学名 |
Glycyrrbiza globora |
英語名 |
Licorice |
和名(日本語名) |
甘草(かんぞう) |
歴史 |
紀元前310年頃、テオフラストスはこう言っています。
「(リコリスは)口中に含むと渇きを癒す作用を持つ」と。
この言葉からも判るように、紀元前500年頃から薬として利用(使用)されていたようです。
現在でも胃潰瘍や風邪の予防など、多く利用(使用)されています。 |
分類 |
マメ科 |
原産地 |
地中海地方、中東、中国など |
特徴 |
リコリス(甘草、かんぞう)は根を利用(使用)するハーブ(香草、薬草、植物)です。
昨年末にある番組でも取り上げられて、この頃話題を呼んでいます。
とはいっても、本当は古くからよく知られている漢方のひとつなんですヨ。
「甘草(かんぞう)」の字のとおり、とても甘いハーブ(香草、薬草、植物)ですので、いろいろなハーブティー(健康茶)に混ぜることができ、飲みやすくしてくれる上に、薬効もあるので、利用(使用)しやすいハーブ(香草、薬草、植物)といえるでしょう。
最近の研究では、グリチルリチンというサポニンやトリテルペノイドなどの抗癌物質が発見されて、予防医学の分野でも大いに期待されているハーブ(香草、薬草、植物)です。 |
成分 |
サポニン、配糖体、エストロゲン類似物質、クマリン、フラボノイド、ステロール、アスパラギンなど。 |
効能(効果、効用、薬効、作用) |
関節炎、副腎皮質刺激、血中コレステロールの低下、粘膜保護、抗アレルギー、去痰、冷却など。 |
注意! |
○体液貯溜を引き起こす可能性があるので、高血圧の人は利用(使用)しないようにしましょう。
○ジギタリス系の薬を利用(使用)している人は服用しないようにしましょう。 |