量の恒星の一生 (進

 化) は、(6)を除く場合がある。

(1) チリ・ガス ⇒ 

(2) 星間雲 ⇒ 

(3) 分子雲 ⇒ 

(4) 原始星 ⇒

(5) (a)(b)(c)(d) 主系列星 または (e) 褐色矮星 ⇒ 

(6) (c) 赤色巨星 または (a)(b) 赤色超巨星 ⇒ 

(7) (a)(b)(c) 崩壊 ⇒

(8) (c) 惑星状星雲 または (a)(b) 超新星爆発・残骸 ⇒ 

(9) (c)(d) 白色矮(わい)星 又は (b) 中性子星 

    または (a) 普通のブラックホール ⇒ 

(10) 消滅 ⇒ (11) チリ・ガス 

 の過程をたどる。

 

■ 星 の 形成 

● 恒星、褐色矮星 と その付属天体 の形成。

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

@ 宇宙空間で、チリやガスの密度の高い部分 (=星間雲) が生まれます。

□ 星間雲  画像 アルバム NO.1

A 星間雲の中の特にガスやチリの密度の高い領域 (=分子雲) で、重力

 による収縮が起こります。

□ 分子雲  画像 アルバム NO.1

B 分子雲 (=星間雲の中の特にガスやチリの密度の高い領域) では、ガ

 スが、 回転しながら中心へと収縮して、 平たくつぶれていき、 ガス円盤

 を形成します。 

C ガス円盤で、更に、収縮が進み、その中心部が 高温になって、 輝き始

 めます (原始星の誕生)。

□ 原始星  画像 アルバム NO.1

D ガス円盤で、その中心部が高温になって、 輝き始め、 原始星となります。 

 そして、一部のガス円盤の中心部(原始星) から、 円盤の垂直方向に激し

 くガスが 噴出します。

E 一部のガス円盤では、固体の微粒子が、 ガス円盤の水平面上に沈殿し、

 ガス円盤の 中心部(原始星) の周りに、 無数の微惑星が、 誕生します。

F 一部のガス円盤では、その中心部(原始星) の周りにある、無数の微惑

 星が、 衝突と合体を繰り返し、 原始惑星(ミニ惑星)に成長し、 原始惑星

 系が、 形成されます。

G その後、 一部の原始星 は、その中心部の温度が さらに上昇し、軽水

 素の水素の核融合を始め、 恒星の主系列星 (現在の太陽) になります。

 一部の原始星 は、その質量がとても小さい為、 その中心部の温度がさら

 に上昇せず、 重水素の水素の核融合を始め、 褐色矮星 (かっしょくわい

 せい) になります。

□ 恒 星  画像 アルバム NO.1

□ 褐色矮星(かっしょくわいせい)  画像 アルバム NO.1

H 一部の、 恒星の主系列星(現在の太陽)や褐色矮星 では、その周りに

 ある、無数の微惑星が、 衝突と合体を繰り返し、 惑星や惑星の衛星 に

 なります。 そして、 惑星や惑星の衛星 にならなかった残りの天体は、小

 惑星等の小天体 になります。  また、 原始惑星(ミニ惑星) は、 原始

 惑星の周りの、小天体、破片、塵(ちり)、ガスを引力により引き寄せ併合し

 たり、 また、 他の原始惑星(ミニ惑星)との衝突・合体を繰り返したりして、

 大きな惑星 (現在の地球) となります。 

□ 恒星系  画像 アルバム NO.1

□ 太陽系  画像 アルバム NO.1

□ 太陽系  画像 アルバム NO.2 

□ 太陽系  画像 アルバム NO.3 

 

 

◆ 水素核融合反応星 (恒星、褐色矮星) の進化

 (星の一生)。

■ 水素核融合反応星 (恒星、褐色矮星) の発生、変遷、消滅。

□ 恒 星  画像 アルバム NO.1

□ 主系列星  画像 アルバム NO.1

□ 褐色矮星(かっしょくわいせい)  画像 アルバム NO.1

 

■ 水素核融合反応星 とは、 水素で核融合反応

     を起こして、自ら光る星 で、  恒星 (こうせい) 

   と 褐色矮星 (かっしょくわいせい) です。

■ 恒星 とは、 軽水素(水素)で核融合反応を起

   こして、太陽のように、自ら光る星 です。

■ 褐色矮星 とは、 重水素(水素)で核融合反応

   を起こして、 自ら光る星 です。

 

■ 質量別の5種類の、水素核融合反応星。

(a) 超大質量の恒星 (とても重い星)、主系列星とし

  て太陽の30倍位以上の質量 の恒星。

(b) 大質量の恒星 (重い星)、 主系列星として太陽

  の30倍位以下 か3倍位以上の質量の恒星。

(c) 太陽程度質量の恒星 (普通の重さの星)、 主系

  列星として太陽の3倍位以下か太陽と同じ位の質量の恒星。

(d) 小質量の恒星 (軽い星)、 主系列星として太陽

  より質量の小さい恒星。

(e) 超小質量の褐色矮星  (とても軽い星)、 太陽よ

  り質量が遥かに小さい星、木星の13〜75倍の質量の星

 

■ 水素核融合反応星 (恒星、褐色矮星) 

 (太陽のような、自ら光る星) は、 次のように、

 (1)−(11)の順に進化する。

● (a)(b) 一部の超大質量や大質量の恒星の

  一生 (進化)は、(6)を除く場合がある。

● (d) 小質量の恒星 の一生 (進化) は、(6)、

  (7)、(8)を除く。

● (e) 超小質量の褐色矮星  の一生 (進化) 

  は、(6)、(7)、(8)、(9)を除く。

(1) チリ・ガス ⇒ 

(2) 星間雲 ⇒

(3) 分子雲 ⇒ 

(4) 原始星 ⇒

(5) (c)(d)(b)(a) 主系列星 または

    (e) 褐色矮星 ⇒ 

(6) (c) 赤色巨星 又は (b)(a) 赤色超巨星

    ⇒ (7) (c)(b)(a) 崩壊 ⇒

(8) (c) 惑星状星雲 又は (b)(a) 超新星

    爆発・残骸 ⇒ 

(9) (c)(d) 白色矮(わい)星 または 

    (b) 中性子星 または (a) 普通のブラッ

    クホール ⇒ 

(10) 消滅 ⇒ 

(11) チリ・ガス 。

 の過程をたどる。

 

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#suisoshomotentai

 

■ 水素消耗天体 

     (すいそしょうもうてんたい)

 

■ 水素を消耗した天体。

@ 主系列星の、恒星は、水素を消耗すると(かなり

  減少させると)、次のような形の天体へ変化する。

● 赤色巨星   (せきしょくきょせい、

     英:RED GIANT)。

● 赤色超巨星 (せきしょくちょうきょせい、

     英:RED SUPERGIANT)。

□ 赤色巨星  画像 アルバム NO.1

□ 赤色超巨星  画像 アルバム NO.1

● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。

 

A 更に、上記の2つの巨星は、核融合反応が困難に

   なると、崩壊して、次のような形の天体へ変化する。

■ 赤色巨星は、崩壊して、惑星状星雲となり、 その

  後、 その中のガスがなくなり、白色矮星が残る。

● 惑星状星雲  (わくせいじょうせいうん、

   英:PLANETARY NEBULA)。

● 白色矮星    (はくしょくわいせい、

   英:WHITE DWARF)。

■ 赤色超巨星は、 超新星爆発を起こして(崩壊して)、 

  超新星残骸となり、 その後、その中のガスがなくなり、

  中性子星または普通のブラックホールが残る。

● 超新星(残骸) (ちょうしんせい(ざんがい)、

  英:SUPERNOVA (REMNANT))。

● 中性子星 (= パルサー) (ちゅうせいしせい、

  英:NEUTRON STAR,PULSAR)。

● 普通のブラックホール 

  (英:STELLAR BLACK HOLE)。

□ 恒星系  画像 アルバム NO.1

□ 惑星状星雲  画像 アルバム NO.1

□ 白色矮星  画像 アルバム NO.1

□ 中性子星 画像  アルバム NO.1

□ 超新星 画像  アルバム NO.1

□ 超新星 画像  アルバム NO.8

□ ブラックホール 画像  アルバム NO.1

□ ブラックホール 画像  アルバム NO.6

 

■ 天の川銀河(= 銀河系)は、宇宙の中で私達の住

  む銀河で、 天の川銀河の中には、およそ 2000

  億個の恒星 (=太陽のような、光る星)が、ある。

  多くが、主系列星(広義)の恒星 である。

 

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#starwars

 

■ スター・ウォーズ 

 

■ スター・ウォーズ。

■ 映画 スター・ウォーズ シリーズ は、 興味深い

  宇宙関連のアメリカのSF映画 である。

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

■ 次の映画が、映画 スター・ウォーズ シリーズ

  1〜6 である。 

■ (a) スター・ウォーズ 1

● 『 スター・ウォーズ エピソード I ファントム・メナス 』

 ‘‘ STAR WARS EPISODE I 

     THE PHANTOM MEMACE ’’ .

■ (b) スター・ウォーズ 2

● 『 スター・ウォーズ エピソード II クローンの攻撃 』

 ‘‘ STAR WARS EPISODE II 

   ATTACK OF THE CLONES ’’ .

■ (c) スター・ウォーズ 3

● 『 スター・ウォーズ エピソード III シスの復讐 』

 ‘‘ STAR WARS EPISODE III 

   REVENGE OF THE SITH ’’ .

■ (d) スター・ウォーズ 4

● 『 スター・ウォーズ エピソード VI 新たなる希望 』

 ‘‘ STAR WARS EPISODE IV 

   A NEW HOPE ’’ .

■ (e) スター・ウォーズ 5

● 『 スター・ウォーズ エピソード V 帝国の逆襲 』

 ‘‘ STAR WARS EPISODE V 

   THE EMPIRE STRIKES BACK ’’ .

■ (f) スター・ウォーズ 6

● 『 スター・ウォーズ エピソード VI ジェダイの復讐 』

 ‘‘ STAR WARS EPISODE VI 

   RETURN OF THE JEDI ’’ .

● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。

 

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『 あなたのハートには 何が残りましたか? 』

 

 

以  上