日本語を話すようにシンハラ語を話す
シンハラ語の話し方 増補改訂





日本語を話すようにシンハラ語を話すための
シンハラ語会話テキスト

シンハラ語の話し方 増補改訂
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  定価 2,484円 A5判210×135mm 254ページ
  著者/かしゃぐら通信
  発行/かしゃぐら通信 2011年11月30日発行

紙の本


キンドル版


    

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 かしゃぐら通信の『シンハラ語の話し方』は2005年に南船北馬舎から初版を発行し、版を重ねた後、2011年に増補改訂版がかしゃぐら通信KhasyaReportから刊行されました。
 誰もがシンハラ語を話せるように日本語文法に沿ってシンハラ語を理解する。そこから『シンハラ語の話し方』はスタートしました。
 話し言葉のシンハラ語はほとんど日本語の仕組みと同じです。そこに注目して日本語に即してシンハラ語を学べるようにしたのが『シンハラ語の話し方』です。だから、シンハラ語の習得がとても簡単。

 増補改訂版はシンハラ語を話すときに留意しなければならないシンハラ語独特の言い回しにも触れています。それは無意志文と呼ばれる言い回しなのですが、これを知っておけばシンハラ語特有のニュアンスが日本語の発想で表現できるようになります。


 日本語で覚えるシンハラ語。そして、シンハラ語の無意志表現も増補改訂で。

 増補改訂版はより詳しくシンハラ語を解説しています。特にシンハラ語の無意志文を徹底的に解剖。日本語に「する」と「なる」の違いがあるようにシンハラ語にもその二つの表現があります。「する」を英語的な言い回しとすれば、「なる」は日本語的な言い回し。これをシンハラ語では無意志表現と言います。シンハラ語で大切なのがこの「なる」の言い回し。日本語の「なる」と同じようで、だけど微妙な違いがそこに…
 無意志文がはぐくむシンハラ語の世界。まるで日本語とコラボしているかのよう。『シンハラ語の話し方・増補改訂』で学べばシンハラ語の無意志文が自然と表現できるようになります。


『シンハラ語の話し方 増補改訂』の特徴


日本語感覚で学ぶ 日本語の感覚でシンハラ語を学ぶ、シンハラ語がわかる。

シンハラ語の日常会話を学ぶ  日常会話の決まりきったフレーズ、そのニュアンスを細やかに解説。状況にあわせた会話が学べます。

シンハラ語の助詞(ニパータ)を学ぶ  シンハラ語にも助詞があります。助詞(ニパータ)を覚えればシンハラ語が楽に話せます。シンハラ語の助詞は日本語とそっくりなのです。

シンハラ語の動詞を学ぶ  シンハラ語動詞は語形変化が複雑で覚えずらいと言われてきました。でもシンハラ語の動詞活用を日本語の動詞に即して覚えるとスラスラと動詞の変化が覚えられます。

シンハラ語の無意思文を学ぶ  増補改訂のポイントは無意思文。シンハラ語会話の無意思表現を徹底して解剖しました。ここからシンハラ語の真髄に迫ります。シンハラ語の無意思文、日本語の表現とよく似ているのです。

シンハラフォントの説明  シンハラフォントの説明を加えました。

シンハラ語辞書  巻末に簡単な日本語=シンハラ語辞書を掲載。かしゃぐら通信の「日本語=シンハラ語小辞典」と併せてご利用ください。



シンハラ語の話し方・増補改訂の内容

はじめに
 シンハラ語を学ぶと何が起こるか

I章 シンハラ語の文字と音

II章 シンハラ文をつくる
肯定文をつくる、打ち消し文・否定文をつくる、疑問文をつくるに始まって シンハラ語に特有の表現法である存在文にまで触れます。 「いる」と「ある」の使い分け、無意思文、 無意思の所有ということもここで学びます。そして、大切なのが単語をつなぐ助詞。シンハラ語でニパータというのですが、この言葉もしっかりとカバーしましました。

III章 シンハラ語の品詞
名詞、数詞、指示詞、シンハラ語のこれ・それ・どれ・あれ、形容詞、動詞、助動詞、副詞、接続詞の特徴を学びます。シンハラ語は文法も品詞も日本語と共通することが多いので、そのこともしっかりと捉えます。

IV章 シンハラ語の日常会話
日々のあいさつから始まって買い物や食事、バスやタクシーの乗り方などの日常生活に欠かせない会話をご紹介。フレーズの細かなニュアンスにも触れています。

V章 日本語=シンハラ語単語集
基本の単語を巻末に掲載。シンハラ語の話し方・別冊「日本語=シンハラ語小辞典」と併用してお使いください。


関連
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関連論文 「シンハラ語の話し方・増補改訂」「日本語=シンハラ語小辞典」を参考文献としたシンハラ語論文が「日本語とシンハラ語、タミル語の対照研究」鈴木 亙(名古屋学芸大学/教養・学際編・研究紀要/第7号・2011年2月)に掲載されています。この2冊からの引用を中心にシンハラ語と日本語を対照しています。

◎シンプルにシンハラ語を学ぶなら 初めての方に