2003年５月管理人日誌

５月30日（金）　曇り　最高気温24.5℃　最低気温17.2℃

　昨日もそうだったが、今日も蒸し暑い日。ロシアの俳優さんにはたまらないだろうと思う。
　５月の例会運営サークルの方が、パンとバナナの楽屋見舞いに持っていく。あっという間に消えていった。運営サークルメンバーで楽屋のお茶・コーヒーの準備をする、皆さんフレンドリーでいい感じ。
　昼夜の公演だが、皆さんパワフルなステージを務めてくださった。
　開演中に、イヤホンガイドの係の人とお話。観客にとってよりよいガイドは何か、いつもそれを考えて作っていることや苦労話を聞く（特に今回の公演は、旅をしている間に芝居の長さが短くなっていっったので、それを修正するために毎晩遅くまでテープの編集をされたことなど）。
　外国語の芝居の場合、字幕かイヤホンガイドという手段を使わないと、話の内容がわからないものではあるが、それに全てを頼ることなく、芝居を体で受け止めることも必要なんだろうと思うが、なかなか難しい。
　終演後バラシ。あれだけ激しい動きをしたにも関わらず、劇団員の方がきびきびと作業。終了後「オツカレサマ」と大きな声で挨拶していただいた。（ちなみに仕込みの時の挨拶は「オハヨウゴザイマス」私はロシア語で挨拶しようとしたが、咄嗟に出てこず大きな声で「おはようございます」と挨拶をした）。搬入口で大きく手を振ってお別れ。今度はモスクワでお会いしたいもの。
　その後、運営サークルのメンバーと居酒屋へ行き、ちょっとした打ち上げ。
　

５月29日（木）　曇り　最高気温26.2℃　最低気温16.4℃

　今日から５月例会。２年半ぶりにお迎えする、ユーゴザーパド劇場。前の『検察官』の時は、会場休館日がある関係で、一日休みがあり、その日に能楽堂・名古屋城を見学したことを思い出す。能楽堂では演劇人らしく、様々な質問をしたり、展示物をみて、名古屋城では「観光」で、写真をとったりふざけたりと明るい人たちだった。
　お昼、岐阜からのバス移動で劇団員が会場入り。懐かしい顔、制作の崎山さんや舞台監督の山田さんをはじめ、日本人スタッフの皆さんも前回と同じ人が多い。トラックのドライバーも前回と同じく、「三平さん」ちょうど１年前の、民藝の『かの子かんのん』以来。通訳をつとめてくださる、日向寺さんとも再会。日向寺さんはロシアの声（旧モスクワ放送）のアナウンサー。（出演されている番組はここのサイトに書いてあります）。
　演出のベリャコーヴィチ氏も一緒に会場入り。早速舞台の広さなどをチェック。それぞれの会場に会わせて演出を変える。名古屋市民会館は奥行きが深いので、全面に奥まで舞台を使う模様。楽屋の場所の選定（舞台裏の楽屋は畳の部屋なので、地下の楽屋を使用）から、舞台の仕込み、ゴミの分別等々、通訳の日向寺さんと、今回の公演の翻訳スタッフでもある松川さん、がそれぞれ通訳をして大忙し。
搬入を終えて、昼食の買い出しで、ロシアの皆さんは近くのダイエーで買ってくる。
　今回は普段ない荷物があるが、それはイヤホンガイド。朝日解説事業のスタッフさんが、会場内で芝居の進行をみながら、オペレートする。毎回芝居の間が違うし、アドリブも入るとのことで大変なようだ。会場入口では通常のニュースに加えて、ガイドが渡される。
　リハーサルも終えて、夕方６時30分に開演。終演後のカーテンコールが盛り上がる。「名古屋のお客さんはノリがいい」とのこと。
　その後、劇団との交流会。演出のベリャコーヴィチさんと俳優さん４人、そして前述の通訳のお二人と、今回の公演のプロデューサー阿部義弘さんに参加していただく。私は最初は会場の後かたづけで、参加が遅くなったが、私が着いたときは、皆一生懸命コミュニケートをとろうとしていた。カタコトの英語で話しかける会員さん。通訳の方を通じて芝居の感想を話す人。お酒がコミュニケーションという感じで、「乾杯！」を繰り返す人等々。今回の公演の感想を参加した人が話した後。ベリャコーヴィチ氏の挨拶、そして挨拶の最後に「カチューシャ」の歌をよく通る大きな声で、歌い、皆それにつられて合唱。その後は何やらロシア民謡合唱大会になり（会場の方うるさくしてごめんなさい）。俳優さん達ものりにのって踊りながら歌っている。参加者45人、大いに盛り上がり終了した。

５月27日（火）　曇り　最高気温22.6℃　最低気温15.7℃

　昨日に引き続き、当日配布資料の印刷、折り込み作業が始まる。「名演ニュース」もようやく完成。
　夜は、事務所のレイアウトの検討委員会。Ｋさんが実測した事務所の図面（パソコンの中に入ってます）を見ながら、「模様替え」について、意見交換。徐々にこれから整理をはじめることとなる。

５月26日（月）　曇り　最高気温20.4℃　最低気温17.0℃

　雨模様の天気。今週の例会『夏の夜の夢』の当日配布資料等の作成と印刷。今回はアンケートがあったり、イヤホンガイドがあったりと配布するものが多くなりそう。
　夜は、サマーセミナー実行委員会。セミナーの講師の検討。
終了後に居酒屋へ行くと、何やら80年代頃の話で盛り上がってしまい、カラオケボックスに行くことになる。中島みゆきやら谷山浩子やらから始まり、チューリップやゴダイゴや、と少々懐メロ状態で１時間歌う、ほんと久しぶりのカラオケであった。
　本日、北村想さん主宰の「プロジェクト・ナビ」の最終公演の千秋楽。平日は仕事で行けず、土日も所用が入ってしまい、行けずじまいに終わり残念。数々の舞台が思い出される。

５月23日（金）　曇り　最高気温25.3℃　最低気温16.9℃

　夜は運営委員会。今後の例会企画についての話し合いが中心。分散会にして各委員のこれまで見た芝居で良かったもの、どういった芝居が観たいのか、等々を話し合う。各運営サークルからの報告なども行われ、９時過ぎに会議は終了。
　その後、私は会員のぴなさんが主催したプロジェクト・ナビの最終公演を見に来た方々との飲み会に行く。芝居のことと、ちょっと鑑賞会のことを話す。その帰り、というか２次会に沖縄料理店に寄ると、沖縄の男性デュオの方がちょうど店にいて、生で彼らの歌を聞いてちょっと幸せな気分。芝居の話はナビのことや、いま東京でやっているNODAMAPの『オイル』の話などもする、芝居の話で飲むのはほんと楽しい、鑑賞会のことも少し話せてよかった。

５月22日（木）　曇り　最高気温26.6℃　最低気温14.7℃

　昼夜と６月例会『NEWS NEWS　テレビは何を伝えたか』の運営第３回準備会。席割を中心に行われる。お昼が23人、夜が18人集まり、作業はスピーディーに行われる。ただまだ日程の連絡のないサークルが多いということで、皆でそのサークルへ連絡の葉書を書く、皆さんの一言一言メッセージつきです。

５月21日（水）　晴れ　最高気温26.1℃　最低気温13.3℃

　午前中、名古屋市民会館に５月例会の舞台打ち合わせ。いい天気で自転車をこぐのも気持ちいい。
　『夏の夜の夢』上演時間が予定より短くなり、２時間35分の予定になる。
　夜、機関誌編集委員を中心に、芝居のことや名演のことなどを２時間にわたって、自由に話し合うというか、放談会？を行う。名演でみている芝居のことから、今名古屋で上演されている芝居のこと、これからの名演（うーん大ざっぱな書き方だが）についてよくしゃべった。

５月20日（火）　曇り　最高気温22.5℃　最低気温16.3℃

　６月例会の観劇希望日の申込締切日。予想はしていたが、５月例会が始まる前ということもあってか、連絡がないサークルが多い。お早めに連絡をお願いします＞サークル代表者の皆様

５月19日（月）　曇り　最高気温22.4℃　最低気温18.9℃

　明日が６月例会『NEWS NEWS』の日程申込の締切日の準備、５月例会がまだ始まっていないので、代表者の皆さんも大変かと思う。
　夜はサマーセミナー実行委員会。事務所のパソコンで実行委員のＴさんが素敵なチラシを作成。会場も湯の山温泉に決まり、これから内容をつめていく。

５月16日（金）　晴れ　最高気温25.0℃　最低気温16.1℃

　会員の皆さんも結構この「管理人日誌」は読んでいただいているようで、私の「地面との激突」の心配もしてくださった。
　夜は三役会議（委員長・副委員長・事務局）。今後の名演の例会企画のことや、今の演劇状況等について意見を交換する。９時過ぎまで会議。
　以前この欄でも報告したが、こまがねの演劇鑑賞会の事務局長だった猿田洋子さんが、さきほどの統一地方選挙で駒ヶ根市の市会議員となったが、本日ご自身のサイトを開かれたとの連絡が入る。
http://yoko.islandvoice.net/　芝居の世界から政治へ、活躍を祈る。

５月15日（木）　曇りのち雨　最高気温19.0℃　最低気温14.7℃

　有事法制が、衆議院特別委員会を通過。さきにあげた個人情報保護案もどうだが、国会でほとんど論議もせずに成立しそうな状況になってきている。憲法の保障した平和主義・基本的人権・表現の自由といった、根本的な問題に関わる法律であるにもかかわらず、十分な討議もせずに成立させてしまう現在、そしてそういった事態が「普通」に受け止められているいまの事態はどうなんだろう。
　５月例会、新入会の方が連日みえる、問い合わせの電話も多い。まだまだ新入会員受付中です。

５月14日（水）　雨　最高気温20.2℃　最低気温16.3℃

　岡崎演劇鑑賞会より、ホームページ開設の連絡をいただく。
URL：http://www.h2.dion.ne.jp/~o-yenkan
　近隣の鑑賞会がどんどんサイトを開いていくことと、ネットを通した交流が可能になるのが、これからどういう影響をあたえていくのだろうか。

５月13日（火）　晴れ　最高気温23.4℃　最低気温16.2℃

　お昼は、５月例会『夏の夜の夢』第４回準備会。朝の搬入とその時に準備するものの打ち合わせに始まり、ロシアの俳優さんをどうお迎えするのか、等々話し合う。会場管理はイヤホンガイドがあるので、それを渡したり回収する係も決める。
　夜は運営委員会。運営委員会の中の学習会のこと、例会企画のアンケートの案の検討。各運営サークルからの報告と、問題点の整理と討議。

５月12日（月）　晴れ　最高気温23.6℃　最低気温13.3℃

　「名演」６月号の作業。印刷屋さんに出す締切も近づいてくるが、原稿がなかなか揃わない。
　夜は５月例会『夏の夜の夢』第４回準備会。本日会員数２６３０になる。
　先日行われた、「中部・北陸ブロック活動交流集会」の参加者のまとめ会。５つの分散会に分かれていたので、各々の会の報告と感想をまとめる。自分が鑑賞会の活動に参加することの楽しさと、運営サークルをどう取り組むのかについてが議題だった会だが、各々持ち帰ったものを出しあいながら今後の活動にどう活かすのか話し合った。

５月９日（金）　晴れ　最高気温20.5℃　最低気温10.2℃

　５月座席券渡し。
　昨日と昼夜逆で、お昼は６月の第２回準備会。夜は９月の第１回準備会。９月のスケジュールや、機関誌「名演」７・９月号の担当サークルも決まる。

５月８日（木）　雨のち曇り　最高気温21.9℃　最低気温19.1℃

　５月座席券渡し。午前中は会議室で「名古屋市民のための会場をつくる会」総会。
　お昼は９月例会『リチャード三世』の第１回準備会。長いスパンで運営をやっていきたいという、担当運営委員の意向で比較的早いスタート。主人公を演じる江守徹さん・イギリス人演出家への期待の声が高い。運営サークルの具体的な実務作業についての意見も出される。
　夜は６月例会『NEWS NEWS』の第２回準備会。ここのところ夜に行われる運営サークル準備会は、多くて10数人だったのが、今回は20人を越える参加。座席シールづくりのあと、作品ができるまでのドキュメンタリービデオを観る。

５月７日（水）　曇り時々雨　最高気温22.2℃　最低気温19.4℃

　５月座席券渡し。
　昼夜と７月例会『赤シャツ』の例会運営サークル第１回準備会。
　なぜ、この作品を担当するのか、という自己紹介のあと、『赤シャツ』への期待から会が始まる。
　「季節がいい」「この時期は動ける」「マキノノゾミのファン」「青年座が好き」「サマーセミナーで製作の森さんに出会って」等々、各サークルからこの例会運営を選んだ理由が語られる。
　今後のスケジュールや、機関誌「名演」７月号の作品紹介の担当サークルを決める。
　夜は機関誌編集委員会。６月号の準備と７月号の企画の検討。
　私事（ここのページはみなそうだが）だが、転倒して地面とぶつかり（要はころんだということでっす）顔にすりきずができ、絆創膏だらけ。マスクをしていると、ＳＡＲＳなの？と多くの方から聞かれる……。

５月６日（火）　曇り　最高気温24.8℃　最低気温17.1℃

　引き続き５月の座席券渡し。今回は５月の運営サークルからのメッセージ、と29日のロシアの俳優さんとの交流会のお知らせ（参加希望の方は事務所にお知らせ下さい、ぎりぎりまでわからない人は当日の飛び込みもＯＫ）、６月の『NEWS NEWS』の河野義行さん講演会のお知らせ、等々を代表者の方に渡す。
　夜は、機関誌６月号割付作業。同時にサマーセミナー実行委員会。
　終了後、仕事で名古屋にみえた、文学座の松本祐子さん（昨年サマーセミナー講師）と池下で飲み会。14人のメンバーで再会（４月に会ったばかりの人もいたけど）の乾杯のあと、文学座のこと演劇のこと鑑賞会のこと等々、話す。時間が足りないくらい。

５月２日（金）　晴れ　最高気温24.1℃　最低気温11.4℃

　今日から、５月の座席券渡し。昨日の準備日に皆さんに渡すものを作る。今日現在で2599。
　代表者の方の多くは、今日発行の会報や事務所の写真などで、石村さんの訃報を知る。皆さん驚きと落胆の表情。いつしか思い出話になっていく。
　夜は三役（委員長・副委員長・事務局長・事務局）会議。次回の運営委員会の議題等を検討、９時過ぎに終了。一昨日に行ったカルヴァドスに忘れ物の傘を取りに行き、ちょっとビールで一杯のところ、30日のライブに来ていた人と再会。豊田勇造さんのことやいろいろ話す。

※中部地区と北陸地区の演劇鑑賞会17団体の連絡会議。豊橋、岡崎、名古屋、尾北、いなざわ、なのはな、四日市、津、いせ、岐阜、大垣、金沢、七尾、となみ、高岡、富山、魚津　の各鑑賞会。

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