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管理人日誌2001年4月

このページは管理人の私的な日誌です、名古屋演劇鑑賞会の公的な日誌ではありません。


4月29日(日)

 昨年の7月例会地人会公演『ザ・キッチン』がNHKテレビで上映された。この作品のために、ロンドンに作家に会いに行くツアーを企画し、“世界初演”に取り組んだことを思い出す。いろいろな意味で実験的なミュージカルだった。昨年の上演の際には、評価が大きく分かれた。まだ未知の作品をとりあげていくことの難しさを感じる。
 さて演劇批評家が、「演鑑のせいで劇団が実験的精神を失ってつまらない芝居を作るようになった」と、演劇雑誌に、そういった趣旨のことを書いていたことがあったが、この作品の上演にあたっての演鑑の果たした役割をどうみてるのだろう。


4月28日(土)

 名演で中心になって活動していた人が、5月から新たな形で名演に関わっていくことになった。
「様々な年齢・性別・職業の人が、「単に芝居が好き」という一点で集まってきているこんな「場」をこれからも大切に」


4月26日(木)

 5月例会『ら抜きの殺意』の会員数が4月を越える数になる。この作品を担当した会員の皆さんの力が大きい。芝居の「楽しさ」を広げていくこと、それがこの会のもつ意味だろうと思う。 


4月25日(水)

 昼・夜と、5月例会『ら抜きの殺意』の例会運営サークルの第3回準備会。今日のメインは席割り。会員からの日程の申込にあわせて、座席割りを行う。実際にやってみるとジグソーパズルのように、難しいけど達成感がある作業。作業の後はお茶を飲みながら話し合いが続いていた。


4月24日(火)

 夜の10時近くまで運営委員会。これからの例会企画のことや、作品の学習会などの議題で、様々な意見が飛び交う。


4月23日(月)

 5月例会『ら抜きの殺意』の申込締切日。朝から電話がどんどんかかってくる。
 5月の例会を担当しているサークルから、「新入会員が入った」との電話が数件ある。先日の準備会に参加していた皆さんが、新しい会員を増やしている。一人ひとりの地道な力が名演を支えていることを改めて実感。2月以降会員が減少している中、なんとしても上向きになれば。
 その一方、代表者の方から会員の訃報も聞く。ずっと癌と闘いながら毎月の例会を楽しみにされていた方が亡くなったという連絡を受けた。ついこの間も『湧きいずる水は』を見にこられていたばかりだったが…。ご冥福を申し上げます。

 夜は、サマーセミナーの実行委員会、内容について話し合い。夏の乗鞍で芝居について話すことになる。自分にとって芝居を観ることの意味について話し合える場になりそう。


4月22日(日)

 休みを使って大幅に更新しました。感想をお寄せいただければありがたいです。

 金・土曜日と続けて、タイプの違う芝居を観劇してきた。ひとつは燐光群の『ララミー・プロジェクト』。アメリカの田舎で起こった、ゲイの青年が殺されることを題材にした作品。アメリカ人の「個」の確立された姿が芝居のなかから伝わってくる。他者と「違い」を認めあうとはどういうことなのだろうか。
 もうひとつは御園座で歌舞伎の通し狂言で『小笠原騒動』。若手4人が中心になった「通し狂言」である。各場面場面で歌舞伎の面白さを伝える、けれん味あふれる芝居だった。ただ個人的にはしっとり見せてくれた場(第3幕)が一番よかった。


4月18日(水)

 4人の会員の方から、「名演ウェブ」への要望をいただきました。それぞれの皆さんができたばかりのこのサイトや名演への思いが伝わってきました。演劇鑑賞会のウェブページの役割について、いろいろ考えていきましょう。


4月15日(日)

 静岡市で開かれた「共同企画をめぐるフォーラム」に行って来る。静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、石川県、富山県の鑑賞会から297人の会員が集まる。
 今年の11月例会『崩れた石垣、のぼる鮭たち』の作家・演出家・俳優が一同に集まり、作品のことについて話を聞いた。34歳の「小劇場」出身の作家土田英生さんの書く世界は、これまでの鑑賞会の作品にはない、「新しい」作品になりそうで期待が高まる。
 集会のもようは、速報をアップしましたご覧下さい。


4月14日(土)

 アクセスカウンターが200を越えました。
 人気の演劇情報サイト「えんげきのページ」のリンクコーナーに、「名演ウェブ」を登録しました。



4月13日(金)

 ずっと名演の運営委員をやって下さったKさんが、東京の劇団に制作部員として5月から入団することになり、送別激励会を行う。30人強の人が集まるのは彼女の人徳。12年前に名演の「サマーセミナー」で出会って以来のつきあいになる。
 制作の仕事は大変だけど、彼女のもっている「元気」を東京でも大いに発揮してほしい。


4月12日(木)

 昨日までとはうってかわって肌寒い一日。
 今日は運営委員会、9時過ぎまで会議。そのあと、学校公演の制作の仕事で名古屋に来ている、東京の劇団の俳優さんと、事務所近くの居酒屋で飲む。東京の観客のことや、学校公演のこと、芝居のことなどなど話は尽きない。


4月11日(水)

 今日も名古屋はぽかぽか陽気。締め切りが迫っている機関誌の次の号(5月号)の編集作業。
 さて、稲沢、大阪、奈良、金沢の各鑑賞会関連、および前進座の松涛喜八郎さんのウェブページからリンクをはっていただきました。



 4月10日(火)

『湧きいずる水は』、例会二日目。今日は初夏のような陽気。例会運営サークルのメンバーも昼と夜の間に会場近くの鶴舞公園に「花見」に行きました。
 夫婦のあり方や、身近な環境問題、などなど提起された問題の大きさ、現実の難しさを今回の芝居で感じました。なかなかハッピーエンドにはならない問題ですね。
 会員の方からのご指摘で、このサイトの名演の入会案内に、22歳以下の会費(2800円)を書き忘れてしまい、今まで気がつかなかった(お恥ずかしい)のを訂正しました。


4月9日(月)

4月例会、民藝「湧きいずる水は」始まる。
終演後、出演俳優さん、スタッフさん、制作さんらといろいろお話をする。
今月の例会会場で、ここのアドレスを発表したこともあり、
このウェブページのことも話題になりました。


4月8日(日) 

初の更新作業。アクセスカウンターが100を越えました!


4月7日(土) 

7月例会『アンネの日記』運営委員打ち合わせ。
名演ニュース4月号完成、『湧きいずる水は』で配布のための折り込み作業開始。


4月5日(木) 

機関誌「名演」6月号の編集会議。


4月4日(水) 

お昼は6月例会『薔薇の刺青』の例会運営サークル第1回準備会 。57人が参加、会議室は超満員「名演ウェブ」の宣伝もした。

夜は、5月例会『ら抜きの殺意』の担当サークル主催の学習会。
「心をとらえる素敵な話し方 あなたはしていますか」 46人が参加。質問などが相次ぎ、予定時刻より少し延長。好評だった。そのあとは、5月例会の座席シールの座席番号を打っていく作業。30人が参加した。

「名演ウェブ」をみた会員さんから、励ましのメールが7通もくる。感想や提言をしてくださった。
「この場を借りてお礼申し上げます」



4月3日(火)

『ら抜き第の殺意』第2回準備会 12人が集まる。
4月の『湧きいずる水は』の会場でオリジナルのチラシをはさむことを決める。


4月2日(月)

「名演ウェブ」オープン!


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