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■採取場所:北軽井沢
■時期:9月中旬 |
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ホウキタケ科 ホウキタケ属 |
大きさ |
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出る時期 |
秋 |
出る場所 |
マツ、コナラ林 |
傘 |
サンゴのよう 先端部分を除いて白色。さきっちょは桃紫色〜紫褐色 |
裏 |
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柄 |
基部は白色の円柱状で上の方で分岐 |
その他 |
分類が難しいキノコ |
食毒 |
◎ 大好物です! |
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◇ホウキタケが出るところマツタケあり
ホウキタケは、マツタケのちょうどピーク過ぎくらいに子供のころはよく見かけたキノコでした。最近は、マツタケ同様めっきり少なくなってしまいました。サンゴのようなかたちをしたキノコですが、触感も味もよく、子供の頃から大好きなキノコのひつです。地元ではソウナと呼んでいます。
ホウキタケは、秋にいろいらな林内地上に発生し、時には大量にシロをつくって出ていることがあり、それを見つけた時は、大喜びですね。かなり個体差があるようで、全体的に白いものから、先に向かって桃紫色〜紫褐色になっているもの、サンゴの枝が細かいのやら太いのまでいろいろあります。生で食べても美味しいと思うのですが、中には弱い苦みがあるものまであります。
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◇ホウキタケはなかなか要注意!
ホウキタケにはいくつか種類があって分類が難しいとされるキノコです。ハナホウキタケ、コガネタケ、キホウキタケは、弱い毒性を持ち、個人差があって下痢や嘔吐する人がいるのも確かです。
ハナホウキタケは、もっとあざやかなオレンジ系の色をしていますし、キホウキタケやコガネホウキタケは、もっと鮮やかな黄色っぽい色ですから、そういうのは避けます。全体が淡いムラサキなのはウスムラサキホウキタケで、食べられます。
今回採れたのは、普通にソウナと呼んでいるホウキタケですが、ちょっとわかりにくい形状でした(ひょっとしてチャホウキタケモドキ?)。写真は根本があまり太くありませんが、ふだんはもっと極端に太くなっているものが多いし、さきっちょが淡紅色だったりします。でもけっきょくは、ニオイとかじってみた味で判断しています。
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◇ワサビ醤油がいちばん!
生でサラダとして食べてもいいホウキタケ、炊き込みゴハンにしたり煮付けもいいですが、ここはさっと茹でてワサビ醤油でいただくのが大好きです。
ちょっと不安な場合は、よく煮こぼしてから、やっぱり食べてしまいます。毒々しいハナホウキタケやキホウキタケは食べませんが、コガネホウキタケなら食べていました。中間くらいの色のものは区別しずらいです。
そういえば、ホウキタケは虫がつかないキノコですね。
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