ハーブ
各種ハーブの紹介と各種ハーブの概要
ビタミンミネラル事典
ハーブ
ハーブは、薬用植物としてや香りを楽しむ香草などの有用植物です。ハーブは古代エジプトの時代から現代にいたるまで、世界各地において伝承的に利用されてきました。
ウコン
ウコンはインドなどの熱帯・亜熱帯地域に自生・栽培されるショウガ科の多年草です。ウコンは薬用植物として利用されるだけでなく、香辛料(ウコンは英語でターメリック)としてや染料などとして昔から利用されてきました。日本では沖縄がウコンの主産地となっています。
スピルリナ
スピルリナな熱帯や亜熱帯のアルカリ度の強い塩湖に自生する長さ0.3〜0.5mmほどの藍藻類の一種です。スピルリナはたんぱく質やビタミン、ミネラル、カロテノイド、クロロフィルなどの栄養素を豊富に含むとともに、スピルリナは細胞壁が薄く吸収性に優れることから理想的な食品とされています。
セントジョーンズワート
セントジョーンズワートはヨーロッパから北アフリカ、中央アジアなどの広い範囲に分布するオトギリソウ科の多年草です。セントジョーンズワートが含む主な成分は、ヒペリシンやヒペルフォリン、フラボノイド類、ルチンなどとなっています。これらのセントジョーンズワートが含む成分のうち、ヒペリシンはセントジョーンズワート特有の成分です。
プエラリア
プエラリアはイソフラボンなどの女性ホルモン様作用成分を豊富に含むことから、女性の健康・美容をサポートするとされているマメ科の植物です。プエラリアはタイ北部やミャンマーに分布しており、タイ現地では白ガウクルアと呼ばれ食用にもされています。プエラリアは女性ホルモンのエストロゲンと似たはたらきをするイソフラボンやデオキシミロエステロールなどの植物性エストロゲンを豊富に含んでいます。
マカ
マカは南米のアンデス山中の高地で栽培されているアミノ酸などの栄養素が豊富で滋養強壮などに良いとされているアブラナ科の多年草です。マカは秋に種がまかれ、収穫は翌年の初夏、マカの根茎の収穫後さらに3ヶ月程度天日乾燥され、健康食品などとして加工されます。マカは南米のペルーなどからアメリカや日本などへ輸出されています。
キダチアロエ
キダチアロエは木のように立ち上がったその形状から「木立ち」アロエと呼ばれるようになったとされる、アロエ科の一種です。キダチアロエにはアロインやアロエウルシン、アロエエモジンのほか多糖類やアミノ酸、ミネラルなどが含まれており、便通をよくする作用や美肌、免疫力の向上などの健康作用をもっているとされています。
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