更新記録と日記

Home

以前の更新記録と日記はこちらへ

2011/12/30

 本年も終わろうとしています。今年も忙しさに感けて更新頻度はさっぱりでした。もっと気軽に更新できるようにブログに乗り換えることにしました。
http://pianospace.asablo.jp/blog/
 これに従いこの「更新記録と日記」も終了となります。おそらく読書、映画といったページもブログに吸収されるかたちとなることでしょう。HP自体は残し ますし演奏会情報だけはこちらの方でも更新します。考えてみれば10年以上手打ちで日記を書いてきたことに驚かされます。飽きっぽい私には大変なもので す。開設当時はブログなんて気の利いたものはものはなく私のHPだけではなくどのHPも手打ちのものでした。HPを作り管理するのは結構面倒なものだった のです。今でも頑張って更新を続けている方も多くいらっしゃりますが私はマメさに欠けるのでブログに乗り換えることにしました。
 HPを閉鎖するわけではないのですが、何となく寂しい気もします。ちょっと感傷的すぎるでしょうか。

2011/12/3

 アルトュール・ルービンシュタインのボックスセットが到着。CD140枚超える重量です。中でも今まで出ていなかったルー ビンシュタインによる「ペトリューシュカ」が聴きどころでしょう。聴いた感想ですが意外いうかやっぱりというか楽しい演奏でした。豪快な所は豪快にならし 繊細なところは美しく演奏しています。また「3楽章」にはない「つなぎ」音型が出てきたり、音の簡素化などもありますが全体的にはいい演奏だと思います。ライブ演奏なので聴衆の盛り上がりも伝わってきます。

2001/11/2

 自作6BM8真空管シングルアンプをちょっと改造。出力段の電源が左右共通だったのを 分離、信号のバイパスコンデンサを追加しました。初段も別電源にするつもりだったのですがスペースがなくて断念。聴いてみると効果覿面。特に低音部、チェロ やコントラバスが生き生きとなってくれます。低域のクロストークが改善されたからでしょうか?かなり劇的に変わりました。部品やケーブルに拘るのもそれは それで楽しいものですが数百円の投資で今回の改造はかなりいい結果が出たようです。

2011/10/19

 アマデウスでのライヴ終了。アンコールはグレンジャー編「ロンドンデリー」。次回は11月26日チェリストの誓山由樹さんとベートーヴェンの傑作チェロソナタ3番を演奏します。
 12月予定もscheduleにアップ。12月は声楽家の古川健太郎さんと演奏します。

 久しぶりに恵美須町の電機屋街へ。半年ぶりくらいではないでしょうか。今はインターネットで電子部品も抵抗一つから購入できる便利な時代になりましたが 共立電子さんのデジットは古き良き「ジャンク屋」の雰囲気が残る部品屋さんです。通販では出ていない在庫処理のコンデンサなどが格安で並んでいたり、訳あ りなケースが格安であったりとついつい買いすぎてしまいます。今回は時間もなかったので必要なものだけ買って帰りました。
 今回の目的は真空管アンプのクロストーク劣化を改善するための抵抗とコンデンサを入手することでした。ステレオはモノラル構成でない限り左右の音が漏れ てしまい、チャンネル間のクロストークが劣化します。オーディオについての記事を見てもほとんど触れられていない事が多いですがこれはかなり音に影響を与 えるので何とかしたいと思っていました。できれば週末に実験してみたいです。

 某オークションでLDプレーヤーを購入。パイオニアCLD-919、発売当時は18万もする高級機ですが1000円で落札。勿論「電源OK、読み取り不 可」のジャンク品。さすが高級機種だけあって重さ大きさ結構なもので蓋を外すのがちょっと面倒になりましたが今しないとガラクタになるものと思いドライ バーで蓋を外して清掃、無事動くようになりました。LDを出すことなくA面B面切り替えができるのですがピックアップが下方から回転して上へあがってくる のはバブル期の日本の技術力を見るよう。LDソフトの生産は終了しましたがオークションでは格安で手に入るものも多くあります。

2011/10/9

 丸3か月も更新していなかったのでほとんど閉鎖状態でした。色々な企画も進んでいるので更新もしていきたいと思います。

 scheduleを更新。10月にソロリサイタル、11月にチェロとの共演があります。来年もソロリサイタル、トリオの演奏会、チェロ、ヴァイオリンとのデュオなど企画が進んでいますので詳細決まり次第更新していきます。

 人気の高いローゼンブラットの作品がショットより刊行されつつあります。連弾の傑作「ロシアの主題によるコンチェルティーノ」、「タンゴ」のソロ、デュオ版、チェロソナタや「白鳥の湖幻想曲」なども。彼の作品ももっと演奏されるようになるでしょう。喜ばしいことです。

 ケマル・ゲキチ、ボリス・ベレゾフスキーと立て続けに濃い口の演奏会へ。ゲキチはオールリスト、マイナー曲ばかりでしたが結構な客の入り、パチーニの 「ニオベ」、グリンカの「ルスランとリュドミラ」などバキバキ演奏していました。NHKの収録も入っていたので放送されるようです。ベレゾフスキーは前半 メトネル「おとぎ話」抜粋、ラフマニノフ「前奏曲作品23」全曲、後半リスト「超絶技巧練習曲」全曲。当初は前半メトネルの「夜の風」だったのですが変 更。一瞬キャンセルも考えましたが行ってみて正解。やはりすごいです。アンコールも大判振る舞いでアルベニス「アストゥリアス」、ゴドフスキ「白鳥」(実 に美しい)、ガーシュイン「3つの前奏曲」、モートン・グールド「ブギウギエチュード」、ガーシュイン「ラプソディー・イン・ブルー」最後の方のソロ。 「ブギウギ」では壮絶なテンポで前半ノンペダルという物凄さ。アンコールの曲目は明らかにチェルカスキーを意識しているように思います。満足度が高かった だけに「夜の風」が聴きたかった。

 随分前にでたアルトゥール・ルービンシュタイン大全集。セールスも悪く再発は無いという噂でしたが復活。更に61年のカーネギーライブを追加し「ペトリューシュカ」も収録されるとか。CD144枚にしてAmazonでは4万円ほど。実は半額でも買えるんですけど・・・。

 サークルKサンクスでの限定商品ウィルキンソンの「レモン風味のタンサン」。焼酎を割って飲みましたがなかなか爽やか。そのまま飲んでもおいしいです。

2011/7/8

 7月24日のアマデウスの曲目一部変更。ショパンの練習曲が入っています。

 仕事に忙殺されてほとんどHPの管理もできておりません。何とか秋の演奏会に合わせて企画を立ち上げていきたいと考えています。

 暑いので仕事中に体力を奪われていくような気が・・・。この夏は気合を入れていかなければなりません。

2011/6/6

 ほぼ一月一回の更新ペースになっておりますが・・・。
 scheduleを更新。7月24日のアマデウスの曲目です。バッハ、モシュコフスキーは人前で弾くのは初めて。

 歌川国芳展に行ってきました。大胆な構図と奇想、無頼の猫好きと私好みの作品が多く楽しい展覧会でした。「鬼若丸の鯉退治」の波とその下の巨大な鯉、鬼 若丸の表現はエッシャーの「三つの世界」「波」を思い出させました。また有名な裸の男達が集まって大きな顔が現れる「みかけハこハゐが とんだいゝ人だ」はまさにアルチンボルド。国芳がアルチンボルドの原画を見たことはないと思いますが何らかの情報を得ていた可能性は無いのでしょうか?
kuniyoshi 01 02

 国芳が描く動物は実に生き生きとしており猫、亀、金魚、蛙の他鰐や象、龍や麒麟、鳳凰、鵺といった想像上の生き物までもが画面狭しと実に伸びやかに描か れています。まさにシュールレアリスムを先取りした感のある絵師です。国芳の描くユーモラスな猫たちも楽しい展覧会、東京にも巡回するそうですので是非見 に行っていただきたいです。

2011/5/4

 アマデウス演奏会終了。29日はチェロの誓山由樹さんと30日は声楽の田畑智昭さんと古川健太郎さんとの共演でした。

 相変わらず暗譜に苦労していますが暗譜すると確かに色々なものが見えてきます。旋律が隠れていたり、気付かなかった構造が隠されていたり。それを作曲家 は別に隠しているつもりはないのでしょうが楽譜を見るだけではなかなか気がつかないものなのでしょう。ルールを知っているだけではスポーツを楽しめないよ うなものでしょうか。

 クット・アッテルベリのピアノ協奏曲。以前にも書いたと思いますが改めて聴くとB級の一級品ともいえる堂々たる内容です。3楽章に突如あらわれる旋律の「おいしさ」はこの作曲家ならではのもでしょう。
Atterberg

2011/4/21

 過日母が紀伊国屋書店で遠藤周作の「おバカさん」を購入しようと調べたところ品切れ絶版状態だったそうな。最近は本の売れ行きも悪いらしく品切れ状態の ものも多いです。織田作之助や今東光といった大阪ゆかりの作家の作品も文庫で読む機会も少なくなってしまったのは寂しい限りです。電子書籍だとこういった 「在庫」の問題は無くなり販売しやすいのでしょうがどうも紙の本でないと読んだ気がしないのは私だけでしょうか。

 scheduleを更新。7月24日はピアノリサイタルになりました。曲目は調整中です。

2011/4/18

 大阪フィル定期演奏会バーンスタイン「不安の時代」、シベリウス「交響曲2番」を聴きに行く。指揮大植英次、ピアノ小曽根真。バーンスタインの作品は実 演は初めて。ジャズのイディオムもふんだんに盛り込まれた作品で様々な部分で小曽根真のピアノの凄さが伝わってきます。ただ「キチンと記譜されたジャズ」 という点で幾分窮屈そうな感じも。彼の演奏するモーツアルトの方がもっと自由な雰囲気に感じられました。

20110414  数日前ですが仕事帰り近所の公演の前を通りがかるとささやかな花見の宴席が催されていました。例年なら提灯がぶら下がり花見の照明も出ているのですが今年 は東北の震災もあり提灯も照明もありませんでしたが数名のグループが花見をしていました。私も側のスーパーで缶ビールを買って独り花見。今年はいい時期に 花の盛りで久しぶりに落ち着いたような気がします。

 先日ウェーベルンの「変奏曲」を弾く機会があったのですがすごく受けました。。。暗譜するのに相当しつこく練習した甲斐があったようです。現代作品は暗 譜するのが大変ですが暗譜で弾けるくらい練習すると説得力を持てるようになります。ポリーニはブーレーズのソナタ2番を暗譜で弾きますが「この作品を弾く のに長い長い時間がかかった」と言っているそうです。

2011/4/15

 既に東北大地震発生から1カ月がたちました。当初は未曾有の大災害にショックでしたが 落ち着きを取り戻しています。大阪では地震の実感はないのですがやはり阪神大震災の記憶と音楽家の無力さ改めて感じました。先日テレビで物まねタレントの コロッケさんが被災地を訪れ電気の復旧していない避難所で物まねイベントをされている模様が報道されていましたが、この大変な時期でありますが被災者の方 々の喜び、涙を流す姿は強く印象に残りました。芸能や音楽は時に無力ですが希望と勇気をも与えてくれるものであると思いました。まだまだ大変なことが続く ことであると思いますが被災地の皆さんが一刻も早く元気を取り戻すことを願ってやみません。

 3月19日のアマデウスのライヴ終了。意外にも歌の人との演奏会は初めて(伴奏者としてはありますが)。間宮芳生の「こきりこ」はジャズタッチ伴奏で評判が良かったです。「日本民謡集」は他にも伴奏を弾いてみたい作品集です。
 4月29日はチェロの誓山由樹さんを迎えての演奏会。5月21日はヴァイオリンの岡村美佳さんをお迎えします。詳しくはscheduleを。

2011/3/7

 アマデウスでのコンサート終了。チェロとピアノのデュオは独特の響きです。ラヴェルの 「亡き王女のためのパヴァーヌ」もチェロとピアノで演奏するとピアノ独奏にはない響きがあります。グァスタヴィーノ「薔薇と柳」は歌曲ですが作曲者自身が チェロとピアノに編曲しています。大変美しい曲で初めて聴かれた方がほとんどだったと思いますが好評でした。
 次回は3月19日13時からです。

2011/1/30

 アマデウスのライブ終了。大変たくさんの方に来ていただき補助椅子を出して対応し、ご来場の皆さんにはご迷惑をおかけしました。初めて演奏するリ ストのハンガリー狂詩曲12番もなかなか好評でした。華やかで次々と即興的に現れるメロディ、派手な演奏効果、リストの夥しい作品の中でも無内容なものに あげられる作品ですがピアノ音楽の楽しさという点ではさすがリストというものです。
 終演後はチェリストの尾崎さんと元町で飲み会。これから取り上げたい曲を色々話しあいました。

 scheduleを更新。2月3月のアマデウスライブ情報です。2月はチェロの尾崎達哉さん、3月は声楽家の田畑智昭さんがゲストです。

2011/1/17

 1月29日のアマデウスありがたいことにご予約も結構いただいております。今回は当日満席で入れないという極めて異例な事態も起こらないとも限りませんので必ずご予約お願いします。

 以前まで全く興味がなかったサン・サーンスなのですがその全ピアノ曲、交響曲、室内楽を聴いているとだんだん深みにはまっている自分を知ることになりま した。「きれいな和声の連続」というのがたいていの人のイメージでしょうがこれはかなり誤解を招くイメージです。彼の和声は意外に一筋縄ではいきません。 そして彼の曲は「正しく」演奏される機会が極めて少ないことも理解されない原因の一つです。フランスのピアニズムとして速く軽く全体を捉える音響はサン・ サーンスはもちろんそれに続くラヴェル、ドビュッシーにも受け継がれています。春秋版の「サン・サーンス集」は曲目が偏っておりしかも結構重要な作品が漏 れています。これを見て「サン・サーンスはこの程度か」と思われては気の毒です。彼の作品111の練習曲とかチェロソナタハ短調とかピアノ協奏曲を聴くだ けでいかほど洗練された音響をものしていたか判ります。サン・サーンスの111を録音したルネ・デシャーブルも「そこそこ弾ける」なんて訳のわからない評 価を受けていましたが(111はそこそこでは弾けない)・・・続きます

2011/1/9

 明けましておめでとうございます。去年は更新がかなりおろそかになっていましたが今年は頑張って更新していきたいと思います。

 scheduleを更新。1月29日に神戸元町アマデウスでチェロの尾崎達哉さんとコンサートを行います。私の新しいレパートリーではハンガリー狂詩曲12番が入ります。

 今年はフランツ・リスト、フェルディナンド・ヒラー生誕200年。リストに比べるとヒラーはマイナー作曲家ですが19世紀ピアノ音楽の重要な作曲 家の一人です。ピアノ協奏曲、3つのソナタや練習曲作品15などが比較的有名でしょうか。ちなみにショパンのノクターン作品15はヒラーに献呈されていま す。是非演奏してみたい作曲家です。

 年明け早々ヨドバシカメラのオーディオコーナーに行く。最近はアンプ、スピーカーの聴き比べなど面倒なのでしていませんがレコードプレーヤーの針 を物色。普通オーディオ好きならMC型とくるところですが私は自作フォノイコライザもあり安くて手軽なMM型です。安いといってもピンキリで高額なものあ ります。結局買いませんでしたが幾つか目をつけているものもあります。針の試聴は出来ないは不安要素でもありますが試聴で来たところで大した問題解決でも ないでしょう。
 作りかけたまま放っておいた全段差動プッシュプルアンプもそろそろ完成させる予定。テスターで電圧を調べているとこの後に及んで方チャンネルの定電流回路のLM317Tが破壊されているらしい。入り組んだところで交換が難しいので完成はまだ先のような・・・。

2010/12/22

 12月17日のアクア文化ホールの演奏会終了しました。「ロンド作品1」のようなあまり演奏されない作品を弾くのはかえって緊張しました。そもそ もオールショパンプログラムなど演奏する気など今年の前半には全くなかったのですがチェリスト尾崎さんがチェロソナタの演奏を快諾してくださったのを皮切 りに「ロンド作品1」が決まり幻想ポロネーズ、「マズルカ作品68−4」などが決まりました。演奏会を作る時最も難しく且つ楽しいのはプログラムを作る時です。
 アンコールはショパン作曲グラズノフ編曲「練習曲10−6(チェロとピアノ)」とショパン「ワルツ嬰ヘ短調(偽作?)」でした。

 来年はリスト生誕100年ですが、今のところはオールリストなど考えておりませんし多分やらないと思います・・・(^^;

 ところでリストといえばレスリー・ハワード御大による偉業「リスト大全集」ですがなんとボックスセットが発売されるそうな。値段がえらく安くなっていますが全巻買い揃えって行った方々は複雑なものがあるんじゃないでしょうか・・・。この全集最初はLP、カセットテープとCDの同時リリースだったと思います。私はカセットテープで持ってる巻があります。

 今年も残りわずかとなりました。今年やり残したことは多くありますがとりあえず夏から放ってある全段差動アンプを完成させてしまいたいです。後少しの所まで来ているのですが・・・。「全段差動アンプを聴く忘年会or新年会」目指したいと思います。

2010/12/15

 最近多忙のため更新出来ておりませんが練習の方もちゃんとしております。12月17日のショパンによる演奏会ではメインにチェロソナタをもってきておりますがあまり演奏されない「ロンド 作品1」も少年ショパンの才能をあらわす作品です。

 ニコライ・ペトロフの弾く「主題と変奏」。なんとパガニーニ練習曲初版です。

2010/11/17

 マルク=アンドレ・アムランのフーズム音楽祭における自作練習曲全曲を聴く。前半はカール・フィリップ・エマニュエル・バッハの作品。ライヴとは 思えない完成度。自作といえこれほどの難曲を全曲通して弾くことは常人ではありません。一曲目「トリプルエチュード」からピアノ音楽の新しい地平へと誘っ てくれます。3曲目「カンパネラ」では思わず拍手が。「アルカンを讃えて」、「グロテスクなトッカータ」はアムランの超絶技巧をふんだんに駆使ししかもど こかしら漫画的なユーモアを聴かせてくれます。「コン・インティミッシモ・センティメント」の前書きにアムラン自身、自作を「おかしなくらい難しい」と書いていますが、これほど魅力的な難曲はゴドウスキーの作品以来のものではないかと思います。

 ショットからローゼンブラットの「パガニーニ変奏曲」が出版されました。かつてロシアで出版されていましたが入手は極めて困難でした。今回の出版を機にもっと演奏されることだと思います。

 12月17日のコンサートまで一カ月。チェロソナタが大変な曲ですが、合わせもはじめて改めてすばらしい作品であると感じています。

2010/10/30

 往年のピアノデュオ、ヴロンスキーとバビン。最近ヴィクトル・バビンの編曲作品及びオリジナル作品の楽譜を入手しました。バビンはシュレーカーに 作曲を師事したこともありなかなか充実した書法で書かれてあります。実際に音で聴いたことのある作品はストラヴィンスキーの「ペトリューシュカの三断章」 の2台編くらいなのですがハチャトゥリアン「レズギンカ」、リムスキー・コルサコフ「道化師の踊り」、チャイコフスキー「4つのワルツ」は盛り上がりそう です。又バッハの6つのトリオソナタも2台に編曲しており貴重なレパートリーではないでしょうか?興味深いのはオリジナル作品。2台ピアノのための「ヘブ ライの歌」が面白そうです。ピアノソロの作品では「ベートーヴェン変奏曲」(主題は「トルコ行進曲」)、「幻想曲、アリアと奇想曲」などがあります。
 シュトラウスの「薔薇の騎士」もバビン編として送られてきたのですが何故かオットー・ジンガー編と表記されています。どういうことなのでしょうか?


以前の更新記録と日記

更新記録と日記 2010年下半期

更新記録と日記 2010年上半期

更新記録と日記 2009年下半期

更新記録と日記 2009年上半期

更新記録と日記 2008年下半期

更新記録と日記 2008年上半期

更新記録と日記 2007年下半期

更新記録と日記 2007年上半期

更新記録と日記 2006年下半期

更新記録と日記 2006年上半期

更新記録と日記 2005年下半期

更新記録と日記 2005年上半期

更新記録と日記 2004年下半期

更新記録と日記 2004年上半期

更新記録と日記 2003年下半期

更新記録と日記 2003年上半期

更新記録と日記 2002年12月

Home