映画について大いに語ろう
Mの選ぶBEST3 1.ジャッキー・ブラウン
2.アルマゲドン
3.トゥルーマン・ショー
1998年 アメリカ 監督:ジョン・フランクハイマー
出演:ロバート・デ・ニーロ ジャン・レノ
デニーロ、ジャン・レノという好きな俳優の競演ということで観たのですが、やっぱり2人ともシブいですね。いいです。
RONINとは浪人のこと。日本の江戸時代、主を失ったサムライは・・・という説明からはじまります。そしてその浪人が映画のモチーフになっています。
スーツケースを奪うという計画のもと雇われた男達。裏切りと友情のドラマが展開していきます。ストーリーはイマイチでした。
1998年 アメリカ 監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:ニコラス・ケイジ ゲイリー・シニーズ ジョン・バード
スネークアイズとは1のゾロ目のこと。映画では親の総取りと訳していました。それなりに意味を持ったタイトルです。十数分ノーカット、ワンカメラのオープニングが話題になっています。そのオープニングで、ボクシング観戦に訪れていた国防長官が暗殺されます。その場に居合わせた刑事(ニコラス・ケイジ)が事件を解き明かしていくというストーリーです。緊張感あふれるスリリングな映画です。
1998年 アメリカ 監督:ノーラ・エフロン
出演:トム・ハンクス メグ・ライアン
インターネット・ユーザーであり、メグ・ライアンのファンでもあるMにとっては、公開前から、かなり楽しみにしていた作品です。何処の誰かも知らないメール相手にお互いに好意を持ち、その2人が実はすぐ近くにいて、しかも仕事のライバル同士というコメディー・タッチのラブ・ストーリーです。似たようなドラマもありましたが、インターネットの普及で、映画も様変わりしたなという感じです。笑えて、泣けて、いい映画でした。
1998年 アメリカ 監督:ブレッド・ラトナー
出演:ジャッキー・チェン カート・ラッセル
中国人と黒人の刑事がコンビを組み、いがみ合いながらも、最後はお互いを認め合い、事件を解決するという大爆笑のアクション映画です。これぞ娯楽映画という作品です。文句なく楽しめました。ジャッキー・チェンの映画はほとんど見ていますが、いつもの通りの面白さでした。それに加えて、クリス・タッカーがいい味を出してました。
1999年 日本 監督:中田秀夫
出演:中谷美紀 松島菜々子 深田恭子 真田広之
日本映画はあまり見ないのですが、「リング」は原作を読んで、面白くて、映画も面白かったので、第2作も観に行きました。原作の「リング」には「らせん」という続編があり、去年同時に映画化されています。今回の作品は「らせん」とは関係なく、「リング」の続編としてオリジナルに作成されたものです。
怖さは、なかなかのものでしたが、ストーリーはイマイチでした。話題作で、平日の昼間に観に行ったのに立ち見もいるくらいの盛況でした。客層が若くて騒がしかったのもいただけませんでした。
同じく恐怖映画の「死国」が同時上映で、こちらも、まあまあです。
1998年 アメリカ 監督:マイケル・ベイ
出演:ブルース・ウイルス リブ・タイラー
ブルース・ウイルスが宇宙飛行士というのはどうもピンと来なかったのですが、実は宇宙飛行士ではなくて、石油の採掘屋。地球に接近する巨大隕石に核爆弾を埋め込んで爆破するために宇宙に連れて行かれ隕石の地面を掘るという役所でした。
今年の正月一番のヒット作ということです。SFXもばっちりだし、ストーリーも感動的です。いきなり松田聖子が出てきたのには驚きましたが・・・。
1998年 アメリカ 監督:ブラッド・シルバーストーン
出演:ニコラス・ケイジ メグ・ライアン
個人的な意見ですが、ニコラス・ケイジはあまり好きではありません。格好いいとも思えないし、何となく好きになれません。対して、メグ・ライアンはいいです。特に笑顔が最高です。
さて、映画のストーリーは、ニコラス・ケイジ扮する天使が、人間の女性であるメグ・ライアンに恋いをして、地上に降りて来るというラヴストーリーです。なかなかいい話しですが、ラストがどうして?という感じです。でも、やはりよく考えると、こうしないとしまらないのかなあ。
1998年 アメリカ 監督:ピーター・ウィアー
出演:ジム・キャリー ローラ・リニー エド・ハリス
前評判が高かったので、あらすじを知っている方は多いと思います。私も大体のストーリーは分かっていましたが、何も知らない方が面白いに決まっているので、ここでは話しません。とてもユニークでよくできたお話しです。細かい部分まで気が利いていて、楽しめました。
1998年 アメリカ 監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス、マット・デイモン
原題は「SAVING PRIVATE RYAN」訳すると「ライアン二等兵救出」となります。案外と安易なタイトルを付けるものです。
スピルバーグ監督作品で、アカデミー賞最有力候補、感動の物語というふれこみです。4人兄弟の兵隊のうち3人の兄弟が同時に戦死してしまい、生き残った末っ子の二等兵を戦場から連れ戻すという話しです。1人の兵隊を救出するのが、どうしてそれ程感動的なのかと思いましたが、ただライアンを救出するだけの話しではなく、それなりに感動的ではありますが、それよりも戦争の悲惨さは圧倒的な迫力で伝わってきて、こっちの方が印象に残りました。
でも、スピルバーグにはアカデミー賞候補より、エンターテイメント作品を作って欲しい気がします。
1998年 アメリカ 監督:ミミ・レダー
出演:ロバート・デュバル、モーガン・フリーマン
スピルバーグのドリームワークスの作品です。さすがFSX技術は大したもので、あの大洪水のシーンなど
どうやったのかと思ってしまいます。それにしても、スピルバーグは「シンドラーのリスト」でオスカーを獲って以来、何か変わってしまったような気がします。
ストーリーは、地球に巨大隕石が接近し、衝突すれば、人類が滅亡するということになり、政府が作ったシェルターに入れる人数は限られており、自分は入れるけど、愛する人は残されて・・・といったものです。
でも、いろいろなことが起こる世の中、こんなことが起きても不思議はないんだよなあ。
1998年 アメリカ 監督:ローランド・エメリッヒ
出演:マシュー・ブロデリック、ジャン・レノ
ご存じ、ゴジラのハリウッド版です。ゴジラ自体も、ストーリーも日本のゴジラとはまったくの別物になっています。例によって、勘違いされた日本人像が出てきたりします。
核実験による突然変異で発生したゴジラがニューヨークの街にやって来るというストーリーで、それに関わる人間ドラマが絡んできます。
もしかして評判倒れかと思っていましたが、なかなか面白かったと思います。
1998年 アメリカ 監督:ジャン・ピエール・ジュネ
出演:シガニー・ウイバー、ウィノナ・ライダー
続編が前作より面白かった例はほとんどありません。ぱっと思いつくのは「アダムス・ファミリー」くらいです。今回は死んだリプリーがクローン人間として甦り、お腹にいたエイリアンを取り出すというお話です。ちょっと無理があるんじゃないかと思いました。「ロッキー」シリーズに近いものがあります。
まあ、そこそこ面白かったですが、結論はやっぱり止めておけば良かったのにという感じです。
1998年 アメリカ 監督:クエンティン・タランティーノ
出演:パム・グレアー、サミュエル・L・ジャクソン、ロバート・デ・ニーロ
「パルプ・フィクション」で一躍注目を集めたタランティーノですが、私も大好きな監督です。 今回はあまりドンパチはありませんが、それでも3人ほど死んでいます。かなりドキッとする殺され方をします。
タランティーノ風の雰囲気を持ちつつ、根本的にはラブ・ストーリーです。不思議な感じのするいい映画です。BGMもなかなか洒落てます。
1997年 アメリカ 監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:モーガン・フリーマン、アンソニー・ホプキンス
スピルバーグ作品でも「E.T」「ジェラシック・パーク」のようなエンターテイメントものではなく、「シンドラーのリスト」「カラー・パープル」路線のシリアスものです。アカデミー賞候補にもなったということで予想はしていましたが、かなりの重さです。それなりにいい映画ではありますが、心して観る必要があります。
時代背景は南北戦争の頃、アミスタッド号で起きた事件がもとで全米に巻き起こる奴隷問題論争を描いています。日本人は単一民族なので、人種差別の問題はどうもピンときません。
1997年 アメリカ 監督:ジェームズ・キャメロン
出演:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット
「ジェラシック・パーク」を抜いて、全世界の興行記録を塗り替える大ヒットとなりました。超大作だけのことはあるという感じです。とてもお金がかかっているのが、随所で見て取れます。日本映画ではこうはいかないでしょう。
タイタニック号の沈没というテーマを一風変わった角度から見た恋愛映画です。Mは恋愛映画は あま
り・・・なのですが、恋愛映画が好きな人は必見です。