|
|
■採取場所:北軽井沢
■時期:2006年10月初旬 |
|
モエギタケ科 クリタケ属 |
大きさ |
小型 |
出る時期 |
ほぼ1年中見られる |
出る場所 |
木材や切り株上などに発生 |
傘 |
鮮黄色から淡褐色 ニガクリタケにそっくり |
裏 |
独特の硫黄色 |
柄 |
束生しない |
その他 |
かじっても苦くない ニガクリタケと混じっていることも多い |
食毒 |
○ |
|
◇食毒不明のキノコ?
図鑑によってはニガクリタケモドキは食毒不明とないっていたりします。でも、ニガクリタケモドキは、昔からクリタケの代用として食べてきました。クリタケよりは味がやや落ちるので、クリタケがたくさん採れたときはけっこう無視されたりしています。
|
|
◇ニガクリタケと絶対間違えないこと
ニガクリタケモドキと、死亡例もある毒キノコのニガクリタケは、黄色い感じなど、とっても似ていますから、まちがえると大変です。しかも混生していたりするので要注意です。採って1日くらい置いておくと、かなり黒ずんでしまい、クリタケのように見えてきますね。
ニガクリタケモドキは、束生しないし、生でかじってみて苦みがないことで区別できます。ただし、ニガクリタケは火を通すとニガ味が軽減されたり消えたりするようなので、チェックは生の時に限ります。かじってみて苦かったら、吐き出せば大丈夫です。
|
 |
<食>
ニガクリタケモドキを食べる時は、必ずすべてのキノコをかじってニガミがないことを確かめてから食べています。ニガクリタケならカサをすこし噛んだだけですごい苦みがありますからすぐわかります(すぐ吐き出しましょう)。混生することもあるので、いっしょにあるからといって安心できません。さらには煮こぼしたあと、お汁にして食べています。
|