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神淵
田植え

ゴールデンウィーク

◇ゴールデンウィークが田植え時
 このあたりの田植えはちょうどゴルデンウィークになることが多いので、時間がゆるせば里帰りして、ちょっとだけ手伝っています。まあ、子供に泥んこ遊びをさせるのがいちばんの目的でしたが・・・・

 田んぼに水をはり、トラクターでかいてしろを作っておきます。その後、肥料などをまけば、準備完了。

◇ほとんど機械化
 田んぼかきは、トラクターで行い、田植えは田植機で行います。各自が大型機械をもてるほど大規模な農家はありませんから、みんな共同購入です。あらかじめ決めた人に日当を払って作業をしてもらいます。
 田植えは、あらかじめ育苗箱をアゼに適当な間隔で並べておきます。1反あたりおおよそ18箱を使います。育苗箱から田植機に移しますが、芝生のシートをはがしているような感じです。

苗は育苗センターから購入します。前の年に予約しておかなければなりません。

◇機械は早い!

 耕地整理されて、田んぼが四角く大きくなったおかげで、大型の機械が入るようになり、短時間で田植えも終わるようになりました。植えると同時に、肥料や消毒をまく機能もありますが、田植えの時は使っていません。肥料は、あらかじめシロカキする前にまいておきます。

◇機械がUターンしたところ直し

 田植機がUターンしたところがグシャグシャになってしまうので、シロカキしてキレイに整えてあげます。最後に端を植えるまでに整える必要があります。今はアルミ製になってずいぶん軽くなったのですが、それでもけっこうな力仕事です。
 Uターンする時、苗が足りなくなったら補給します。機械で植えると、1タン5セの田んぼも20分くらいで植え終わります。早くなったものですね!

◇植え残しは、手で植えます
 機械では植えられなかった、端っこやかどっこは、後で手で植えます。それでも、腰をずーっと曲げての作業はくたびれます。昔は全部手で植えていたかと思うと、おばあさんが腰がまがってしまうのもわかります。

 田植えを終えたら、水をいっぱいに張って、ひとまずおしまいです。この後は、草取りと水の管理がずーっと続きます。

●こういうところはヒドイよね! さすがまだまだ田舎! 2007年5月3日
農家は大変なんだと思うことがありました。左は新たに購入した苗、右は枯れそうなかわいそうな苗です。今年、4月中旬に母が入院して父が病院へ看病に出かけている間に配達されていて、水をあげることができなかったから、枯れかけてしまった苗です。苗は予約なのでいきなり購入はできません。余分をなんとか頼んでわけてもらったのですが、とうてい全部は余剰がなく買い直すことができません。やむなく、お隣さんからわけてもらった苗と、なんとか使えそうな苗とで田植えを終えました。同じ田んぼに育成のいい苗と悪い苗が混在です。
 それにしてもかってに日向に置いて行って、そのままだったらどうなるかわかっているのに! 追加で分けてもらうのも大変! 東京だったら完全クレームものですが、田舎ではガマンすることになります。保証はないので、さらなる出費も必要です。お役所でもこんな無体は、今はありませんが、さすがです! 10年以上の差を感じてしまいました。でも、お隣さん同士の助け合いがあるので、こんな扱いを受けても暮らしていけるのです。

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