学名 |
Trigonella foenum-graecum |
英語名 |
Fenugreek, Fenugreek seeds, Bird’s foot, Greek hey-seed |
和名(日本語名) |
コロハ(ころは) |
生薬名 |
胡廬巴(コロハ、ころは) |
別名 |
フェヌグリーク、フェネグリーク、胡廬巴、胡芦巴、コロハ、ころは、メティ、メティー、メッチ |
分類 |
マメ科 一年草 |
原産地 |
地中海地方 |
特徴 |
歴史の古いハーブ(香草、薬草、植物)で、古代エジプトの時代、ヒポクラテスの時代に遡ります。
マメ科のハーブ(香草、薬草、植物)で、種子(シード、たね)をスパイス(香辛料)として使用(利用)します。
全体に強い芳香があり、30〜60cmの細長いさやができます。
種子(シード、たね)は5mm位の大きさで、硬くて楕円形の黄褐色です。
古代エジプトの頃には媚薬として使用(利用)されていました。
また、出産を楽にして、母乳を増やすために使用(利用)されていました。
中国では、胡廬巴(胡芦巴、コロハ、ころは)と呼ばれ、腹痛に使用(利用)されています。
日本では、現在、清涼飲料水などの原料として使用(利用)されています。
インドではメティ(メティー、メッチ)とも呼ばれています。
香りがセロリに似ていることから、カレーの混合スパイス(香辛料)として、またお菓子などのスパイス(香辛料)としても多く使用(利用)されています。
現代では、荒れた喉(のど)や風邪、皮膚病に良いとされています。
また、最近では、血糖低下作用や糖尿病の予防、体脂肪が減る作用等が注目されています。
日常の食生活に取り入れるとメタボリックの予防などに良いのではないでしょうか?
今後流行しそうなハーブ(香草、薬草、植物)のひとつといえます。
|
成分 |
ステロイド系サポニン、トリゴネリン、ゲンチアニン、粘液物質、タンパク質、ビタミンA、B、C、ミネラル等。 |
効能(効果、効用、薬効、作用) |
○痰の切れを良くする。
○喉(のど)の痛みを和らげる。
○皮膚炎に良い。
○腫瘍の痛みを和らげる。
○血糖値を下げる。
その他、抗炎症、健胃、母乳分泌促進、乳腺発達、局所粘膜保護、催淫等。 |
注意! |
○子宮を刺激するので、妊娠中は使用(利用)しないで下さい。
○インスリン依存型糖尿病の方が、血糖低下薬としてフェヌグリーク(フェネグリーク、メティ、メティー、メッチ、コロハ)を使用(利用)する際は、事前に専門家の指導を受けて使用(利用)してください。 |