-TUZIE-
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特製工具:辻永の工具箱
6.刻印
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彫金用のタガネの株を加工して作った刻印です。叩いて伸ばしたり、削ったり、切り込みを入れたりと、何となく自分好みの形に作ります。
いまでは何百種類も革用の刻印が販売されていますが、昔はきっとこんな風に自作していたのではないかと思います。
焼き入れをして、彫金に使うことができるように仕立てています。 |
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何年かに一度、無性に銀の物を作りたくなります。技術はぜんぜん無いので、刻印で模様を打つだけです。レザークラフトをやる時と同じ感覚ですね。
革の表面も銀面ですし、文字通り同じ感覚。 |
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刻印なので、革にも使うことができます。革用の刻印よりも小さく作ってあり、組み合わせもしやすいようになっているので、便利な時がありときどき使っています。
銀の板に打つ前の試し打ちも、革で行うとやりやすいですね。 |
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