MOVIES

          映画について大いに語ろう
 

<2009年度>

Mの選ぶBEST3  1.イングロリアス・バスターズ
           2.マイケル・ジャクソン THIS IS IT
           3.ゴールデンスランバー


Vol.136 第9地区 ★★★★

2009年 日本  監督:ニール・ブロンカンプ
出演:シャールト・コプリー、デヴィッド・ジェームズ、ジェイソン・コープ

 テレビCMを見て面白そうだなと思いました。アカデミー賞にもノミネートされたSF映画です。出演者も無名な人ばかり、事前に情報もあまり知りませんでした。何だか不思議な感じの映像にストーリ、でもなかなか面白かったです。
 突如、大きな宇宙船が南アフリカの上空に現れ、中には無気力な大量のエイリアンがおり、彼らは難民として地球上に住むことになる。それから28年が経過し、第9地区と呼ばれた彼らの居住区とその周辺では人間とエイリアンの不仲が顕在化し、国家機関のMNUはエイリアンの居住区移転を会ししたのだが・・・。


Vol.135 ゴールデンスランバー ★★★★

2009年 日本  監督:中村義洋
出演:堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、香川照之、柄本明

 伊坂幸太郎の同名ベストセラー小説の映画化です。巨大な陰謀に巻き込まれ、首相暗殺の濡れ衣を着せられた宅配ドライバーの決死の逃避行をスリリングに描きます。タイトルはビートルズの同名曲がモチーフになっており、黄金のまどろみという意味です。
 3Dで話題の「アバター」を観るつもりだったのですが、満席で急きょ切り替えました。まったく予備知識はなく、まったく期待していなかったのですが、スリリングで、暖かく、笑いもあり、意外にもとても面白かったです。


Vol.134 2012 ★★★★

2009年 アメリカ  監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ジョン・キューザック、キウェテル・イジョフォー、アマンダ・ピート

 マヤ暦による2012年世界終末説。それに合わせるように太陽の異常が観測され、地殻変動が起こり、各地で天変地異が起き・・・。「インデペンデンス・デイ」「紀元前1万年」のローランド・エメリッヒが手掛けるディザスター・ムービーです。
 映像もストーリーもスリル満点で迫力がありました。充分に楽しめました。


Vol.133 イングロリアス・バスターズ ★★★★★

2009年 アメリカ  監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ブラット・ピット、クリストフ・ヴァルツ、メラニー・ロラン、ダイアン・クルーガー

 1940年代、ナチス占領下のフランスにイングロリアス・バスターズと呼ばれる連合軍の極秘舞台が暗躍する・・・。
 鬼才タランティーノとブラット・ピットのタッグで話題になりました。タランティーノが好きなので、何の予備知識もなく観ました。2時間半は少し長いかなと思いましたが、まったく長く感じず、奇想天外なストーリー、刺激的な映像に引き込まれました。凄く面白かったです。


Vol.132 マイケル・ジャクソン THIS IS IT ★★★★★

2009年 アメリカ  監督:ケニー・オルテガ
出演:マイケル・ジャクソン

 2009年6月に急逝したキング・オブ・ポップス、マイケル・ジャクソン。死の数日前まで行われていたコンサート・リハーサルの映像をロンドン公演のクリエーティブ・パートナーでもあったケニー・オルテガがまとめたドキュメンタリー。
 やっぱりマイケル・ジャクソンは、凄いです。格好いいです。素晴らしいです。


Vol.131 ACACIA ★★★★

2009年 日本  監督:辻仁成
出演:アントニオ猪木、石田えり、林凌雅

 辻仁成のファンというわけではなく、アントニオ猪木のファンなのです。東京国際映画祭での上映を観に行きました。舞台挨拶には猪木も来る予定で楽しみにしていたのですが、直前にキャンセルとなりました。それでも辻仁成の話しは非常に興味深かったです。
 さびれた団地に住む元プロレスラーの大魔神と彼の家に転がり込んだ孤独な少年タクロウの心の触れ合いが描かれています。なかなか良かったです。


Vol.130 しんぼる ★★★

2009年 日本  監督:松本人志
出演:松本人志

 混んでいる映画館は嫌いなので、しかも最近はたいして混んでいないのに指定席で無理に寄せたりするのが嫌なので、公開から少し待ちました。土曜の夕方でしたが、ガラガラで指定席でもなく、快適で良かったです。あまりヒットしていないようです。
 「大日本人」も微妙でしたが、松本人志の第2作です。一応観ておこうかと思いました。結局、よく分からないというか、微妙な感じでした。終わり方も好きではありません。


Vol.129 ハリー・ポッターと謎のプリンス ★★★★

2009年 アメリカ  監督:デイビット・イエーツ
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルバート・グリント、エマ・ワトソン

 遂に第6弾です。魔法学校の6年生となったハリーたち。本当に皆、驚くほど大人になりました。物語の方も大きく進展しています。最初のころのファンタジックな感じの方が好きなのですが、ストーリー展開上、複雑で重苦しくなっていくのも仕方のないところでしょう。
 今回はラストの序章という感じで、終章に向けてさらに謎が深まったという感じです。次はいよいよラストと思ったら、最後はPART1&2に分割されるようです。


Vol.128 ターミネーター4 ★★★

2009年 アメリカ  監督:マックG
出演:クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン、アントン・イェルチン

 舞台はジョン・コナーが反乱軍を率いてコンピューターのスカイネットと戦いを繰り広げる人類滅亡後の近未来です。ターミネーターも何種類も登場し、戦闘シーンの迫力も数段増していますが、3でも無理があったくらいで、もうまったく別の話しという感じです。
 シュワルチェネッガーのターミネーターも出演していますが、これはカナダのボディービルダーの体に第1作のシュワルチェネッガーの顔をCGで合成したものだとか。


Vol.127 レスラー ★★★★

2009年 アメリカ  監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド

 80年代に一世を風靡した人気レスラーが20年後、トレーラー住まいで、バイトをしながら週末にインディー団体のリングに上がるという日々。試合後に心臓発作で倒れるも、再びリングに上がる。演じるミッキー・ロークの人生とも重なり話題を集め、ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞しました。
 プロレスファンとしては見逃せない映画です。インディーのカリスマと呼ばれる実際のレスラー、ネクロ・ブッチャーの出演も興味がありました。全体的に凄くいい雰囲気で、主題歌がブルース・スプリングスティーンというのもいいです。


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