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          映画について大いに語ろう
 
 池袋駅西口のちょっと奥まった所に「文芸座」という映画館がありました。Mは浪人時代、予備校代わりに通いつめていました。2、3本立てで当時5百円。ぴあ割引もありました。古い小さな映画館でしたが、とてもいい映画館でした。一度、取り壊されてしまい、嘆いていましたが、「新文芸座」としてリニューアルされました。だいぶ趣は変わってしまいましたが、「文芸座」の復活を喜んでいます。


<2019年度>

Mの選ぶBEST3  1.ジョーカー
           2.スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
           3.マレフィセント2


Vol.233 スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ★★★★

2019年 アメリカ  監督: J・J・エイブラムス
出演:デイジー・リドリー、アダム・ドライヴァー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック
 スターウォーズ・シリーズ9作目、遂に完結篇です。これは観ないわけにはいきません第1作を観たのはまだ子供の頃でした。宇宙船が頭上を通り越していくオープニングの映像が強烈に印象に残っています。当時から3部作×3話の話しで、まずは真ん中からという話しでした。それから実に40年で壮大なドラマが完結しました。
 もう良いとか悪いとかではありません。本当に終わったんだなという感じです。ハン・ソロのハリソン・フォード、ルーク・スカイウォーカーのマーク・ハミルは年取った今の姿を見たかったような見たくなかったような。レイア姫のキャリー・フィッシャーは亡くなっています。40年ですからね。月日の流れを感じます。


Vol.232 アナと雪の女王2 ★★★★

2019年 アメリカ  監督: クリス・バック 、ジェニファー・リー
出演:クリステン・ベル、イディナ・メンゼル、ジョナサン・グロフ、ジョシュ・ギャッド
 アナ雪はすごく良かったです。でも続編はどうなのかなと思い、迷いましたが、観に行きました。前作から5年も経っていたのですね。
 女王となった姉エルザは妹アナと平和な日々を送っていましたが、不思議な歌声が聞こえるようになり、王国に危機が迫ります。姉妹と前作から馴染みのクリストフ、スヴェン、オラフとともに旅に出て、何故エルザは魔法を使えるのか、両親はどうして亡くなったのか、前作の謎を解き明かします。なかなか良かったと思います。


Vol.231 ターミネーター ニューフェイト ★★★

2019年 アメリカ  監督: ティム・ミラー
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ダニー・ラモス
 ジェームズ・キャメロンが製作に復帰、ターミネーター2の正統な続編ということですが、続編は割引が必要で、特にターミネーターはもう散々な状況なので。シュワちゃん、サラ・コナーのリンダ・ハミルトンが出演しているということで、惰性で観続けるパターンです。
 前作とあまり繋がりはなく、前作を観ていなくても分かります。スリリングではありました。まあこんなもんでしょう。


Vol.230 ジョーカー ★★★★★

2019年 アメリカ  監督: トッド・フィリップス
出演:ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ、フランセス・コンロイ
 すごく評判が良いので観に行きました。当然バットマンのジョーカーだろうと思い、何で今頃またジョーカーなのかと思っていましたが、予告編を観たらバットマンのジョーカーとは関係ない話しなのかなと思い、結局、バットマンのジョーカーでしたが、まったく新しい解釈のストーリーで、すごく良かったです。ジョーカーを演じたホアキン・フェニックスの演技が凄いという評判でしたが、脚本も凄いと思います。舞台はゴッサムシティーなのでやはりバットマンなのですが。
 心臓病の母の面倒を見ながらピエロのメイクをして大道芸をしながらコメディアンを目指し、貧しく暮らす青年の話しなのですが、それがあのジョーカー誕生の話になっていきます。バットマンのウェイン一家、執事のアルフレッドも しっかり登場しているところも心憎いです。


Vol.229 マレフィセント2 ★★★★

2019年 アメリカ  監督: ヨアヒム・ローニング
出演:アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング、ミシェル・ファイファー、ハリス・ディキンソン
 「眠れる森の美女」のオーロラ姫に呪いをかけた魔女マレフィセントが主人公のダークファンタジーの続編です。オーロラ姫がフィリップ王子のプロポーズを受けルところから物語は始まります。2人の結婚で妖精の国と人間の国も友好にという2人の思いと裏腹に妖精界を滅ぼすために動き出す人間がいて・・・。
 マレフィセントはもちろんアンジェリーナ・ジョリー。彼女の妖しい美しさが最強の魔女にピッタリです。何でも続編は割り引かないと行けないと思っているのであまり期待せずに観ましたが、すごく良かったです。


Vol.228 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド ★★★

2019年 アメリカ  監督: クエンティン・タランティーノ
出演:レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、アル・パチーノ、ダコタ・ファニング
 初めてタイトルを見たときはダサッと思いましたが、ディカプリオとブラッドピットの豪華競演、そして監督がタランティーノと知って観に行くことにしました。タランティーノ好きで全部観てます。
 落ち目の俳優リック(ディカプリオ)と彼のスタントマンで付き人、親友でもあるクリフ(ピット)を中心に古き良き時代のハリウッドが描かれます。シャロン・テートという女優が出て来ますが、実在の女優ということですが、知らず、よくわかないところもあり、期待したほど面白くはありませんでしたが、タランティーノの独特な感じは出ていたと思います。


Vol.227 ドラゴンクエスト ユア・ストーリー ★★★

2019年 日本  監督: 八木竜一 花房真
声の出演:佐藤健、有村架純、並瑠、坂口健太郎、山田孝之、ケンドーコバヤシ、賀来千香子、吉田鋼太郎
 ドラクエ大好きだったので、オンラインになってしまって辞めたので、映画という形でも久し振りにドラクエの世界に浸りたいと思い、ドラクエV天空の花嫁、ビアンカかフローラかが原案というのも惹かれます。評判が悪いのは承知の上で観にいきました。
 確かにどう考えてもいらねーだろというくだりがありました。評判の悪さはこれだろうと思いますが、そこは目をつむれば、懐かしいドラクエの世界に浸れました。


Vol.226 トイ・ストーリー4 ★★★★

2019年 アメリカ  監督: ジョシュ・クーリー
声の出演:トム・ハンクス、ティム・アレン、アニー・ポッツ、トニー・ヘイル、キーガン=マイケル・キー
 人間とおもちゃの物語ピクサー×ディズニーの「トイ・ストーリー」シリーズ第4弾です。これまでテレビてチラッと観たことはありますがまともに観たことはありませんでした。ウッディやバズくらいは知っていましたが、前作を知らなくても問題なしです。
 ポニーが幼稚園で作ったおもちゃフォーキーはポニーの一番のお気に入りですが、元が先割れスプーンなので自分のことをゴミと思い込み、部屋から逃亡。それをカウボーイ人形のウッディが追いかけ、様々なおもちゃと出会い、巻き込んで、大冒険となります。なかなか面白かったです。


Vol.225 アラジン ★★★★

2019年 アメリカ  監督: ガイ・リッチー
出演:メナ・マスード、ナオミ・スコット、ウィル・スミス、マーワン・ケンザリ
 お馴染みディズニーアニメの実写版です。恋愛もの、ミュージカル風、コミカルな感じはM的にはあまり好きではなく、これも観ようかどうしようか微妙なところでしたが、タイミングが合い、とりあえず観ました。
 結果すごく面白かったです。ウィル・スミスのランプの魔人は最高です。ジャスミン王女のナオミ・スコットも美しい。ストーリーもいい感じでした。


Vol.224 メン・イン・ブラック:インターナショナル ★★★★

2019年 アメリカ  監督: F・ゲイリー・グレイ
出演:クリス・ヘムズワース、テッサ・トンプソン、エマ・トンプソン、リーアム・ニーソン
 地球に潜むエイリアンとそれを監視する秘密組織との闘いを描くMIBシリーズの第4弾です。過去3作は全部観ていますが、面白さは微妙な感じで、主役のエージェントコンビも馴染みのない人に変わり、どうしようかと思いましたが、タイミングが合い、とりあえず観ました。
 あまり期待はしていませんでしたが、凄く面白かったです。エージェントHとMのコンビはいい感じでしたし、上司や適役などのキャラも良かったです。ストーリー的にも、いろいろ伏線があって繋がっていき、こういうの好きです。面白かったです。


Vol.223 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ ★★★★

2019年 アメリカ  監督: マイケル・ドハティ
出演:カイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウン、渡辺謙
 「GODZILLA ゴジラ」「キングコング:髑髏島の巨神」に続くモンスター・ヴァースのシリーズ第3弾です。今回はキングギドラとモスラも登場します。渡辺謙もいい味出してます。
 ハリウッド版はまずゴジラのデザイン?が好きじゃなく、ストーリー的にもイマイチだったかなと。キングコングも何だかなでしたが、今回はストーリーもなかなか良かったです。キングギドラはやっぱり怪獣の王様ですね。


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