書棚 - トールキン関連書籍 / DVD / Blu-ray / CD 紹介

最終更新日: 2013/04/22

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尚、書名欄では他のエディションとの区別の便宜上、 実際の書名には入っていない言葉を足して記載している場合があります。 (例)The Lord of the Rings: 50th Anniversary Edition (2004年版 Houghton Mifflin ハードカバー1巻本)

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0-1. 目次(分類)

  1. トールキン著作 中つ国関係 【邦訳】 (*1-1)
  2. トールキン著作 中つ国以外 【邦訳】
  3. トールキン著作 中つ国関係 【洋書】 (*3-1)
  4. トールキン著作 中つ国以外 【洋書】
  5. トールキンの伝記・書簡・絵画・書誌 【和書・洋書】 (*5-1) Up (2013/04/20)
  6. 関連書 中つ国の地図・地理 【和書・洋書】
  7. 関連書 絵画 【和書・洋書】(*7-1)
  8. 関連書 研究書・解説書・その他 【和書】(*8-1) Up (2013/04/20)
  9. 関連書 研究書・解説書・その他 【洋書】(*9-1)
  10. 朗読・ラジオドラマ
  11. 関連書 映画 【和書・洋書】
  12. 関連映像作品 DVD・サウンドトラック Up (2013/04/20)
  13. トールキン書籍関連リンク

0-2. 目次(各書)

  1. トールキン著作 中つ国関係 【邦訳】
  2. トールキン著作 中つ国以外 【邦訳】
  3. トールキン著作 中つ国関係 【洋書】 (*3-1)
  4. トールキン著作 中つ国以外 【洋書】
  5. トールキンの伝記・書簡・絵画・書誌 【和書・洋書】 (*5-1) Up (2013/04/20)
  6. 関連書 中つ国の地図・地理 【和書・洋書】
  7. 関連書 絵画 【和書・洋書】(*7-1)
  8. 関連書 研究書・解説書・その他 【和書】(*8-1) Up (2013/04/20)
  9. 関連書 研究書・解説書・その他 【洋書】(*9-1)
  10. 朗読・ラジオドラマ
  11. 関連書 映画 【和書・洋書】
  12. 関連映像作品 DVD・サウンドトラック Up
  13. トールキン書籍関連リンク

1. トールキン著作 中つ国関係 【邦訳】

書名及び、紹介文等へのリンク とっても簡単な紹介 ISBN/ASIN、Amazon へのリンク
新版 指輪物語 (A5 ハードカバー版)
  1. 旅の仲間(上)
  2. 旅の仲間(下)
  3. 二つの搭(上)
  4. 二つの搭(下)
  5. 王の帰還(上)
  6. 王の帰還(下)
  7. 追補編

このページにたどり着かれた、トールキン及び作品のファンの方々には、単な紹介なんてするまでもないとおもいますが、 20世紀を代表する小説、ハイ・ファンタジーの名作、空前絶後の大傑作、"The Lord of the Rings" の邦訳です。 2000年代の非常に質が高い映画化が大ヒット成功しましたし、21世紀に入ってまた新たな『指輪物語』ファン獲得を加速したことでしょう。 かくいう僕も、映画公開直前より読み始めま嵌りました。

尚、この物語の最終巻である、王の帰還を読み終えたら、追補編も読むことを強くお薦めします。 原書では基本的に、追補編(Appendices)は王の帰還(The Return of the King)の後ろについてあり、 トールキンがつけて出版することを譲らなかった拘りの部分です。

僕が2002年2月に購入した、このハードカバー版は、 アラン・リーの絵が使われたカバーを外すと赤の布張表紙りになっていて、 とても上質の製本です。 また、文庫版に比べると活字が読みやすいです。 追補編以外の各巻には、折りたたみ挟まれた、 見やすい大きな中つ国の地図がついています。

「旅の仲間(下)」の巻末にある訳者あとがきには、 幾らかその後の物語のネタばれになる記述があるので、 できるだけネタばれなしで読みたい人は、 「王の帰還(下)」まで読み終えてから、訳者あとがきを読むといいと思います。 といっても原書でも、 トールキン自身の巻頭の序文(邦訳では巻末におかれています)でネタばれがありますし、 この素晴らしい作品は先の展開に予備知識があったとしても、 読者を引きつけ読ませていく力と魅力がありますので、 特にネタバレに神経質になる必要はないとは思いますが、念の為。 ちなみに僕は、初読時、クライマックス部分がどうなるのか、 そこを読む前に知ってしまっていたのですが、 実際にクライマックス読んだときは手に汗握りながら読みました。

この全7巻ハードカバー以外には、文庫版と、 アラン・リーによるカラー挿絵50葉がついた「カラー大型愛蔵版」もあります。カラー大型愛蔵版は3巻目(『王の帰還』巻)に追補編が含まれています。

全7巻箱入セット: 4-56-602361-3

A5 ハードカバー版 各巻単体

  1. 4-566-02354-0
  2. 4-566-02355-9
  3. 4-566-02356-7
  4. 4-566-02357-5
  5. 4-566-02358-3
  6. 4-566-02359-1
  7. 4-566-02360-5
新版 指輪物語 (文庫版)
  1. 旅の仲間(上1)
  2. 旅の仲間(上2)
  3. 旅の仲間(下1)
  4. 旅の仲間(下2)
  5. 二つの搭(上1)
  6. 二つの搭(上2)
  7. 二つの搭(下)
  8. 王の帰還(上)
  9. 王の帰還(下)
  10. 追補編

文庫版は、廉価(全巻揃えでハードカバー版の半分以下の値段です)で、持ち運びに便利です。

地図は第9巻「王の帰還(下)」の巻末に見開きでありますが、 小さいので地図中に読みづらい地名もあります。 僕が2005年11月に購入した、 箱入り全10巻セットには、 折りたたみで大きめの見やすい地図も入っていました。 こちらの地図には登場人物達の移動の経路も書かれていて、 地図の裏面には登場人物一覧があります。

全10巻セットの箱は厚い紙でできたしっかりしたもので、 色は、"赤表紙"(赤表紙が何を意味するかは本作品を読めば分かります。>未読の方)ならぬ、 "赤箱"になっていました。

指輪物語 全10巻 箱入りセット

文庫版 全10巻箱入りセット(追補編も含まれます): 4-566-02382-6

文庫版 9巻箱入りセット(追補編は含まれません): 4-566-02371-0

文庫版 各巻単体

  1. 4-566-02362-1
  2. 4-566-02363-X
  3. 4-566-02364-8
  4. 4-566-02365-6
  5. 4-566-02366-4
  6. 4-566-02367-2
  7. 4-566-02368-0
  8. 4-566-02369-9
  9. 4-566-02370-2
  10. 4-566-02373-7
ホビットの冒険 上・下(岩波少年文庫)

指輪物語』の前作で、ビルボ・バギンズが主人公の物語。ビルボがゴクリから指輪を手に入れるエピソードも描かれています。 本作は児童文学の衣をかぶっており、 「指輪物語」とは違った趣の面も強く持つ作品なのですが、 できれば「指輪物語」を読む前に、こちらを先に読むのがお薦めです。

瀬田貞二訳の『ホビットの冒険』は岩波書店から複数、版形の違うものが出ていますが、 どれも訳文は基本的には同じものです。 僕が所有しているのは、上下分冊の少年文庫版と、 後述の、「ホビットの冒険(筺入ハードカバー版)」と、 「オリジナル版 ホビットの冒険」です。 少年文庫版は、値段的に一番購入しやすく、持ち運びもしやすいです。 挿絵は寺島龍一さんで、瀬田貞二さんの『訳者のことば』もあります。

余談ですが、斎藤惇夫さんの「子どもと子どもの本に捧げた生涯―講演録 瀬田貞二先生について」によると、 トールキン教授は寺島龍一氏の挿絵を非常に気に入っておられて、 "magnificent"という賛辞を送ったそうです。

上: 4-00-114058-6
下: 4-00-114059-4

ホビットの冒険 (筺入ハードカバー版)

年文庫版と同じく、寺島龍一挿絵と瀬田貞二『訳者のことば』入り。 このハードカバー版は、箱入りでしっかりした装丁なので愛蔵に向いていますし、 少年文庫版より版形が大きい分(菊判)、寺島龍一氏の挿絵も大きく見ることができます。

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オリジナル版 ホビットの冒険 書初版の装画を再現した愛蔵版「ホビットの冒険」。翻訳の底本は1951年刊の原書2版で、 少年文庫版等の他版の「ホビットの冒険」と同じ訳です。 他の版と違う特徴は、 トールキン自筆の装画・モノクロ挿絵・カラー口絵が使われており、 本文が横組になっていることです。 寺島龍一さんの挿絵と瀬田貞二さんの『訳者のことば』はありません。

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新版 シルマリルの物語 ホビットの冒険」と「指輪物語」を追補編まで読破したら、次はこれです。「ホビットの冒険」と「指輪物語」の前史を語る壮大な神話。トールキンの遺稿を、 御子息クリストファーが編集し(原書の初版は)1977年に出版された。 2003年5月出版の新版での、主な改訂点を以下に記述しておきます。
  • 底本が1999年出版の原書第二版になり、原書第二版で掲載されたトールキンの手紙が収録されたり、 第二版での修正点が反映された。
  • エルフ語の片仮名表記が、より適切になるよう一部改められた。
  • 読みやすくなるよう、漢字の使い方などが一部改められた。
  • 巻末の語句解説・索引等が、使いやすさを考慮して改善された。
  • 旧版は上下分冊だったが、新版は一冊になった。
  • 版型がハードカバー版の指輪物語と同じになり、旧版より一回り大きくなった。

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シルマリルの物語 ちらは上・下分冊で、版型も「新版」より一回り小さかった、旧版です。 上: 4-56-602065-7
下: 4-56-602066-5
終わらざりし物語

指輪物語」と「シルマリルの物語」を読み終えたら次はこれを。 中つ国の物語に関連し補完するトールキンの遺した未完成原稿を、 御子息クリストファー・トールキンが編集し注釈等をつけた、 ファン涎物の作品集 「Unfinshed Tales」の待望の邦訳。

邦訳は上下分冊で、 上巻は主に、中つ国の第一期と第二期について、下巻は主に、第三期以降について収録してあり、 索引は下巻にあります。

「指輪物語」と「シルマリルの物語」を両方読んだ上で本書を読むのがお薦めですが、 上巻では「シルマリルの物語」の関連する部分のあらすじを紹介する邦訳独自の優しい配慮があり、 「シルマリルの物語」未読者や内容を覚えていない読者でも取り掛かかりやすくしてくれているでしょうし、 また、下巻の内容は「指輪物語」の時代でもある第三期以降についてですので「指輪物語」のみの読者でも面白く読めると思います。

上: 4-309-20396-5
下: 4-309-20397-3

ビルボの別れの歌 ルボ・バギンズが詠んだ歌に、 トールキンお気に入りの画家で親交があった、 ポーリン・ベインズの美しいカラーイラストをつけた絵本。 Bilbo's Last Songの邦訳です。 4-00-110613-2
「中つ国」のうた 輪物語の中の、歌・詩を集めて収録しアラン・リーの挿絵を付しています。 Poems from The Lord of the Ringsの邦訳ですが、評論社編集部により、 物語の概要と、語句の注釈が邦訳独自に付されています。 4-566-02381-8

(*1-1) 農夫ジャイルズの冒険 - トールキン小品集にも、中つ国関係の詩編「トム・ボンバディルの冒険」が収録されているが、 中つ国関係以外の作品の方が多く収録されているので、 トールキン著作 中つ国以外 【邦訳】に分類した。

トールキン著作 中つ国関係 【邦訳】の先頭に

目次

2. トールキン著作 中つ国以外【邦訳】

書名及び、紹介文等へのリンク とっても簡単な紹介 ISBN/ASIN、Amazon へのリンク
農夫ジャイルズの冒険 - トールキン小品集 ールキンの短編・詩篇を収めた作品集。 「農夫ジャイルズの冒険」「星をのんだかじや」「ニグルの木の葉」「トム・ボンバディルの冒険」の四編を収録。「ニグルの木の葉」は泣けます。「トム・ボンバディルの冒険」は中つ国の詩です。 「ニグルの木の葉」以外にはポーリン・ベインズの綺麗な挿絵がついてます。 4-56-602110-6
サンタ・クロースからの手紙 ールキンが自分の子供たちの為に、毎年書いて送っていた、サンタクロース(と助手の北極熊ら)からの、愉快な手紙と絵を編集した絵本。手紙を入れる封筒や切手まで作り筆跡も変える、 トールキンらしい凝り様です。 「クリスマスレター付き サンタ・クロースからの手紙」というのも別に出ていて、こちらは内容的には本書のダイジェスト版で、 実際の形になっている封筒と手紙がついている仕掛けの本です。2006年に、拡張版である、『ファーザー・クリスマス サンタ・クロースからの手紙』も出版されました。 4-56-600228-4
ファーザー・クリスマス サンタ・クロースからの手紙 書は、サンタ・クロースからの手紙の拡張版で、旧版では収録されてなかった手紙や割愛された部分が多数収録されています。原書は、「Letters from Father Christmas(2004年版)」です。尚、サンタ・クロースからの手紙の邦訳や原書の変遷について、「なんにもない世界の足音」2006-10-22に、まとめています。 4-566-02383-4
ブリスさん ールキンが自分の子供たちを楽しませる為に書いたスラップスティックな絵本。 読んだら、キリンウサギが飼いたくなる? 4-56-601321-9
妖精物語について - ファンタジーの世界 名なファンタジー論 "妖精物語とは何か"(On Fairy-Stories)、 ファンタジー短編"ニグルの木の葉"(Leaf by Niggle)、 詩の"神話の創造"(Mythopoeia)の三編と、クリストファー・トールキンによる序文を収録。 底本は「Tree and Leaf」の1988年版。 訳者は猪熊葉子さん。 1973年に、福音館書店から出版されていた、 On Fairy-Storiesの翻訳を収録していた「ファンタジーの世界 - 妖精物語について」を、 文体を改めた上で、Tree and Leaf 1988年版に併せ増補して復刊されたものです。 Tree and Leaf の翻訳は、下記の杉山さん訳によるものもあります。 僕の好みでは、猪熊さんの訳のこちらの方が合い、 原文の趣旨も伝わってくるように感じました。 4-566-02111-4
妖精物語の国へ 名なファンタジー論 "妖精物語について"(On Fairy-Stories)、詩の"神話を創る"(Mythopoeia)、劇詩の"ビュルフトエルムの息子ビュルフトノスの帰還"(The Homecoming of Beorhtoth Beorhthelm's Son)の三編と、クリストファー・トールキンによる序文を収録。底本の明記はないですが、 収録内容から見て、おそらく、 「Tree and Leaf」の 2001年に HarperCollins から出版された版 (1988年版の内容に加えて、 "The Homecoming of Beorhtoth Beorhthelm's Son"が収録されています)と思われます。 但し、底本にある、"ニグルの木の葉"(Leaf by Niggle)は省かれています。 訳者は杉山洋子さん。 4-480-03830-2

トールキン著作 中つ国以外 【邦訳】の先頭に

目次

3. トールキン著作 中つ国関係 【洋書】

書名及び、紹介文等へのリンク とっても簡単な紹介 ISBN/ASIN、Amazon へのリンク
The Lord of the Rings: 50th Anniversary Edition (2005年版 HarperCollins ペーパーバック1巻本)

指輪物語」の原書です。偉大な言語の魔法使い、トールキン教授の原文を楽しんでみるのもいいですよ。ちなみに、原題 The Lord of the Rings は、LotRと略して呼ばれることも多いです。

LotR は、英米からは、装丁、巻数構成などの違うさまざまな版が出ています。 出版社も複数ですが、 英国 HarperCollins 社から出版のものか、 米国 Hpughton Mifflin 社から出版のものがお薦めです。 米国 Ballantine 社からも、小型のマスマーケット版 (マスマーケットとは、ペーパーバックの中でも、 大量生産や紙や印字のコストカットなどで非常に廉価に出版されているもののことです)発売されており、 とにかく安く原書を揃えたいという場合には良いかもしれませんが、 紙・印字の質は値段なりですし、 1頁に印刷される文字数が多い為、あまり読みやすいとはいえません。

また、邦訳文庫版・単行本版では別冊になっている、 追補編は原書では基本的に、The Return of the King 巻の最後に含まれています。

この、英国 HarperCollins 出版のペーパーバックは、 The Fellowship of the Ring(邦題「旅の仲間」)、 The Two Towers(邦題「二つの塔」) The Return of the King(邦題「王の帰還」)が全て一冊に収まっている一巻本です。 LotR 50th Anniversary Edition (2005年版 HarperCollins ハードカバー 3巻本 + 注釈巻 ボックスセット) 同様、 2005年版 50th Anniversary Editionです。

ハードカバー 3巻本にあるような、 マザルブルの書のカラー絵挿入、火炎文字の赤インク使用は省かれていますが、 2色刷の地図はカバーの左右が内側に折り込まれるようになっていて、 その裏面に印刷されているたり、 トールキンによる指輪のデザイン画が使われた金色地の表紙なところが、なかなか格好良い一冊で (amazon にある書影画像より実物で見た方が全然いいですよ)、 LotR のペーパーバックでは、現時点で一番のお気に入りです。

頁組は、ハードカバー版、50th Anniversary Edition と同じで、 2005年出版の注釈巻、 The Lord of the Rings A Reader's Companionの、 参照頁表記と合います。紙質の関係か、 The Lord of the Rings: 50th Anniversary Edition (2005年版 Houghton Mifflin ペーパーバック1巻本)よりは厚みがあります。

(追記 2007 11/05) 実物は確認していませんが、2007年に装丁が改訂され、金色地表紙から赤表紙に変更されているようです。

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The Lord of the Rings: 50th Anniversary Edition (2005年版 Houghton Mifflin ペーパーバック1巻本)

このペーパーバックは、 米国 Houghton Mifflin より 2005年に 50th Anniversary Edition として出版された1巻本です。

後述の、ハードカバー版の、50th Anniversary Edition にあるような、 2色折り込み地図、マザルブルの書のカラー絵挿入、火炎文字の赤インク使用、 といったものは省かれており、所有欲を擽る豪華な仕様では有りません。 しかし、校訂されたテキストは同じで、1巻本ペーパーバックだけあって、 とても購入しやすい価格となっていますし、 その値段の割に紙・印字の質も悪くなく、 厚みはありますが、見た目の印象よりは、持った感じ軽くて読みやすいと思います。 気軽に校訂の新しい、50th Anniversary Edition を買って読みたい人にお奨めできます。

頁組は、ハードカバー版、50th Anniversary Edition と同じで、 2005年出版の注釈巻、 The Lord of the Rings A Reader's Companionの、 参照頁表記と合う点も利点です。

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The Lord of the Rings: 50th Anniversary Edition (2005年版 HarperCollins ハードカバー 3巻本 + 注釈巻 ボックスセット)

2004年、英米で記念版ハードカバー1巻本として出版された、 LotR 50th Anniversary Edition ですが、 2005年、10月以降、新たに、 英国 HarperCollin、米国 Houghton Mifflin からペーパーバック版も含む、 様々なエディションの50周年記念版が相次いで出版されました。 それら、2005年出版の50周年記念版では、 2004年版の校訂では見落とされたエラー、新たに混入していたエラー等が、 改訂されていたり、Index が再編集され新しくなっています。 尚、マザルブルの書のカラー絵、折り込み地図、火文字の赤インクは、 エディションによって実現されているものとされていないものがあります。

右ISBN欄のものは、 英国 HarperCollins から出版された、 ハードカバーの 3巻本+注釈巻 (The Lord of the Rings A Readers Companion) 4冊の筺入りセットです。 前述、2004年版 Houghton Mifflin ハードカバー1巻本は、 紙の側面が金箔張りだったり、地図が大きかったり等、 華やかな造りでしたが、この3巻本はより落ち着いた造りとなっています。 装丁はトールキンによるデザインがよく再現されてあり、 折り込み地図、 マザルブルの書のカラー絵挿入、 火炎文字の赤インクは、 この3巻本ハードカバーでも実現されています。 頁番号の振り分けは、各巻毎ではなく、 3巻通して連続しており、本文が、 2004年版 / 2005年版の 50th Anniversary 1巻本と同じ頁番号になっています。

また、3巻本各巻は、ハードカバーとしては比較的読みやすく扱いやすいサイズです。 900頁以上ある注釈巻の方は、 流石に厚みがあり扱いやすいサイズとまでは言えませんが、 小型のペーパーバック版と比べると、 判型が大きい分、活字組に余裕がありますし、 文字はとても読みやすいです。 現時点でハードカバー LotR 原書の中では最良の選択のひとつだと思います。

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The Lord of the Rings: 50th Anniversary Edition (2005年版 HarperCollins ペーパバック 3巻本 + 注釈巻 ボックスセット)
  1. The Fellowship of the Ring
  2. The Two Towers
  3. The Return of the King
  4. The Lord of the Rings A Reader's Companion

英国 HarperCollins より 2005年に 50th Anniversary Edition として出版された、 ペーパーバック3巻( ISBN: 0007203586 / ISBN: 0007203594 / ISBN: 0007203608 )と、 注釈巻 The Lord of the Rings A Reader's Companion の4冊を筺に納めたセットです。 各巻及び筺の装丁は、 トールキンによる絵とデザインを白基調にアレンジして使っていて、 とても清楚で綺麗な見た目です。 判型は、比較的小型の3巻本ということで、各巻が携帯しやすいサイズです。

この3巻本は、 LotR 本編各巻のページ番号が、他の 50th Anniversary Edition とは異なっている為、 注釈巻 The Lord of the Rings A Reader's Companionで表記されている参照頁表記とは合いませんので注意が必要です(ハードカバー注釈巻だけでなく、セットとなっているペーパーバック版注釈巻でも合いません)。

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The Lord of the Rings: 50th Anniversary Edition (2004年版 Houghton Mifflin ハードカバー1巻本)

指輪物語」最初の出版から50年にあたる2004年に、 米国 Houghton Mifflin から出版された50周年記念版一巻本。 1954年当時は出版技術やコスト等の関係で実現できなかった、 マザルブルの書のカラー絵と折込地図の挿入、指輪に浮き上がる火文字を赤インクにする、 などが実現されています。また、Appendices(追補編)に、 ホビットの家系図が2つ(BOLGER OF BUDGEFORD と BOFFIN OF THE YALE)追加されています。 また、これまで出版された LotR では、最もトールキンの意図に正確なテキストになるよう、 Wayne G. Hammond、Christina Scull 夫妻が、 Christopher Tolkien、Douglas A. Anderson らと協力して校訂が行われているのも注目すべき点で、 徹底的な見直しにより、新たに多数、訂正・変更が行われています。

2004年出版の50周年記念版は、英国 HarperCollins からも、 The Lord of the Rings: 50th Anniversary Deluxe Edition (ISBN: 0007182368)及び、 The Lord of the Rings [Single volume 50th Anniversary edition](ISBN: 0261103202)が出版されています。

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The Lord of the Rings [Illustrated by Alan Lee]

ラン・リーによる美麗な水彩画のカラー挿絵が50葉入った「指輪物語」原書。 大判のハードカバーで三部作を一冊に収めてあるので重量級です(計ったら2.2kgありました...)。

右ISBN欄のリンクは英国 HarperCollins のものですが、 同等品かもしれないものが 米国 Houghton Mifflin からも出ています (ISBN:0395595118)。

アラン・リー挿絵入りのハードカバー原書には、 2002年出版で三分冊の版もあるので、 これから買うなら、 そちら( 米国版 ISBN:0-618-26058-7 / 英国版 ISBN:0-007-13658-7 )の方が読みやすいでしょう。

また、2008年には、ハードカバー版に比べて気軽に買えて読める、ペーパーバック版の挿絵入り三巻本も出版されました。このペーパーバック版は、50周年記念版のテキストが使われています。Ther Fellowship of the Ring ISBN: 0007269706 / Ther Two Towers ISBN: 0007269714 / The Return of the King ISBN: 0007269722

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The Lord of the Rings(黒表紙ペーパーバック3巻本 ボックスセット)

HarperCollins より出版されていた、黒表紙の ペーパーバック3巻ボックスセット。 装丁は、トールキンによる絵とデザインを、 黒基調(黒の濃さの差で絵が描かれていたりします)にアレンジして使っていて、 とてもクールな見た目です。判型は、比較的小型で、携帯しやすいサイズです。

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The Hobbit or there and back again (ペーパーバック)

ホビットの冒険」の原書。

The Hobbit も英米から装丁などの違うさまざまな版が出ています。 右ISBN欄でリンクの、Houghton Mifflin 社のペーパーバックは、 カバーの絵がトールキン自筆のもので(姿を隠したビルボがスマウグと遭遇する場面を描いている)、 挿絵もトールキン自筆のモノクロ画が使われています。 同じく右ISBN欄でリンクの、HarperCollins 社のペーパーバックは、 黒表紙のもので、こちらも挿絵にトールキン自筆のモノクロ画が使われています。 この2つでは、活字組みに余裕があることからくる文字の読みやすさと、 挿絵印刷の鮮明さは、Houghton Mifflin版 が優れていて、 携帯性ではサイズが一回り小さくてページ数も少ない HarperCollins 黒表紙版の方が勝ります。 また、HarperCollins 黒表紙版の方は、 Ted Nasmithイラスト入りハードカバー版の、 The Complete Guide to Middle-Earth で参照可能です。

Houghton Mifflin ペーパーバック: 0-618-26030-7

HarperCollins ペーパーバック: 0-261-10221-4

The Hobbit 70th Anniversary Edition (Houghton Mifflin ハードカバー)

2007年に、70周年記念版として出版された、「ホビットの冒険」原書。

1987年出版の50th記念版初出のクリストファー・トールキンによる序文からの文章が、Preface として9頁収録されていて、自身の子供時代や兄弟達の回想を含む、The Hobbit の誕生から、執筆と出版過程、LotR に繋がるまでの流れや幾つかのエピソードを、トールキンの書簡からの引用を交えながら、読みやすくまとめてくれている、とても面白い文章です。また、本書のテキストは、アンダーソンさんの Note on The Text は、2001年の日付になっていますが、実際には、より新しい校訂のテキストのようです。

カバー装丁は、オリジナルのトールキンによる装丁を復刻。淡い水彩画の感じが出ているのが、とても良い感じで、色合い、質感など、 The History of the Hobbit 及び、HarperCollins から出版されているハードカバーの LotR 50th Edition 3巻+注釈巻の装丁と、統一感があります。本を開いてすぐの見開き部分にある地図は、古い地図の雰囲気を持つ色合いになっています。トールキンの描いた、白黒挿絵とカラー口絵も全て収録されていて、初版の二刷以降で省かれてしまった、「闇の森」の絵も収録されています。

本書については、「なんにもない世界の足音 2007-09-16」でも紹介しています。

尚、70周年記念版は、HarperCollins からも出版されています。amazon.co.uk The Hobbit: Or There and Back Again: 70th Anniversary Edition (Hardcover) 。また、HarperCollinsは、The History of the Hobbit 2巻とのボックスセットも出版しています。amazon.co.uk The Hobbit, Mr Baggins and the Return to Bag-End(Hardcover)

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The Annotated Hobbit  revised and expanded edition グラス・アンダーソン(Douglas A.Anderson) による注釈付のホビットの冒険 - The Annotated Hobbit の改訂版で、2002年8月に出版されました。 詳細な注釈と改訂履歴、各国語版の情報や挿絵多数など、貴重で読み応えのある内容です。 0-618-13470-0
The Hobbit [Illustrated by Alan Lee]

The Hobbitの最初の出版から、60周年を記念して1997年に出版された、アラン・リーのカラー&白黒挿絵入り大判ハードカバーの「ホビットの冒険(The Hobbit)」。

右ISBN欄のリンクは英国 HarperCollins のものですが、 同等品かもしれないものが 米国 Houghton Mifflin からも出ています (ISBN:0395873460)。

アラン・リー挿絵入りホビットは、2008年に、ハードカバー版に比べて気軽に買えて読める、ペーパーバック版も出版されています(ISBN:0007270615)。

0-261-10330-X
The Silmarillion (ペーパーバック) シルマリルの物語」の原書。 英米から装丁などの違うさまざまな版が出ています。 右ISBN欄リンクは Houghton Mfflin のペーパーバックと、 HarperCollins の黒表紙なペーパーバック。 Houghton Mifflin ペーパーバック: 0-618-12698-8 / HarperCollins ペーパーバック: 0-261-10273-7
The Silmarillion [Illustrated by Ted Nasmith]

2004年に出版された、 テド・ネイスミスによる美麗なカラー挿絵45枚が入った、 大判ハードカバーの「シルマリルの物語(The Silmarillion)」。 Beleriand and The Lands to The North(べレリアンドと北方諸国)の地図はカラー刷りで、 ほぼA2大で折込になっています。 テド・ネイスミス挿絵の「シルマリルの物語」は、1998年にも出版されていますが、 この2004年版では挿絵の数が大きく増えています。

僕が所有しているのは、 右ISBN欄でリンクの米国 Houghton Mifflin 版です。 他に英国 HarperCollins 版もあります。 (ISBN:0007173024)。

0-618-39111-8
Unfinished Tales (ペーパーバック)

つ国の物語に関連し補完するトールキンの遺した未完成原稿を、御子息クリストファー・トールキンが編集し注釈等をつけた作品集。よくUTと略して呼ばれます。 シルマリルの物語(The Silmarillion)まで読んだって、中つ国を辿る旅はまだ終わりじゃなくて、この UT や HoMe(The History of Middle-earth)がありますから安心(?)しましょう。

英米から装丁などの違うさまざまな版が出ています。 右ISBN欄リンクは Houghton Mfflin のペーパーバックと、 HarperCollins の黒表紙なペーパーバック。

本書は長く未邦訳でしたが、 2003年12月に河出書房新社より、待望の邦訳、 「終わらざりし物語」が出版されました

Houghton Mifflin ペーパーバック: 0-618-15405-1 / HarperCollins ペーパーバック: 0-261-10362-8
The History of Middle-earth (HarperCollins ペーパーバック版) )
  1. The Book of Lost Tales Part 1
  2. The Book of Lost Tales Part 2
  3. The Shaping of Middle-earth
  4. The Lays of Beleriand
  5. The Lost Road and Othe Writings
  6. The Return of the Shadow
  7. The Treason of Isengard
  8. The War of the Ring
  9. Sauron Defeated
  10. Morgoth's Ring
  11. The War of the Jewels
  12. The Peoples of Middle-earth
未邦訳。中つ国の歴史に関する、トールキンの遺稿・草稿を御子息クリストファー・トールキンが編集し注釈・解説をつけた、全12巻の凄い資料。よくHoMeと略して呼ばれます。 同社からは全12巻を3冊にまとめたハードカバー版 The Complete History of Middle-earth も出ています。
  1. 0-261-10222-2
  2. 0-261-10214-1
  3. 0-261-10218-4
  4. 0-261-10226-5
  5. 0-261-10225-7
  6. 0-261-10224-9
  7. 0-261-10220-6
  8. 0-261-10223-0
  9. 0-261-10305-9
  10. 0-261-10300-8
  11. 0-261-10324-5
  12. 0-261-10348-2
The History of Middle-Earth Index 記、HoMe全巻の索引を纏めて、1つの索引として使えるように編集した1冊。 本書によってHoMeの検索が非常に楽になり便利です。 Ballantine Books の HoMe は、ページ組が異なるため、 本書は使えませんのでご注意を 0-00-713743-5
The Complete History of Middle-earth (HarperCollins ハードカバー)
  1. Part 1
  2. Part 2
  3. Part 3

中つ国の歴史に関する、トールキンの遺稿・草稿を御子息クリストファー・トールキンが編集し注釈・解説をつけた、全12巻の The History of Middle-earth を、3冊にまとめたハードカバー版。

Part 1 には、The History of Middle-earth 1~5、Part 2 には 6~9、Part 3 には 10~12の各巻が収録されています。尚、ページ番号は一冊通して振られているのではなく、12巻の各巻毎にページが振りなおされているので、ペーパーバック版同様に、The History of Middle-Earth Index で参照可能です。

  1. Part 1: 0007149158
  2. Part 2: 0007149166
  3. Part 3: 0007149174
The Road Goes Ever On 輪物語などのトールキン作品中の詩歌に Donald Swann が曲をつけた楽譜集で、 掲載全曲の演奏と歌が収録されたCD付きです。 The Road Goes Ever On や Bilbo's Last Song、Lúthien Tinúviel などを音楽で味わえます。 エルフ語詩NamáriëとA Elbereth Gilthonielのトールキン自身による解説や、英語対訳、 自筆のエルフ文字が掲載されており、資料としても貴重な本です。 0-00-713655-2
The Children of Húrin

ールキンが生前、未完成原稿を遺し、死後、クリストファー・トールキンが編纂した、「シルマリルの物語」、「終わらざりし物語」で断片が語られた、トゥーリン・トゥランバールの忌まわしくも哀しい運命の物語を、クリストファーが再び、30年間の、研究の成果と情熱をつぎ込み、一冊の完成した物語として編纂、2007年に、アラン・リーの美麗なイラストレーションとともに、出版したのが本書です。トールキンの新刊として出版され話題となり、英語版は既に世界中で100万部以上を売り上げるベストセラーとなっています。

日本での翻訳権は、どうやら、日本のトールキン読者の信頼厚い出版社が取得してくれたようで一安心です。出版が待たれます。

ISBN欄リンクの、HarperCollins 普及版ハードカバーの他に、豪華な Deluxe Edition など複数のエディションが出版されています。2008年4月には、ペーパーバック版も出版される予定。これら、エディションについては、「なんにもない世界の足音 2007-11-07」で、リストしています。

HarperCollins 普及版ハードカバー 0-00-724622-6

(*3-1) Tales from the Perilous Realmにも、中つ国関係の詩編"The Adventures of Tom Bombadil"が収録されているが、 中つ国関係以外の作品の方が多く収録されているので、 トールキン著作 中つ国以外 【洋書】に分類した。

トールキン著作 中つ国関係 【洋書】の先頭に

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4. トールキン著作 中つ国以外 【洋書】

書名及び、紹介文等へのリンク とっても簡単な紹介 ISBN/ASIN、Amazon へのリンク
Roverandom 気に入りのおもちゃの犬を失くした息子マイケルを慰めるために、トールキンが作ったお話し。 この物語は生前は出版されることがなかったが、 CHRISTINA A SCULLとWAYNE G.HAMMOND の編集で1998年に出版された。編者による序文と注釈付き。 僕が所有しているのは、英国 HarperCollins のハードカバー版(ISBN:0-261-10353-9)ですが、 他に、 米国 Houghton Mifflin からペーパーバック版(ISBN:0-395-95799-0)及び、 ハードカバー版(ISBN:0-395-89871-4)、 HarperCollins からペーパーバック版(ISBN:0007149115)、 なども出版されています。 0-261-10353-9
Tales from the Perilous Realm ールキンの短編・詩篇を収めた作品集。"Farmer Giles of Ham"(農夫ジャイルズの冒険), "The Adventures of Tom Bombadil"(トム・ボンバディルの冒険), "Leaf by Niggle"(ニグルの木の葉),"Smith of Wootton Major"(星をのんだかじや)の四編を収録。邦訳「農夫ジャイルズの冒険 - トールキン小品集」と収録作品は同じですが、本書の方は挿絵は無いです。 (僕の所有している ISBN: 0-261-10343-1 の本書は入手しにくくなっているようですが、 ISBN: 0007149123 の「Tales from the Perilous Realm」が、入手が容易なようです) 0-261-10343-1
Tree and Leaf: Including "the poem Mythopoeia" "The Homecoming of Beorhtnoth" 名なファンタジー論"On Fairy-Stories"、 ファンタジー短編"Leaf by Niggle" 、 詩の"Mythopoeia"、 物語詩の"The Homecoming of Beorhtoth Beorhthelm's Son"の四編と、 クリストファー・トールキンが1988年版に向けて書いた"PREFACE"を収録。 本書自体は、1988年版の内容に加えて、 "The Homecoming of Beorhtoth Beorhthelm's Son"を追加収録し、 2001年に HarperCollins から出版されたペーパーバック版です。 0-00-710504-5
The Monsters and the Critics and Other Essays ールキン教授のエッセイ7編。"Beowulf: The Monsters and the Critics"、"On Fairy-Stories"等を収録。 0-261-10263-X
Letters from Father Christmas, Revised Edition サンタ・クロースからの手紙」の原書の改訂版。旧版では収録されてなかった手紙や割愛された部分が多数収録されており、頁数も3倍以上の160頁で大型の立派な本です。 0-618-00937-X
Letters from Father Christmas (with real pull-out letters) 訳は「クリスマスレター付き サンタ・クロースからの手紙」として出ています。内容的には「サンタ・クロースからの手紙」のダイジェスト版で物足りなさがありますが、その代わり実際の手紙の形になってる仕掛けがいい感じ。 0-395-74132-7
Letters from Father Christmas(2004年版) サンタ・クロースからの手紙」の原書の改訂版。 原書初版では収録されてなかった手紙や割愛された部分も多数収録されてます。 1999年出版の、「Letters from Father Christmas, Revised Edition」との差異については、「なんにもない世界の足音」2006-10-22にまとめています。 0-618-00937-X
Sir Gawain and the Green Knight, Pearl, and Sir Orfeo 世英語による詩物語三篇を、トールキン教授が現代英語に翻訳したものです。 0-261-10259-1
Farmer Giles of Ham [50th Anniversary Edition] ム村の農夫ジャイルズが、巨人や竜に挑んだり傲慢な王様をやり込めたりするのが、 ユーモアーたっぷりで痛快に語られ、散りばめられた言語・地理・歴史に関する遊びも愉快な、 物語です。 本書は、Christina Scull and Wayne G.Hammond 編集による、 "Farmer Giles of Ham"出版50年記念版で、 本編以外にも、編者による「序文」と「注釈」、「初期稿」、冒頭と概要だけ書かれて未完の「続編」、 ポーリン・ベインズによる「挿絵」と「The Little Kingdom(小王国)の地図」が収録されています。 僕が所有しているのは、米国 Houghton Mifflin のハードカバー版("ISBN:0-618-00936-1)ですが、 他に、英国 HarperCollins からもハードカバー版(ISBN:0261103776)及び、 ペーパーバック版(ISBN:0261103784)が出版されています。 0-618-00936-1
Smith of Wootton Major [EXTENDED EDITION] ールキンの生前最後の出版となった妖精物語「星をのんだかじや」を、 2005年にVerlyn Flieger の編集で新たに出版した増補版。 初版の内容を再現するとともに、未公刊の貴重なテキストや、 編者による解説・注釈が収録されています。 0-00-720247-4

トールキン著作 中つ国以外 【洋書】の先頭に

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5. トールキンの伝記・書簡・絵画・書誌 【和書・洋書】

(*5-1) 絵画はトールキン自身が描いたもの。トールキン以外による絵画関連書は、 関連書 絵画 【和書・洋書】 に分類した。

書名及び、紹介文等へのリンク とっても簡単な紹介 ISBN/ASIN、Amazon へのリンク
J.R.R.トールキン 或る伝記 族・関係者が全面的に協力している「公認」伝記。 著者のハンフリー・カーペンターが、 ありきたりの伝記の域を越えた賞賛に値する仕事をしていて、 トールキンファン必読の書といっていいでしょう。 4-566-02064-9
トールキンによる『指輪物語』の図像世界 J.R.R. Tolkien: Artist and Illustrator」の邦訳。 原書に比べて絵のサイズと印刷の質が見劣りする(Artist and Illustrator 原著・邦訳 比較画像)。 参照:原書房 『トールキンによる『指輪物語』の図像世界』のエラー指摘 4-562-03518-8
J.R.R. Tolkien A Biography J.R.R.トールキン 或る伝記」の原書。 Houghton Mifflin ペーパーバック: 0-618-05702-1 / HarperCollins ペーパーバック: 0-261-10245-1
The Letters of J.R.R.Tolkien ールキンの書簡集。クリストファー・トールキンの協力を得て、 ハンフリー・カーペンター(「或る伝記」等の著者)が編集。 トールキンの非常に重要な文献ですが未訳なので邦訳が待たれるところです。 Houghton Mifflin ペーパーバック: 0-618-05699-8 / HarperCollins ペーパーバック: 0-261-10265-6
J.R.R. Tolkien: Artist and Illustrator ールキン自筆の絵を採録し、詳細に考察し解説している画集&研究書。 画集として絵を眺めるだけでも楽しめる本ですが、研究書としても一級品です。 Houghton Mifflin ペーパーバック版: 0-618-08361-8 / HarpaerCollins ハードカバー版: 0261103229
New The Art of The Hobbit 『ホビットの冒険』に関する、トールキン自筆絵画を採録し、詳細に解説している画集&研究書。
J.R.R.TOLKIEN - A Descriptive Bibliography 1992年までのトールキン書誌。 トールキン著作の詳細なデーター、改訂履歴があり、 さらに寄稿、絵画、書簡、翻訳にいたるまで、 出版されたものは網羅されている、 ウェイン・ハモンド(Wayne G.Hammond)とダグラス・アンダーソン(Douglas A.Anderson)による労作。 1-873040-11-3
Tolkien Calendar 2005: The Lord of the Rings 50th Anniversary Calendar ールキン直筆の絵が使われている2005年のカレンダーで、月毎に違う絵を楽しめます。 6月と7月の間には、 マザルブルの書の絵が解説とともにあるのですが、 描かれたマザルブルの書中の文を解読した英訳が、 解説中にある点、貴重です。 0-06072298-3
Tolkien Calendar 2006: The Hobbit 全て ールキン直筆の The Hobbit の絵が使われている、 2006年のカレンダーです。 カラー絵はトールキン本人が色までつけたものと、トールキンの絵に別の人が色をつけたものとがあります。 0-06079930-7

トールキンの伝記・書簡・絵画・書誌 【和書・洋書】の先頭に

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6. 関連書 中つ国の地図・地理 【和書・洋書】

書名及び、紹介文等へのリンク とっても簡単な紹介 ISBN/ASIN、Amazon へのリンク
中つ国歴史地図 トールキン世界のすべて 中つ国」の詳細な地図をおこし、地理と歴史を深く考察している研究書。 中つ国作品を読むお供にどうぞ。 4-566-02375-3
指輪物語 フロドの旅 「旅の仲間」のたどった道 フロドの旅の行程入りの詳細な地図本。 Journys of Frodo」の邦訳。 原書にはなかった、邦訳独自の便利な索引や場面解説がついているなど、 手が込んだ実に丁寧な仕事の翻訳書。 4-566-02376-1
The Map of Tolkien's Middle-earth ョン・ハウ(John Howe)による、指輪物語で語られる時代の「中つ国(Middle-earth)」の折込大判地図。 (この地図と同シリーズの他の地図とがセットになった商品[ 米国版 ISBN:061839110X / 英国版 ISBN:0007169701] が、 2003年に発売された関係かもしれませんが、 単体の本書は現在入手しにくくなっているようです。amazon.co.jpでの取り扱いも終了したようでISBNのリンクはamazon.co.ukのものです) 0-261-10318-0
The MAP of Tolkien's Beleriand and The Lands to The North ョン・ハウ(John Howe)による、シルマリルの物語で語られる時代の「べレリアンドと北方諸国(Beleriand and The Lands to The North)」の折込大判地図。 (この地図と同シリーズの他の地図とがセットになった商品[ 米国版 ISBN:061839110X / 英国版 ISBN:0007169701] が、 2003年に発売されています) 0-261-10372-5
The MAP of Tolkien's The Hobbit ョン・ハウ(John Howe)による、ホビットの冒険の「荒地(WILDERLAND)」の折込大判地図。 (この地図と同シリーズの他の地図とがセットになった商品[ 米国版 ISBN:061839110X / 英国版 ISBN:0007169701] が、 2003年に発売された関係かもしれませんが、 単体の本書は現在入手しにくくなっているようです。amazon.co.jpでの取り扱いも終了したようでISBNのリンクはamazon.co.ukのものです) 0-261-10326-1
The Atras of Middle-earth 中つ国歴史地図 トールキン世界のすべて」の原書。 0-618-12699-6
Journys of Frodo ロドの旅の行程入りの詳細な地図本。 2003 2/21に評論社から邦訳「指輪物語 フロドの旅」が出ました。 0-261-10267-2

関連書 中つ国の地図・地理 【和書・洋書】の先頭に

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7. 関連書 絵画 【和書・洋書】

(*7-1) 絵画はトールキン以外が描いたもの。トールキン自身の絵画関連書は、 トールキンの伝記・書簡・絵画・書誌 【和書・洋書】 に分類した。

書名及び、紹介文等へのリンク とっても簡単な紹介 ISBN/ASIN、Amazon へのリンク
The Lord of the Rings Sketchbook ラン・リー(Alan Lee)が指輪物語挿絵を作り上げていった過程が分かります。 美麗なスケッチ片150点以上とカラー絵20点も収録されており、Alan Lee ファン必携の本です。 僕の所有している、右ISBN欄リンクの英国 HarperCollins 版と同等品と思われる、 米国 Houghton Mifflin 版 ISBN: 0618640142 も出版されています。 0-261-10383-0
Myth & Magic The Art of John Howe ョン・ハウ(John Howe)の画集で、中つ国・トールキン関係の絵も多数含まれます。 0-00-710795-1
ファンタジー画集『指輪物語』の世界 ョン・ハウ(John Howe)の画集で、中つ国・トールキン関係の絵も多数含まれます。 Myth & Magic The Art of John Howeの邦訳。 邦題は「『指輪物語』の世界」となっていますが、『指輪物語』に関する絵だけではなく、 指輪物語以外のトールキン作品・関連書やトールキン以外のジョン・ハウの幅広い仕事も集めています。 原書と、同ページ数、同レイアウトですが、本のサイズが原書より小さい為、各々の絵のサイズも小さくなっており、 一部トリミングも違います。 4-562-03582-X
TOLKIEN'S WORLD Paintings of Middle-earth ビットの冒険、指輪物語、シルマリルの物語、Histories of Middle-earthから選ばれたシーンを、海外の画家達が描いた画集。 0-261-10307-5
REALMS OF TOLKIEN Images of Middle-earth ビットの冒険、指輪物語、Unfinished Tales、Histories of Middle-earthから選ばれたシーンを、海外の画家達が描いた画集。 0-061-05532-8
Images of Middle-earth Poster Collection つ国作品の場面を題材にしたジョン・ハウ(John Howe)イラストのポスターコレクション。 0-261-10310-5
The Lord of the Rings Poster Collection ラン・リー(Alan Lee)による指輪物語イラストのポスターコレクション。 0-261-10388-1
Tolkien Calendar 2007 ラン・リー(Alan Lee)による、 美麗な指輪物語イラストを使った、2007年カレンダー。 0007225636

関連書 絵画 【和書・洋書】の先頭に

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8. 関連書 研究書・解説書・その他 【和書】

書名及び、紹介文等へのリンク とっても簡単な紹介 ISBN/ASIN、Amazon へのリンク
[指輪物語] エルフ語を読む ールキン神話世界のエルフ語、「クウェンヤ」と「シンダリン」の入門書です。 著者は、日本人では屈指のエルフ語マスター伊藤盡氏です。 4-413-03488-0
鳩よ! 特集 トールキン「指輪物語」を読もう Unfinished Tales」からの翻訳、トム・シッピーの映画評など注目すべき文章有り。 -
ユリイカ増刊号 総特集『指輪物語』の世界 ファンタジーの可能性 石混淆ですが、詩篇「航海譚(イムラブ)」や、C・S・ルイスの『指輪物語』書評などの貴重な文章あり。 4-7917-0088-0
幻想文学 12号 特集「インクリングズ」 ールキン、C.S.ルイスらが参加していた会合「インクリングズ(Inklings)」の特集号。1985年発行。古本屋で買いました。 -
指輪物語完全ガイド J・R・R・トールキンと赤表紙本の世界 ホビットの冒険」と「指輪物語」の紹介本。良書ですが、 ネタバレ危険度は高いので未読読者は取り扱いに注意。 作品の成立過程を紹介した章や、故・瀬田貞二氏へのインタビュー記事の再録などもあり、 「ホビットの冒険」「指輪物語」の既読者が読んでも、とても面白い本です。 4-309-20359-0
『指輪物語世界』を読む Meditations on Middle-earth」の邦訳だが、完訳では無く、勿体無いことに、奇妙な邦訳独自編集方針によって、 ダグラス・アンダーソンの文章と、 ヒルデブランド兄弟へのインタビューが削られている。 ジョン・ハウの渋い挿絵が無くなっているのも勿体無い。 4-562-03576-5
ナルニア国物語 夢と魔法の別世界ファンタジー・ガイド ルニア国物語」映画第一作の公開に合わせて、 出版された良質のナルニアガイド本ですが、 トールキンへの言及や記事も少なくなく、 トールキンファンも楽しめる一冊です。 特に、 伊藤盡氏の評論「J.R.R.トールキンのファンタジー 言語創造から生まれた物語世界」と、 ポーリン・ベインズが描く「中つ国の地図」は必見です。 4-309-97700-6
もっと知りたい名作の世界 指輪物語

『指輪物語』に関して、様々なテーマで語られいる論考集。以下、目次

  • はじめに
  • I トールキン世界への道
    • 1 J・R・R・トールキン -神話作家と批評家たち (成瀬俊一)
    • 2 指輪の王と蠅の王 -『指輪物語』とその時代 (安藤聡)
    • 3 トールキンの言葉 -文献学的に読むトールキン作品 (伊藤盡)
  • II 『指輪物語』と象徴的表現
    • 4 『指輪物語』と根元的な悪 (青木由紀子)
    • 5 トールキンの洞窟表象 -水の洞窟と火の洞窟 (井辻朱美)
    • 6 庭師サムのグランド・ツアー (小野俊太郎)
  • III 『指輪物語』を今どう読むか
    • 7 大シャーマンの旅の跡 (上橋菜穂子)
    • 8 リングワールドふたたび -『指輪物語』、あるいはフェミニスト・ファンタジーの起源 (小谷真理)
    • 9 読んで快適な『指輪物語』は政治経済SFである (藤森かよこ)
  • IV 『指輪物語』と新しい文化
    • 10 ふたつの読みをつなぐもの -指輪物語とサブカルチャー (赤井敏夫)
    • 11 『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』 -神話的映画の成立と三人の男たち (鬼塚大輔)
  • 『指輪物語』を知るために
    • 参考文献
    • ゆかりの地へのガイド
    • トールキン関連年表
  • 図版・写真出典一覧
  • 索 引
978-4-623-04544-0
New インクリングズ---ルイス、トールキン、ウィリアムズとその友人たち ールキン、C.S.ルイスらが参加していた会合「インクリングズ(Inklings)」についての評伝。

(*8-1) トールキンによる『指輪物語』の図像世界 は優れた研究書であるが、 トールキンの伝記・書簡・絵画・書誌 【和書・洋書】 に分類した。

関連書 研究書・解説書・その他 【和書】の先頭に

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9. 関連書 研究書・解説書・その他 【洋書】

書名及び、紹介文等へのリンク とっても簡単な紹介 ISBN/ASIN、Amazon へのリンク
The Lord of the Rings A Reader's Companion

LotR 50th Anniversary Edition の校訂を行った、 Wayne G. Hammond と Christina Scull が、 LotRへの詳細な注釈やテキストの変遷などを書き下ろし、 2005年版 50th Anniversary Edition とほぼ同時に出版された注釈巻です。 LotR愛読者涎物の内容が総ページ数976頁にびっしり詰まった、 質量ともに凄い本。

右ISBNリンク欄のものは、 HarperCollins のペーパーバック とハードカバーです。 ペーパーバック版の装丁は、中央にリングがデザインされた白い表紙です。 ハードカバー版の方は黒い表紙で、ペーパーバック版と同じリングがデザインされています。 どちらもタイトル等の文字やリングの色使いも良く、 とても素敵な装丁です。

ペーパーバック版は、 小振りで鞄にも入れやすいサイズで(活字も小さめですが)、 ページ数から考えると値段もすごく安いので、 可搬性と値段を重視する方にお奨めできます。

ハードカバー版は、 判型が大きい分、小型のペーパーバック版と比べて、 活字組に余裕がありますし、文字がとても読みやすいです。 可搬性や値段より文字の読みやすさや耐久性を重視する方にはこちらがお奨めです。

ペーパーバック版、ハードカバー版いずれも、 2005年版のLotR 50th Anniversary Edition 3巻本と一緒に4冊のボックスセットになったものが出版されていますので、 LotR 50th Anniversary Edition も併せて購入したい方は、 そのボックスセットを選択するのもいいかもしれません 【The Lord of the Rings: 50th Anniversary Edition (2005年版 HarperCollins ペーパーバック 3巻本 + 注釈巻 ボックスセット) ISBN: 0007203632 / The Lord of the Rings: 50th Anniversary Edition (2005年版 HarperCollins ハードカバー 3巻本 + 注釈巻 ボックスセット)】。 但し、2005年版 HarperCollins ペーパーバック 3巻本の方は、 LotR 本編各巻のページ番号が、他の 50th Anniversary Edition とは異なっているので、 セットになっているのに、参照頁表記が合わないので注意が必要です。 2005年版 HarperCollins ハードカバー 3巻本の方は、注釈巻の参照頁表記と合います。

The Lord of the Rings A Reader's Companionは、他に、 米国 Houghton Mifflin からもハードカバーで出ています(ISBN: 0618642676)。

HarperCollins ペーパーバック: 0-00-720907-X / HarperCollins ハードカバー: 0-00-720308-X
The Complete Guide to Middle-Earth

The Hobbit(ホビットの冒険)、The Lord of the Rings(指輪物語)、 The Silmarillion(シルマリルの物語)に出てくる名前や場所や出来事などを網羅し、 アルファベット順に並べ、的確に解説している事典。 クリストファーさんもトールキン遺稿の編集時に利用し折り紙をつけた優れもの。

英米から、装丁などの違う複数の版が出ていて、 ペーパーバックかハードカバーかの違い、参照できる原書の版の違い、挿絵の有無、 などの差異はありますが、基本的に解説部分の内容は同じです。 右ISBNリンク欄は、ペーパーバック版

HarperCollins ペーパーバック: ISBN: 0-261-10252-4 / Ballantine Books ペーパーバック: ISBN: 0-345-44976-2
The Complete Guide to Middle-Earth [Illustrated by Ted Nasmith] Ted Nasmith の美麗なイラスト50枚が挿入された、 ハードカバー版 The Complete Guide to Middle-Earth。 2003年出版で、 原書参照が比較的新しい版にも対応している。 0-00-716942-6
Meditations on Middle-earth SF・ファンタジー作家らが、トールキン体験を書いた評論・エッセイ集。各々の、トールキンとの出会いのエピソードや、自作に与えた影響、トールキン作品の考察など、興味深く面白い内容です。 0-312-30290-8
The Road to Middle-earth Revised and Expanded Edition ム・シッピー(Tom Shippey)による、とってもアカデミックな研究書。 右ISBN欄リンクは2003年に Houghton Mifflin からペーパーバックで出版された、 Revised and Expanded Edition。2005年に HarperCollins 版(ISBN; 0-261-10275-3)も3版に改訂されたようです。 ちなみに初版は1982年出版、第2版は1992年出版。 0-618-25760-8
J.R.R Tolkien Author of the Century ム・シッピー(Tom Shippey)による、トールキン評伝。The Road to Middle-earthより一般向けの内容。 0-261-10401-2
An Introduction to Elvish 刷がシルマリルの物語出版の翌年の1978年と、 文献が少なかった時期の出版にも関わらず詳しい内容で、定評のあるエルフ語解説書。 クゥエンヤ・シンダリン・英語から引ける辞書が便利です。 0-905220-10-2
The Ring of Words: Tolkien and the Oxford English Dictionary 界最大の英語辞典である OED (Oxford English Dictionary) 。 同辞典の編纂に参加したことのあるトールキン及びトールキン作品とOED の関連性を読み解く研究書。 0-19-86-1069-6
A Gateway to Sindarin: A Grammar of an Elvish Language from J. R. R. Tolkien's Lord of the Rings

映画LOTR三部作でエルフ語の考証を務めた、David Salo による、シンダリンの解説書。 所有している、右ISBN欄の商品は2004年出版のハードカバー版(2007年12月11日現在、絶版になっているようです)。

2007年にペーパーバック版 ISBN: 0874809126 が出版されています。尚、amazon.co.jp では、2007年12月11日現在、USでの定価$35と比べると、かなり割高な¥7,909(税込)という価格設定になっているので注意してください。amazon.co.jp に、この価格についての疑問を問い合わせてみたところ、「この商品は、イギリスから輸入しており、当サイトでの価格7,909円(税込)は、価格表示の誤りではなく、イギリスでの定価30ポンドに手数料を加算した金額であることがわかりました。」という回答が返ってきました。アメリカの出版社の本を、イギリスから輸入している理由は不明ですが、現時点では、amazon.co.jp からの購入はこの価格での注文になってしまうので、Kinokuniya BookWeb や、amazon.com などを利用する方が安く注文できると思います。(2007-12-17 追記: 本日確認したところ、約3000円安く価格改定されて¥4,834(税込)になっていました。これでUSでの定価に近づきましたね。)

0874808006

(*9-1) The Annotated Hobbit は、The Hobbit(ホビットの冒険)の研究書でもあるが、 The Hobbitの原文が全て含まれるので、 トールキン著作 中つ国関係 【洋書】 に分類した。 J.R.R. Tolkien: Artist and Illustratorは優れた研究書であるが、、 トールキンの伝記・書簡・絵画・書誌 【和書・洋書】 に分類した。

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10. 朗読・ラジオドラマ

書名及び、紹介文等へのリンク とっても簡単な紹介 ISBN/ASIN、Amazon へのリンク
The Tolkien Audio Collection

ールキン本人が、 The Hobbit、The Lord of the Rings、The Adventures of Tom Bombadil 各々部分的に朗読している、 貴重な肉声の録音を収録した CD。 御子息クリストファーが、 The Silmarillionを同じく部分的に朗読したものも収録されています。 4枚組みで2枚がトールキンの朗読、残り2枚がクリストファーの朗読です。

右ISBN欄リンクは英国版で、プラスティックケース入りです。 他に、米国版(ISBN: 0694525707)もあり、ケース等に違いはあるようですが、 CDの内容は同じです。

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The Lord of the Rings (BBC Dramatization) 英国BBCが製作し、 1981年に全26回13時間に渡り放送された、 The Lord of the Rings のラジオドラマを13エピソードに再編集し、 収録した13枚組みCDセットです。 0-553-45653-9
The Lord of the Rings CD Gift Set [Unabridged edition]

国の俳優 Rob Inglis による、とても評判の良い、The Lord of the Rings 全編朗読 CD の箱入りセット。46枚組で、収録時間は約54時間。

The Lord of the Rings CD Gift Set

僕が購入したのは UK 版ですが、 収録内容が同じでパッケージが違う、US 版のThe Lord of the Rings Trilogy Gift Seもあります(現在、在庫切れ)。UK版は値段はUS版より高いのですが、 CDが紙製ケースに入っているらしいUS版に比べて、 プラスティックケースが使われていることで安心感がありますし、 アラン・リーの絵が使われたケースジャケットも美麗で良いです。

また、Audio Bookのダウンロード販売サイト、Audible.comでも、 巻単位のAudio Bookで、この朗読は入手可能なようです(IPodで聴くつもりだとか、CDだと置き場所に困るとか、できるだけ安く手に入れたいとかって人にはいいかも)。

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The Hobbit [Unabridged CD]

国の俳優 Rob Inglis による、The Hobbit 全編朗読 CD。10枚組で収録時間は約11時間。

僕が購入したのは US 版ですが、 収録内容が同じでパッケージが違う、UK 版のThe Hobbit (Unabridged 10 Audio CD Set )もあります。 US版は、CD は紙製ケースに入っています。

また、Audio Bookのダウンロード販売サイト、Audible.comでも、 この朗読は入手可能なようです(IPodで聴くつもりだとか、CDだと置き場所に困るとか、できるだけ安く手に入れたいとかって人にはいいかも)。

0788789821

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11. 関連書 映画 【和書・洋書】

書名及び、紹介文等へのリンク とっても簡単な紹介 ISBN/ASIN、Amazon へのリンク
ロード・オブ・ザ・リング公式ガイドブック 画の公式ガイドブック。 4-04-791404-5
ロード・オブ・ザ・リング 公式メイキングブック 画のメイキングブック。 『The Lord of the Rings: The Making of the Movie Trilogy』の邦訳。 4-04-791436-3
ロード・オブ・ザ・リング アートブック 画第1部の美術資料集、『The Lord of the Rings: The Art of the Fellowship of the Ring』の邦訳。 原書とサイズも印刷品質もほぼ同等なので、原書と同じようにアートを楽しめるでしょう (本の幅が原書より少し狭いので、見開きサイズの絵などで原書とトリミングが異なる場合もありますが、 致命的なものは無かったと思います)。 4-04-791432-0
ロード・オブ・ザ・リング 最終章 イトルがまぎらわしいけど、 映画第3部の美術資料集、『The Lord of the Rings: The Art of the Return of the King』の邦訳です。 4-04-791471-1
The Lord of the Rings: The Art of the Fellowship of the Ring LotR 画第1部の美術資料集。 邦訳は、『ロード・オブ・ザ・リング アートブック』。 0-618-21290-6
The Lord of the Rings: The Art of the Two Towers LotR 画第2部の美術資料集。 The Art of the FotR と The Art of the RotK は邦訳が出版されていますが、 本書はなぜか邦訳スルーされてしまったので、 原書でしか手に入りません。 0-618-3313-0
The Lord of the Rings: Weapons and Warfare LotR 画に出てくる武器や武具などの資料集。 0-618-39099-5

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12. 関連映像作品 DVD・サウンドトラック

書名及び、紹介文等へのリンク とっても簡単な紹介 ISBN/ASIN、Amazon へのリンク
New ホビット 思いがけない冒険 3D&2D Blu-ray

画ホビット1作目『思いがけない冒険』劇場公開版のBlu-ray。3D版/2D版の両方が収録されています。2D Blu-ray とDVDのセット、及び、DVD単品も同時リリース。

New ロード・オブ・ザ・リング エクステンデッド・エディション トリロジーBOX【Blu-ray】

クステンデッド・エディション3作のBlu-ray BOXです。

特典の収録内容はDVD版 SEEとほぼ同じですが、北米盤DVDThe Lord of the Rings: Limited Editionには収録されていた、合計約300分に及ぶ長時間の舞台裏ドキュメンタリを日本盤としては初収録しています。

New ロード・オブ・ザ・リング スペシャル・プライス版 [Blu-ray BOX]

場公開版三部作本編のBlu-ray BOXです。各作、本編Discのみで特典Discはありません。

劇場公開版三部作Blu-ray BOXには、ロード・オブ・ザ・リング トリロジーBOXセット [Blu-ray]もリリースされています。こちらは各作に特典Disc(DVD)付きですが、その収録内容は、各作2枚組DVD『コレクターズエディション DVD』の特典Discと全く同じです。

ロード・オブ・ザ・リング スペシャル・エクステンデッド・エディション トリロジーBOXセット

画、 『ロード・オブ・ザ・リング ― スペシャル・エクステンデッド・エディション』、 『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 スペシャル・エクステンデッド・エディション』、 『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 スペシャル・エクステンデッド・エディション』 の3作のDVD BOXセットで、初回生産限定で2005年2月に発売されました。 スペシャル・エクステンデッド・エディション(SEE)各作は、 それぞれ劇場未公開の追加映像を加えた特別版本編DISC2枚と特典映像DISC2枚の4枚組になっています。

この日本版のSEE BOXセットは初回限定生産なので現時点で新品では入手しづらいかもしれません。 僕は発売当時は買ってなかったんですが、 2006年2月に新品在庫のある珍しい店をたまたま見つけて購入しました。

B00069YJ2A
ロード・オブ・ザ・リング コレクターズエディション トリロジーBOXセット スペシャルプライス版

画 、 『ロード・オブ・ザ・リング ― コレクターズ・エディション』、 『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 コレクターズ・エディション』、 『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 コレクターズ・エディション』 の3作のDVD BOXセット。 コレクターズエディション各作は、 それぞれ劇場公開版本編DISC1枚と特典映像DISC1枚の2枚組になっています。 尚、コレクターズエディション トリロジーBOXセットは2004年にも初回生産限定で発売されていましたが (ASIN: B00022GRJE)、 この2005年12月発売のスペシャルプライス版 (ASIN: B000BGOE1O) はボックスのパッケージを改め、 値段を下げて期間限定で生産されたものです。 また、2004年版には同梱していた「中つ国パスポート」「モルドール特別通行許可証」「中つ国住民手帳」は、 スペシャルプライス版には同梱していません。

僕は、映画館では3作とも観ていたのですが、 実は2006年にこのセットを買うまで映画のDVDには手を出していませんでした。 映画第一作目の公開前に原作を読んでおこうと思ったことから、 トールキン作品に触れて填るようになったし、 映画自体も個人的に一番完成度が高かったと思っている一作目には強く惹かれた為、 映画版には感謝しているし、評価もしているのですが、 劇場版「二つの塔」以降は1作目ほど填れなかったことや、 遅れてきたトールキンファンな僕には、 原作を含めたくさんあるトールキン関係の書籍の方を追うことに手一杯だったこともあって、 映画DVDには何となく手を出さないでいました。 でも、一作目の日本公開から4年近くたち、 映画版も少し懐かしくなってきた頃、丁度この廉価なBOXセットが発売されたので購入しました。 そのすぐ後でSEE(スペシャル・エクステッド・エディション)のセットも購入しています。

B000BGOE1O
リンガーズ ~ロード・オブ・ザ・ファンズ~ (Ringers: Lord of the Fans)

The Lord of the Rings を強く愛するファン達を Ringers と名付け、 彼らが LotR への熱い思いを語るインタビューや、 米国の状況を中心に原作発表当時、LotRが若者の間で強く支持された1960年代後半、 そして映画が公開されて新たなファンを獲得した現在までにいたる、 批評家やファン達の反応などを、明るいタッチでふり返っているドキュメンタリー映画で、 なかなか楽しい作品です。

個人的には本編部分は、最近のファンのインタビューより、 1960年代後半のヒッピー文化などと結びついていった状況などを再現した映像部分や、 原作発表当時の賛否両論の批評などが興味深く面白かったです。 また、映像特典としてファンへのインタビューで本編ではカットされた部分なども入ってるのですが、 本編では単に痛いファンにしか見えなかった、やたらめったらテンションの高い兄ちゃんが、 カットされた部分では結構まともなLotR観を語っていたりして、 意外にちゃんとしたファンだと分かったりして、ちょっと面白かったです。

B000BPK5NG
The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring - The Complete Recordings

画 第一作「The Fellowship of the Ring」 SEE版のサウンドトラック完全収録版で、日本では未発売のものです。CD 3 disc + Audio DVD 1 disc で、DVD には、CD 3枚に入っている全曲が 5.1 Surround Sound の高音質で収録されています。輸入盤ですが、DVDはリージョンフリーではない 日本メーカー製のDVDプレーヤーでも再生できました。

サントラ完全収録版 公式サイトで、pdf 系形式の 「THE LORD OF THE RINGS: FELLOWSHIP OF THE RING ANNOTATED SCORE」をダウンロードできます。

B000BNI90O
The Lord of the Rings: The Two Towers - The Complete Recordings

「The Two Towers」 SEE版のサウンドトラック完全収録版で、日本未発売。CD 3 disc + Audio DVD 1 disc で、DVD には、CD 3枚に入っている全曲が 5.1 Surround Sound の高音質で収録。

サントラ完全収録版 公式サイトで、pdf 系形式の 「THE LORD OF THE RINGS: THE TWO TOWERS ANNOTATED SCORE」をダウンロードできます。

B000IZJZIK
The Lord of the Rings: The Return of the King - The Complete Recordings

「The Two Towers」 SEE版のサウンドトラック完全収録版で、日本未発売。CD 4 disc + 両面 Audio DVD 1 disc で、両面 DVD には、CD 4枚に入っている全曲が 5.1 Surround Sound の高音質で収録。

サントラ完全収録版 公式サイトで、pdf 系形式の 「THE LORD OF THE RINGS: THE RETURN OF THE KING ANNOTATED SCORE」をダウンロードできます。

B000V6BE6M
The Lord of the Rings - Limited Edition

映画 The Lord of the Rings の、 場公開版と、Extended 版の両方と、 新しいドキュメンタリを収録した限定版DVDの北米版(リージョン1 / NTSC)で、 2006/08/29 に発売されたもの。CEに収録されていた特典映像、 SEEに収録されていた特典映像、オーディオコメンタリーはつきませんが、 既存 DVD にはない、 合計約300分に及ぶ長時間の舞台裏ドキュメンタリが収録されているのが特徴の DVDです。 尚、本編だけでなく、ドキュメンタリにも英語字幕が選択できました。

The Lord of the Rings: Limited Edition

僕が、amazon.com より購入した、 右ASINのものは、3作のパッケージがセットになったものですが、 各パッケージは単体でも発売されています。

セットのみの、特典みたいなものは特にありませんので、購入する場合は、 本体価格と送料(日本への発送では、単体で買うと、一度の発送でも一点ずつにかかる料金が増えたりします)などを考えてセットか単体かを選択するといいかと思います。再生には、リージョン1の再生環境が必要です。

FotR / TTT /RotK のパッケージは各々が、両面2層の本編 Disc と、 片面のドキュメンタリ Disc の 2枚組になっており、 本編 Disc はメニューで、Theatrical(劇場版)とExtended を選択するようになっています。

また、英国版(リージョン2 / PAL)も出ています(以下、参考リンク参照)。日本版は、発売されていません。

(参考リンク)

北米版(リージョン1 / NTSC)3作 セット: B000GTLR2A (amazon.com)
The Lord of the Rings - The Fellowship of the Ring (Platinum Series Special Extended Edition Collector's Gift Set)

The Lord of the Rings - The Fellowship of the Ring Special Extended Edition(SEE) 北米版DVD(リージョン1 / NTSC)と、 アルゴナス像の特製ブックエンドを、アラン・リーによるデザインの外箱に入れたセット。 おまけとして他に、DVD "National Geographic Beyond the Movie" 、 小冊子 "The "Lord of the Rings Fan Club Officical Movie Magazin"、 トレーディングカード3枚が入ってます。

日本版は、「ロード・オブ・ザ・リング コレクターズ・DVDギフトセット」として販売されていましたが、通販のみで限定セットだった為、新品での入手は既に出来ません。

北米版(リージョン1 / NTSC): B000069F5H (amazon.com)

The Lord of the Rings - The Two Towers (Platinum Series Special Extended Edition Collector's Gift Set)

The Lord of the Rings - The Two Towers Special Extended Edition(SEE) 北米版DVD(リージョン1 / NTSC)と、 スメアゴルなゴラム特製フィギュアのセット。 おまけとして他に、"GOLLUM COMPANION BOOK and DVD" が入っています。

日本版は、「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 コレクターズ・DVDギフトセット」として販売されていましたが、通販のみで5000セット限定販売だった為、新品での入手は既に出来ません。

北米版(リージョン1 / NTSC): B0000A36J5 (amazon.com)

The Lord of the Rings - The Return of the King (Platinum Series Special Extended Edition Collector's Gift Set)

The Lord of the Rings - The Return of the King Special Extended Edition(SEE) 北米版DVD(リージョン1 / NTSC)と、 ミナス・ティリス特製フィギュア、 ボーナスDVD "Howard Shore: Creating "The Lord of The Rings" Symphony" のセット。

日本版は、「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 コレクターズ・DVDギフトセット」として販売されていましたが、通販のみで5000セット限定販売だった為、新品での入手は既に出来ません。

北米版(リージョン1 / NTSC): B000634DCC (amazon.com)

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13. トールキン書籍関連リンク

リンク 説明
評論社 指輪物語、シルマリルの物語などのトールキン作品や良質の関連書を多数出版しています。
Tolkien.co.uk 英国でのトールキンの出版権を持つ、HarperCollins社が作っているトールキンのページ。 HarperCollinsのトールキン本の情報有ります。
The Lord of the Rings - Houghton Mifflin Company 米国でのトールキンの出版権を持つ、Houghton Mifflin社が作っている、同社のトールキン関連書籍のページ。 PDF形式のカタログもあります。
赤龍館 日本語サイト有数のトールキン研究サイト。 書籍についても、詳細な日本及び英米のトールキン書誌等情報、 国内で出版されたトールキン関連本を網羅した紹介、推薦本の紹介、 邦訳を詳細に検証されたりなど、非常に充実した貴重な内容で、 トールキン愛読者必見のサイトです。
トールキン関連本を読む 洋書を中心にしたトールキン関連書の読書録を書いておられるブログです。とても参考になります。
An Illustrated Tolkien Bibliography 英国出版のトールキン書誌サイトで画像付きで貴重な書籍が多数紹介されています。
The Tolkien Library トールキン書籍を収集し紹介しているサイトです。
Mike's Tolkien Resources 「The Guide to Currently Available U.S. Editions of the books of J.R.R. Tolkien」ページに、 米国で出版されているトールキン著作・関連書について、とても詳しい情報があり、 米国版購入の参考になります。 また、 The Letters of J.R.R.Tolkien を調べる際に重宝しそうな、 「The FAQ-Like Guide to The Letters of J.R.R. Tolkien」など有用なコンテツがあります。
JRR Tolkien : A Collection トールキン本のコレクターの方のサイトで、 貴重なトールキン本の書影がたくさん見られて楽しめるサイトです。
Resources for Tolkienian Linguistics トールキンが創った言語を研究している団体 The Elvish Linguistic Fellowship (ELF) のサイト内にある、 トールキン言語に関して有益なリソースを紹介しているページ。書籍の紹介もあります。
amazon.co.jp

インターネット書店 amazon の日本版サイト。 和書だけでなく米英の洋書取り扱いも充実しているので、 トールキン関連洋書買うときなどに、よく利用させてもらっています。 ちなみに、英国出版社の洋書の場合、英国理店経由以外に一部ドイツ代理店経由のものもあるようで、 前者は£、後者はユーロからのレート計算になるようです。

ユーザーが商品の感想をつけることができるカスタマイズレビューの投稿内容も、 非常に参考になることが多々あります。 但し、同じタイトルでもペーパーバックやハードカバーや挿絵や装丁などが異なる、 複数のエディションが出版されていることも多いですが、 amazon.co.jp のカスタマイズレビューはエディションが違っていても、 レビューが共通になってしまうこともあり、 そのエディションには該当しないレビューが商品ページに掲載されていることもあるので注意が必要です。

amazon.com

米国の本家 amazon。日本への発送もしてくれます。

北米向け DVD などの、日本の amazon.co.jp では取り扱っていない商品の注文や、 amazon.co.jp より安く購入できる場合などに利用しています。 また、米のトールキン関連書籍については、 amazon.co.jpより、情報が新しく詳しいことが多々あるので、情報確認の為にも利用しています。

amazon.co.uk

英国 amazon。日本への発送もしてくれます。

英国向け DVD などの、日本の amazon.co.jp では取り扱っていない商品の注文や、 amazon.co.jp より安く購入できる場合などに利用しています。 また、英のトールキン関連書籍については、 amazon.co.jpより、情報が新しく詳しいことが多々あるので、情報確認の為に利用しています。

Sekky's Website 辞書関係コンテンツ 携帯型のIC電子辞書を、2002年にSR-9200という機種を購入して以来、愛用しているのですが、 軽量で電池の持ちも良いので気楽に持ち運べるし、 さくさくひけるので、 トールキン関係の洋書を読む際にも重宝しています (私の今の愛用電子辞書は、2005年8/28に購入した、 SR-E10000と、 2006年4/27に購入した、 SR-E8500という機種を、 併用しています)。 このサイトは、電子辞書について解説と情報が充実していて、 購入の際にとても参考になります。電子辞書に限定されない情報も素晴らしく、 英語の辞書全般についてのガイド「2006年度版 英語の辞書へのアプローチ」(pdf 形式)は、英語の辞書購入予定者、必見です。
電子辞書の森 こちらは、パソコン用(Windows 用)の電子辞書に関する情報サイトです。
Amazon.co.jp: エレクトロニクスストア - 電子辞書 amazon.co.jp は、最近は取扱商品が多種に渡っており、 電子辞書も売っています。 他で買うのに比べてメリットがあるかどうかは分からないのですが、 ここで買う買わないに関わらず、 商品ページの購入者によるレビューはチェックしておくと参考になるかも。
jinn's mediaevalia 僕は全然詳しくない分野で今後勉強したいと思っているのですが、 北欧神話や英語史(知っておくと、トールキンをより深く読むのに役立つと思います)について、 とても分かりやすく解説してあるjinn氏のサイトです。

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