KhasyaReport かしゃぐら通信の本
熱帯語の記憶 全3巻

熱帯語の記憶1
 エピソード編
熱帯語の記憶2
 日本語とシンハラ語
熱帯語の記憶3
 記憶をたどりゆく

南の島にあなたが溶け込む
新版・熱帯語の記憶 全3巻

「熱帯語の記憶、スリランカ」(絶版・南船北馬舎)がキンドルに復活

1巻 エピソード 2015年7月30日発行
2巻 日本語とシンハラ語 2015年8月28日発行
3巻 記憶をたどりゆく 2015年12月10日発行



小さな南の島の小さな、そして、古代性を秘める言語。
熱帯のシンハラ語。
熱帯語の記憶。


   キンドル版『熱帯語の記憶』は2000年9月に発行された「熱帯語の記憶、スリランカ」(南船北馬舎刊)の増補復刻版。紙の本の2000年版に加筆、修正を加え、新たに第3巻を書き下ろして加えました。



南の島にあなたが溶け込む
熱帯語の記憶 キンドル版 全3巻


南の島にあなたが溶け込む
  熱帯語の記憶1 エピソード
 定価 350円 kindle版
 著者/丹野冨雄
 発行/かしゃぐら通信KhasyaReport
 2015年7月30日


    
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   著者がスリランカ料理を介してシンハラ語と接触を持つようになった時のエピソードを中心にスリランカで出会ったシンハラ語の様々な姿を描いています。あなたがスリランカの島に降り立って歩き出せば、この本の中の出来事がまるであなた自身の出来事であると思われることでしょう。そして、あなたがシンハラ語を話して島の人々の暮らしの中に溶け込んでしまうでしょう。

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南の島にあなたが溶け込む
  熱帯語の記憶2 日本語とシンハラ語
 定価 350円 kindle版
 著者/丹野冨雄
 発行/かしゃぐら通信KhasyaReport
 2015年8月28日


    
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   シンハラ語の仕組みに焦点を当てて容易にシンハラ語を話す方法を導き出しました。シンハラ語の音素構成、シンハラ文の仕組み、日本語との単語対応例を読み物としてまとめています。シンハラ語と初めて接した著者の体験がこの「熱帯語の記憶2 シンハラ語と日本語」に記され、これが「シンハラ語の話し方」(かしゃぐら通信編著)の会話テキストへつながって行きます。「シンハラ語の話し方」は日本語文法を使ってシンハラ語を話す方法を紹介していますが、それがどのようにして生まれたか。「熱帯語の記憶2」でその様子が分かると同時に著者のシンハラ語体験を読者は追体験できます。

熱帯語の記憶2 日本語とシンハラ語編 【目次】 クリックで表示


記憶はリアルだ
  熱帯語の記憶3 記憶をたどりゆく
 定価 430円 kindle版
 著者/丹野冨雄
 発行/かしゃぐら通信KhasyaReport
 2015年12月10日

 記憶はリアルだ。
 宇宙エレベータを考え出したA・C・クラークがこのアジア熱帯の島にその軌道を建てようと思い立ったことを『楽園の泉』で知ったとき、記憶というものはリアルであると改めて思った。
 言葉にも記憶がある。熱帯語の記憶。
 スリランカに古代から宇宙につながる柱が建てられ、それが未来の宇宙エレベータにつながりゆく。
『熱帯語の記憶』の第3部は神話ともおぼつかない世界の記憶。2000年に発行された紙の本『熱帯語の記憶、スリランカ』で省かれた日本語とシンハラ語が内包する宇宙エレベータの神話を言葉の中に探って記した部分がここに再現されています。当時、編集の段階でこの部分は「あじまさの島見ゆ」として、別建てにして発刊されました。それを最初の構成に戻し、2015年の時点での書き加えを加えてキンドル版の「熱帯語の記憶3 記憶をたどりゆく」として組み入れました。『熱帯語の記憶』が生まれたときに描かれた全体像が見渡せるようになりました。第3部で『熱帯語の記憶』のリアルが明らかになります。

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紙の本
キンドル版



「熱帯語の記憶」の電子書籍化にあたって

   「熱帯語の記憶」について、或る読者の方からの感想に、「スリランカに住んでいるときに読みました。これ、雑学っぽくて、本質を突いていて、おもしろい!スリランカものでは一番面白かったと思います」penguinnookimono 2011/7/101:05:38 YahooJapan知恵袋

があります。スリランカで読むと「熱帯語の記憶」の内容が更に実感できるのです。

 「熱帯語の記憶」発刊当時には、著者の下へ「シンハラ語のテキストとして使っています」といういうメールも寄せられました。スリランカのシンハラ語を学習しようとしている方はテキストとしても利用しているのだ、と教えられました。しかし、「熱帯語」だけでシンハラ語を学ぶには、たとえ、それが口語だけの学習だったにしても足りない事が多かったので、著者はこのホームページKhasyaReportでシンハラ語への読者からの質問のコーナー「シンハラ語QandA」を設けて、シンハラ語に関するお問合せにお答えしていました。このコーナーへはたくさんの質問が寄せられ、シンハラ語を学ぶ方々が必要としているシンハラ語の知識が何かを著者自身が逆に学ぶようになりました。こうした経緯から生まれたのが2005年に発行された「シンハラ語の話し方」です。
 「シンハラ語の話し方」は以降、版を重ね、増補改訂版やキンドル版を生み現在に至っています。



 今回の電子書籍kindle版「熱帯語の記憶」はエピソード、日本語とシンハラ語、記憶をたどり行くの3篇に分かれています。エピソードではシンハラ語を話すシンハラ人とのかかわりを、日本語とシンハラ語では初めてシンハラ語と接した時の戸惑いを、記憶をたどりゆくでは、シンハラ語がかかわる神話を、そして、それが日本の神話に通じることをテーマにしています。  

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シンハラ語の話し方・別冊「日本語=シンハラ語小辞典」

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