映画について大いに語ろう
池袋駅西口のちょっと奥まった所に「文芸座」という映画館がありました。Mは浪人時代、予備校代わりに通いつめていました。2、3本立てで当時5百円。ぴあ割引もありました。古い小さな映画館でしたが、とてもいい映画館でした。一度、取り壊されてしまい、嘆いていましたが、「新文芸座」としてリニューアルされました。だいぶ趣は変わってしまいましたが、「文芸座」の復活を喜んでいます。
2025 年 アメリカ 監督: バリー・ジェンキンス
声の出演:アーロン・ピエール、ケルビン・ハリソン・Jr.、ティファニー・ブーン、マッツ・ミケルセン
ディズニー・アニメ「ライオン・キング」の前日譚、今流行りの始まりの物語といったところです。シンバの父ムファサの子供時代、タカとの兄弟の絆の話しです。
実写もアニメも超えた超実写との触れ込みでしたが、映像は確かに、最新の技術は凄いです。「ライオン・キング」自体ほとんど知らないので予備知識があったら分かるのにというところもありましたが、十分楽しめるエンターテイメント作品でした。
2024 年 アメリカ 監督: フェデ・アルバレス
出演:ケイリー・スピーニー、デビッド・ジョンソン、アーチー・ルノー、イザベラ・メルセド
エイリアン。シリーズも色々と派生していますが、リドリー・スコット監督の1997年版の続編で、リドリー・スコットが製作ということで観たいなと思い、なかなか機会がなかったのですが、ようやく観に行けました。
人生の行き場を失った若者6人が、廃墟となった宇宙ステーション「ロムルス」を発見し訪れるが、そこにで待ち受けていたのはエイリアンだった。期待が大き過ぎたのか、いまひとつな感じでした。
2024 年 アメリカ 監督: ジョシュ・クーリー
声の出演:クリス・ヘムズワース、ブライアン・タイリー・ヘンリー、スカーレット・ヨハンソン、キーガン=マイケルキー、ローレンス・フィッシュバーン
0とか−1とかありましたが、シンプルにONE、最近よくある始まりの物語です。正義のヒーローのオプティマスプライムと
悪の親分のメガトロンが、まだトランスフォームもできない下級労働者だった頃、2人は親友だったというお話です。
シリーズを観ていないと分からないかもしれませんが、観ているMには、とても面白かったです。
2024 年 日本 監督: 佐藤信介
出演:山崎賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、吉川晃司、大沢たかお、新木優子、小栗旬
キングダムはアニメも実写も大好きなので、劇場で観たくて行って来ました。特に王騎将軍のキャラが好きなのですが、大沢たかお演じる王騎もとても良いです。全体的に実写版のキャストがとても良いと思います。
内容は書きませんが、「大将軍の帰還」のタイトルがすべてです。感動しました。素晴らしかったです。
2024 年 アメリカ 監督: ジョン・クラシンスキー
出演:スティーヴ・カレル、ケイリー・フレミング・ライアン・レイノルズ、フィービー・ウォーラー=ブリッジ
予定が急にキャンセルになってしまい、ぽっかり時間が空いてしまったので急きょ観に行きました。急だったのでモフモフのブルーの画像を見てピクサーのアニメかと思っていたら、日本語吹き替え版もアニメならいいかと思ったのですが、実写でした。
モフモムのブルーたちは子供の頃の想像の友達で、子供達が大人になって忘れられてしまった存在です。そして12歳の少女ビーと出逢います。ブルーたちの姿が見えるビーはブルーたちの新たな友達を探す手伝いをすることに。
急に観た割には感動のファンタジーで、なかなか面白かったです。
2024 年 アメリカ 監督: ショーン・ダーキン
出演:ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト、ハリス・ディキンソン、モーラ・ティアニー
プロレスラーの名門一家のエリック家は、恵まれた才能で一世を風靡しましたが、その後次々と不慮の死に見舞われ、呪われた一家とも呼ばれました。その事実に基づいた話しで、プロレスファンとしては是非観たい作品でした。
主演のザック・エフロンを初め、アメリカの俳優たちは、本当によくその人を演じるものだと思います。本当のレスラーのような肉体、4人の兄弟とも雰囲気もよく似ていました。プロレスファンでない人はどう感じるか分かりませんが、プロレスファンで本物ののエリック兄弟もよく知っているMにはとても興味深い作品でした。
2024 年 日本 監督: 山田智和
出演:佐藤健、長澤まさみ、森七菜、仲野太賀、中嶋歩、河合優実、ともさかりえ、竹野内豊
感涙の恋愛小説、待望の映画化ということでした。精神科医の藤代俊(佐藤健)のもとに、ウユニ、プラハ、アイスランド、世界各地からかつての恋人・伊予田春(森七菜)から手紙が届く。藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていたが、弥生は突然、姿を消した。春はなぜ手紙を書いてきたのか?弥生はどこへ消えたのか? ふたつの謎は、やがて繋がっていく。
確かに繋がりましたが、長澤まさみの気持ちが、まったく分かりませんでした。調べましたが、皆よく分かっていないようです。原作には映画で描けなかった部分が書かれているとか。今、読みたい本が溜まっているし、この手の恋愛小説はちょっと・・・
2023 年 日本 監督: 山崎貴
出演:神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木祟高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介
今更ながら観てきました。ゴジラは子供の頃の昔の最初のシリーズが大好きですが、最近のリメイク物もちょこちょこ観ています。マイナスワンはすごく評判が良く、観たいと思っていました。
戦時中から戦後の話しで、今までのものとは全く違ったストーリーでした。2つの匂わせシーンがあって、先が読めてしまいましたが、評判通りとても良かったです。
2023 年 アメリカ 監督: ニア・ダコスタ
出演:ブリー・ラーソン、テヨナ・パリス、イマン・ベラーニ、ゾウイ・アシュトン、バク・ソジュン
MCUの一作で、アベンジャーズ最強ともいわれる女性ヒーロー、キャプテン・マーベルを主役に描いた映画「キャプテン・マーベル」に続くシリーズ第2弾です。そんなマーベルと地球に住むアベンジャーズオタクな高校生と、宇宙ステーションに所属する敏腕エージェントのモニカの3人が、それぞれのパワーを発動するとお互いが入れ替わってしまうという謎の現象が起こり、チームを結成することになって、マーベルズというわけです。
マーベルの前作もMCUの作品もほとんど観ていないので、分からないところもありましたが、基本ヒーロー対悪者のアクションなので、3Dも効果的で、楽しく観ました。
2023 年 日本 監督: 和田圭介 三原光母
出演:オカダ・カズチカ、神田伯山、棚橋弘至、原悦生、藤波辰爾、藤原喜明、安田頸
映画館に行く機会が減っていて、インディジョーンズもキングダムも観れませんでしたが、猪木信者なので、これは絶対に見逃せません。池袋は時間が合わず、TOHOシネマズ新宿に初めて行きました。
全部のエピソードを知っていますし、もっと触れて欲しい話しもたくさんあったのですが、限られた時間の中で上手くまとめていたと思います。基本ドキュメントですが、ドラマ部分もあります。いらないという意見もあるみたいですが、ドラマはドラマで良かったと思います。猪木を知らない人がどう感じるかは分かりませんが、ファンとしては納得できる内容でした。
2023 年 日本 監督: 宮崎駿
声の出演:山時聡真、木村拓哉、木村佳乃、菅田将暉
映画館に行く機会が減り、観たい映画も減りましたが、今はインディ・ジョーンズ、キングダムと他にも観たい映画がありましたが、やはり宮崎駿は観ておこうと思いました。事前情報が何もなく、評判は、分からないという声もあり、賛否分かれていました。
ストーリーはわかったと思います。最初は謎だらけで、後半にわかってきますが、すっきりと伏線回収されるという感じではなく、こういうことなんだろうなあという感じでしたが、良かったと思います。戦時中という時代設定、あの鳥のイラスト含めて、キャラクター設定があまり好みではありませんでした。
2023 年 中国 監督: デヴィット・リーチ
声の出演:莉犬、三森すずこ、堀江由衣、上坂すみれ、岡本信彦、なつぽい、高橋ヒロム
久しぶりに映画館に行きました。スターダムのなつぽいが声の出演ということで行きました。ブシロードのアニメなのに吹き替え版となっていて、なぜかと思いましたが、中国で動画配信されたアニメの再編集とのことです。平日の朝だからか、観客は一人きりでした。
男子大学生の星空エイタは素晴らしい音楽の才能と歌声を持ち、天才少年として話題になったが、人前で歌うことができなくなっていた。双子の姉でトップアイドルのカリナに懇願され、代わりにステージに立ったエイタは歌うことができ、アイドルとして活動し、自身も歌番組のオーディションを受ける。
なつぽいの出番は少なかったですが、とても良い感じのキャラ、声でしたし、ストーリーも予想以上にすごく面白かったです。
2022 年 アメリカ 監督: デヴィット・リーチ
出演:ブラッド・ピット、ジョーイ・キング、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘイリー
伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」がブラピ主演でハリウッド映画化という風変わりな作品です。この小説大好きなので、すごく興味があり、WOWOWで放映したので観ました。
ブリーフケースを盗み、京都まで新幹線で運ぶ仕事を受けた殺し屋が、新幹線の中に居合わせる様々な人物と彼らが巻き起こす事件に巻き込まれていくという痛快アクション・サスペンスで、ストーリーはもちろん面白く、和洋混じって独特な感じで映像も良かったです。
原作名のマリアビートルは主人公のコードネームであるてんとう虫のことで、このままでもいいと思うのですが、調べたらBULLETは弾丸なので、BULLET TRAINは弾丸列車ですが、新幹線という意味になるそうで、なるほどなタイトルでした。
2021 年 アメリカ 監督: ラナ・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーヴス、キャリー=アン・モス、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世、ジェシカ・ヘンウィック
マトリックス3部作は好きで観ていたので、これも観たかったのですが、劇場には行けず、またWOWOWで正月に録画して、結局3カ月くらいたってしまい、やっと観ました。
ネオとトリニティーは健在で、新たなキャラクターも加わり、仮想世界と現実世界が入り混じったマトリックスワールドが展開されます。
前3作も録画したので見直そうかと思っていましたが時間がなく、何度か観ていても結局話はよく分からないのですが、今回もそんな感じでしたが、何となく雰囲気が好きなのです。
2022 年 日本 監督: 佐藤信介
出演:山崎賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、満島真之介、豊川悦司、小澤征悦、高嶋政宏
春秋戦国時代の中国を描いた原泰久の原作コミックが好きで、実写映画化されたということで前作もTVで観てみたら面白かったので続編も楽しみにしていましたが、劇場には行けず、WOWOWで観ました。
「蛇甘平原の戦い」のエピソードということで注目は何と言っても羌カイでしたが、清野菜名はなかなか良い感じでした。個人的には王騎将軍が好きなキャラクターなのですが、前回同様、大沢たかおで良い感じで、ポイントに出てくる感じでした。同じく大将軍のヒョウ公の豊川悦司も良かったです。さらに個人的ですが、プロレスラーの真壁刀義が出演するということで注目していましたが、なかなかいい味を出していました。
2022 年 アメリカ 監督: ジョセフ・コシンスキー
出演:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、ジョン・ハム、グレン・パウエル
コロナ禍もあって、劇場に行くのが激減してしまいました。それでもこれは観たかったのですが、行けず、WOWOWの放映でやっと観ました。これからは劇場以外で観たものも載せていきます。
若きトム・クルーズが演じたマーベリックがアメリカ海軍パイロットのエリート養成学校、通称「トップガン」での日々を描いた前作から、30年ぶりの続編で、マーベリックがトップガンに教官として戻り、訓練生には、かつてマーヴェリックの相棒だったグースの息子ルースターがいた。
前作の「トップガン」をおさらいで観てから観たので、30年の時をへて、話が繋がりました。映画の中で説明もありますが、やはり前作をもう一度観てから観るべきです。ものすごく良かったです。
2022 年 アメリカ 監督: カイル・バルダ
声の出演:スティーヴ・カレル、タラジ・P・ヘンソン、ミシェル・ヨー、ジャン=クロード・ヴァン・ダム
「怪盗グルー」シリーズのキャラクターのミニオンズたちを主人公にした「ミニオンズ」の続編です。前作もグルーのシリーズも見ていませんが、時代は1970年代、少年グルーとミニオンズの出会いの話しなのでライジング的な感じかと。
アニメーションは相変わらず凄いですし、キャラクターも魅力的で、ストーリーも面白く、お手軽に楽しめした。
2022 年 アメリカ 監督: マット・リーヴス
出演:ロバート・パティンソン、ゾーイ・クラヴィッツ、ポール・ダノ、ジェフリー・ライト
これまでのバットマンとはちょっと違った感じです。と言ってもホントの最初の頃しか観てませんが。舞台はゴッサムシティですが、SFというよりもサスペンスアクションで、バットマンが警察の要請で捜査に協力したり、素顔のブルース・ウェインの人生ドラマもありといった感じでした。
3時間と長く、全体的に暗い感じです。賛否分かれているようですが、まあ悪くはなかったと思います。
2022 年 アメリカ 監督: ヨハネス・ロバーツ
出演:カヤ・スコデラーリオ、ハナ・ジョン=カーメン、ロビー・アメル、トム・ホッパー
バイオハザードは何となく全部観ていました。ミラ・ジョボヴィッチも出ないし、別物だろうと思っていましたが、やはりこれまでのシリーズとは違った作品でした。それでもなかなかに怖くて面白かったです。
アメリカ中西部にあるラクーンシティ。大製薬会社アンブレラ社が撤退を決めて、町は寂れていく中、ラクーンシティの養護施設で育った兄は警察官となり、町で暮らし、町を出た妹はアンブレラ社が秘密で行っていた研究の情報を得て、久しぶりに町に帰って来ます。そして町は大変な事態に・・・。
2021 年 アメリカ 監督: クロエ・ジャオ
出演:アンジェリーナ・ジョリー、ジェンマ・チャン、リチャード・マッデン、リク・マクヒュー
約半年ぶりの映画鑑賞でした。マーベル・スタジオの映画で興行成績も1位ということで、日比谷のTOHOシネマズに行きましたが、一席空けはなく、結構混んでいました。マーベルの映画は実はちゃんと観たことはなかったのですが、こんな感じなんですね。
7千年前から地球を守ってきたヒーローチーム。遥か昔に敵を全滅させて、その後は姿を消していましたが、再び敵が現れて、再集結し、人類の危機を救うという壮大なお話しです。IMAXで臨場感もすごくありました。2時間40分はちょっと長いかと思いましたが、長さをあまり感じませんでした。
ラストに2つほどオマケ的なシーンがあるのですが、これは意味が分かりませんでした。マーベルのコミックスや他の映画を観ていれば分かるのかもしれません。