カモミール(カミツレ(加密列)、カモマイル、カモミーユ、カミルレ、カモミル)の種類、類似品種一覧 |
ハーブ(香草、薬草、植物)の名称 |
学名 |
特徴、育て方(栽培方法、管理方法)、使い方(利用法、利用方法、活用法)等 |
ジャイアントカモミール(カミツレ(加密列)、カモマイル、カモミーユ、カミルレ、カモミル)
Giant chamomile |
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キク科です。花を大きくし、アロマオイル(精油、エッセンシャルオイル)の含有量を改良したジャーマンカモミール(ジャーマンカモマイル、マトリカリアカモミール)です。 |
ダイヤーズカモミール(ダイヤーズカモマイル、カミツレ(加密列)、カモミーユ、カミルレ、カモミル)
Dyer's chamomile, Yellow chamomile, Golden chamomile
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Arthemis tinctoria |
ダイヤーズカモミールは、別名を「ダイヤーズカモマイル、イエローカモマイル、コウヤカミツレ(加密列)、ゴールデンマルガリータ、ゴールデンマーガレット」といいます。
キク科の一年草です。草丈は50〜70cmで、開花時は10〜30cmです。花の色は、黄色とオレンジの2種類があります。夏の最盛期の鮮やかな群花は実に見事です。頭状花は染色に使用(利用)されます。葉には芳香があります。
○使い方(利用法、利用方法、活用法) 切花やドライフラワー(乾燥花)、染色等に使用(利用)され、ローマンカモミール(ローマンカモマイル、ローマカミツレ)やジャーマンカモミール(ジャーマンカモマイル、マトリカリアカモミール)の使い方(利用法、利用方法、活用法)とは異なります。黄色の染色液は、ミョウバンで明るい黄色、鉄でオリーブ色に染まります。花の時期も長いので花壇(カモミールガーデン)に植えても楽しめます。
○育て方(栽培方法、お手入れ) 日の当たる、水はけのよい肥えた土地に植えると良く育ちます。春に直播して間引きながら生育をはかります。水やりは表土が乾く前にたっぷり行います。肥料は株元にマグアンプKを一度施せば十分です。新葉につくアブラムシなどの害虫は早めに駆除します。鉢植えの場合は、1年に1回(3月)は植え替えをしないと、根詰まりを起こして、成長も悪くなります。植え替え時に株分けをすれば一石二鳥です。種まき時期は3月〜6月、9月〜11月です。 |
ダブルフラワーカモミール(ローマンカモミールダブルフラワー、八重咲きカミツレ(加密列)、カモマイル、カモミーユ、カミルレ、カモミル)
Chamomile double flower, Double flowered chamomile |
Chamomilla nobile 'Flore Pleno', Chamaemelum nobile 'Plenum' |
キク科の多年草です。草丈は5〜30cmで、開花時は40cmです。茎は這う性質が強く、カーペット状に繁茂します。葉にもリンゴ(アップル)の香りがありますので、芝生代わりにグランドカバーに使用(利用)できます。初夏から秋にかけて白色の八重の花をつけます。花の数はジャーマンカモミール(ジャーマンカモマイル、マトリカリアカモミール)に比べて少なくなります。花は他のカモミール(カミツレ(加密列)、カモマイル、カモミーユ、カミルレ、カモミル)に比べて薬用の効能(効果、効用、薬効、作用)に優れています。
○使い方(利用法、利用方法、活用法) カモミールティー(カモミール茶、ハーブティー、ハーブ茶、お茶)やバスルーム(お風呂)でカモミール入浴剤(カミツレ入浴剤)、花はサラダになどに使用(利用)します。芝生代わりにグランドカバーに使用(利用)すると、上を歩いたときにリンゴ(アップル)の香りが広がって、とても優美な気分になれます。
○育て方(栽培方法、お手入れ) 種まきは春と秋に直播し、間引きを繰り返して株間が密にならないようにします。梅雨と秋の長雨の時期には花がらを摘んで、株が蒸れないように、草丈を2分の1くらいに強い剪定をします。肥料は薄い液肥を水やり後に施します。増やし方は、夏に挿し芽、挿し木で行います。東北〜北海道、夏の冷涼地以外では、蒸れやすいので、梅雨の長雨には当てないようにしましょう。 |
ノンフラワーカモミール(ローンカモミール、ローマンカモミールノンフラワー、カミツレ(加密列)、カモマイル、カモミーユ、カミルレ、カモミル)
Chamomile non flower, Chamomile lawn |
Chamaemelum nobile 'Treneague' |
キク科の多年草で、草丈は5cmです。花が咲かない種類(品種)です。芝生代わりのグランドカバーには最適です。イングリッシュガーデンで石の椅子に植えつけてあるのはこの種類(品種)です。
○使い方(利用法、利用方法、活用法) 芝生代わりにグランドカバーなどに使用(利用)します。
○育て方(栽培方法、お手入れ) 特に蒸れやすいので、梅雨の長雨には当てない工夫をしましょう。 |
カモマイルモロッコ |
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★取扱商品 |
ローマンカモミール(ローマンカモマイル、ローマカミツレ(加密列)、カモミーユ、カミルレ、カモミル)
Roman chamomile
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Arthemis nobilis(アルテミス・ノビリス、気高い花), Chamaemelum nobile |
ローマンカモミールは、別名「ローマンカモマイル、ローマカミツレ(加密列)、ペレニアルカモミール、イングリッシュカモミール」といいます。
キク科の多年草です。草丈は20cmで、茎は這う性質があります。一面花が埋まる最盛期は見事です。ジャーマンカモミール(ジャーマンカモマイル、マトリカリアカモミール)より花が大きいです。全草にリンゴ(アップル)の強い香りがします。花をローマンカモミールティー(カモミール茶、ハーブティー、ハーブ茶、お茶)やバスルーム(お風呂)でカモミール入浴剤(カミツレ入浴剤)に使用(利用)すると、鎮静、安眠の効能(効果、効用、薬効、作用)があります。
○使い方(利用法、利用方法、活用法) ローマンカモミールティー(カモミール茶、ハーブティー、ハーブ茶、お茶)やバスルーム(お風呂)でカモミール入浴剤(カミツレ入浴剤)、ドライフラワー(乾燥花)などに使用(利用)します。茎が這うので、芝生代わりににグランドカバーに使用(利用)すると、上を歩いたときにリンゴ(アップル)の香りが広がって、とても優美な気分になれます。
○育て方(栽培方法、お手入れ) 日の当たる、水はけのよい土地を選び、堆肥をすき込んで肥えた土地を作ります。梅雨に入る前に、花の咲いた後は草丈3分の1くらいを残して剪定します。種まきは春と秋に行い、株の更新を行うことも必要です。こぼれ種子で周囲に群落を作ることがあります。増やし方は、秋に株分けで行います。東北〜北海道、夏の冷涼地以外では、蒸れやすいので、梅雨の長雨には当てないようにしましょう。暑さを嫌いますので、夏は日陰で管理してください。
★取扱商品 プラナロム社ケモタイプ精油、Kenso(健草医学舎)フェイシャルトリートメントオイル、プラナロム社 プラナBB ディフューザーブレンドオイル、Kenso(健草医学舎)国産ハーブウォーター、ドライハーブ(乾燥ハーブ)量り売り・計り売り、 |
参考品種 |
以下の品種は、名前の一部に「カモミール」とありますが、キク科のカモミール(カミツレ(加密列)、カモマイル、カモミーユ、カミルレ、カモミル)とは別品種です。 |
フィーバーフュー(フィーバーヒュー、夏白菊、ナツシロギク、マトリカリア、フランス小菊、ワイルドカモミール)
Feverfew
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Tanacetum parthenium |
名前に「カモミール」とありますが、ヒソップの仲間です。
キク科の多年草です。草丈は30〜60cmです。5月から小菊のような白い花が咲き始めます。有名な偏頭痛の薬として、薬草にも使用(利用)されます。苦味が強いのが特徴です。
○使い方(利用法、利用方法、活用法) 苦味が強いハーブティー(ハーブ茶、お茶)になります。花壇(ガーデン)や、切り花にも最適です。フランス小菊として切花にも出ています。丈夫な宿根草として、花壇(ガーデン)に植えて楽しんでください。防虫にも役に立つコンパニオンプランツです。
○育て方(栽培方法、お手入れ) 冬は地際の小さな葉だけ(ロゼット状)になります。一度植えるとこぼれ種子でよく増えます。
★取扱商品 ドライハーブ(乾燥ハーブ)量り売り・計り売り、 |