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◆ カナヤマ天文学ハンドブック。
KANAYAMA’S ASTRONOMY HANDBOOK.
カナヤマ 天文学辞典
日本語版
見出し語 『 よ 』。
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■ 次の項目を選び、クリックして下さい。
□ 天文学 辞典 (総合)。
□ よ ● 五十音順 (アイウエオ順)。
〇 よう 陽子。
(ようし)。 《原子(元素)》。
(= アップク ォーク2個 と
ダウンクォーク1個の素粒子で
構成されている物質)。
PROTON(S).
■ 陽子は、 原子(元素) を構成する
粒子の1つである。
■ 原子(元素)は、 原子核(陽子と
中性子) や 電子で構成されている。
■ 陽子 (ようし、英:PROTON(S))
は、 アップクォーク2個 と ダウンクォー
ク1個の素粒子で構成(形成)されてい
る物質(クォーク構成:uud)である。
■ 陽子崩壊の場合は、陽電子1つ
と光子2つの素粒子となる。
〇 よー ヨーロッパ宇宙機関
(よーろっぱうちゅうきかん)。
(= ESA 、欧州宇宙機関)。
《宇宙開発・研究機関》。
THE EUROPEAN SPACE AGENCY.
(⇒ 宇宙開発)。
■ ヨーロッパ宇宙機関 (よーろっぱうちゅ
うきかん)は、 欧州宇宙機関、ESA(いーさ)
とも称し、ヨーロッパの宇宙開発・研究機関
である。
■ ヨーロッパ宇宙機関は、別名はESA
(いーさ、通称名)、欧州宇宙機関であり、
ヨーロッパ各国が1975年に共同で設立
した、ヨー ロッパの宇宙開発・研究機関
であり、 現在、ヨー ロッパの19カ国が参
加している。
● 五十音順 (アイウエオ順)。
■ 上位のWEBサイト。
□ (KOH) カナヤマ オフィシャル >
□ (Cse) 国際理解総合サイト >
□ (Ke) 百科事典。 >
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□ (Khas) 天文学辞典(総合版)。 >
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◆ 天文学 辞典
● 見出し語は、グリーンでマークされています。
■ 陽子
(ようし)。
■ 陽子。
■ 名称 : 陽子 (ようし)。
■ 英語名 : PROTON(S).
■ 《原子(元素)》。
■ 陽子 <原子核 <原子(元素)
で構成されている。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典 71437。
■ 陽子は、 アップクォーク2個 と ダウンクォーク1個の
素粒子で構成されている物質で ある。
陽子崩壊の場合は、陽電子1つと光子2つの素
粒子となる。
■ 原子(元素)。
■ 原子 (げんし、英:Atom(s)) とは、 元素の特
色を失わない範囲で達し得る、最小の微粒子 であ
る。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 元素 (げんそ、英:Element(s)) とは、 普通
(通常)の物質を化学的に分け、最後に得られる
要素 である。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 元素とは、 私たちの宇宙をつくっている基本的な
物質 である。
■ 元素とは、 物質の基本単位である。
■ 元素や原子は、 普通(通常)の物質の基本粒子
であり、 物質を構成する基本な単位 である。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 元素周期表 (げんそしゅうきひょう、英 :THE
PERIODIC TABLE OF ELEMENTS) は、
私たちの宇宙に存在する、元素(原子)を記載した
表 である。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 素粒子は、 それ以上分解できない、普通(通常)
の物質の最小単位である。
素粒子には、17種類(細分26種)の素粒子
がある。
照してください。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 私たちの宇宙は、 (1) ダークエネルギー (暗
黒エネルギー、英:THE DARK ENERGY)、
(2) ダークマター (暗黒物質、英:THE DARK
MATTER)、 (3) 普通(通常)の物質 (英:
THE ORDINARY MATTER) で構成されて
いる。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 原子(元素)。
んしかく) と、 電子(でんし) で構成されて いる物
質 である。
原子核は、プラスの電気を帯び、原子の中心
の位置にあり、 電子は、マイナスの電気を帯び原
子の原子核の周りを動いている。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 原子核は、 原子の構成要素の1つである。
質である。
但し、例外的に、水素の原子核は、 陽子のみで
構成されている。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 原子(元素)は、 物質をつくっている基本的な成分
である。
ある原子(元素)が、 化学反応で別の原子(元
素)に変わることはない。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 宇宙の構成。
■ 現在の私達の住む宇宙は、 宇宙の約75%を占め
る 「ダークエネルギー(暗黒エネルギー)」 と、 宇
と、 宇宙の約 5 %を占める 「普通(通常)の物質」
(通常見ることのできる物質、光や電波などの電磁波
で見れる物質) で構成されている。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。
■ 原子(元素)。
■ <原子(元素)の実例>。
原子(元素)には、 水素(H)、 ヘリウム(He)、
炭素(C)、 酸素(さんそ、O)、 鉄(Fe)、 コバルト
(Co)、 亜鉛(Zn)、 窒素(ちっそ、N)、 マグネシ
ウム(Mg), ナトリウム(Na)、 アルゴン(Ar)、塩
素(Cl)、 リン(P)、 金(きん、Au) などがある。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。
■ 私達・ヒト(人類)の体(からだ)、地球、私たちの宇
素)できている (構成されている)。
● 物質の詳細については、 「物質」を参 照して下さい。
■ 元素の周期表。
■ 周期表は、 各元素(原子)の原子核にある、陽子
の数が少ない順に、 原子番号1番の陽子数1の水
素から、 順に並べた表である。
■ 主に陽子の数が元素(原子)の性質をきめるため、
周期表には、 陽子の数が少ない順に、元素(原子)
が、並べられている。
■ 「普通(通常)の物質」は、 元素(原子)で構 成され
ている。
● 元素(原子)は、110種類以上ある。
■ 元素の周期表の番号は、 各元素(原子)の中の、
陽子の数を表し、 陽子の数の少ない順に、元素
(原子)の周期表に並べられている。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 例えば、 原子番号1番の水素(H)の原子 内の原
子核には、 (プラスの電気を帯びた粒子の)陽子
1つ(中性子なし)であり、 原子番号2番のヘリウ
ム(He)の原子内の原子核には、(プラスの電気を
帯びた粒子の)陽子2つ、 (電気を帯びていない
粒子の)中性子2つ がある。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 元素(原子)の周期表の1番目から92番目までの
元素(原子)は、 自然元素であり、 自然界で発見
された元素 である。
● 自然界(天然)に一定量存在する元素、即ち、「自
然の元素」は、 92種類あり、 周期表の原子番号
1番の水素から92番のウランまでである。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 私達ヒト(人間)の体(からだ)や地球や宇宙の「普
通(通常)の物質」を構成する、自然の 元素(原子)
(自然界(天然)に一定量存在する元素(原子))は、
92種類 である。
● 元素(原子)の周期表の1番目から4番目までの、
H(水素)、He(ヘリウム)、Li(リチウム)、Be(ベリ
リウム)は、 約138億年前のビッグバン直後にで
きた元素(原子)である。
● 元素(原子)の周期表の5番目から92番目までの
元素(原子)は、 ファースト・スターの星(恒星)の
核融合開始以後につくられた元素 である。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 元素(原子)の周期表の93番目以降の元素(原子)
は、人工合成元素 であり、 ヒト(人類)の手によっ
てつくられた元素である。
周期表の93番以降の元素(原子)は、超ウラン
元素 である。
周期表の104番以上の元素(原子)は、 超ア
クチノイド元素と呼ばれ、加速器を使って人工的に
合成される。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 元素は、110種類以上ある。
詳しくは、市販の元素(原子)の周期表(英:THE
PERIODIC TABLE OF THE ELEMENTS)
をご覧ください。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 分子、原子、素粒子。
■ 分子 (英:Molecule(s)) とは、 2つ以上の
原子(元素)で構成されている物質 である。
原子 (英:Atom(s)) は、 原子核 (英:
Atomic nucleus) と、 素粒子の 電子 (英:
Electron(s)) で構成されている物質 である。
原子核は、 陽子(英:Proton(s)) と 中
性子 (英:Neutron(s)) で構成されている物
質 である。 例外として、軽水素の水素原子
(英:Hydrogen-1) は、 陽子(1個)のみで構
成されている。
陽子は、 アップクォーク (英:Up Quark
(s)) 2個の素粒子 と、 ダウンクォーク (英:
Down Quark(s)) 1個 の素粒子 (英:
Elementary Particle(s)) で構成されている
物質 である。
中性子は、 アップクォーク1個の素粒子 と、
ダウンクォーク2個の素粒子 で構成されている物
質 である。
● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典。
■ 宇宙の構成。
■ 現在私達が住む 「私たちの宇宙」は、 宇宙の約
75%を占める 「ダークエネルギー(暗黒エネルギ
通(通常)の物質」 (通常見ることので きる物質、
光や電波などの電磁波で見れる物質) で構成さ れ
ている。
● TKKI カナヤマ 著 天文学 辞典。
◆ 原子(元素)。
■ A.≪ 原子(元素)の構成 ≫。
@ <原子(元素)=原子核+電子 >。
A <原子核=陽子+中性子 >。
B <原子(元素)=陽子+中性子+電子>。
■ B.≪ 原子番号(=陽子数) ≫。
● 原子(元素)の「陽子の数」を、その原子の原子 番
号という。
即ち、原子番号とは、 その原子の陽子数であ
る。
■ C.≪ 原子(元素)の違い ≫。
● 原子(元素)の違いとは、 陽子数、中性子数、
電子数の違いである。
■ D.≪ 原子(元素)の質量数(=陽子数+中性子数) ≫。
● 「原子(元素)の質量数=陽子数+中性 子数+
電子数」 ではあるが、 電子は非常に軽いので、
化学では、電子数は、原子(元素)の質量数には
入れず、無視する。
■ E.≪ 原子(元素)の陽子数、中性子数、電子数 ≫。
● <原子(元素)の質量数=陽子数(= 原子番号、電
子数)+中性子数 >。
● 質量数(=陽子数+中性子数) と 原子番号
(=陽子数)がわかれば、 中性子数 と 電子数
がわかる。
<陽子数=電子数>。
<質量数ー陽子数=中性子数>。
■ F.≪ 原子(元素)記号の左表記 ≫。
● 原子(元素)記号の左上に「原子(元素)の質量数」
を記し、 原子(元素)記号の左下 に、「原子番号」を
記す。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 原子(元素)。
■ A.≪ 原子(元素)の構成 ≫。
● <原子(元素)=原子核+電子 >。
○ 原子(元素)は、 原子核 と 電子 でできてい
る(構成されている)。
● <原子核=陽子+中性子 >。
○ 原子核は、 陽子と中性子 でできている(構成
されている)。
原子核は、 「プラスの電気をもっている陽子」
と、 「電気をもたない中性子」 の集まりである。
● <原子(元素)=陽子+中性子+電子 >。
○ よって、原子(元素)は、 陽子と中性子と電子
でできている(構成されている)。
○ 例えば、 周期表の第2番目の、ヘリウムの原
子(元素)「He」は、 原子核と電子で構成され、
原子核の陽子2つや中性子2つ と、 電子2つ
で構成されている。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 原子(元素)。
■ D.≪ 原子(元素)の質量数(= 陽子数+中性子数) ≫。
● 《原子(元素)の質量数=陽子の数+中性子
の数》。
● 例えば、 ヘリウムの原子(元素)「He」の質量
数は、原子核の、陽子2つと中性子2つの和なの
で、 4である。
● 原子(元素)ごとの重さの比率の、「原子の質
量数」は、 陽子の数と中性子の数の和である。
● 「原子(元素)の質量数」は、 陽子の数と中性
子の数と電子の数の和 (「原子(元素)の質量数
=陽子の数+中性子の数+電子の数」) である。
しかし、電子は非常に軽いので、化学では、
「電子の数」は、 原子(元素)の質量数には入れ
ず、無視する。
電子の質量は、 陽子や中性子に比べて、
およそ1840分の1であり、非常に低い(軽い)の
で、化学では、無視する。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 原子(元素)。
■ E.≪ 原子の陽子数、中性子数、電子数 ≫。
● 原子(元素)の「質量数 」と「原子番号」がわか
れば、 原子(元素)の陽子数、中性子数、電子
数がわかる。
● 《原子(元素)の、質量数=陽子数(= 原子番
号、電子数)+中性子数 》。
● <質量数ー陽子数=中性子数>。
● <陽子数=電子数>。
● 原子(元素)の、質量数は、 陽子数 と 中性
子数 との和である。
● 例えば、 ヘリウムの原子(元素)「He」の、質
量数(= 陽子数+中性子数)は、4であり、 原子
番号(= 陽子数)は、2である。
よって、ヘリウムの原子(元素)「He」の陽子
数は、2つであり、 質量数4から陽子数2を引い
て中性子数は、2つであり、 陽子の数は電子の
数と同じなので電子数は2つである。
● 陽子の数は、 電子の数と同じである。
どんな原子(元素)も電気的に中性なので、マ
イナスの電子の数は、プラスの陽子の数と同じで
ある。 よって、陽子の数は、電子の数と同じであ
る。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 原子(元素)。
■ B.≪ 原子番号(= 陽子数) ≫。
● <原子番号=その 原子の、陽子の数>。
● 例えば、 ヘリウム原子(元素)の陽子数は、2
つなので、ヘリウム原子の、原子番号は、 2であ
る。
● 原子(元素)に含まれる「陽子の数」は、 原子
の種類ごとに決まっている。
● 原子(元素)の「陽子の数」を、その原子の原子
番号という。
即ち、原子番号とは、 その原子の陽子数であ
る。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 原子(元素)。
■ C.≪ 原子(元素)の違い ≫。
● 原子(元素)の違いとは、 陽子数、中性子数、
電子数の違いである。
● ほとんどの電子(元素)は、 陽子、中性子、電
子の組み合わせでできている。
● 電子(元素)の性質の違いは、 陽子、中性子、
電子の組み合わせの違いで生まれる(生じる)。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 原子(元素)。
■ F.≪ 原子(元素)記号の左表記 ≫。
● 原子(元素)記号の左上に原子(元素)の質量
数を記し、 原子記号の左下に、原子番号を記す。
● 原子(元素)の質量数と原子番号の表記には、
きまりの世界共通のルールがあり、 原子(元素)
記号の左上に原子(元素)の質量数を記し、原子
記号の左下に原子番号を記す。
● 例えば、 ヘリウムの原子(元素)「He」の、質
量数(= 陽子数+中性子数)は、4であり、 原子
番号(= 陽子数)は、2なので、 ヘリウムの原子
(元素)記号「He」の左上に、原子(元素)の質 量
数4を記し、 原子記号の左下に、原子番号2を
記す。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
♪♪ 原子 が登場する、興味深い、関
連ドキュメンタリー、ドラマ、映画。
★ 原子 が登場する、興味深い、関 連
ドキュメンタリー。
■ サイエンスZERO
『 祝!命名権獲得 113番
元素はこうして作られた 』。
(NHKテレビ・2016年3月13日・本放
送・科学ドキュメンタリー番組)。
■ 元素の周期表、元素(原子)を述べる。
■ 元素の周期表の93番目以降の人工合
成元素を述べる。
■ コズミックフロント 『 エレメント
ミステリー 〜元素が支配する
宇宙と生命〜 』
(NHKテレビ・2014年9月18日・本放送
ドキュメンタリー番組)。
■ 物質の起源を述べる。
■ 元素、原子を述べる。
■ 『 宇宙(2) 元素で構成された
宇宙 』。
(BBCテレビ放送ドキュメンタリー)。
■ 元素、原子を述べる。
■ コズミックフロント 『 素粒子が
解き明かす宇宙の始まり 』。
(NHKテレビ・2012年11月8日・本放送・
科学ドキュメンタリー番組)。
■ 素粒子を述べる。
■ コズミックフロント☆NEXT
『 地球 超未来への旅 』。
(NHKテレビ・2016年 3月24日・本放送・
科学ドキュメンタリー番組)。
● 物質の寿命、陽子の寿命、陽子崩壊を
述べる。
● 地球の未来、終焉を詳しく述べる。
● 浮遊(ふゆう)惑星について述べる。
□ 天文学 辞典の先頭ページヘ 。
■ ヨーロッパ宇宙機関
(よーろっぱうちゅうきかん)。
■ ヨーロッパ宇宙機関。
■ 名称 : ヨーロッパ宇宙機関 (よーろっぱう
ちゅうきかん)。
■ 別名 : ESA(イーサ)、 欧州宇宙機関。
■ 英語名 : THE EUROPEAN SPACE
AGENCY.
■ 宇宙開発の詳細に関しては、 「宇宙開発」
を参照してください。
● TKKI カナヤマ著 天文学 辞典 52229。
■ ヨーロッパ宇宙機関(よーろっぱうちゅうきかん)
は、 別名はESA(イーサ、通称名)、欧州宇宙
機関といい、 ヨーロッパ各国が1975年に共
同で設立した、ヨー ロッパの宇宙開発・研究機
関であり、 現在、ヨー ロッパの19カ国が参加
している。
■ ヨーロッパ宇宙機関(ESA)は、 EU(ヨーロ
ッパ連合)の専門機関ではないが、 EUの協
力機関である。
■ 最近のヨーロッパ宇宙機関(ESA)の大きな成
果としては、 ESA彗星探査機・ロゼッタの、彗
星探査がある。
■ ESA彗星探査機・ロゼッタの、彗星
探査。
■ 人類の2014年11月に、 ESA彗星探査機・
ロゼッタ付属の「彗星着陸・分析機・フィラエ」が、
人類史上初めて、彗星(すいせい)の表面への
着陸に成功した。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
● 人類は、今まで、彗星の中心部の彗星核(す
いせいかく)の表面を実際にまじかで見たり、
調査したことはなかった。
今回、彗星着陸・分析機が、彗星核に着陸
し、初めて彗星核の表面を実際にまじかで見た
り、調査したりした。 彗星核の姿が明らかにな
った。
■ 2014年11月12日に、 ESA(イーサ、ヨー
ロッパ宇宙機関)が製作し彗星へ送った、ESA
彗星探査機・ロゼッタ(英:ROSETTA)の付属
の彗星着陸・分析機・フィラエが、 チュリュモフ・
ゲラシメンコ彗星の、彗星核(すいせいかく,英:
COMET NUCLEUS)の表面への着陸に成
功した。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ ESA(イーサ、ヨーロッパ宇宙機関)の彗星探
査計画「ロゼッタ計画」により、 総予算・約20
00億円をかけて、 ESA彗星探査機・ロゼッタ
は、 2004年3月に、地球よりロケットで打ち
上げられ切り離されて、 太陽エネルギー推進
探査機(太陽エネルギーだけをつかう探査機)
として太陽光パネルを使用して、目的の彗星に
向かって進み、 途中、スイング・バイを何度も
行い、 2014年11月に、彗星核(すいせいか
く)の表面に着陸するのに成功した。 彗星核へ
の着陸には、約10年の年月を要した。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ スイング・バイ。
● スイング・バイとは、 宇宙船が、飛行途中で、
大きな重力をもつ惑星に近づいて、惑星と一緒
に回り、惑星の重力を利用して、加速する方法
である。
● 宇宙船は、スイング・バイにより、各種エネル
ギーを使わず、加速することができる。
● 現在、地球外の惑星・衛星・小惑星などの天
体に向かう、多くの探査機の宇宙船が、 スイ
ング・バイを行っている。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ ESA彗星探査計画「ロゼッタ計画」で最終決
定した、着陸する彗星は、 チュリュモフ・ゲラ
シメンコ彗星 (英:THE CHURYUMOV-
GERASIMENKO COMET) であり、 直径
約4kmの、アヒル型の彗星であり、 木星族彗
星であり、木星軌道と地球軌道の間を周回する
彗星(すいせい)である。
■ 彗星探査機が目的の彗星と出合う宇宙空間の
地点。
彗星探査機が目的の彗星と出合う宇宙空
間の地点は、火星軌道と木星軌道の間の地点
に決まった。
彗星の、彗星核(すいせいかく)に着陸する
には、 彗星の尾である、彗星核から噴出(ふき
だ)すダストを避ける必要がある。
彗星の尾のダストは、太陽に近づくほど成長
する。
木星軌道と地球軌道の間を周回する彗星
の尾が消えるのは、 火星軌道の外になってか
らであり、 火星軌道と木星軌道の間に彗星が
あるときに、 彗星探査機付属の彗星着陸・分
析機が彗星の彗星核に着陸すれば、 彗星ダ
ストに衝突することは少なくなる。
■ 彗星着陸・分析機の、彗星核の表面への着陸。
● 彗星には、アウトバースト(彗星が突然明る
くなる現象)があり、 太陽から遠い地点でも、
彗星核から突然急にガスとダストが噴出する
ことがある。
着陸予定のチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星
も、アウトバーストを起こしたことがあり、 地球
上の天文台で、着陸予定の彗星のアウトバー
ストを警戒する常時地上観測が行われた。
● 彗星着陸・分析機の、彗星核の表面への着陸
には、 困難が伴った。 ESA彗星ロゼッタは、
2014年10月に、目的の彗星に到着したが、
彗星核の表面は凹凸が大きいため、 約1ヶ月
ほど調査周回し(周りを回り)、着陸地点を探し、
2014年11月12日に、 探査機・ロゼッタ付
属の「彗星着陸・分析機・フィラエ」は、 転倒
しそうもない場所をめがけて着陸したが、重力
が小さいため、2回バウンドし、当初着地点と
は異なる彗星核の谷間に着陸した。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 彗星は、 太陽に接近すると暖められ高温に
なり、 彗星核からガスやダストが噴出して、白
い尾をつくる。
チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星は、まだ太
陽に接近していないが、 彗星核の表面が高
温になる前までの2015年中頃までに、彗星着
陸・分析機・フィラエは、調査を終える必要があ
る。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ ESA(イーサ、ヨーロッパ宇宙機関)の彗星探
査計画「ロゼッタ計画」のねらい(目的)は、 太
ことである。
彗星には、太陽系誕生当時の氷や有機物
がそのままの状態で冷凍保存されており、 彗
星の氷や有機物を調べれば (彗星核の氷や
岩石を採取し、分析することにより)、 太陽系
誕生時のことを知ることができる。
ヒト(人類)の体を形づくる、タンパク質を構
成する、アミノ酸を人工合成すると、L型とD型が
できるが、 地球生命(地球生物)がもつアミノ酸
は、L型のみである。
彗星核の氷や岩石に含まれる有機物の中
で、 もしアミノ酸が採取でき(見つかり)、その
アミノ酸にL型が多いことがわかれば、 彗星が
もたらした(地球を通過する彗星が地球上にば
らまいた)アミノ酸が、 地球生命(地球生物)の
誕生のきっかけとなったことが裏づけられるか
もしれない。
● TKKI カナヤマ著 天文学辞典。
■ 今後、 ESA彗星探査機・ロゼッタ付属の「彗
星着陸・分析機・フィラエ」が、 彗星核の表面の
氷や岩石を採取し、分析して、太陽系や地球生
命の起源の解明に貢献するであろう。
♪♪ ヨーロッパ宇宙機関(ESA) が
登場する、興味深い、関連ドキュメ
ンタリー、ドラマ、映画。
★ ヨーロッパ宇宙機関(ESA) が登
場する、興味深い、関連ドキュメン
タリー。
■ コズミックフロント 『 史上初!
探査機ロゼッタ 彗(すい)星着陸 』
(NHKテレビ・2014年12月18日・本放送
ドキュメンタリー)。
■ 彗星核の姿を述べる。
■ ESAの活動を述べる。
■ ESA彗星探査機・ロゼッタ付属の彗星着陸・
分析機・フィラエが、人類の2014年11月に、
人類史上初めて、彗星核(すいせいかく)の表
面への着陸に成功した。
『 あなたのハートには 何が残りましたか? 』
以 上