日記その24

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過去の日記(’02/9月1日〜31日)
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過去の日記(’04/04月1日〜30日)

過去の日記 ('04/05月1日〜32日)


6月30日水曜日

今日のレコーディング、ギターの久保田君が大雨のために
新幹線に閉じこめられて来れなかった。
急遽、虫君にお願いして約一時間遅れで始めることが出来た。
めでたしめでたし。

しかし今朝の雷はすごかったよねえ!
びっくりして目が覚めたら、心臓がドキドキだったよ。
ララがいたら大変だっただろうなあ、なんて雷が鳴ると
ララのことを思い出すんだよね。
げた箱の下に潜り込んだり流しの下に入っちゃったりね、
ブルブル震えてるんだよ。
可哀想だったけど本当に可笑しかったよ。

そうそう、その潜り込み方が「頭隠して尻隠さず」なんだよね。

そう言えば最近キャバリアがすごく多くなったよ。
ララが小さい頃はほとんどいなくて
散歩してると、なんと言う犬種ですか?って良く聞かれたよ。
ようやく市民権を得たって感じだよね。
まだララの死亡届を出していないから 今でも狂犬病の予防接種のお知らせが来るんだ。
今は死亡届って言うけど以前は「廃犬届け」って言ってたんだよ。
ひどい言葉だよね。

この間のピットインライブのビデオを今日もらってきた。
明日、恐る恐る見てみようかな。
ガックリ来なければいいんだけど。
客観的に自分を見るのっていやなもんだからね。
あっ、やっぱり足が短い、5頭身だっ、いや4頭身だってね。
僕は楽器弾いてる時、何故か笑っていることが多いみたい。
テレビで笑うところじゃないのに笑ってたりすると、ホントバカみたいだよ。
歯、出して笑とるし、おまけに目の回り皺だらけになっとるやんけ。
かっこわる〜。
まあ、そんなとこです。





6月29日火曜日

レッスン生からの良くある質問で
「どうすればプロになれるの?」
について。

今日から僕はプロです。って言ったところで誰も相手にしてくれないよね。
申告をはじめた時からプロって言うのか、それとも
音楽だけで食べていけるようになった時をもってプロって言うのか。
まあ、それはさておき、音楽の仕事がどのようにして入ってくるのか、だよね。

僕の場合は友達だったよ。音楽仲間って言えばいいのかな。
例えばあるバンドに入っていたとするでしょう。
遊びバンドでもいい訳だけどね。
そのバンドの他のメンバーはやはり別のバンドに入っていたりするよね。
その別のバンドのベーシストがバンドをやめたりした時に、お誘いが来るわけ。
それでどうしてプロになれるのかってことだよね。

例えばG、B君、D君、の3人でバンドを作っていたとする。
レベルは余り高くない。
でも例えばギタリストのG君は中でも一番レベルが高いとする。
G君は少しレベルの高い別のバンドを組んでいて、その中ではいちばんの下っ端だったとする。
その別のバンドのベーシストが何かの理由で辞めちゃった時に
G君はそのメンバーに「僕の以前からやっているバンドのB君は最近すごく上手くなっているんですよ!
一度、呼んで弾かせますから聞いてやってください。」
なんてことになるんだよね。
で、リハの時なんかにちょっと弾いたりしてね、
すっかり気に入られちゃたりする訳。

そのバンドにはほぼプロのような人がいたりすることがあるんだよね。
そこでまた同じことが繰り返されていくうちに、徐々にやっているバンドのレベルが上がって、
気がついたらいつの間にかベース弾いて飯食ってるってことになるんだよ。

例えばレギュラーのベーシストが急に出来なくなったりした時に
助っ人として単発で頼まれることなんかがよくあるんだよ。(トラの仕事)
そんな時こそ『チャンス』なわけ。
レギュラーのベーシストより上手く弾けばいいんだよ。
次回からレギュラーのベーシストは首になったりするんだよ。
そんなのを『ケツカキ』って言ったりするんだ。
言葉は汚いけど、それがこの業界だと思っていいんじゃないかなあ。
例えば僕は決して「ケツカキ」なんか下品なことしません!!
なんて言ってても結果的にその状態になっていることが本当によくあるんだよ。
自分が上手ければ上手いほど何度も経験してしまうことだと思う 。

結論を言うと音楽仲間は本当の意味で大切にしよう!ってこと。
うわべだけの友達関係じゃなくて本当に本当に誠意を持って大切にするんだよ。
そこから素晴らしい関係と素晴らしい仕事と素晴らしい音楽が生まれてくるんだよ。
だから僕は自分の財産は友達だと思ってるよ。

オーディションとか音楽学校を卒業するとかは、微々たるきっかけにしかならないんだよ。


6月27日日曜日

自分の心には決してウソをつけないということを考えた。
昨日テレビでマスクって映画をチョロって見たんだけど
なんで面白いのかなあ、とかなんでヒットしたのだろうか、とか考えた。
ストーリーはすごく分かりやすくて明解だよね。

いくつかのポイントを考えた。
愛犬マイロがかわいいこと。
ジャック・ラッセル・テリアが愛嬌いっぱいだよね。
それにキャメロン・ディアスが色っぽくって綺麗だよね。

でもでも、そんなことより重要なのはその内容だと思う。
自分の心の奥にあることが一番大切なんだよってことだよね。
ウソをつけない自分自身のこと。
どんなマスクを付けても結局は心の奥に持っているものがすべてなんだよ、
それが一番の力になるんだよ、ってね。

自分の心の深い部分ってもやもやしていて解りにくいからさ、
でもこんな映画を見ると心の中のある部分がはっきり見えてきたりするんだよね。
それが爽やかで気持ちいいから楽しく見れる。

人間の心にある正義と悪をどのように引き出してくるのか。
スーパーマンもバットマンも同じ手法かな。
いつの時代にもある正義対悪に何を絡めていくかで娯楽作にもシリアスな作品にもなる。

正義だったり悲しみだったり愛だったり、それらを複雑に絡めたりしてるよね。
大きな正義だったり小さな正義だったり、エロスだったりアガペだったり、、。
映画を見て分析するのはつまらないけど
楽しく見た映画のことをじっと考えていると何度も楽しめるよね。

いや〜映画って本当に、、。
さよなら、さよなら、、さよなら、、。



6月26日土曜日

猫って可笑しいよね。
夜中に散歩してるとどこかの飼い猫が寄ってきて
暫くあとをつけてくるんだよね。
でね、その時の甘えた声が可笑しい。
「にゃぁ〜ぁ〜ぁ〜」って声を揺らしながら甘え声を出すんだよね。
どこからそんな声を出すのか不思議になってくる。
その声を聞くと、もうニコニコになってしまふ。
もう、そのぉー、甘え声には弱いんだよなぁ、ぼくは、はい。
甘えられると甘やかせたくなってくるんだよね。
って、ちょっとずつ意味合いが変ってきてたりして。
「ねぇ〜パッパァ〜ン、私をちょっとだけでいいから撫でてぇ〜」
って
猫が言ってるんだよ。
「ゴロニャン、ゴロニャン」(^_^)(^^ )

おっと、いけないいけない!
スラップベース!
弾丸のようなスラップベースを弾くための訓練にはかなりハードな肉体訓練が伴う。
練習する時も既にアドレナリンがギンギンの状態になって
早打ちマックのようにダダダダダってね。
必ずクリックを聞きながら、腕が疲れて弾けなくなってきても止めるのではなくて、
どこの筋肉を休ませれば続けることが出来るのか?を
自分の筋肉に聞きながらパワーを落とさないで弾き続ける。
弾くために必要な筋肉しか使ってはいけない。
そういう時に限っては「ゴロニャン」なんて甘いことを言ったり、思ったりしてはいけない。
「ゴロニャン」は、それが終わってから考えよう。

なんか今日はちょっとおかしいか?!
う〜ん、猫の甘え声に誘われてしまったか?!



6月25日金曜日

最近、新聞を読むのが辛くて読まないようにしている。
いったいどうしちゃったんだろうねえ。
陰惨な事件が多くなっているのは何故だろうか?
前は隅から隅まで全部読んでいたのに今は読むことが出来ないでいる。
すごく大切な心の歯車が噛み合わなくなって壊れ始めたような気がする。
長い歴史の中では繰り返すのだろうけど
良くない時代になってきているようで怖い。
人々全体を覆うような深い心の世界が曇ってきているような 感じ。
自分の心の奥底をじっと考えた時に多くの人々と共有している部分。
そこに暗い世界が始まっているのかもしれない。
でもここで負けてはいけないんだよね。
明るい想いで暗い心を覆い尽くさないといけないよね。
僕に出来ることは、音楽で、ほんの少しだけど気持ちを明るくすることが出来ると思う。
頑張らないとね!

おっ、今夜はなんか真面目だ。熱でも出てくるのかな。早く寝ないとね。


6月24日木曜日

分散和音を覚える事。
ベースはコードの根音(ルート)を弾く事が一番大切だけど
ベースパターンを作る時には3度5度7度を使う事が多くなるよね。
ドミソが3和音、ドミソシが4和音、ドミソシレが5和音。
コードネームを見た時に書くポジションでの和音がどこにあるのかすぐに分かるように
何度も繰り返して覚える事。
これは繰り返して条件反射のようになるまで覚えないといけない。
集中して集中して何度も何度も繰り返して始めてモノに出来ることだからね、時間をかけないといけないよ。
始めは平行移動して3度を♭にしたりmajorにしたりね。
seven’thも♭にしたりmajorにしたりね。
慣れてきたらコードが変わった時に、
今押さえているポジションの近くにあるコードトーンを弾けるように練習していく。

二日間続けて練習の事を書いたけれど
文字にして伝えることはすごく難しい!
音を出しながらじゃないと無駄な説明ばかりになってしまう。
やっぱ、音楽だもんね。

ところでヤモリ、いきなりヤモリ!
そう壁に張り付いているヤモリ。
ちょっと気持ち悪かったりするんだけどね、
良ーく見ていると結構かわいいかなって思ったことない?!
ここんとこ天候のせいか沢山壁に張り付いているんだ。
ギクッてするけど良ーく見てるとなんか愛着がわいてくるんだけど。
変かなあ〜(笑)
イグアナが可愛いって言うのとちょっと似ているような気もするんだけどね。

なんて考えてたら今日の夢はヤモリが100万匹出てきたりして!
もっときれいで気持ちのいいこと想像しながら寝ることにするね。
ぐふふっ!


6月23日水曜日

シンコペーションの練習の方法。
一拍ずつを例えば足なんかで正確にとること。
次にテンポをうんと落として、一拍ずつ踏んでいる足に対して

どのタイミングで弾いていくかを正確にとっていく。
それが出来ない場合。
8分のシンコペーションの場合はタイを全部取り去ってしまった状態を弾いてみる事。
弾けるようになったら、少しずつタイを付けて弾いていく。

16分の場合は先ずテンポをうんと落としてしまうのもいい方法。
もう一つは一拍ぶんくらいのパターンとして覚えてしまう方法。
いずれにせよ正確にとるためにはテンポを落とせば分かりやすくなる。

4分んのクリックを8分に変えて(一小節に8分音符が8つ)
タイをとって弾いていく。

あ〜あ、こうは書いても言葉じゃあ説明しにくいよなあ。
ここまで読んでも分かりにくいよね。
リンカーンゴーインズの教則にすごく良く分かるのがあるんだ。
それをやれば大体のシンコペーションは出来るようになる。

シンコペーションの練習はリズム感も良くなる練習だから
確実にやっていかないとね。


6月22日火曜日

台風のおみやげとは言うものの
この暑さはなんじゃらほい。
近所の猫も軒下でダレダレ、ダラダラ。
ついでに僕もダレダレ、ダラダラ。

今日はお休みだった。
近所の猫のようにダレダレダラダラ。
起きたのは昼前、午後からはお昼寝。
当然のように夜中3時にはギンギラギンにさりげなく。

ちょっと良いアイデアが思い浮かんでしまった!
いやいや、大した事じゃないのかも知れないけど
来月はちょっと時間が出来る様子なので一枚のCDを作ってみることにする。
わくわくして一人で盛り上がっているみたい。
ニコニコ
うっしっし〜

そうそう、10月に台湾にコンサートに行きます。
来年にはまたまた小笠原に行く事になりました。
こんな楽しい仕事ばかりしていていいのだろうか
(o⌒∇⌒o)

明日はちょっとしたイベントの打ち合わせ等々。

あっ、昨日のライブの反響を沢山いただきました。
ありがとうございます。
やはり演奏を楽しみながらやっている事がしっかり伝わるのですねえ。
そりゃそうだよね、だって曲がいいんだもんね。
楽しいに決まってるよね。
素晴らしい才能を持った人が一生懸命作った名曲を演奏したんだから
そりゃ楽しいに決まってるよね。

ピットインはもう出来ないけれど、また別のライブハウスで必ずやる予定だよ。
今度はオリジナルも入れてね。
楽しみ!


6月21日月曜日

 

最後の六本木ピットイン
やはり記念撮影だよね。

今日来ていただいたお客さんの第一声は
傘が壊れちゃってさあ〜
もうずぶぬれ!

嵐にも係わらず来てもらったお客さんには本当に感謝だよ。

TOTOの曲は難しくて譜面から目が離せない状態だったのがちょっと残念だけど
好きでやっているライブなんだから演奏する方も楽しまなきゃ損!って気持ちで楽しんだ。

次回は10月ごろにまたやろうってことになった。
その時はオリジナルもまぜてやろうってね。

思い出の写真をもう一枚。



6月20日日曜日

台風だよね。よりによって明日ライブなのに〜〜。
何が大変って楽器の積み下ろし。
普通の雨だったら大した事ないけど嵐の中は大変。
スピーカーのコーン紙が濡れてふやけてくるかも。
水を吸ったコーン紙が重みをもって、もっと重低音になる!なんてことはないよな。

お客さんが来てくれるかなあ〜。
それが心配。
お客さんよりバンドのメンバーの方が人数多かったりしてね。
それはそれは淋しいよ。

そうそう思い出した。
以前よくやっていたピットインのとあるバンド。
全然お客さんが入らない。
いつもバンドメンバーと同じくらいしか入らなかった。

ある時本当に誰も来てくれない日があったんだ。
でもそろそろ開始って時間になってアベックが一組入ってきた。
でも、僕たちのやってる音楽は、変拍子があったりの超過激、アバンギャルド音楽で、
アベックがいちゃいちゃ出来るような音楽じゃなかったわけ。
でもそのアベックは暫くして、期待していた音楽じゃないってことに気がついたんだけど、
でもじっとじっと我慢して聞いてるんだ。
帰るに帰れない状況になっててね、
だって、僕たちはその甘いアベックの為だけに過激なアバンギャルドな音楽をやっていたんだよ。
その居心地の悪さが伝わってきて可笑しかった事!!


暫くして何人かお客さんが来てくれて一安心。
アベックは一回目のステージが終わったら逃げるように帰っていきました。
あの二人はその後どうなったんだろうって思うんだ。
すぐにダメになったんじゃないかなって。
そのライブがきっかけで大げんかしてたりして。
あ〜あ、し〜らない。

そうそう、明日はTOTOバンドのライブ!
愛のキューピッドも連れていくから、
そんな心配はしないで聞きに来てください 。

「愛のキューピッド」なんて言葉を書いてみたら、やたら恥ずかしいんだけど。
なんか照れる。


6月19日土曜日

そろそろ仕事部屋の大掃除をしないといけない。
ピアノの上なんかすごいんだから。
すっかり物置になってる。
チェロ、プリンター、書類入れが四つ、沢山の譜面、空気清浄機、ファックス、、、。

そう言えば空気清浄機だけどマイナスイオンの出るタイプなんだけど、全然ダメだよね。
とてもじゃないけど東京のホコリだらけの空気には追っつかないみたい。
東京にはファンタイプじゃないと無理みたい。
それに周りが帯電して汚れが壁紙なんかにしっかり付いて取れなくなってしまってる。

明日はレッスンが5人。日曜日にしては少ない方かな。
でも夜は明後日のライブの譜面のチェックをしておかないとね。

最近シンコペーションのレッスン方法に画期的な方法を考え出したんだ。
それが結構効果があるんだよね。
後日その方法をまとめて紹介するからね。
一度覚えたシンコペは絶対に忘れないからね。
納豆やピーマンの味を覚えるのとまるで同じなんだよ。
一度覚えたら病みつきになる。タバコみたいなもんだよね。
あっ、いけないいけない!その話題はいけない。

今日で寝不足が解消できるかも。
おやすみなさい。



6月18日金曜日

今日もTOTOバンドのリハ。
全部で21曲!
TOTOの曲って聞いている分には自然なんだけど
いざ演奏してみるとそれはそれは凝っていること。
あっちこっちに不思議がいっぱい。
変拍子には聞こえないのに譜面を書いてみると変拍子だったり、
えっ!って思うような意外なコードが付いていたり。
でもだからこそ演奏していて楽しいんだけどね。
今日が最後のリハだった。もうバッチリ、ってことはなくて間違えてばっかり。
月曜日大丈夫だろうか、、。
なんてレッスン生に言ったら、先生が間違えて焦っているところを見たい、、だって。
安心してください。たぶんいっぱい見られると思うからね。
ご期待に添います。

ちゃうちゃう!絶対に間違えたりはしないぞぉ〜。

そんなこんなで月曜日がライブの日となった。
閉店するピットイン最後の思い出のライブ

あ〜、感慨深い、ってゆーか、悲しい。

その昔、ピットインがライブを終えた夜中に友達のベーシスト3人が
集まって、お互いのアンプを持ち込んでヘッドとキャビネットを交換して
音がどう変わるか、なんてこともやったりしていた。
夜12時を過ぎた頃にピットインに遊びに行ったりもしていた。
六本木が疎遠になってしまうだろうなあ。

今日で日記を始めてから2年経った。
半年でも続けばいいかなぁ、って思っていたのに
もう2年も経った。

でもいろいろと勉強になった事が沢山ある。
今読み返してみると、その時々の自分の調子のようなものがはっきりと分かるみたい。
自信のない時や自信過剰の時、仕事でいやな事があった時の内容だったり、
いろんな気分が出ていて可笑しい。
すごく明るく書いている時、実は暗かったり、さらりと冗談で本音を書いていたり、
すごく恥ずかしい事を堂々と書いていたり、書いちゃいけないような事を書いてたり。

新たな気持ちで明日から「和也と麻子」の続編を考えてみようかなあ、なんて思ったり。
明日はレッスンの一日だよ。


6月16日水曜日

母親の痴呆はある程度のところで止まって安定している。
僕の顔を見て、暫くして「あっ、かずお!よく来たねえ」って手を取りに来る。
30分後にまた僕の顔を見て「え〜っと、!?!?」
和夫だよ、って言うと「あっ、かずお!よく来たねえ」ってのを何度も繰り返すような感じ。
この状態が一年近く継続している。
「背が高くなったねえ、私の倍くらいあるんだねえ。」って。
小さくなったのはお袋だよ、とは言わないけどね。
一時痴呆が始まった数年前に比べると体調も安定していて情緒も安定している様子だ。
父親が昔では信じられないくらい優しく細やかに母親の面倒をみている。

いろんな事を考えながらそんな二人を見ていた。
長い間生きてきて、大変だった事がうんざりするくらい沢山あった二人の人生。
二人とも穏やかな老後を過ごしている。
どんなに辛かったり苦しかったりしても
こんな老後を迎えられたら人生は成功だよね。

そんなことを考えながら3人で昼寝なんかをしてみた。
一年に一度か二度しか顔を見せないでいた親不孝な息子が今年になって
もう3回も行っている。
それはどういう事を意味しているのだろうか、って考えてしまう。
これからあと何年生きるのかは分からないけれど、もう会える喜びを感じられるのはほんの少し。
来月も行く約束をして帰ってきた。


6月15日火曜日

遂にFTTPの工事が終わった。
あとひと月くらいで
ひかり開通だよ。
さてどこにしようかなあ。
有線、TEPCO、Bフレッツ、ITCOM、どれがいいのだろう??
どうせ2011年には地上波デジタルだからITCOMは必須だけど
速度では有線だよね。
まあじっくり考える事にして
ベースのお薦め教則本。

・Funk Fusion Bass
・BASS LESSONS WITH THE GREAT
・Slap Bass essentials
・Builing Walking Bass Lines
・Berklee Plactice Method
いずれもATN社

いい加減な教則本が多い中、特にこの4冊は良くできていると思う。
本当にひどい教則本が多いのには驚かされる。

一番驚いたのはとある国産教則本だけど、
運指や音使いが変なので執筆者を執筆者をちょっと調べてみたら
なななんとギタリストだった。
それはそれはあんまりだよねえ。

とは言うもののちょっと思い出してしまった。
若者たちの音楽好き楽器好きは先ずギターを弾き始めたりすることが多いよね。
バンドやりたいんだけど友達がみんなギタリストだったりしてね。
最近はどうか知らないけれど昔はそうだった。
で、いくらギターの練習をしても上達しないヤツが、
「まっ、仕方ないからギターは諦めてベースでもやってみようか!」

ベ、べ、ベースでも・・・!

なめちゃぁーいっけねえよ〜!
そうはイカの金の首飾り。

とは言うもののギターリストはちょっとくらいはベース弾けるけれど
ベーシストにはギターは弾けないってか。

まあそれはそれ、僕も高校生の頃はギター弾いてました。
あははっ!
きっかけはともかく、楽器の難しさはみんな同じだよ〜ん。

明日は函南の両親のところにひとっ走り行ってまいりやす。
母親は僕が誰だか分からない事がたまにあるみたい。
僕が自分の産んだ子供だって事が理解できるうちに出来るだけ行っておかないとね。



6月14日月曜日

昨日までのちょっと風邪気味の微熱はやっとおさまったみたい。
微熱は本当に微熱で、昨日熱っぽいと思って計ったら36.3度。
これでも僕にしてみれば微熱なんだ。
平熱が35.7度くらいかな。
もう37度もあったら動くに動けない状態になるんだ。
でも最近の若い人たちには平熱の低い人が多いみたいだよね。
これってあまり良くない事らしいね。
どうしてかは知らないけどね。

まあ僕の場合は特別に低温でもいいみたいだよ。
だって、低音だもんね。
がはっ!


6月13日日曜日

ちょっと忙しくて日記をゆっくりと書けないよ〜。
今日は速水さんのライブ。
風邪気味で微熱があったにもかかわらずHOTなステージになりました。
日曜日の銀座って結構楽しいことを発見。


6月11日金曜日

3年間も待った光ケーブルがやっとこさ引かれる事になった。
それも一気に有線、TEPCO、Bフレッツ、ITCOM。
急にどれでも選べるようになった。
今のところADSLでなんの問題もないんだけれど折角だから検討中。

これもパソコンと同じで、やっと変えてみて、
もっと早くに変えておけば良かった。なんて思うよね。

ここからベースの事。
年をとってくるとくどくなるのとは別の問題だけど、
ベースの弾き方で教則本には多分全然書かれていないすごく大切な事。

・右指も左指も弦から離して当てるように弾いちゃダメ!
特に右指は弦のすぐそばまで持ってきておいてから一瞬押し込むように弾く。
これが出来ないと早くも弾けないし正確なリズムも出せない。

・左指も弦から遠く離してはダメ!
すぐ近くから超スピードで移動させる事。

もう一つ、
シンコペーションの練習をする時は必ずメトロノーム等を使って
一拍ずつを体でとりテンポキープしながら、それに対して表裏表裏を確実にとっていく。

16
分のシンコペーションもテンポを半分にしてとっていけば同じ事ってことを理解する事。

この三つをしっかりたたき込む事が大切。

今うちに来ている数十人のレッスン生のほとんどが先ずこの症状を直す事から始めている。
特に右指はほぼ100%この症状だよ。
弾きながら自分の右指を見てみようね。


6月10日木曜日

「出る杭は打たれる」って難しい問題だよね。
音楽家だけじゃなくても表現する人は特に感じる機会が多いって思うけれどね。

何も作らないで過ごすより自分に出来ることを少しでも作った方が良いと思う。
たまたまそれが評判になったりすると打たれるわけだよね。
特に才能の少ない人が一生懸命頑張って作ったものが売れてしまった時は
思いっきり打たれることがあるよね。

なんて考えていたら、あ〜でもない、こ〜でもないって、いろんな状況が
考えられてまとまりが全然なくなって来てしまふ。

例えばさあ、僕が聞いてすごくセンスがないなあ、って感じたJAZZに人気が出ていたら
どうしてだろうって思うわけ。
よ〜く調べてみると、今まで洋楽なんか聞いたことの無い人たちが
すっかりとりこになってたりするんだよね。

そんなことを考えているとクルクル頭の中が空回りし始めるんだよ。
だって、 それでJAZZが好きになったりするわけだもんね。
きっかけとしては充分な意味があることだしね。

そういうことを考えていると自分の役割ってゆーか、
音楽を作る人間としてのしたいこと、しなければいけないようなことを
ふか〜く考えさせられてしまう。

客観的に見た自分の状況と主観的に見た自分の状況とのギャップを
埋める接点はどこにあるのだろうってね、必ずある筈だよね。

人気のある音楽家が作っている音楽が理解できない時に
二つの気持ちが同時に出てくる。
一つはいろんな音楽が世の中にあって楽しいんだから分からなくてもいいじゃん、って気持ち。
もう一つは、 その音楽が分かりたいって思う気持ち。

同時に、少なくとも人気があるって事には重要な意味があるって事だ、とも思う。

音楽の需要と供給のバランスを考えた時に、自分の主観性、客観性がその中のどこの部分に
影響を与え食い込んでいく事が出来るのか。

・なんて無理に難しい言葉の羅列は何の意味も成さないぞ〜。
・グルーブしてりゃいいんだよ。
・それだけじゃあ、メジャーにのし上がれないよ。
・そんなせこい事、考えていちゃダメ。


なんて、いろ〜〜んな事が出てくるからややこしいんだよね。
またいつか気が向いたら考える事にしよう。


6月9日水曜日

ある蚊の一生

急に夏模様になって生まれてきた蚊たち。
ぶんぶんぶ〜ん
「よし、今日はここには行ったるでぇ〜」
ぶ〜んぶんぶん
ベースのブンブンという音に釣られてスタジオに入って来てしまった。
ぶんぶんぶ〜ん
「美味しそうな血はあれへんかなぁ」
「おっ!このおっさん汗いっぱいかいてて美味しそう。ギター弾きながら歌唄っとる。」
「顔にとまったれ。ペタ」
「ちょっと息臭っいけど、まあええか」
「わ〜、口に吸い込まれる〜〜」
「助けてくれ〜〜〜」

「しかし汚ったい口の中やなあ」
「歯の裏、ヤニで真っ黒になっとるやんけ」
「おまけに大きな声出して、うるさ〜〜」
「わ〜息吸い込むな〜、助けてくれ〜〜〜」

「ごっくん」

斯くして蚊は速水さんの胃の中でその短い生涯を終えたのでした。
(西荻窪のスタジオにて)


6月8日火曜日

今月の日記と過去の日記を分けないといけないよね。
え〜っと、INDEXの日記の隣に過去の日記へいくところを作ればいい訳だよね。

そろそろ本当に書くことが無くなってきたみたい。
今日は雨だった。とかそういうことを書こうと思っている日記じゃないから
昔の記憶を辿っていけばいいのだけど、、、。

初めてパソコンを買った時のこと。
MACのLC
なんちゃらを買ったんだけど、もう十何年も前の話。
ソフトを何も買わなかったから、何が出来るかも分からない。
でシステムの中身をごそごそいじって約一週間。
いったいこんなもの何が面白くて使っているんだろう。
なんて思っていた。
打ち込みが楽になるのが本来の目的だったのでCUBASEを買った。
インストールして走らせてびっくり。
それまでYAMAHAのQXを使っていたので、あまりにも簡単に打ち込みが出来てしまって
それはそれは驚いたこと。
当然当時はAUDIOなんか扱えなくてMIDIだけ。
それまで小さな画面でやっていたこまごました作業があっという間に出来てしまう。
ご飯を食べるのも忘れてしまうくらいのめり込んだ。

それが10何年も経つと当然のことになっちゃうんだからね。
人間ってぜいたくだよね。
もっともっとってね。
でもだから発展するんだけどね。

この先、音楽制作はどういう方向に進むのだろうかねえ。
まるで見当がつかない。

明日は速水さんのリハーサル。
これぞ超アナログの世界。
もうほとんど精神世界だよ。
あっ!体力の世界かな。
精神と肉体の限界まで、ってとこかな。
ふんどし締めて頑張ろう!

 


6月7日月曜日

チョッパーとスラップの違いって何だろうかってふと思った。
以前は全部チョッパーベースって言っていたのにいつの間にかスラップって
言葉が使われるようになったみたい。
チョッパーがスラップという言葉に変わってくる時って、
確か親指で弦を叩くことだけを指してスラップって言っていたよな。
いつの間にかチョッパーが古い言葉のようになっちゃったみたい。
一緒でしょ、どっちでもね。
ラリーグラハムのPowとかHairだよね、やっぱり。
チョッパーの登竜門だからね。
みんなそれを聞いて練習したんだもんね。
しかしラリーグラハムの教則ビデオって本当に可笑しい!
根っからのエンタテイナーぶりが最高だよ。
ブルージーなウォーキングベース弾きながら自分の生い立ちなんかを
一人で弾きながらしゃべって、いきなりスンゴイチョッパーソロをやって
また急にウォーキングラインにもどる。
もう最高なんだから。
全然教則にはならないけどねベース好きにはたまらないビデオだよ。
白いスーツがすごく似合うよね。

しかしルイスジョンソンは自分のビデオで
「僕が初めてチョッパーをやり始めたんだ!」って言っているし、
ラリーグラハムも
「オレが初めてチョッパーをやり始めたんだ!」
って言ってる。
さてどっちが本当なんでしょうかねえ。

ルイスジョンソンとラリーグラハムの対談なんて企画してくれないかなあ。
壮絶な喧嘩になったりしてね。
元祖チョッパー対本家チョッパー。
夢のチョッパー対決。
これ、半端じゃないよ、いやホントに。
新聞の文化面に出るか三面記事に出るか。
殴り合いをしたらラリーグラハムの勝ちかなあ。
言い合いになったらルイスジョンソンの勝ちかなあ。

ベースバトルが本当のバトルになっちゃいけないよね。


6月6日日曜日

今日は友達のライブにちょい遊びに行ってきた。
今日が誕生日だったらしくて大盛り上がりした。

雨が降り始めたけれどこれは梅雨になる前兆かな。
雨は大好きだよ。
雨を嫌うのは良くないことだと思う。
♪Rain keep fallin on my headって歌ったら
一気に気分は晴れるもんね。
いっぱい雨が降ると道がきれいになって空気もきれいになるよね。
ついでに車もきれいになったりするしね。

そうそう、ベースのこと!
シンコペーションが上手く出来ない人にいい方法が
最近定着してきた。
この方法でやれば大体の人は出来るようになる。
少しじっくり集中しないといけないけれど、ほぼ確実に出来るようになる。

ベースを弾く時にリズムを正確にする方法で大切なことが二つ。
一つはこのシンコペーションを正確にとるということ。
もう一つは右指も左指も弦にまとわりつかせるように弾くこと。

この二つが出来るようになればその人の持っているリズム感を
最大限に出すことが出来るようになる。

レッスン生が確実にそれが出来るようになってくるのを
見ることは本当に楽しくてベース教室を
やっていて良かった、って思う時だ。
みんな頑張って欲しい。



6月5日土曜日

http://www.pit-inn.com/
本当に閉店になるんだ(涙 )六本木ピットイン!
淋しいなあ。
今日は21日のライブのチラシなんかを作った。
是非是非出来るだけたくさんの人に聞きに来て欲しいと思う。

そうそうTOTOの譜面をたくさん作った。
レッスンにばっちりなんだ!これがね。
ちょっと簡単には弾けないからね。
TOTOの曲って普通に聞こえるけれど
いざ演奏するとなると凝ってること凝ってること!
変拍子がそう聞こえない不思議がいっぱい詰まっているんだ。
レッスン生が目をクルクル回すのが目に浮かぶ〜〜。
最強の練習材料になりそう。

 


6月4日金曜日

収穫しました。
今年の梅は大粒できれい。
去年、枝をきれいに切り肥料もしっかりやったおかげで
料は少なめだけど質の良いのが採れた。

掲示板のイタリア語、すごいでしょう!
全然読めない〜〜。
ネットの力。
翻訳サイトで先ず日本語を英語に翻訳して
それをコピーペーストで英語をイタリア語に翻訳したんだよ。
そんな、イタリア語なんて出来る訳ないもんね 。
日本語だけでも四苦八苦してるのに、、(笑)
どうぞご安心の程を!!


6月3日木曜日

小学生の時の作文で、将来お菓子屋さんになりたいって
書いたらみんなに笑われたのをふと思い出した。
そりゃね、お菓子がいっぱい食べられるって事が一番嬉しいからって
そう書いたんだけどね、みんなに笑われ、急にマジ顔になって、
「うんと安く売ってたくさん売って店を大きくしてデパートをやりたい」
って言ったんだったよなあ。

なんて急に思い出してしまった。
そんなことを道を歩きながら思い出して、苦笑してしまった。
今もいっしょやんけ〜!
って。
これって関西的発想なのか。
ダイエーっぽい感じがする。
三越的発想が何故に出来ないのか!?
う〜ん、これは一生つきまとう事なのかも知れない。
深く掘り下げる必要アリ。

その後将来なりたい職業は転々とする。
中学の頃は天文学者。
高校になっても暫くは天文学者。
この頃は純真なウブな少年だった様子。

楽器を始めてから音楽家になりたいってちょっと気まぐれに思っていた。
これは女の子にもてたいの一心からだけ。
この頃から邪心が出てきたみたい。

でも高校卒業する頃には大工さんになっていた。
これは勉強するのがいやだっただけ。
怠慢だっただけ。

でもそれなりに悩んで大学に行けば遊べる!!と思った。
この頃はずる賢くなってきたみたい。

大学には行ってからはひたすらミュージシャン。
でも音楽の深さにくじけそうになって、
一時的に板前になりたくなり、卒業して
少し板前修業なんかしたりしてみた。
根性がなくて続かず。

で結局のところ僕にはベースしかないって気がついたのが22歳の時。
だから僕が音楽をやっているとゆーことは、
女の子にもてたいという邪な心から始まった訳か!?
今もいっしょやんけ〜 !
発展がないなあ。

深く掘り下げる必要アリ!


6月2日水曜日

もうすぐ日記を書き始めて2年になるぞう。
よく頑張ったものだ。ってゆーかぁ、暇人ってこと!?
いやいや、そうじゃなくて書くことを楽しんでるんだけどね。
日記を始めて明らかに変わったことがいくつかあるんだけど ね、
一番楽しいのはネットの友達がたくさん出来たこと。
書いた日記を読んでもらって感想なんかをもらったりすると
嬉しくてね、メールのやり取りが始まったりしてね。
うんと遠くにすんでいる人からメールもらったり、
すぐ近所の人からメールもらったりするとすごく嬉しくなるんだ。

そうそう、AORって何?って質問のお答えです。
Adult Oriented Rock の略。
直訳すると
おとなに適応させられたロック。
まあ、早い話、大人のロックってとこかな。
でもこれは和製英語で米国では
Adult contemporary
と言われるみたい。
エッチな東洋のロックじゃないからね。
TOTOとかBOZとかね。
若者向けのロックとのジャンル分けのようなものだよね。

明日から数日間はレッスンに集中する日が続く。
教材にTOTOの曲がたくさんになりそう。
これは楽しいよ!ちょっと難しいけどね。