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設定
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下記設定のもと、対応の「合成 composite 」という概念は定義される。 A : 集合 B : 集合 C : 集合 「Γ1:A→B」:集合Aから集合Bへの対応 「Γ2:B→C」:集合Aから集合Cへの対応 G(Γ1):Γ1のグラフ G(Γ2):Γ2のグラフ |
[文献]・『岩波数学事典』項目57関係B対応(p.157) |
定義 |
直積A×Cの部分集合Hを、 (a,c)∈H ⇔ あるb∈Bが存在して(a,b)∈G(Γ1)かつ(b,c)∈G(Γ2) で定める。 定理より、H= G(Γ)となるような、 対応「Γ:A→C」がただ一つ存在する。 この対応Γを、Γ1とΓ2との合成といい、 Γ2〇Γ1 で表す。 |
※下位類型:合成写像/1変数合成関数 |
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