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管理人日誌2001年6月

このページは管理人の私的な日誌です、名古屋演劇鑑賞会の公的な日誌ではありません。


6月30日(土) 雨(富山)

 今日から富山で「中部・北陸ブロック活動交流集会」。各団体での日常の活動のことや例会運営サークルのこと、財政のことなどを中心に話し合う。4つの分散会に分かれ各自討論。
 参加した一人ひとりが、自分と鑑賞会との関わりから話し始める。ほんとにいろいろな人がいることを改めて実感。当然といえば当然だが、個性的で皆なんかの「こだわり」があって、鑑賞会の活動に参加していて、人生を楽しんでいる、そんな風に思えた。様々な考えの人がそれぞれの思いで関わってこれたから、鑑賞会ってのが続いてきたのだな、ということも感じた。
 分散会でここのウェブページも紹介したところ、知っている人がいた。どうも私のキャラとは違って、少々堅めだからもう少し柔らかくしたほうがいい、とのアドバイスを受ける。
 お風呂は富山平野を見下ろす露天風呂、いい気分で1時間も入ってしまう。先週に引き続き深夜まで酒を飲みながら、ああでもないこうでもないと話がはずむ。少々不健康。


6月29日(金) 晴れ

 7月例会『アンネの日記』の席割り 16名の参加。パズルのような感じで全サークルの席割り完了。6月例会の会員より多くの会員で迎えることができそう。あとは例会当日の運営。


6月28日(木) 晴れ

 サマーセミナー実行委員会。大まかなスケジュール確定。実行委員はそろそろ追い込みモードに。あとは参加者が何人になるかだね。下は大学生から上は、70代まで、多くの世代の人が参加予定。


6月27日(水) 晴のちくもり

 運営委員会、夜の9時40分まで、企画会議のことや例会の候補になる作品の学習会など、が話し合われる。


6月26日(火) 

 名古屋は34℃。7月例会の席割り 21名の参加。


6月25日(月) 

 7月例会『アンネの日記』の集計作業。前例会より増加気味!


6月24日(日) 雨のち晴

 朝の9時から引き続き会議。各団体にとって自分たちが例会にしたい、見たい作品をどのように周りの鑑賞会に伝え、一緒に芝居を呼んでいくのか、それぞれが積極的に主張しながら一致点を探っていく、ということの難しさと意義をもう一度考える。
 芝居を観客の力で呼んで、公演を成立させるという行為が、50年近くも続いてきているのは、やはりどこかで芝居に出会い、そのとりこになった、観客ひとりひとりの情熱だということも思いつつ。


6月23日(土) 雨ときどきくもり

 7月例会『アンネの日記』の申し込み締切日。会員増加の傾向。まだ申し込みできますので、新入会、追加の方もお待ちしてます。
 さて、お昼から中部・北陸ブロック企画会議。2003年にどんな作品を観劇していくのか、各団体の希望を生かしながら、「みてよかった」作品をどういう方法で選んでいくのか、等々の熱い会議。そして夜は、11月の文学座との共同企画『崩れた石垣、のぼる鮭たち』の進行状況と、各鑑賞会が第1稿を読んだ感想を出し合う。演出を担当する西川信廣さんの熱い語りに、創っていく過程を共有していく、今回の企画の意味が強烈に伝わってくる。9時に終了、西川さんの思いは居酒屋でも続く、深夜まで芝居のことや鑑賞会のこと、劇団のこと、についてひたすら語り合った。


6月22日(金) くもり

 明日からの企画会議の準備等で一日が過ぎる。2003年の上演作品について話し合うことと、11月の文学座との共同企画について、演出の西川信廣さんと話し合うことが大きなテーマ。実りある会議になりそうな予感。


6月21日(木) 

 夜は三役会議、4月以降の活動の意見交換と今後のことについて、10時頃まで話し合う。
隣の部屋ではサマーセミナー実行委員会。6月9・10日の乗鞍の下見の報告と、内容について話し合う。


6月20日(水)くもり時々雨

 朝刊で俳優の金井大さんの訃報を知る。金井さんといえば、井上ひさしさんの『雨』と坂手洋二さんの『海の沸点』での演技が思い出される。確実な存在感があった。名演のサマーセミナーで乗鞍の夜に飲んだお酒や、満点の星空の下での朗読も忘れられない、ご冥福をお祈りします。


6月19日(火) くもりのち雨

 「名演ウェブ」のアクセスカウンターが1000を突破しました。みなさまのご来場にあらためて感謝いたします。
 さて、11月例会『崩れた石垣、のぼる鮭たち』のポスターが到着しました。現代美術の雰囲気もあるポスター、どうでしょうか?
 夜は、この『崩れた石垣、のぼる鮭たち』とその前の10月例会『闇に咲く花』の運営委員打ち合わせ会議。


6月15日(金) 雨のち晴れ

 全国演鑑連幹事会発行の「観賞運動22号」が届く。内容は21世紀の鑑賞会の展望とこれまでの鑑賞会の果たしてきた役割などについて、全国の鑑賞会から寄せられた文章が掲載されている。時同じくして、かつて運営委員で活躍した、人たちに会って話をする機会があった。皆さんいわゆる「団塊の世代」の方。いまある名演の活動スタイルは、この「団塊世代」の皆さんがつくりあげてきたものではないかと思う。私のようなすでに演鑑ができあがってから、演鑑の中に入ってきた世代はいま一度演鑑の存在意義とその果たしてきた役割、そしてこれからの展望、等々を自分のことばで語っていく必要があるのでは、ということを感じた。


6月14日(木) 

 一日中雨降り。階段の踊り場と鑑賞会事務所横に掲示板ができる。名演会館社長の力作。


6月13日(水) くもりのち雨

 名古屋市緑文化小劇場がオープン。事務局長・会長が開館行事に行く。名古屋の中心部から離れたところにできた劇場。こけら落としは、緑区の地域に伝わる民話をもとに、主に緑区在住の人たちの音楽劇を予定している。
 夜は来年度からの名演の新制度(年間例会数を7本にする)について検討する委員会。これを契機に様々な制度を見直していければ、と思っている。


6月12日(火) はれ

 夜は運営委員会。『薔薇の刺青』の運営サークルの活動のまとめや作品についての意見交換。いろいろな感想が出る。
 2003年の例会の候補の作品(劇団から上演可能な作品として提出されてきている作品)について、意見交換。作品を決めるにあたっては劇団が、観客にみてもらいたいと思っている作品と、鑑賞会側が「見たい」作品がうまくドッキングできたら一番理想だが、昨年秋のアンケートと今年の秋にでも予定しているアンケートや、上演した作品の評価などをみながら、具体的なことが始まりつつある。


6月11日(月) はれ

 『薔薇の刺青』会員数確定、2673人になる。前月より17人増える! 


6月10日(日) はれ時々くもり

 朝から※中部・北陸ブロック幹事会。4・5月の例会のまとめと、この秋の文学座との共同企画について、今後の例会企画等について、が議題。名古屋もそうだがこの1年間の会員数は減少気味、そんななかでの活動についての意見交換がなされた。

※中部地区と北陸地区の演劇鑑賞会17団体の連絡会議。豊橋、岡崎、名古屋、尾北、いなざわ、なのはな、四日市いせ、岐阜、大垣、金沢、七尾、となみ、高岡、富山、魚津 の各鑑賞会。


6月8日(金) はれ時々くもり

 午前中から昼過ぎまでは窓をあけて仕事をしているんですが、昼が過ぎて西日が入ってくる(西向きの大きな窓なのです)と急激に室内の気温が上がるので、ここのところこの時間帯に入るとクーラーを入れています。引き続きまとめ作業と機関誌編集委員が8月号のレイアウト作業をしました。


6月7日(木) はれ

 一日中、『薔薇の刺青』のまとめ作業。夜は機関誌7月号の実務作業と8月号の編集会議。


6月6日(水) 

 『薔薇の刺青』2日目、運営担当のサークルが「天むす」を楽屋見舞いに持っていく。
 夜の部を観劇。信仰と幻想の中で生きている主人公を、栗原小巻さんは演じきっていた。終演後見た人、それぞれが様々な感想をもったんじゃないかと思う、ロビーで私はこう思った、いやそれは違う、といった声が聞こえてくる。ばらし(舞台装置の解体・搬出)は10時40分に終了。今回のスタッフさんは昨年上演の『キッチン』にもついてきた人が多く、そのことで少々話をする、世界初演が旅公演であったことの大変さを語っていただいた。


6月5日(火) くもりのち雨

 『薔薇の刺青』例会初日。11時から舞台装置搬入、改修工事後初の演劇公演ということもあってか、会館の技術職員さんも新しい設備の調整に忙しい。
 当日配布するニュースの折り込みと同時進行で、ロビーの掲示物等をはっていく。床が新しくなってきれいになっています。『薔薇の刺青』も前回より15人ほど多い会員で迎えることができ、受付に集まってきた、例会担当サークルの皆さんも嬉しそう。




6月4日(月) はれ

 名演ニュース(薔薇の刺青の公演の際に配布)作成後印刷して、折り込み作業。
 夜はサマーセミナー実行委、内容について話し合いをしました。参加したそれぞれの人たちの演劇体験、いま劇団はどんな作品をつくりたいのか、観客として芝居に何を求めるのか、等々、話し合える場になれば、と思ってます。


6月3日(日) はれ

 名古屋から電車で15分の「いなざわ演劇鑑賞会」の総会に出席しました。総会の方針に「何が問題点で、今年は具体的に何をしていくのか、」がわかりやすく書いてあるのが印象的でした。総会の後、今年の秋の文学座との共同企画『崩れた石垣、のぼる鮭たち』に出演する加藤武さんの記念講演があり、ご自身の演劇をはじめるきっかけ、や今思っていること、そして共同企画について語っていただきました。
 その後は同じ会場で、「創立5周年記念パーティー」、手作りの料理で温かくアットホームな雰囲気で良かったです。
 「いなざわ演劇鑑賞会」は名演の会長の宇都宮さんらが中心になって5年前に創立、稲沢方面の名演の会員は40人ちょっと、1年間であっという間に800人以上の会員になりました。会をここまでにするには大きな苦労があったかと思います。会員の人や幹事の人たちといろいろ話し、いい気分で家路につきました。


6月2日(土) はれ時々くもり

 来週の『薔薇の刺青』の会場で配布する「ニュース」の制作で一日が過ぎました。会費を納めにくるサークルも例会がすぐなので、みなさん焦っていました。


6月1日(金) はれ

 お昼に、東京の劇団の制作の方が事務局に。雑談しながらニューヨークでの研修の話を聞きました。「リージョナルシアター」の意味についていろいろと教えていただきました。“地域劇団”であり、ニューヨークとその周辺が最も多いとのこと。アメリカの“地方”の劇団だと思いこんでいた私は一つ賢くなりました。極度に演劇が中央集権的な国にいると、“中央”と“地方”という発想をしてしまうようです。
 夜は運営委員会。臨時総会のまとめとこれからについて話し合いました。


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