Message for you

新年明けましておめでとうございます。

昨年中は、大変お世話になりました。
みなさま、心穏やかな新年を迎えていらっしゃることと思います。

このメッセージを読んで下さっている頃、おそらく私はあいも変わらず仕事に追われているでしょう(^^; 毎年のことで、もう慣れたとは言え、やはりのんびりと過ごすお正月に憧れます。
三が日の忙しさが過ぎるまで、たぶんレスも、みなさまのサイトへのご挨拶も、そして年賀状も(大幅に)遅れることと、今からお詫び申し上げておきます。すみませんm(__)m

・・・と、ご挨拶はここまでにして(笑)
さて、新年早々の話題、と言ってもこの状態ですから、まだ新しい何かをみつける状態ではなく、結局旧年を引き摺った話題となってしまいますが(^^;

実は先月末、自分へのプレゼントと称してDVDプレーヤーを買いました。
DVD自体もたいして持っているわけではなく、今までは某ゲーム機で見る程度。パソコンも一応はDVD対応にはなっているのですが、そうでなくとも何かと言うとフリーズしてしまう我が家のパソコン。DVDを見ることに関しても、あまり期待はできないわけです(笑)
ちょうど先月上旬にGETしたDVDもあったので、ぜひともここはちゃんとしたDVDプレーヤーで、面倒な思いをせずに見たい!と、思いきって買ってしまいました。
今までより、操作もスムーズだし、これなら見たい時に気軽に見られる(*^^*)
ささやかな楽しみが増えそう(笑)

DVDの楽しいところは、映画の本編はもちろん、特典ディスクと称されるものが付いてくるところです。
製作風景や裏話、役者さんや監督さんのインタビュー。さらに未公開映像、などとあろうものなら、ファンはたまりませんよね(笑)
私が持っているものは、考えたらファンタジー系ばかりでした(^^;
それらは、もちろん特典ディスクもなかなか楽しませてくれます。

「ハリー・ポッターと賢者の石」、これにももちろん未公開映像があるのですが、簡単には見られません。
特典ディスクを開くと、まるでホグワーツ魔法学校に紛れこんだ気分。さまざまな魔法の授業のページに入れるのですが、その前にまずダイアゴン横丁へ行き、杖を手に入れなければなりません(これにも実はいろいろと手順があるのですよ〜)
杖が手に入ると、魔法薬の授業に出て、3つの質問に正解し、さらにいくつか関門があって、ようやく賢者の石に辿りつき・・・ そこでようやく未公開映像が見られる、と言った趣向になっています。意外と苦労するんです(笑)

先月GETしたのは、「ロード・オブ・ザ・リング」のスペシャル・エクステンデッド・エディション。なんと本編ディスク2枚、特典ディスク2枚。ハードカバーの古い本のようなケースに入っています。
特典ディスクが2枚と言うだけでも、すごい量ですよね。ここには、映画を撮る上でのさまざまな苦労や楽しさが十分伺えるような項目がたくさん。
でも、今回はむしろ本編ディスクが目玉! なにせ30分もの未公開シーンが含まれているとのこと。その中には、来春上映の第2弾への重要な伏線となるシーンもあります。

そしてそして、私がびっくりしたのは、この本編ディスクに収録されている「オーディオ・コメンタリー」と言うもの。これは、監督&脚本、デザイン・チーム、製作&ポスト・プロダクションチーム、そして俳優さんたちの4グループが、それぞれ映画の進行に合わせて製作上のエピソード等を本編中ずっと語ってくれると言うもの。
要するに、本編ディスクは、普通の音声で聞く場合と、それぞれのグループの語りで聞く場合と、5種類もの楽しみ方ができると言うことなのです。
まだ時間がなくて、見たのは俳優さんグループのオーディオ・コメンタリーバージョンの数シーンなのですが、ホントすごいです!
本編の映像は流れるけれど、セリフはほとんど聞こえず、その代わり主な俳優さんたちの語りがずっと入っているのです。
数人で楽しいおしゃべりになっているところもあるし、ちょうどメインで出ている俳優さんのそのシーンでのエピソードなどなど・・・ これはとっても楽しい!
エピソードや製作裏話などを聞いていると、この映画に参加した人すべての、ものすごいこだわりが見えてきます。
ちょっとしたシーンでの表情ひとつにとっても、コメントを聞くと、なるほどそうだったのか、とあらためて感心することしきり。

たとえば・・・ 旅の仲間の一人である魔法使いのガンダルフが死んでしまったと思われるシーン。残された仲間たちは、それぞれ涙にくれ、悲しみを全身で表す中、エルフのレゴラスだけは、なにやら戸惑ったような表情。
このシーンに、当然レゴラス役の俳優さんのコメントが入ってきます。「レゴラスはガンブルフの死が理解できない。エルフは不死だから、仲間の死と言うものに直面したことがなく、だから悲しみより戸惑いを表した」と言うようなコメント。
なるほど、そうだったのか、と。そう言った俳優さんたちの、演技へのこだわり、役への深い理解が随所に見られるのは、とても興味深いです。

そんなわけで、仕事が一区切りついて、ゆっくりできる時間が取れるようになったら、ぜひともじっくりと楽しみたいDVDなのであります。
あ〜、どうも去年のファンタジー熱をずっと引き摺ってますね、私(^^;
またか、とあきれないで下さい(笑)

そんなこんなで、今年も興味惹かれるものをたくさんみつけたいと思っています。そんなささやかな感動が、また言葉に結びつけばいいなあ、と。
今年もどうぞ「POEM HOUSE」をよろしくお願い致します。



2003年1月1日
                                                        



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