MOVIES

          映画について大いに語ろう
 

<1999年度>

Mの選ぶBEST3  1.STAR WARS EPISODE1
           2.ファイト・クラブ
           3.シックス・センス


Vol.27 エンド・オブ・デイズ ★★★★

1999年 アメリカ  監督:ピーター・ハイアズ
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー

 ご存じシュワちゃんのアクション映画。今回は1999年末、千年の眠りから覚めた魔王サタンから花嫁に選ばれた女性を守る警備員役。敵が人間ではなく魔王なだけに、さすがのシャワちゃんも大苦戦。アクション・シーンよりもSFXが見物。


Vol.26 ブレア・ウイッチ・プロジェクト ★★★

1999年 アメリカ  監督:ダニエル・マイリック
出演:ヘザー・ドナヒュー ジョシュア・レナード

 魔女伝説の記録映画を撮るためブレアの森に入った若者たちが行方不明となり、1年後に撮影フィルムだけが見つかったという設定。その16ミリの映像がそのまま流れるという設定。それによって確かにリアルさと恐怖が増しています。斬新でもあります。でもラストがあっさりし過ぎで、えっと言う感じで終わってしまいます。


Vol.25 ファイト・クラブ ★★★★

1999年 アメリカ  監督:デイビット・フィンチャー
出演:ブラット・ピット エドワード・ノートン

 ひょんなことから知り合った2人が殴り合いしたことから始まった「ファイト・クラブ」。夜な夜なただ本能のおもむくままに殴り合いをする秘密クラブは現実社会に病んだ人たちに人気を博した。そしてストーリーは思いもしない方向に向かっていく・・・。
 ブラット・ピットはこういうイカレた役をやらすと天下一品。ストーリーも面白く、噂通りの衝撃作です。


Vol.24 シックス・センス ★★★★

1999年 アメリカ  監督:M.ナイト・シャラマン
出演:ブルース・ウイリス ハーレイ・ジョエル・オスメント

 映画の冒頭で、この映画には秘密があります。誰にも話さないで下さい。とテロップが出るように、ドンデン返しのエンディングがあります。ただこのラストは何だよという感じでした。
 死んだ人が見えてしまう少年と子供の精神科医を務めるブルース・ウイリスの話です。怖いシーンは少ないですが、それがすごく効果的で、なかなかの怖さです。


Vol.23 黒い家 ★★★★

1999年 日本  監督:森田芳光
出演:内野聖陽 田中美里 西村雅彦 大竹しのぶ

 角川ホラー大賞受賞の原作が好きで見に行きました。森田芳光の独特な演出や、西村雅彦、大竹しのぶといった個性派の演技が奇妙な味を出していました。怖さもなかなかです。


Vol.22 アナライズ・ミー ★★★★

1999年 アメリカ  監督:ハロルド・ライミス
出演:ロバート・デ・ニーロ ビリー・クリスタル

 デニーロがマフィアのボス役となれば、当然シリアスものと思いきやコメディーです。デニーロ扮するマフィアのボスが情緒不安定になってしまい、精神科医のもとに通います。マフィアのボスと精神科医という奇妙なコンビのやりとりを面白おかしく描いています。さすがデニーロ、どんな役でもこなします。


Vol.21 エントラップメント ★★★★

1999年 アメリカ  監督:ジョン・アミエル
出演:ショーン・コネリー キャサリーン・セタ=ジョーンズ

 大泥棒のもとに、彼のせいで被害を被った保険会社の女性調査員が潜り込み、騙し騙されつつ、お互いにひかれるていくというストーリー。ラストは見え見えの感はありますが、面白いです。


Vol.20 ハムナプトラ 失われた砂漠の都 ★★★

1999年 アメリカ  監督:スティーブン・ソマーズ
出演:ブレンダン・フレイザー レイチェル・ワイズ

 伝説の古代エジプト都市を探す冒険者たち、ひょんなことから恐怖の魔王が蘇ってしまい・・・。3Dの映像は見事ですが、あまりにありきたりな展開です。


Vol.19 鉄道員<ぽっぽや> ★★★★

1999年 日本  監督:降旗康夫
出演:高倉件 大竹しのぶ 広末涼子

 北海道の田舎町で、廃線間近の駅長を勤める定年退職間近の駅長(高倉健)は、もちろん恐ろしいまでに仕事熱心で実直な人です。彼は奥さんと小さな娘を病気で亡くしており、そのどちらも仕事のために死に際に立ち会えなかったということに呵責の念を感じながら暮らしていました。そこへ成長した姿の娘(広末涼子)が現れるというファンタジーです。健さんシブいっす。


Vol.18 マトリックス ★★★★

1999年 アメリカ  監督:アンディ・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス ローレンス・フィッシュバーン

 海外旅行に行ったときに、思いがけず飛行機の中で観ました。前のシートの後ろについている小さな画面、字幕なしという状態でしたが、思ったほど面白くないのかなという印象でした。でも、もう一度映画館の大スクリーンで観たら、面白かったです。やっぱり映画は映画館で観るに限ります。
 コンピューターを介して現実と虚構の世界を行き来するという今風のストーリーです。ストーリーよりも映像技術に魅せられます。本当に最近の技術の進歩はめざましいです。


Vol.17 アイズ・ワイド・シャット ★★★★

1999年 アメリカ  監督:スタンリー・キューブリック
出演:トム・クルーズ ニコール・キッドマン

 トム・クルーズとキッドマンが絡み合うという、この映画の予告編にもど肝を抜かれました。キューブリックの遺作で、人気夫婦の競演で話題となった作品です。
 作品の中でも2人は夫婦で、その夫婦を通じて愛と性の悩みをシリアスに描きます。まか不思議な感じが漂っていました。成人指定の大人の映画です。


Vol.16 STAR WARS EPISODE1 ★★★★★

1999年 アメリカ  監督:ジョージ・ルーカス
出演:リーアム・ニーソン ユアン・マクレガー ナタリー・ポートマン ジェイク・ロイド

 映画の予告編というのは観に行きたくなるように出来ているものですが、この映画はその中でも群を抜いていました。予告編を観てから公開が待ち遠しくて仕方ありませんでした。
 私は混んでいる映画館が嫌いなので、いつも平日に観に行くようにしていますが、大変な話題作であり、夏休み期間でもあるので、いつ行っても混んでいるだろうと思い、どうしたものかと思っていましたが、7:50からという早い時間の回があったので、平日のその時間帯に行きました。さすがに空いていて快適な環境で観ることが出来ました。
 スターウオーズは3部構成で、それぞれに3話あります。全9話のうち以前公開されたのが、第2部の3話にあたり、今回のエピソード1が第1部の第1話となります。ちなみにシリーズ全編を通じて登場するのはC3−POとR2−D2だけということです。
 通商連合が不当な軍事侵略を行い、惑星ナプーを封鎖します。それを影で操っているのが暗黒のジェダイ騎士であるシスです。対して、惑星ナプーの王女を助けるのがジェダイの騎士というのが今回のストーリーです。そこに若き日のオビワン・ケノービとまだ少年のダース・ベイダーの出会いが絡んできます。前に述べたC3−POとR2−D2、ヨーダ、ジャバ・ザ・ハットといった馴染みのメンバーも登場しますが、新たなキャラクターも多数登場します。
 前半の見せ場は、テレビゲームにもなったポット・レースです。SFX技術を駆使して、迫力満点です。クライマックスは通商連合とナプー軍の戦闘です。ライトサーバーを使ったジェダイとシスの挌闘もあります。 全編を通じて、まさにディス・イズ・エンターテイメント。素晴らしかったです。早くもエピソード2が待ち遠しいです。


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