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木下豊房ネット論集

『ドストエフスキーの世界』

目次:

商品としてのドストエフスキー 

   商業出版とマスメディアにおける作家像

 

○第一部

1.ドストエフスキーの「最高の意味でのリアリズム」とは何か

 

2.『弱い心』の秘密 ―なぜ二人は理解し合わなかったのか?−

 

3.「思い出は人間を救う」

−ドストエフスキー文学における子供時代の思い出の意味について−

 

4.再読『カラマーゾフの兄弟』

   −その主題構成について考える−

 

5. スメルジャコフの素顔、もしくはアリョーシャ・カラマーゾフの咎について  倫理と芸術のアポリア―

 

6.ドストエフスキーの宗教的意識

 

ソルジェニーツィンの語りのスタイルとドストエフスキーのポエチカ(詩学)

関連エッセイ:ソルジェニーツィン生誕九〇周年記念国際会議参加の顛末記

 

8. 一五回国際ドストエフスキー・シンポジュウム(二〇一三・七・八−七・一四 モスクワ)参加記 ―エピソード、うら話をあみだ籤式に交えて−

 

 

二部

1.椎名麟三とドストエフスキー

 

2.武田泰淳とドストエフスキー

 

3.『草枕』論 −「憐れ」と「非人情」をめぐって

       −ドストエフスキーとの比較の視点から− 

 

4.因果論のコードか、不確定性のコードか

         ―『こゝろ』を読むの問題―

 

5.翻訳問題雑感 −「考える事をしている」復権−

 

6.ドストエーフスキイの会と国際ドストエフスキー協会(IDS

 の関係の歴史を振り返る

 

  書評

 

「『罪と罰』における復活―ドストエフスキイと聖書

        (芦川進一著 河合文化研究所発行・河合出版刊、二〇〇七年)

 

『ゴルゴタへの道 ドストエフスキイと十人の日本人』  

(芦川進一 著 新教出版社 二〇一一年

 

『遠藤周作とドストエフスキー』

       (清水正著 D文学研究会発行、星雲社刊、二〇〇四年)

 

『ドストエフスキイ『地下室の手記』を読む』

(リチャード・ピース著 池田和彦訳、高橋誠一郎編 /のべる出版/ 二〇〇六)

 

 

 

 

 

                                         

 

 

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