カリンガの王女とシンハラ王子
 熱帯語シンハラ
スリランカ。
アジア熱帯の島。



 …スリランカ。アジア熱帯の島国。
   多民族の国。多言語の島。
 その多数を占めるのがシンハラ人。
 そして、彼らの言葉がシンハラ語。

  シンハラ語はちょっと不思議な言葉。なぜなら、シンハラ語の文法も単語も日本語とそっくりそのままだから。
 ということは、日本語感覚でシンハラ語って話せるの?
 ?シンハラ語ってどんな言葉?



誰でも話せるんです、シンハラ語



 シンハラ語はインド・アーリア語族。
 日本語はアルタイ? いや、不明と言う人もいる。
 語族が違うから全く別の言語だ、なんて考えたらそれは古い。
 今は誰もが世界に飛び出せるから、言葉なんて実体験できる。
 ちょっとかじってごらん、シンハラ語。


 シンハラ語で話したことがある人は、
 「これって日本語じゃないの?」 と感じる。
 昔の人はシンハラ語教室なんか行かないで、直にスリランカへ行って、何とか自分で言葉を身に付けた。
 そのやり方はシンプル。
 シンプルなわけは、
 なんでか分からないけど、
 シンハラ語って
 日本語の文法で話せてしまうから。

 
これがシンハラ語か!

↓

話してみると、

↓

インド・アーリア語族と言うけど、
なんか違うぞ!


↓

なんでダ? 日本語の雰囲気、
あるんだけど…


スリランカでは普通に英語が通じます。
だけど、…



 スリランカでは英語が通じます。それも日本人の発音するカタカナ英語が通じてしまう。だから、スリランカへ行くのに改めてシンハラ語を学ぶ必要はない、かも。
 でも、英語だけでは本物のスリランカと出会えません。  シンハラ人の暮らしに直接触れたいと思ったらシンハラ語で話してみましょう。
 まずは「指さし会話」でも充分、かな。
 KhasyaReportのキンドル本に「シンハラ語の話し方」がありますから、ここから入ってもいいと思います。「シンハラ語の話し方」は2005年の発売以来、10数年にわたってシンハラ語の学習をする皆さんに支えられてきました。

 キンドル版「シンハラ語の話し方」はシンハラ文がカタカナで書いてあるから、何にも準備がなくても読めます。この「シンハラ語の話し方」には「シンハラ語の話し方・音声audio版」もあります。日本語の文法に即してシンハラ語をカタカナで覚えながら、同時にシンハラ語を聞いて確かめる。1章に掲載されたシンハラ語の会話例文がすべて現地録音で音声化されています。これなら初歩のシンハラ語会話にはもう困りません。

あっ、シンハラ語って面白い…



「あっ、シンハラ語って面白い。この島の言葉っていい感じ」と「シンハラ語の話し方」でひらめいたら(きっとひらめきます!)、次は「シンハラ語の話し方・増補改訂」に挑戦してください。 もちろん、最初から直接「シンハラ語の話し方・増補改訂」に取り組んでも大丈夫。
 「増補改訂」は日本語の文法に沿って話し言葉のシンハラ語をより詳しく解説しています。最近、やっと日本語の助詞とシンハラ語のニパータを比べる論文が複数の言語研究者から出稿されるようになりましたが、「シンハラ語の話し方」シリーズは、昔から、シンハラ語を話そうとする方のために、日本語に即した分かりやすいシンハラ語の学習法を取り入れています。出来るだけ簡単にシンハラ語が話せるようになってしまいましょう。

 「シンハラ語の話し方」キンドル版は絶版となった旧版「シンハラ語の話し方」(南船北馬舎刊)の復刊。日本語の文法に準じながら、簡単にシンハラ語へのアプローチができます。かしゃぐら通信がスリランカの友人たちと楽しく作ったこのシンハラ語テキストは時を越えて、今も多くの人に読み継がれています。

 シンハラ語を話して熱帯の島を歩けば、熱帯の島はあなたのもの。
 シンハラ語を日本語感覚で覚えて、そして、話せるようになってしまう。かしゃぐら通信の「シンハラ語の話し方」を手にしながら南の島へ行くと、そこでの出会いはちょっと衝撃なのです。シンハラ語のひみつの扉が開いて、あなたの世界観が大きく転換してしまいます。

シンハラ語の世界

●シンハラ語ってどんな言葉?
始めてシンハラ語に触れる方はこちらからどうぞ。

●シンハラ語文法基礎1
シンハラ語文法の概要を音韻論・文字論・形態論・構文論から解説。各項目に細目を併載。「かしゃぐら通信」の中に分散するシンハラ文法に関する内容がここで一覧できます。

●シンハラ語文法基礎2
シンハラ語と日本語の対照研究 2010-2016のあいだに出されたシンハラ語と日本語に関連する論文の一部を紹介。

●シンハラ語フォローアップ講座 
 動詞・助詞・名詞
 「シンハラ語の話し方」の各章各項目を補足して、さらに詳しく内容を補強。「シンハラ語の話し方」に関連するシンハラ文法の話。

●シンハラ語私記 
シンハラ語にまつわるインド・アーリア語という神話を解きほぐすために。そして日本語の為に。
/シンハラ語の起源/シンハラ語の成り立ち/シンハラ語の調べ方/
①インド・アーリア語族という神話 ②インド・ヨーロッパ語属の言語ファミリー ③シギリヤの王女は蓮の花を手にとって ④シンハラ語の主語は与格で始まる ⑤「ない」は「ある」の否定語として作られた ⑥シンハラ語辞書の引きかた



●シンハラ語質問箱 107の質問と回答
 シンハラ語ってなに?から始まって、日本語とシンハラ語の関係、タミル語との間柄、シンハラ・フォントの打ち出し方、などシンハラ語にまつわる疑問を網羅。そして、それらの疑問への回答集。さまざまな面からシンハラ語を捉え、探ります。  ●質問順に並べ替え→質問順・質問箱 




シンハラ語の話し方・増補改訂 読者の方へ


●シンハラ語フォローアップ講座 
 動詞・助詞・名詞
 「シンハラ語の話し方」の各章各項目を補足して、さらに詳しく内容を補強。「シンハラ語の話し方」に関連するシンハラ文法の話。

●日本語とシンハラ語の身体語彙(外部リンク・Lanka Library英語版)
 「かしゃぐら通信」英語版の一部がWebのLanka Lbraryランカ・ライブラリに保存されています。ランカ・ライブラリはスリランカ発のスリランカに関する文化関連の文献を集めたサイト。※このサイトは「潜在的なリスクあり」にマークされています2024/03/30現在。また、サイト内の目的のページへもたどり着けなくなりました。掲載されている内容は「シンハラ語の話し方2022の前書きに掲載したテキスト(日本語版)と同様です。 →The Language correspondence between Japanese and Sinhalese Tomio Tanno

●シンハラ語の過去,現在,未来
 シンハラ語のルーツ、現状,そして明日を展望する。

●シンハラ語に未来はあるか?
 JBディサーナヤカ氏のシンハラ語論。シンハラ語は消え行く言語なのか。スリランカ探検隊(現・スリランカ・ニュースの探検隊)No49に掲載。

●Decomposing Questions 「疑問文解析」が解く / 日本語とシンハラ語のQマーカーの一致
シンハラ語と日本語のQマーカー([ද?]と[か?])を徹底検証した論文。

●花はどこへ行った シンハラ語と日本語の係り結び 
 1998年、日本語とシンハラ語を比較するチョムスキー学派の研究者の間で日本語の係り結びが話題になった。「係り結び」は英語のkakarimusubiとなり、この日本独特と思われた統語ルールは数奇な運命を導いた。パイドパイピングやWh移動でUG(ユニバーサル・グラマー/普遍文法)の存在を日本語とシンハラ語に求め、言語の普遍性を導き出すためのツールだった両言語のQマーカーが日本語とシンハラ語を接近させてしまった。