地球が静止する日/THE DAY THE EARTH STOOD STILL  |
[SF]
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2008:アメリカ作品/2008.12日本公開(20世紀フォックス映画) |
監督:スコット・デリクソン |
CAST-1:キアヌ・リーブス/ジェニファー・コネリー/ジェイデン・スミス |
CAST-2:キャシー・ベイツ/ジョン・クリーズ/ジョン・ハム/デヴィッド・リッチモンド・ペック |
CAST-3:ジェームズ・ホン/カイル・チャンドラー/他 |
2008年12月公開映画の中でメインとなる映画だと思ってましたが…期待の割りに内容がなくガッカリの映画でした… |
【STORY】
■冬山、吹雪の夜、テントの中に1人の男、外部に光?尾根越え、光を放つ不思議な球体、ピッケルで穴を開けてみる…強烈な光、気がつけば…消えた球体、手の甲に四角い傷跡 ■プリンストン大学、地球外生物の研究者ヘレン・ベンソン博士、講義後…夜、自宅にアメリカ政府のエージェント、半ば強制的な協力要請、1年前に他界した夫の連れ子ジェイコブを隣人に預け…出発、既に軍が出動…厳戒態勢の街、何が起きた? ■事態の説明を受けるヘレン達…核物理学、天文学、地質学などの権威、木星軌道の外側で観測された小惑星、想定外の軌道と速度で移動、落下地点…マンハッタン!衝突まで残り数時間、何ができるか? ■ヘリで上空へ、衝突時間、何も起きず、遅れて…まばゆい光を放つ巨大な球体出現、セントラルパークに舞い降りる、取り囲む軍と警察、防護服を着たヘレンらが接近、現れる生命体と大きなロボット、動揺した兵士が発砲!銃弾を浴びた生命体、抱きかかえるヘレン ■医療施設、懸命の治療、ヘレンも参加、生命体の体にメス…灰色の有機物質の外皮がズルリと剥がれ落ちる、その下から人間の男性(冬山の男)が出現、サンプル採集、3つの異なる形態のDNAで成り立っていることが判明、驚き! ■地球上のさまざまな場所に球体が出現、世界中大混乱! ■米国国防長官レジーナへ…生命体が衛星の防衛システムにアクセス&軍事機密データをダウンロードしたとの報告、生命体が…人類の到底及ばない高度な知性とテクノロジーを有していることは明白、意識を取り戻した生命体と面会へ ■クラトゥと名乗る生命体、地球外文明の代表!地球の状況を視かねて…人類ではなく「地球を救いに来た」と言う、生命体が友好的ならよし、もし攻撃的なら…人類は圧倒的に不利!と国防長官、詳細を知るためポリグラフの使用を指示…準備するヘレン、薬品庫でアンプルと注射器を用意、一緒に生理食塩水と灰色外皮のサンプルを隠し持つ、クラトゥに…生理食塩水を注射、“逃げるように”耳打ち、部屋を出るヘレン、尋問開始、逆に特殊なパワーで尋問官の意識を操作、スーツを奪うと…厳重な警備網を破り姿を消す ■人込みの中…苦しげな顔のクラトゥ、右胸に滲みでる血液、昏倒 ■ヘレン宅、ペンシルベニア駅から電話…ヘレンの担当患者がいる?理解、ジェイコブを伴って駅に急行、クラトゥと合流、ヘレンが自分を敵視していないこと&灰色外皮を持ち出したことを察しているクラトゥ、彼女から灰色外皮を受取ると…左胸の傷に塗り込む、閉じる傷口、「地球を救うため」にここにいるというクラトゥの言葉…事情を飲み込めないジェイコブ、警戒心を抱く ■クラトゥが指示したファーストフード・ショップ、現れる中国系の老人…斥候役、「人類は破壊的な生き物だ」と報告、さらに「私はここに残る、人類には別の側面がある」と告げる、クラトゥには理解不能、散会、パトロール中の保安官、手配中のクラトゥを確認、ヘレン共々車外へ…不利な状況、特殊能力で車を移動、サンドイッチにされる保安官…死亡、強烈な拒否反応を示すジェイコブ、戸惑うクラトゥ、能力で…保安官を復活、今度は…人類を滅ぼしに来たのに助けるのか?ヘレンが戸惑う ■ニュージャージーの森、光り輝く物体との接触、再びヘレンに語りかける「この星は死にかけている、人類が殺そうとしている!人類が死ねば、地球は生き残ることができる」「人類の責任者に告げた」と…クラトゥがまもなく人類を絶滅させることに衝撃を受けたヘレン、彼女が厚い信頼を寄せるノーベル賞学者のバーンハート教授の許へ、教授の必死の説得、人類の本覧は変わらないと…クラトゥの主張は揺るがず、別室でTVを見ていたジェイコブ、クラトゥ指名手配のニュース、電話を…、クラトゥ捜索のヘリが出現、逃げ散るも…捕まり&連れ去られるヘレン…
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上映時期および宣伝量、映画内容、出演者、イベント等を含め、2009年正月映画の代表として思っていた映画です、公開初日が12/19の「金曜日」というパターンであり…いつもと違うぞ!?という感じを持たせてます、またキアヌ・リーヴス主演のSF映画であり、地球を救いに来たという宇宙人役となると…否が応でも…マトリックス3部作みたいなスケールの大きなものを期待してしまいます、妻もそのような映画が好きなので前売券2枚用意して公開を待っていたしだいです(本当は次男も見たがってましたがドタキャン…)、個人的にはジェニファー・コネリーも好きなもので、さらに楽しみに…
で、諸事情により(お休み)、公開初日の初回を見に行ったのですが…なんでしょうか?この見終わったときの寒々しい感じは?たいしたストーリーではないし、どこもかしこも盛り上がらない…メリハリなしの展開、一体何をしたかったのか?何を見せたかったのか?キャスティングだって…ジェニファー・コネリーの博士役はチョット無理っぽいが、キャシー・ベイツの国務長官は顔が怖くていいが…体型で笑わせてどうする?次こそ何かあると思いつつ、どうにか眠らずに見終えはしましたが、妻ともども…ガックリでした
帰宅後すぐにデータ投入用にストーリーの荒打ちをしましたが…パンフに9割方のストーリーは掲載されてはいますが、残り1割だというのに…だいぶ苦労しました…なんと記憶に残らない内容かと…
この映画突っ込みどころも多いというか、凡ミスが多いというのか?まあ例を挙げると…シャツに染み出た血(右胸)と治療箇所(左胸)だとか、敵・味方が不明なまま狙撃しちゃうような低レベルの軍隊だとか、動物達が収集されてノアの箱舟だとかいうが…植物はどうする気なのか?だとか、あんな原始的な方法で容易に捕まっちゃうロボットだとか、なんか考えれば考えるほど…出てきそうなので、このへんで止めときます
それから…映画館!スピーカーが音割れしていて聞きづらいゾ!
どうしても見たい人は…極力安く見られる方法でどうぞ!&あと音割れしていない映画館でどうぞ! |
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公開初日の初回(10:30〜)、794席の映画館は70〜80人程度の入り(渋東シネタワー2:渋谷) |