数学についてのwebノート   ~  ビブリオグラフィー

数学セミナー編集部編    『数学完全ガイダンス』  (第2版)   日本評論社、  2001年。

これから大学で数学を学ぶ新入生に向けた数学者各分野の研究者によるガイダンス。数学の諸分野の概観。大学での数学の学び方。ブックガイド。



日本数学会編    『岩波数学辞典』  (第三版)   岩波書店、  1985年。

数学の辞典といったら、これ。

【メモ】

・内容は、相当高度。予備知識がないと、引いても理解できないプロ仕様。

・知らないことを調べるならば『数学入門辞典』が無難

CD-ROM付の第四版が2007年出版された。ダウンロードアプリ版も販売されている。

・なお、このノートで参照しているのは第三版。



青本和彦・上野健爾  ・高橋陽一郎ほか    『岩波数学入門辞典』   岩波書店、  2005年。

「入門」とついているが、高校・大学受験レベルどまりというわけではなく、大学で扱う範囲もカバー。とはいえ、『岩波数学辞典』とはちがい、大学の数学が初めてでも理解できる。もちろん、「問題の解法」等の受験テクニックは書いてありません。



矢野健太郎  ・田代嘉宏    『社会科学者のための基礎数学』  (改訂版)   裳華房、  1993年。

文系学部一年生向けに書かれた薄いテキスト。

【メモ】

・高校理系三年生の内容に、若干付け加えた程度。

・いちおう、線形代数・微積分・確率統計をカバーしていて、文系学生がはじめて読む数学テキストとしては悪くないのかもしれないけれど、これだけでは、ミクロ経済学や計量分析の理解に支障がでるのでは?



竹之内脩    『経済・経営系数学概説』   サイエンス社(新世社)、  1998年。

「大学での経済学・経営学に必要な数学を学ぶためのテキスト」と銘打つが、実質的には、高校数学の初歩を復習するための本。高校で数学の授業をまったく受けてない究極の私大文系学生向け?2009年改訂版発行。ボクが見てるのは98年初版です。



彌永昌吉    『数の体系』  (青815)   岩波新書、  1972年。

【著者について】
1906年東京生まれ。1929年東大数学科卒。東大・学習院大教授をつとめた。小平邦彦の先生で義理の兄にあたるらしい。2006年他界。


江川博康    『大学1・2年生のためのすぐわかる数学』   東京図書、  2004年。

予備校講師の手による演習書。



Lawrence S. Leff,    Barron's Regents Exams and Answers  ー Three-Year Sequence for High School Mathematics (Course III),   Barrons Educational Series Inc,  1996.

Regents Exams(ニューヨーク州高校卒業資格試験?)対策本。

【メモ】

・簡単な数学用語の英語表現がよくわかる。

カリキュラム変更に伴い、同一タイトルは現在得られない模様。



吉田耕作・栗田稔・戸田宏    『高等学校 数学I』  (新訂版)   啓林館、  昭和63年3/31文部省検定済。



吉田耕作・栗田稔・戸田宏    『高等学校 代数・幾何』  (新訂版)   啓林館、  昭和63年3/31文部省検定済。



吉田耕作・栗田稔・戸田宏    『高等学校 基礎解析』  (新訂版)   啓林館、  昭和63年3/31文部省検定済。



吉田耕作・栗田稔・戸田宏    『高等学校 確率・統計』  (新訂版)   啓林館、  平成元年3/31文部省検定済。



吉田耕作・栗田稔・戸田宏    『高等学校 微分・積分』  (新訂版)   啓林館、  平成元年3/31文部省検定済。