-TUZIE-
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特製工具:辻永の工具箱
7.ヘラ類他・あれこれ
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まずはヘラをあれこれ、左端から2本はコバの磨き用。3本目は筋を入れる木ごて。右4本はいろいろな用途に使っているヘラ。
ヘラを作る時の最も身近で入手しやすい素材は、玄翁の柄ですね。堅い木ですが、粘りはあまり無いので、鉋もかかりやすいし、ヤスリで削るのも比較的簡単にできます。 |
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TUZIEの工具箱その2で、溝切りを紹介しましたが、その後に試作したものです。繊細な仕事が自由にできるとはいきませんが、大雑把な仕事には使うことができます。構造も簡単。 |
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左は、布川さんに準備していただいた素材を、面取りに仕立てた物。革包丁にも使用されている刃物鋼を焼き入れをして仕立てています。この試作で、面取りに必要な形状が、私なりに迷い無く把握できたつもりです。
右は、ファスナーの尻止め用のヤットコ。四つ足というタイプの留め金具用です。ステープラー式に、足が曲がって止まる様に、挟み口の片側を丸く曲面に削った物。けっこう便利なのですが、こういう道具って市販されているのでしょうか。わからなかったので作っていたのですが。 |
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こんな物は作らなくても、買った方が良いんじゃないの、と言いたくなる様な道具。口金入れですね。でも、市販品と自分で作った物が並んでいると、やはり自分で作った方を使うわけでして、ときどきですが役立っているから、私の中では○(マル)の道具。ちなみに口金は苦手です。 |
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あれこれ並べてみました。いつも使っている物、ときどき使う物、ほとんど使わない物などなど。自分で作った道具でも、使用頻度はかなり異なります。
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