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          映画について大いに語ろう
 
 池袋駅西口のちょっと奥まった所に「文芸座」という映画館がありました。Mは浪人時代、予備校代わりに通いつめていました。2、3本立てで当時5百円。ぴあ割引もありました。古い小さな映画館でしたが、とてもいい映画館でした。一度、取り壊されてしまい、嘆いていましたが、「新文芸座」としてリニューアルされました。だいぶ趣は変わってしまいましたが、「文芸座」の復活を喜んでいます。


<2018年度>

Mの選ぶBEST3  1.ボヘミアン・ラプソディ
           2.カメラを止めるな!
           3.バンブルビー


Vol.222 バンブルビー ★★★★

2018年 アメリカ  監督: トラヴィス・ナイト
出演:ヘイリー・スタインフェルド、ジョン・シナ、ホルヘ・レンでボルグ・Jr、ジョン・オーティス
 トランスフォーマーシリーズの人気キャラバンブルビーにスポットを当てたスピンオフ。バンブルビーが地球にやって来て、一人の少女との交流を描きます。
 シリーズも回を重ねる毎にスケールは大きくなるものの、複雑になり、リアリティーがなくなり、惰性で観続けるという感じでしたが、バンブルビー単体の初めの物語ということでシンプルになり、分かりやすく、とても面白かったです。


Vol.221 ボヘミアン・ラプソディ ★★★★

2018年 アメリカ  監督: ブライアン・シンガー
出演:ラミ・マレック、ルーシー・ボーイントン、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョー・マッゼロ
 伝説のロックバンド「クィーン」のボーカル、フレディ・マーキュリーの伝記ドラマ。「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」などヒット曲を生み出した華々しい人生の裏側の真実が描かれます。
 評判もすごく良くて、クイーンはもろに世代なので、観に行きたかったのですが、なかなか機会がなく、ロングランしてくれていたので、やっと観にいけました。良かったです。音楽っていいですね。


Vol.220 クリード 炎の宿敵 ★★★★

2018年 アメリカ  監督: スティーヴン・ケイプルJr
出演:マイケル・B・ジョーダン、シルヴェスター・スタローン、フロリアン・ムンテアヌ、ドルフ・ラングレン
 ロッキーシリーズから派生したクリードのシリーズ2作目です。ロッキーの宿敵で、後に親友となったアポロの息子アドニス・クリードがロッキーの指導を受けて一流のボクサーになるという物語です。
 そして今回はロッキー4でアポロを試合で殺したドラゴの息子とクリードが戦うというもので、もうメチャクチャな展開ですが、やっぱりいざ試合をしてロッキーのテーマが流れると感動してしまいます。ブリジッド・ニールセンが出ているのもすごいなあ。


Vol.219 カメラを止めるな! ★★★★★

2018年 日本  監督: 上田慎一郎
出演:濱津隆之、秋山ゆずき、真魚、しゅはまはるみ、長屋和彰、細井学、市原洋、大沢真一郎、竹原芳子、浅森咲希奈
 すごく話題になっているので観に行きました。あと出演している秋山ゆずきが、去年舞台で観たことがあって気になっていたので。
 ワンカット、ノンストップ、ゾンビ、ホラーコメディーといったキーワードは分かっていると思いますが、これ以上はネタバレになるので書きません。なるほどすごく面白かったです。評判になるのも分かります。気になる方は予備知識なしで観て下さい。


Vol.218 ジュラシック・ワールド/炎の王国 ★★

2018年 アメリカ  監督: A・J・パヨナ
出演:クリス・プラット、ブライズ・ダラス・ハワード、ジャスティス・スミス、ダニエラ・ピネダ
 ジュラシック・パークのシリーズということで観ました。1作目は良くてもシリーズ化されて回を重ねるとどんどんタメになっていくものではありますが、それにしてもひどかったです。
 新種の最強恐竜を作り出すとか言い出すともう終わりです。恐竜のオークションとか、人間のエゴばかり、夢も希望もありません。ラストもメチャクチャで、この後続けられるのかという感じでした。もういいですけど。


Vol.217 ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー ★★★

2018年 アメリカ  監督: ロン・ハワード
出演:オールデン・エアエンライク、ウディ・ハレルソン、エミリア・クラーク、ドナルド・グローヴァー
 スターウォーズのサイドストーリー。若き日のハン・ソロの活躍を描くとなれば期待せずにはいられませんでしたが、評判が良くなくて、これはあまり期待しない方がいいかなと。
 期待しなくてよかったです。一番の人気キャラであるハン・ソロのストーリーなので、宇宙の運び屋になった経緯や、チューバッカやランド・カルリシアンとの出会いなど、もっと面白くなりそうなエピソードがいくらでもありそうなものですが。


Vol.216 ラプラスの魔女 ★★★★

2018年 日本  監督: 三池崇史
出演:広瀬すず、櫻井翔、福士蒼汰、志田未来、TAO、玉木宏、高嶋政伸、壇れい、リリー・フランキー、豊川悦司
 東野圭吾作品の映画化に外れはないと思っていましたが、前評判がよろしくない。原作も読みましたが、東野圭吾にしては珍しくイマイチな感じだだったので。広瀬すずはイメージぴったりですが、櫻井翔が大学教授というのがピンと来ず、だいぶ不安でした。
 結果、面白かったです。櫻井翔も意外と違和感なく、福士蒼汰、玉木宏、豊川悦司など皆いい感じでした。もともとちょっと難解な話市なのですが、ストーリーも悪くなかったです。上手く映像かされていると思います。


Vol.215 レディ・プレイヤー1 ★★★★

2018年 アメリカ  監督: スティーブン・スピルバーグ
出演:タイ・シェリダン、オリヴィア・クック、ベン・メンデルソーン、T・J・ミラー
 高校生が仮装ネットワークゲームの世界の中で謎解きに挑むSFアドベンチャーです。スピルヴァーグが監督のエンターテイメント作品だということで観たいと思いました。
 映像はもちろん、伏線もあって、仮想世界的と現実的がうまく混じり合って重なって、ストーリーもなかなか面白かったです。流れる曲がヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」というのも懐かしく嬉しい世代です。


Vol.214 ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル ★★★

2018年 アメリカ  監督: ジェイク・カスダン
出演:ドゥエイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギラン
 ゲームのプレイヤーがゲームの世界に入り込んでしまうSFアドベンチャー。昔ロビン・ウィリアム主演で制作されました。その時はボードゲームでしたが、時代ですが変わってTVゲーム版になりました。主演のドゥエイン・ジョンソンはプロレスファンにはお馴染みの有名プロレスラーです。ということで観たいと思いました。
 期待が大き過ぎたのか、それなりには楽しめましたが、期待したしていたほどではなかったです。主題歌はガンズ・アンド・ローゼスの「ウェルカム・トゥ・ジャングル」これも懐かしく有名なプロレス入場テーマ曲で良かったです。


Vol.213 ブラックパンサー ★★★★

2018年 アメリカ  監督: ライアン・クーグラー
出演:チャドウィック・ボーズマン、マイケル・B・ジョーダン、ルピタ・ニョンゴ、ダナイ・グリラ
 流行りのマーベル映画。アフリカの秘境にある途上国ワガンダは、実は絶大なパワーを持つ鉱石ヴィブラニウムにより高度な技術を持っていることを隠してきた。ワガンダ国王で超人的な能力を持つブラックパンサーの前に謎の男が現れる。
 マーベルものはあまり観たことがありません。ブラックパンサーなるキャラはまったく知りませんでした。ストーリーどうこうはなくただ派手に暴れるというイメージで、まったく期待していませんでしたが、ストーリーも良く、意外に面白かったです。


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