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はじめに

本ページは、1994年〜98年までのあいだ、ミリオン出版の「GON!」(創刊時は季刊、その後隔月となり、月刊化し現在に至る)に掲載していた伝説の大阪コラム「西の常識」を適当に再構成、加筆修正したものである。なにぶんふるい情報で、ナウなヤングにはまったく役にたたないものばかりではありまするが、ここはひとつ善意的な解釈でもってむかえていただきたいと切に願うものなのである。それからいまのところは画像もちょこっとしか入っておりませんが、総ての項目にそれぞれ画像が憑く、いや付く予定であります。刮目して待て! 西の常識 主筆 二階堂茂(2000/9記 )

旧「西の常識」もくじ

●序章「大坂中華思想」

●第0章「ことば」

●第1章「観光名物」

●第2章「くらしと生活」

●第3章「さいふと経済」

●第4章「風俗トレンド」

●第5章「人種」

●第6章「食」

●第7章「衣」

●第8章「歴史」

●第9章「地理」

●第10章「事件」

●第11章「スポーツ芸能娯楽」

●第12章「教養」

●付録「魔境」

●おまけ 旧「西の常識」総テキスト(あ〜ん:≒400k)

◎新「西の常識」へ

※それぞれの「西の常識」は画像が多く含まれている場合もあります

(ということで、完全に表示するにはそれなりの時間がかかります)

 

大阪編集という地の利を活かし、小刻みに締切をおくらせたりするわりには内容の方面が<モ・ヒ・ト・ツ>という本ページの担当さん(ビンボーくじを引かされたことに対しグチもこぼさず耐えに耐え、ながらくおつきあいをしてくれていたゴン編集部のM)ミンミン嬢こと順子女史が主に精神方面の体調を著しく崩されミリオン出版を退社された、と聞く。おもいおこせば94年の春、桜の花舞い散る市ケ谷の、旧ミリオン出版まで地図をたよりにたどりついた私を、ひと気のまったくない編集部であたたかく迎えてくれたのはMさんだった。見ず知らずのハゲたおやじに紅茶まで入れたりして、おまけに明治屋のクッキーまで付けたりしてからに。その後、ヒガ編集長のご理解(?)を得ることもでき、こうしてワガママなページを3年にわたり続けることになったわけです。ところで、ここだけの話ですが当「西の常識」は事情により次回97年2月号をもって終了いたします。パチパチパチ(拍手!)。誰や、手たたいてるのは! あっ、わしか。なお、誤解するひともおらんだろうが、本誌「GON!」は続きます。あたりまえですが。(ミリオン出版「GON!」97/1 掲載)


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